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末包豪快な逆転スリーランで虎のマジック消滅!!これでカープが「その気に」なった時にどうなるか??矢崎復帰にカープベンチは粋な計らい

Mageちゃんの「熱視線」
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諦めないん弾。広島末包昇大外野手(27)が2点を追う8回2死一、二塁で、自身2戦連発となる代打逆転3ランを放った。巨人高梨の内角スライダーをすくい上げて京セラ… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】末包昇大、阪神の優勝マジック消す代打逆転3ラン!2戦連発「技術的にも成長」新井監督 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

ペナントレース後半となると優勝争いするチームには「勢い」がある。逆に脱落したチームは「モロさ」が出る。このゲームはまさにそういった両チームの状態を如実に表していたように思うねぇ。一時は巨人が逆転するものの、恐らく多くのカープファン同志は負ける気がしていなかったと思う。ファンにそう感じさせるほど今のカープには「勢い」が出てきたように思うねぇ。

九里好投も長さんの一発が…

先発は九里と山崎。両投手とも前半は持ち味を出して無失点。5回にカープが小園のヒット+長野のエラーの間に先制。6回には巨人戦大好きデビッドソンが18号ソロで追加点。この辺にもカープと巨人の勢いの差を感じさせるゲーム展開だったよな。しかし6回裏。山崎の代打ブリンソンを簡単に料理して「こりゃ、また完封するかも??」とアタクシが思い始めた矢先、長野に一発を浴びた。長野は自身のエラーで失点しているから、笑顔のないダイヤモンド1周だったけど、これが九里には結構効いたような気がするねぇ。恐らく、九里も「最後まで0」でという気持ちを持っていたのだろう。その糸がプツンと切れた感じになった。ここから4連打を浴びて同点、中田翔に勝ち越しの犠飛を許した。7回にも3連打で1点追加を許してしまった。振り返ればやはり長さんの一発ね、あれが無ければ…という感じのマウンドだったよな。

しかし九里は悪いというよりはむしろ多彩な変化球を駆使して巨人打線を封じ込めた投球は見事だったと思う。夏場は一時調子を落としたけど、ここに来ていい投球を見せてくれている。勝負の9月、頑張ってほしいよな。

巨人大好きデビッドソンが18号ソロ

しかしデビッドソンは巨人戦が大好きなんだろう。オレンジ色を見るとアドレナリンが出るのかねぇ??(笑)。この日もレフトスタンドに豪快な一発。量産体制に入った感じだよな。
やはり負けらない戦いが続くと一発というのは本当に大きな意味を持つ。一気に局面を変えられるし、チームに勢いもつく。こんな時にこんなことを書くのはひんしゅくを買うと思うけど、こうした部分の補強をカープ球団は怠ってきた。ここに来て誠也の抜けた穴を埋めるべく末包や中村健といった即戦力の右打者を取ったけど、助っ人に関してもエルドレッド以降は外れも多かった。マクブルームは初年度活躍したけど、今季は調子を落としていたし、デビッドソンもなかなか日本の野球にフィットしなかった。ただ、ここに来てデビッドソンや末包に一発が出始めたと同時にチームにも勢いが出てきた。機動力を生かした野球なんて聞こえはいいけど、相手へのダメージは一発が一番効く。これからもデビッドソンには打ちまくってほしいよな。

末包、豪快な逆転スリーラン!!

7回表。1番からの好打順も巨人のバルドナードのド迫力の投球に押されて三者凡退。もうカープの攻撃は2イニングしかない。それでもアタクシはなんか勝ちそうな気がしていた。
そして8回。巨人も勝ちパで高梨を起用。恐らくだけど、新井監督は相手先発が左投手の時に下位打線に名を連ねる堂林、末包はこの高梨にブツけようと言うゲームプランを持っていたのだろう。坂倉に代打で堂林を起用したことでそれがわかる。新井監督は高梨の所が勝負と見ていたんじゃないかねぇ??
その高梨がコントロールを乱す。先頭の龍馬に四球。デビッドソン凡退の後、曾澤にも四球。巨人サイドから見ればこの曾澤の四球が「余計」だったよな。
そして坂倉の所で代打・堂林。坂倉の代打だから新井監督はそれほど堂林の調子がいいと判断したのだろう。しかし三振に倒れて2死。ここで末包の登場だ。初球はひざ元に来るスライダーを空振り。まぁ左投手の右打者インコースのスライダーね、これはコントロールさえ間違わなければ、空振りやファールを取れる球。この初球は完璧だったと思う。
2球目、3球目はボールで2ボール1ストライク。高梨的には3-1にしたくないから、当然例の球、初球と同じような球で並行カウントに持って行きたいところ。投じた4球目は初球よりやや真ん中よりに来た。それを末包が豪快に振り切った。
打った瞬間、距離は問題なかった。ただ、もともとファール狙いの球だったので強振すればするほど球にドライブがかかってファールになる。末包が見送る打球の行方は切れずに京セラドームの5階席っていうのかな??外野スタンドの一番高いところに突き刺さった。切れる素振りも全く見せず実に末包らしい一発だったよな。これで逆転。8回というタイミングも良かった。この辺にカープの勢いを感じるよな。

デビッドソン、末包の成長に新井監督の影?

