情報源：デイリースポーツオンライン 首位・広島が執念の同点劇！九回２死からバッテリーエラーで試合を振り出しに戻す 敵地が騒然
「巨人－広島」（２８日、東京ドーム）広島が執念で試合を振り出しに戻した。
１点リードの九回、先頭の小園が中前打を放ち、犠打で二塁へ進んだ。堂林の二ゴロ間に走者は三塁へ。２死三塁となり田中の打席でバルドナードがまさかのワイルドピッチ。試合を振り出しに戻した。東京ドームは巨人ファンの悲鳴と広島ファンの歓声で騒然となった。
ここまでは苦しい展開だった。堂林の今季１号ソ…
今日は時間がないので本当に簡単に行くぞ!!(笑)
堂林今季1号HR!!ツボに入ったね
床田と戸郷の好投で中盤までゼロ行進。均衡を破ったのはカープ。堂林が今季１号となる一発をレフトスタンドに放り込んだ。実に堂林らしい、打った瞬間にそれとわかる打球だったよな。ただ、堂林から快音が聞かれたのはこの打席のみ。あとは巨人バッテリーに翻弄される形になった。インコースを攻められて最後は落としたり、スライダーなんかで簡単に打ち取られる。わかりやすく言うと日本の投手が外国人選手に対する攻めとほとんど同じ配球で行けば堂林は抑えられる。だいたい堂林に対してはどの球団もそんな配球だよな。
ただ、一発が出た打席だけはちょっと違った。2球目、3球目の真っすぐを戸郷がインコースに投げ切れなかった節があった。打ったのは５球目だったけどその前の４球はすべて外。インコースを攻められている堂林も「そろそろ来るかな」といった感じで待っていたのだろう。そこにおあつらえ向きのインコース真っすぐが来た。それをしっかり仕留めることができた。素晴らしい打撃だったよな。ただ堂林がこれから数字を上げていくためには相手の術中にはまらない工夫は必要なんだろうと思う。１球見逃せば、１球ファールにすれば相手は勝手に考える。そうやって堂林自身が相手投手に対して「攻めづらさ」を感じてくれれば、こうした甘い球も増えてくるし、逆に堂林がヤマを張って待つこともできるはず。今季１号は開幕４番に抜擢された打者としては遅すぎるくらいだけど、ここからエンジン全開で頑張ってほしいよな。
栗林サヨナラ被弾も「丸がスゴイ」
話が前後して申し訳ないけど、ゲームの方は延長の末、守護神栗林が丸にサヨナラHRを浴びてサヨナラ負け。栗林も久々の登板、そして前回登板も内容が良くなかっただけに心配のカープファン同志も多いだろう。
まぁ新井監督もコメントしていたけど今の丸は本当に絶好調といった感じでバットに当たればヒット、それも長打になるような感じだよな。この一発も丸は狙っていたというか「ヤマ」がドンピシャにはまった。そんな感じだった。もちろん、栗林の失投でもあるとは思うけどな。
振り返ってみよう。１死後打席に丸。初球はカットボール。ますばファールを打たせてカウントを稼ぐ意図を感じたけどこれが大きく外れてボール。２球目はカーブが外れてボール。この辺は丸のタイミングを少しでも崩そうという意図も感じる。ただ、この日の栗林は５球しか投げていないけど、コントロールに不安を感じていたように思う。そして3球目。ちょっと球種は定かではないけど、個人的にはフォークだと思う。栗林には決め球で使うフォークとカウントを稼ぐフォークがある。丸はこの球を待っていたように思う。そこに真ん中外よりに落ちてきたところをジャストミート。見事な打撃だったよな。個人的にはボール2になった時点で予感はあった。まぁ的中してしまったのは本当に残念だけどな。
どんな投手でも長いシーズンで出続ければ調子のいい時も悪い時もある。栗林も少しコントロールが狂っているというかねぇ??何がしっくりいっていない印象を受ける。先発や中継ぎなら下で調整ということもできるけど、守護神は替えが効かない。それは栗林も重々承知で投げながら上げていくしかないだろうねぇ。今季の２敗はいずれもサヨナラHRを浴びている。ということは同点の場面での登場ということで少し勝手が違いやりづらさはあるのかもしれん。まぁ栗林ほどの投手だからな、立て直してくれるだろう。頑張ってほしいよな。
東京ドームが鬼門!?
これで今季は東京ドームで４連敗。すでにマスコミでは東京ドームが鬼門と言い始まった(笑)。確かにシーズンによってはその球場で勝てないというのはあるだろう。昨季のカープも神宮で全く勝てなかった。その分マツダでのヤクルト戦は全勝だった。こういうのが数年続けば「鬼門」だろう。かつて落合さんが中日で指揮を執り始めたあたりからナゴヤドームで（現バンテリンドーム）で勝てなくなった。落合さんが辞めて森さんの時はそこそこ勝ってきたけど、落合さんが監督時代の7、8年は全然勝てなかった。そしてその後もこの球場で結構3タテ食らったりしている。アタクシも「鬼門」だと思うし、同じように考えるカープファン同志も多いだろう。
しかしカープは東京ドームは比較的得意にしているよな。25年ぶりの優勝を決めたのも東京ドームだし、苦手意識はないだろう。
いや、むしろ巨人の方が3連覇時代くらいからカープを苦手にしている。今季、確かにカープは東京ドームで4試合で全敗だけど巨人もマツダで6試合やって一つも勝っていない。過去10年の対戦成績も巨人はカープに3回しか勝ち越していない。それも大きく勝ち越したの1シーズンしかない。
昨日のゲームを見てもカープが押していたような印象がある。それはなぜかといえば巨人サイドがカープの機動力を非常に警戒しているように思うし、投手陣に対しても巨人の打者がペースを握られていた。最後は巨人が勝ったけど、カープを非常に警戒しているように見える。そんな中で9回あと1アウトで終わりの場面でワイルドピッチで同点にされたあたりは、「やっぱりカープ戦はなかなか勝ち切れない」という印象が東京ドームを覆ったように見えたし、巨人の守りも重圧感じているように見えた。サヨナラ勝ちは劇的だけど、掘り下げてみれば勝ち切れなかったけど、最後はホームの利で勝っただけで、こればマツダだったら裏のカープの攻撃に相当な重圧を感じるはず。巨人がカープに対して「やりづらい」というムードは間違いなく漂っていると思う。だから「東京ドームが鬼門」というのは失礼だけど、ちょっと笑っちゃうんだよな。大丈夫。これからよ。
さて、今日はデーゲームでアタクシは奥さんがやっているピアノ教室の発表会の手伝いで観戦不可。カープファン同志の皆様に応援を託すことになる。先発は大瀬良とグリフィン。個人的にはグリフィンってまだいたんだ!?と驚いたけど、お得意の機動力で是非とかき回してほしいものだよな。まずはやり返したい。頑張ってほしいよな。
 |
|
コメント