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2点以上取ったら勝てる(笑)正髄逆転スリーラン&4打点で連敗脱出!!玉村はそろそろ疲れが出てきたか??

強いカープがみたい!
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 「中日3-5広島」(15日、バンテリンドーム) 起死回生の一発だ!広島の正随優弥外野手(25)が値千金の1号逆転3ランを放った。負ければ、自力CS消滅の可能性もあった一戦でプロ初適時打を含む4打点の大暴れを演じ、チームの連敗を4で止めた。今季は新型コロナウイルスに感染するなど2軍生活が続いた未完の大器。3年目のブレークを目指し、今後もアーチを量産していく。

情報源: 広島・正随 逆転3ラン! プロ初タイムリーから4打点 連敗「4」で止めた

昨日はゲームを見始めたのが19時過ぎ。すでに2点負けていて3点目を取られたあたりからだった。カープ打線も久々の先発中日・笠原を打ち崩せず「今日もダメかね…」そんな気持ちからの観戦スタートだった。ここのところ先制されてそのまま終わっちまう展開が続いていたからねぇ、同じように感じたカープファン同志も多かったんじゃねぇかねぇ??

玉村、粘りの投球も4回4安打2四球3失点。投球フォームからは「疲れ」も感じさせる

さて、先発は玉村。結構中日戦で投げる機会が多いよな。対戦数が多ければカモと苦手も出てくる。どうやら中日堂上には相性が悪いようだねぇ。その堂上に2回に一発を浴びた。まぁ見逃せば完全なボール球だしな、抜けた球だから力もない。強引に振って行ってスタンドに運ばれた。そんな一発だったよな。
この日の玉村は抜ける球が非常に多かったし、コントロールに苦しんだ感じだよな。投球テンポもいつもよりは間を取りながらといった内容だった。この辺、先発のチャンスをもらいながらも勝てていないからな、考え込んでしまうのも解る。苦しいだろうねぇ。それとコロナ騒動から1軍に抜擢されてからずっとローテを守ってきた。高卒2年目だし、今まで経験したことのない疲れも出てきているように思う。まぁプロでやっていく以上、ローテーション投手としてやっていくのであれば、シーズン中の疲れは克服していかなきゃいかん問題。いい経験をしているよな。
4回の無死満塁のピンチは犠牲フライの1点だけにとどめた。粘りも見せてくれたよな。まぁ結局このイニングで球数を使ってお役御免。早く、この疲れを吹き飛ばす「白星」という特効薬に巡り合えるといいよな。

正髄がプロ初のタイムリーで反撃!!

ここの所のカープの戦いぶりを見れば先制されてそのまま押し切られるパターン。打線も2点以上とれない「1点打線」。その1点を叩き出したのが3番に入った正髄。チャンスを生かすことができたよな。
このイニングは中日・笠原にとっては久々の白星の権利を得る5回表。直前に味方が3点目を取ってくれた。力が入ったことだろうねぇ。先頭の林を打ち取るも続く代打・広輔には打ちっとったかに見えたけどレフト前に落ちるヒット。ここから上位打線にまわる。笠原にプレッシャーをかけることができたよな。続く野間が四球で続いた。1死1,2塁で小園がセンターフライでツーアウトになった。ここで正髄だよな。
佐々岡監督のコメントのから察するに、正髄の昇格は左の先発が続くであろうこの中日とのカードで3番として使うことを決めていたようだねぇ。そしてこの中日2連戦で結果が出なければ再びファームというのもあったそうな。初戦は4タコ。そしてこのゲームでも1打席目はチャンスをつぶす併殺を打っている。あと打席が回ってきても1,2回。いやいや終盤ともなれば代打を出される可能性もあった。ある意味この打席がラストチャンスだったかもしれん。こういう立場になると選手の性格が出るよな。プレッシャーでバットが出なくなる選手、失敗を恐れて小手先の打撃になる選手、最後なら思い切って振ってくるタイプ、色々だよな。この打席、正髄は1球目2球目のストライクをしっかり振ってきた。久々の白星がかかっている笠原も内心はハラハラドキドキだろう。プレッシャーをかけるにはこの1,2球目にスイングしたというのは良かったように思う。それでも追い込まれた。中日バッテリーは1球外に外しての勝負球ね、個人的にはアウトコース低めのチェンジアップかなぁと。打ち気早る正髄を見透かして外の落ちる球に手を出すかなぁと思った。ところが中日バッテリーは2球目と同じようにインコース寄りにスバっと真っすぐで来た。この球を正髄は振りに行かずにおっつけて1,2塁間を抜いた。これインコースだ!!と引っ張りにかかって行ってもファールになるような球だったからな、とっさにおっつけてというのは気持ちの整理がついていないとなかなか難しいだろう。この辺は追い込まれてから考え方を変えていたのだろう。がけっぷちのピンチでも冷静さを持っていたように思う。
このヒットがプロ初のタイムリーヒットになった。記録を探ってみると正髄は昨季にすでにプロ初ホームランと同時に初打点も記録してるけど、タイムリーは初めてだった。これで正髄も色々なプレッシャーから解放されただろう。