こうやってデビッドソンや末包といった右打者の一発ね、Bクラスにあえいでいたカープは誠也意外はあまり期待できなかった。かつてはエルドレッド、バティスタと20本以上打つ選手がいたから強かった。今のカープでこうした選手が出てくると本当に戦力が上がったと実感するよな。そのデビッドソンや末包も開幕から打ち続けてきていたわけではなく、ここに来て打ち出した。まぁ色々な要素はあるんだけど、個人的には打ち方が上手くなっているなぁと。新井監督の言う「成長」を感じるんだよな。この辺は同じ右の大砲として活躍した新井監督のアドバイスや指導が効いているような気がする。新井監督もプロ入り直後は自他ともに認める「ヘタクソ」だった。だからこそ、打てるようになるコツやツボがわかるのだろう。結構ピンポイントでアドバイスを送っているよう思うねぇ。
デビッドソンの一発も末包の一発同様、打ち方によってはファールになる打球だった。それを「強い打球」でスタンドまで飛ばすんだからな、技術も上がっているのだろう。アタクシはデビッドソンはいいチームに入ったと思うよ。仮に今季限りでアメリカに戻っても活躍しそうだよな。

矢崎が10日で復帰!!新井監督が粋な計らいでお出迎え

さて、投手の方に話を戻そう。8回は島内が先頭を四球で出すも冷静にゲッツーでしのいで無失点。そして9回1点差で送り込んだのは矢崎だった。復帰登板で大丈夫か??と心配したカープファン同志も多かったと思うけど、このゲーム、栗林はベンチに入っていなかった。必然的に9回は矢崎ということになる。矢崎もしっかり準備をしていただろう。
この起用ね、アタクシは新井監督の粋な計らいを感じたねぇ。
開幕して調子が上がらなかった栗林の代わりに守護神を務めたのが矢崎。矢崎が調子を落としてファームで調整中に守護神を務めたのが栗林だ。お互いをカバーしあってきた間柄だけど、矢崎は1軍に上がったばかり。となるとやはり「栗林」となるだろう。それを新井監督は「あえて」栗林をベンチから外して矢崎を迎え入れた。きちんと今日の仕事をおぜん立てしてくれて待っていてくれたということになる。これで矢崎は今日の仕事に集中できる。自分がどんな場面で行くのか??考えながらやるよりもそっちの方がやりやすかっただろう。このゲームばかりは「栗林」という存在を消しておくことで矢崎がすんなり入り込める環境を整えてあげたような気がする。アタクシは勝手に粋な計らいだなぁと思ったねぇ。

ゲーム後、新井監督は9回は栗林と明言した。ただ、登板がかさんだりすれば、矢崎もある。そういう使い方をするよと本人にも伝達済み。守護神経験者が二人いるというのは本当に心強い。矢崎も栗林も勝負の9月、頑張ってほしいよな。

阪神敗れてマジック消滅!!ゲーム差6もカープが「その気」になってくる??

末包の逆転スリーランが飛び出した後、「阪神どうなった??」とチャンネルを変えたり、スマホで経過を確認したカープファン同志も多かっただろう(笑)。アタクシも即座にチャンネルを変えるとなんとDeNAがひっくり返している。阪神守護神・岩崎が2連発を浴びて逆転を許した。甲子園球場も静まり返っていたよな。これでカープの自力優勝が復活、阪神の優勝マジックが消えた。
ただ、ゲーム差は6。結構デカイよな。まぁ数字上は難しくてもこうしたゲーム差を昭和のカープはひっくり返して優勝しているし、それを知っている者としては本当に「まだまだわからない」とだけは胸を張って言える。なんやかんや言っても人間がやること。そこにはチームの状態や選手一人一人のメンタル、応援するファンの心境まで色々なものが絡み合っての戦いになるので大きな連勝、連敗も十分あり得る。アタクシが盛んに言っている「勝負の9月」はそういうことが起こる最後の上り坂なのよ。

解説者の山田久志さんがコラムでも書いていたけど、ゲーム差を考えればなんてことない。また阪神が勝ってカープが負ければマジックは再点灯する。ただ、ここでカープが連勝、阪神が連敗となるとなかなかマジックが再点灯しなくなると阪神にも焦りが出てくるだろう。このマジック消滅でカープが「その気」になったら、阪神にとって振り返るとあの負けがポイントだったということになるような可能性は十分にあるだろう。
それもこれもカープがマジックが点灯してもずっと食らいついてきたからに他ならない。阪神のマジック点灯は16日。消えたのが29日。約2週間の間に減ったマジックは8。一見順調に消化しているように見えるけど、長くプロ野球を見ているアタクシから見ると消化のペースはやや遅いと思う。その理由は一気にマジック2減った日が1日もない。つまり阪神が自力で勝って消化しているのがほとんどだからなんだよな。つまりカープはそれだけ阪神にマジックがつこうが勝ち続けているということ。阪神サイドから言えば、勝っても勝ってもマジックが1つしか減らない。こうなるとアタクシは追われる方が絶対に「勝ち疲れ」すると思っているので、このカープが勝って阪神が負けてマジックが消滅した事実ね、結構阪神にとってはダメージがあるような気がしている。仮に今日またカープ勝ち、阪神負けならカープに大きな「勢い」が生まれるような気がしている。さて、どうなるのか??今日のゲームが待ち遠しいよな。

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