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あえて九里亜蓮を批判する。

2017年記事
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情報源: 広島・九里、4回7失点KO DeNAロペスに満塁弾浴びる/カープ/デイリースポーツ online
 前にも書いたんだけど、アタクシのおふくろは大の巨人ファンでね。とにかく1日の中心は家族でもなく家事でもなく、巨人中心なんだよな。子供の頃は巨人が負けていると家の中に嵐が吹き荒れる。夕食後は負けているとそっと自分の部屋に戻って勉強してるふりしてね、なるべく嵐が悪化しないように通り過ぎるの待ってたもんよ。(笑)

とにかく巨人の選手のことは一挙手一投足まで見逃さない。下手な解説者よりよっぽど巨人の事を知っている。そんなおふくろでしたな。残念ながらおふくろの味とか優しいおふくろのぬくもりとかは全然覚えていない。覚えているのはテレビやラジオに嚙りついて巨人を応援しているおふくろの背中。でもなぜかそんなおふくろを嫌だ思ったことは一度もねぇんだよねぇ(笑)

「継続は力なり」。昔の人はうまく言ったもんだよな。アタクシはこの言葉が好きでね、うちのお店で働くパートさんやアルバイトさんによく言い聞かせてる。その甲斐あってかうちのお店には10年以上勤めている人は4人いる。次に6年が一人、4年が一人。これだけベテランがいてくれるからブログを再開できたってのもあるんだよな。

その言葉を教えてくれたのはある意味、おふくろだと思ってるんだよな。とにかく一度決めたことは絶対にやめない。ある通信販売で歯茎を掃除するマシンを買ってね、家族中そんなの絶対に効果ねぇって批判の的になってね、おふくろは意地でもそれを使い続けてね、その話がアタクシが小学生の頃。結婚して暫くたってからおふくろにあの歯茎をきれいにする機械、こわれっちゃったよ。と言われて愕然としたね。だって、それはバッタもんだって騒いでいたときから25年くらい経ってるわけ。それをずっと使い続けていたとはビックりだよな。お陰でおふくろの歯は70を越えてもしっかりしたもんでね、絶対効果ねぇだろってものでも使い続けているとそれなりに効果があるもんだなぁと、感心したね。

アタクシが中学生のころ近所のおばちゃん連中が揃いも揃って更年期にさしかかったころね、みんなでウォーキングしよう!なんてお母さん方5,6人でやり始めた。始めてすぐ、一人欠け、1年後に二人欠け、5年後には3人になった。この間おふくろと話していたら実はまだ続けているって話になってね、今では一人で歩いているらしい。寂しくないのか?と聞くと冬場は寂しいけど野球シーズンはラジオを聞きながら歩いてると。巨人があればウォーキングも続けられるそうで。だからおふくろは一度も70をとうに過ぎても病気すらしない。一度決めたら何があっても続ける、そういうおふくろを尊敬しているからこそ、「継続は力なり」ってのは説得力があるんだよな。

ほれみろ(笑)また、おふくろの話で1000文字以上使ってしまったわい(笑)いつも前振り長くてスンマセン。

スコアを見れば9-10の惜敗?なのかもしれん。カープ打線よく追い上げた!なんて評価が聞こえてきそうだけど、こんな大味な試合にしたのは間違いなく九里のピッチングが起因してるんだよな。九里が試合を壊さなければ、もしかしたらカープのワンサイドでカード勝ち越していたかもしれん。それだけ九里の責任は大きかったと思う。開幕からローテーションに入り強気のピッチングで2勝を上げてね、今年はいけるんじゃねぇか!?って期待が大きかっただけに残念な結果だったよな。。

アタクシは前回の登板のヤクルト戦から、九里の心境に少し変化が出始めたような気がするんだよな。3点先制しながらも直後に3点取られて、次の回には勝ち越しを許す。試合は終盤に打線が奮起して勝ったんだけど、九里にとっては微妙に開幕から続けてきた強気なピッチングに九里自身が疑いを持ち始めてしまったんじゃねぇかと、ちと不安がよぎったんだよな。

