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「9イニング使って最後は勝ち越せばいい…」投手力を背景にそんな野球に対する考え方がカープナインに浸透し始めたら…強いかも!?

強いカープがみたい!
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情報源:ニッカンスポーツコム 【広島】新井監督「羽月の準備、勇気が素晴らしかった」2年連続交流戦5割以上&今季最多貯金7
<日本生命セ・パ交流戦:楽天0-1広島>◇14日◇楽天モバイルパーク

広島が若手の活躍で好調楽天との延長戦を制した。11回のサヨナラ機。新井監督は代打の切り札・松山がベンチに控える中、「何とかしてみろと思って見ていました」と矢野に託した。カウント2-1からのツーシームを右翼へ打ち上げ、三塁走者を迎え入れる決勝犠飛を放った。連勝で2年連続交流戦勝率…

いや~今日も朝から忙しくてね、カープのことをいろいろ書きたいんだけど、時間がない…今日も短めで失礼しますな。

大瀬良交流戦防御率0.00!!

昨日のゲームはスコアレスのまま延長戦に突入したわけだけど、その土台を作ったのは両先発投手だよな。楽天・早川は右打者中心のカープ打線を翻弄し、延長10回を投げ切った。まぁ楽天ファンからすれば「勝たせてあげたかった」だろう。見事な投球だったよな。
カープ先発は大瀬良。前回登板がノーヒットノーランだったからこの日の登板はいつもと違う緊張感があったかもしれん。立ち上がりは自らのエラーもあってバタついたけど走者を出しても慌てず、騒がず冷静に後続を断った。一番のピンチは3回。1死から3連打を食らって1死満塁のピンチ。このイニングから楽天打線はファーストストライクを積極的に打ってくるように見えた。このピンチに楽天5番の渡邉も初球を打って1ゴロ。堂林がうまくさばいて本塁を封殺した。そして打席には浅村。おっかねぇよな。やはり大瀬良も長打警戒とアウトコース中心の配球になった。ただ、どこかでインコース投げておかないといずれは踏み込まれる。ここが難しいところだし、交流戦弱かったカープはここを克服できなかった。結局はアウトコース一辺倒を見透かされて打たれまくった。まぁ大瀬良もその一人ではあったよな。この浅村と対戦も3球目まで真っすぐとカットの出し入れで外角一辺倒だった。4球目。曾澤は再びアウトコースに寄るも大瀬良の投じたカットボールがインコースに入ってきた。これに浅村が慌ててバットを出してファール。個人的にはこのコントロールミスであるカットボールが効いたように見えた。そして5球目。おそらく浅村はアウトコースに気が行っていたのだろう。大瀬良が投げ込んだインコース低めの真っすぐに反応できずに見逃し三振。浅村は球審にさかんに「ボールでしょ!?」と言っていたけど、まぁどちらともとれるボールだった。結局は大瀬良の投げっぷりとスピード、キレが球審に手を上げさせたように思う。まぁ審判も人間だからな。アタクシはこのイニングが大瀬良にとって一番のヤマだったと思うし、それを証明するかの如く4回以降は危なげない投球だった。見事だったよな。これで交流戦の防御率は0.00でフィニッシュ。この大瀬良の復活は本当にカープにとって大きいし、交流戦をしっかり戦えている要因にもなっている。これからも頑張ってほしいよな。

リリーフ陣がそれぞれ持ち味を発揮

大瀬良は7回を投げ切ってお役御免。8回からはカープ自慢の中継ぎ陣が登板。それぞれに持ち味を発揮してくれたよな。
8回の島内はピンチを招いた。先頭の辰巳が島内の真っすぐに力負けせずにレフト前ヒット。いい打者だよな。1点勝負になったので楽天ベンチは4番の鈴木大に送りバント。得点圏に走者を送った。続く渡邉は島内の真っすぐ攻めにたまりかねてボール球を打ち上げた。これで2死。6番浅村を申告敬遠。7番フランコにレフト前に運ばれるも2塁ランナーは3塁で止まった。まぁこの辺はどうだろう??突っ込ませてもよかったかもしれん。この辺はカープの守備力が自重させたような気がするねぇ。そして8番太田のところに代打・茂木の登場だ。結果は島内の初球のチェンジアップに打たされる格好になって捕フライに終わった。まぁこの辺はカープバッテリーの配球勝ちといったところだろう。
この回、島内は先頭打者を出した後、全て真っすぐで押している。走者を背負ってからは攻めの投球だった。そして茂木の初球にチェンジアップ。真っすぐに張っていたであろう茂木がまんまと引っ掛かった。島内もしっかりと真っすぐと同じように腕を振って投げたからこそ引っ掛かった。この辺は島内の持ち味が出たよな。