逆転スリーランで見せたパワーはカープに必要

このタイムリーヒットはこれまでのプレッシャーを完全に取り除くに十分だった。そして4打席目に思いきり振っていってのスリーランにつながった。そんな気がしている。恐らく正髄自身が自分らしい打撃ができたと実感しているだろう。
場面は終盤7回。2点リードの中日は自慢のリリーフ陣を繰り出して逃げ切りを図ってくる。この回は「左」の福だよな。この巡り合わせもよかったのかもしれん。中日ベンチは福に対しては「対左打者」というよりは1イニングを任せる。そんな起用法だよな。
先頭の代打・上本は早々に追い込まれながらも10球粘って四球をもぎ取った。これは大きかったように思う。続く野間がヒットでつないだ。打者は小園。ここはバント策に出るもバントできずにファールフライ。まぁ三振と同じような結果になったよな。ん~ここでちょっとイヤなムードになってしまったし、カープ打線と言うのは一度流れが止まるとなかなか引き戻せない。続く正髄がゲッツー打って…なんてのも頭にチラついた。だから正髄にはお詫びしなきゃいかんねぇ。
さてその正髄だけど前の打席のタイムリーで吹っ切れた。場面は1死1,2塁、直前のバント失敗があるからここはある意味自由に打っていい場面だよな。打席に入る前から集中できていたように思う。その初球ね、インコースよりの真っすぐを振り脱いだ打球はレフト方向に鋭いライナー。フェン直は間違いない。そんな当たりだったよな。ところがその打球がレフトスタンド最前列にそのまま突き刺さった。逆転の3ランだよな。
こういう打球ってのはパワーが持ち味の助っ人選手によくみられる。クロンがポンコツなカープ打線に置いてこういう打球というのは期待薄だよな。そんな中で正髄がそのパワーを見せつけてくれた。足やスピードも大事だけど、時には相手をねじ伏せるパワーも必要。今のカープには必要な打者。そんな印象が残ったよな。

上本が見せた粘りや気持ちは苦手投手攻略の糸口になるのでは??

このゲーム、8回にも1点を取り栗林が久々の登板で締めくくった。この8回の1点は途中出場の上本が見事にライトへの犠牲フライを放った。7回には先頭で粘りを見せて正髄の逆転スリーランを呼び込んだ。いい仕事をしたよな。特に10球投げさせての四球は上本曰く「前に打つ気はなかった」ようで何としてでも福に球数を投げさせてペースを崩そう。そんな気持ちの入った打席だったよな。昭和の強かったカープはどの打者もこういうイヤらしさと言うのを持ち合わせていたように思う。慶彦さんや正田さんだけではなく衣笠さんだって突破口を開こうという引き出しを持っていた。だから対戦相手からはカープはイヤらしい野球をしてくると恐れられた。こういうイヤらしさを最近増やしてしまっている苦手投手に対してできないものかなぁと。確かに追い込まれると厄介な投手が多いだけにファーストストライクを積極的にというのはわかるんだけど、凡打を重ねると相手投手にリズムが生まれてしまうよな。だから少ない球数で終盤までいかれてしまう。中にはそういったベンチの指示を無視してでも「オレはコイツに最低10球は投げさせる」くらいのつもりで打席に立つ選手がいてもいいと思う。そら、相手投手はなかなかアウトになってくれなければイラつきもするだろう。相手のペースを乱すという意味でもこういう上本のような打席を無駄にしても、結果アウトになっても球数を投げさせることは有効なことのように思うねぇ。

さて、これでようやく連敗が止まったよな。どうも今季のカープは一度負けると止められない連敗グセがついちまってね、気がつきゃまだ借金が14とワーストの16の時からさほど変わっていない。弱いチーム、Bクラスのチームの典型的な星取表だよな。こうなったら、この日の正髄のようにね、新しい戦力というか、これまでにないカープの力をためしてみるのもいいと思う。まだ自力CS出場の望みはあるとはいえ、残り30試合で借金14というのはお先真っ暗だよな。個人的には正髄を使い続けて欲しいと思うし、疲れの見える森下や玉村をローテ1回飛ばすとか、中10日位空けてあげるとかで若い投手にチャンスを上げるのもいいかもしれん。ファンはすでに来季への期待の方に目を向け始めている。見ていて面白い野球を残りゲーム見せて欲しいよな。

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