そして今日の先発も立ち上がりから失点した。1点目は暴投で簡単に先取点を献上。気落ちしたところでもう1点献上。やられかたが悪いよな。一昨日のベイスターズの須田のピッチングね。満塁でノースリー。下位に沈んでいた頃のベイスターズならここで必ずといっていいほど押し出しやバッテリーエラーで簡単に失点してた。そこを踏ん張って抑えたってのはさ、ベイスターズが一皮向けた象徴的なプレーだったと思うんだよな。
強いチームはこういう失点は絶対にしない。ところが九里がそれをやらかしちまったよな。

個人的には九里の入団時、先発で投げていたんだけど、あまりいい印象を持たなかった。それは打たれたときの態度。ホームランを打たれたりすると九里の表情に笑みが浮かんでいた。「え?あれが入っちゃうの?」「え?あの球をホームランにするの?」とね。まるで人事のような感じでね、それが引っかかってたんだよな。もちろん、その後はファームに落ちたのは言うまでもないけどな。

失敗したときに笑顔を出すってのはさ、「自分の自信のなさ、力のなさを隠すため」に他ならないと思ってる。そういう事を繰り返していると絶対に成長できない。本当に印象が悪かったのを覚えているよ。

2年目はあまり1軍に呼ばれなかったのは言うまでもねぇけど去年は中継ぎのロングリリーフで気持ちのこもったいいピッチングをしていたよな。この辺は黒田効果だと思うんだけど、その実績を認められて先発に回るも1,2回はいいピッチングするんだけど、継続しなかった。

今シーズンも先発アピールで黒田の助言を励みにローテを勝ち取って、とんとん拍子で2勝を上げた。でもアタクシはそろそろかな?ってピピッと来てたんだよな。そして前出のヤクルト戦で3点のリードを全く守りきれず、逆転を許した。たぶん今日の登板も序盤で崩れる可能性は高いと踏んでいたんだよなあ。まぁ悪い意味で当たっちまったよな。同じ失敗を繰り返してるんだよな。

今日の登板をみても強気で内角を攻める攻撃的姿勢は全くと言っていいほど、見受けられなかった。調子が悪かったのかもしれん、シュートの精度が悪かったのかもしれん。真直ぐが走ってなかったのかもしれん。でもローテを守りきる投手になるには悪いなら悪いなりに、工夫したり、配球でなんとか凌ぐのがローテーション投手なんだよな。それが出来なかったから、調子を言い訳にしてたらいつまでたってもローテは任せられないのよ。切り替えて、初心に戻って信頼を回復するのがローテ投手なんだよな。

次回の先発があるかどうかは分からんけど、あるとしたら最終試験になるんじゃねぇかな?それがダメならまた去年に逆戻り。ロングリリーフ要因かファームで投げる数が増えるだろうねぇ。もったいない。本当にもったいない。九里亜蓮よ、好きなピッチャーだからこそ言わせてもらうよ。今日は今日で終わり。切り替えて次の登板は何人ぶつけてもいい。攻めた結果フォアボール出してもいい。今シーズン自分が思い描いてきた投球スタイルをもう一度貫いて欲しい。継続は力なり。1度や2度の失敗で貫いてきたことを見失うな!3回で7失点なんて、キミはそんなピッチャーじゃねぇだろ!?頑張れ!

これでベイにはまた負け越し。でもそんなにシリアスになる必要はねぇんじゃねぇかな?調子がいまひとつでも貯金は5~7をなんとか維持してることは評価したい。長いシーズンいいときもあれば、悪いときもある。悪いときにズルズル貯金を減らしていくってのが一番問題でね、悪いなら悪いなりにでもなんとか貯金を維持してくれれば、状態が上がれば連勝できるときがくる。その連勝がそのまま貯金を上積みなるような資産管理が出来ていれば優勝に近づいていくモンなんだよ。だから、今日の敗戦もあまり気にしていないよ。むしろベイスターズにはカープ打線はやっぱり怖いって印象を植え付けて3連戦を終えたと思えばいいんだよ。ただ流れを考えたら、あさっての祐輔にはいいピッチングをしてもらって勝つってことが重要。ここで落とすと連敗街道に片足突っ込む感じになっちゃうからな、切り替えて頑張って欲しいよな。

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