続くピンチは10日裏。塹江が先頭の辰巳に死球を与える。イヤな走者だよな。楽天ベンチはまたもや4番鈴木大に送りバント。これで1死2塁サヨナラのチャンスだ。ここで楽天ベンチは代打に阿部をコール。右打者だよな。この代打起用でカープベンチも動く。この日は地元宮城の放送局の映像で観戦。左の塹江に対して右の阿部だから、実況も右の遠藤あたりか??なんていっていたのに出てきたのは左の森浦で驚いていた。まぁカープファンなら誰でも知っている。森浦が右打者に強いことを(笑)。その森浦は注文通り阿部を三振に仕留める。6番浅村はまたもや申告敬遠。この辺、楽天の打線の組み方が勝負のアヤになったような気がする。これ、4番と6番が入れ替わっていたら違う結果になっていたかもしれんよな。続くフランコにはヒットを打たれるもまたもやホームをつけず2死満塁。ここで途中からマスクをかぶる石原が打席も初球を打ってセカンドゴロ。見事にピンチを切り抜けた。森浦もこのイニングでしっかり持ち味を出してくれた。それにしても楽天サイドはカープ投手陣からなかなか点が取れない…と結構強烈な印象を受けたかもな。2戦目以降にも生きてきそうな気がするねぇ。

羽月は3盗の方が上手い!?

さてカープの方は楽天先発の早川に延長10回まで付き合ってしまった。これまで手も足も出ず。ようやく延長11回に早川が引っ込んでくれた。これを機にカープは勝ち越し点をもぎ取る。
先頭の二俣が楽天2番手の宋からこの日2本目のヒット。最近出番が少なくなってきているけど、いいアピールになったよな。続く秋山が犠打を決めて1死2塁。ここでここの所いい働きをしている矢野に打順が回ってきた。この日は2番の起用でいいところで回ってきた。「持っている」のかもしれんねぇ。その矢野の2球目に代走・羽月が3盗を成功。楽天バッテリーが慌ててしまったよな。
羽月は今季いいところで3盗を決めてくれてそれが点に結びついている。2盗は結構アウトになるケースや、牽制で刺されるケースが多く苦言を書いた新井カープらしい勝ち方で交流戦白星スタート&首位奪取!!代走のスペシャリストに求められるものって盗塁だけじゃないと思うんだが…!?こともあったけど、どうだろう??3盗の方が思い切ってスタートを切れているよな。まぁ1塁に比べれば牽制も少ないし、タイミングは取りやすいのだろうねぇ。この盗塁が効いて矢野の外野フライで勝ち越しに成功。カープらしい点の取り方で勝ち越せたよな。

投手力と守備力が攻撃にもなっている??

延長11回裏は矢崎ではなくハーンが登板。楽天打線に反撃の隙すら見せなかった。見事な完封リレー。交流戦首位の楽天戦の初戦をもぎ取ったよな。素晴らしいよ。

確かに攻撃面では楽天が押していたし、カープは楽天先発の早川を追い詰めることさえできなかった。でも、ゲームのムードはカープが押していたように見えた。楽天は再三のピンチもカープ投手陣や守備陣に阻まれてそれがどんどんプレッシャーになっていく。チャンスが来てもまた抑えられるのではないか??そんなイヤ~ムードも少なからずあったように思うねぇ。
確かに投手力・守備力というのはディフェンスなんだけど、これが強固であればあるほど相手にはプレッシャーを与えることもできるんだなぁと思うねぇ。楽天は再三にわたるチャンスをものにできなかったのはカープの投手力と守備力の強さだったと思うし、逆にカープは数少ないチャンスをモノにしたのもこういうゲーム展開が「カープペース」の流れだったからだろう。点をやらなきゃ負けない。そういう野球を体感しながら勝ってきているカープの選手たちにこの展開は「勝てる流れ」だったのだと思う。カープがこのゲーム押しているように錯覚したのはそのせいじゃないかなぁと。少なくともアタクシは早川に抑えられながらも負けるイメージが湧かなかった。むしろカープペースだと。同じように感じたカープファン同志も多いんじゃないだろうか??

さて、これで貯金が今季最多タイの7まで伸びた。交流戦の貯金も2で鬼門と言われた交流戦の負け越しもなくなった。よかったよな。まぁ勝ち負けだけじゃなくてね、この交流戦での新井カープの「成長」ね、これを感じ取れたのが本当にうれしいし、頼もしいよな。仮に残り2つを勝つと交流戦の貯金が4。今の順位表を見ると2位になれる可能性はまだ残っている。まぁこんなスケベ心なんて当の新井監督は抱いていないだろう。目の前の1戦1戦、選手の成長を見極めながらの戦いを続け、結果そうなればいいといったスタンスだと思うし、そういうスタンスで戦ってきたからこそ今の姿がある。これからもチームの成長が楽しみだよな。

今日の先発は玉村と古謝。古謝はルーキーだよな。まぁカープはこういう投手には弱さを見せてしまうけど、玉村がしっかりと踏ん張れば勝機は十分ある。なんせカープは相手先発に10イニング投げられても勝てるんだから(笑)。9イニングを上手に使って最後は勝ち越せばいい。そんな考え方でゲームを運べるのも強みだろう。今日のゲームも頑張ってほしいよな。

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