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カープ反省会2 「守り勝つ野球。このチームでできるのか!?」

2017年記事
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情報源: 緒方鯉、最下位中日に3連敗 「守り勝つ野球」取り戻せ 5月は敵地1勝8敗/デイリースポーツ online

 5月の戦いね、まぁ本当は交流戦直前に反省会してみようとは思ってたんだけど、これまでの戦いぶりで気になる点があるんで、今日は試合ねぇけど、こういう時にしか書けないからねぇ。簡潔に。手短に。

 とにかく今月は「内弁慶」ぶりが顕著だよな。地元で圧倒的な強さってのは優勝する為には大きな要素になる。なるけどビジターでは五割前後で戦わないと貯金なんてできねぇ。地元で貯金6つ、でもビジターで借金7とね、これだけ激しいのはなんでなのかねぇ?

 はっきり行ってホーム、ビジターの違いってのは全くわからん(笑)でも5月と4月以前の大きな違いってのは一つある。それは「4番打者」だよな。そう、鈴木誠也が4番打者として定位置についたのが4月の下旬だよな。

 確かに今は打率が下がってきたけど、4番打者としては立派な成績だと思うし、良くやってくれていると思う。この低迷は決して4番打者のせいだとは誰も思っとらんよ。がんばってるよ。

 じゃ 何が違うかってと去年の夏場以降と今を見比べてみると思うのはスタメンオーダーに違いがあると思うんだよな。

 優勝が見え始めたとき、スタメンオーダーは「不動のオーダー」だった。これは個人的な意見だけど、強いチームってのは子どもが暗記してスラスラいえるくらいオーダーが安定している。「不動のオーダー」ってのはとても大事だと考えてますな。

 去年が6番までがほぼ不動のオーダー。タナキクマルに4番がルナ、5番にアライさん時々松山、そして6番に誠也で7番が相手投手に合わせての起用。ルナが故障した後はアライさん時々松山で誠也が5番に上がり6番にブラッド。多少打順の前後はあれど、ほぼ同じメンバーでスタメンを構成していたよな。そこに安部が成長してきてサードのポジションをモノにし始めた。9月の戦いなんかは本当に不動のオーダーだったよな。

 今年はどうなのか?4番に誠也が座ったことで、5番以降が固まっていないオーダーだよな。昨日の記事では5番安部に関して疑問を投げかけたわけだけど、それだけでなくて5番から7番とね、スタメンのうち3人、3ポジションがある意味日替わりで競わせているのか試しているのかわからんが、裏を返せば「不安定」なんだよな。

 5月に入ってからは菊池が4試合欠場している。それを含めると4つのポジションが毎試合流動的。打線もさることながら守備陣形も不安定になっている。特に菊池の欠場は4試合ともビジターだからねぇ、この辺がアタクシは影響してるんじゃねぇかなぁと思うんだよな。

 もちろんまだ5月だしな、まだまだ貯金もあるし、色んな事を試すってのは悪いことじゃねぇけど、試合ごとに3つ4つのポジションが日替わりになっているってのがね、それってプロ野球としてどうなのか?そういう不安定な要素を常に抱えながら戦って本当に優勝できるの!?アタクシには疑問以外の言葉見つからないんだよな。

 その影響をモロに喰らっているのが、安部だよな。サードでスタメンかと思えば、試合の後半にはファーストやって、次の日菊池が休んだらセカンドとね、送球や状況判断のチョンボが目立つけど、そら毎日違う部署で働かされれば状況判断って難しいよ。やってみなっての。

 特にアライさん、ブラッドと試合後半、代走が出るケースが多い。ところが他にファースト守れるやつがおらん。だから堂林や安部にやらせているわけだけど、ファーストってのは一番状況判断が求められるし、奥の深いポジションだよ?誰でもいいって話じゃねぇんだよな。

 打球のショートバウンドと送球のショートバウンドはやはり違うしな、グローブだって違う。ショートやセカンドなら難しいバウンドなら前に落として拾いなおせばいいけど、ファーストが難しい送球をポロっとやったらセーフになっちまう。

 ピッチャーとファーストの間の緩いゴロ。ゴロをとりに前に出るべきか?ピッチャーに任せてベースカバーに入るか、セカンドがファーストに入ってくれる事を前提に突っ込んでいくのか?ランナー2塁にいるときの送りバントの守備。達川さんが「ブルドッグシフト」なんていってたけど、この場合はファーストが猛然とダッシュしてプレッシャーを与えなければならん。でもバントと決め付けてバスターで1,2塁間を抜けたら失点のリスクも高い。カウントやランナーの動きを見ながらサインプレーで守っていく。今あげただけでもファーストってのは難しいポジションなのよ。それを終盤に片手間のファーストで本当に守り勝つ野球ができるのか?どうも緒方監督のやろうとしている野球と選手起用がチグハグな感じがしてならないのよ。場合によっては成長してきた安部も守備に気を取られて打撃に集中できずに調子を落とす可能性だってある。選手も人間だもんな。

 安部だけをクローズアップしちゃったけど、西川ももともとはショート、二遊間の選手。ライン際の守り方や、フェア、ファールの判断なんかはね、なかなか経験を積まなきゃ勤まらんのよ。つまりプロのファーストサードが不在(ただしアライさんとブラッドはプロだが)なのにこの辺のポジションが流動的になっていることが守備の不安定さに繋がってしまってるんじゃねぇかなぁと。攻撃も守備も「不動のオーダー」を組むことで、つまらないミスを未然に防ぐ効果もアタクシはあると思うんだよ。だからそこにこだわって今のカープを見てるんだよな。

 もちろん、選手のコンディションは様々だと思うけど、コンディションが良くないのなら、下で調整させるべきよ。例えば菊池のコンディションが悪ければ、下に行かせるべきよ。だってベンチにいたら使いたくなるでしょ?あの守備、あの走塁、思いきった打撃を使わんで我慢するってのは、ベンチにストレスが蔓延しちまうよ。そして、10日間、これはと思う選手を抜擢して我慢して使うこと。それを相手が左だ、右だってやってたら、打線も守備も安定するわけねぇよな。

 4番誠也。異論はねぇよ。ただ、誠也を4番打者として育てていくならば、5番、6番もある程度固定した方がいいと思う。そして守備についてもそう。選手が地に足をつけてプレーさせるのがベンチの役目。それをせずに「守り勝つ野球」をせぇというのは無理があると思うよ。とにかく地に足をつけて選手を起用する。ここから始めて欲しいよな。

 さて、明日から地元に戻ってヤクルト→巨人との交流戦前の5試合ね、少しでも貯金をこさえて交流戦に入ってほしいよな。明日のスタメンどうなりますかな。

 

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