一挙5点の打線爆発!?常広好投で連敗ストップ!!4番打者はモンテロVS末包で競争か?

 

「広島5-4中日」(24日、マツダスタジアム) 広島が連敗を2で止め、4位に再浮上した。

情報源: 広島が連敗ストップで4位再浮上 今季初登板の常広が6回途中3失点で今季初勝利 打線は三回に一挙5得点

夏の高校野球も終わって、子供たちの夏休みもあと1週間だけど、毎日暑いよな。昨日は東京も37℃越えだ。昨日は休みであまり外にでなかったけど、ちょくちょく買い物に外に出たり入ったりで外と室内の温度差で体がダルくなってね、こういう時には風呂が一番いい。湯につかって体を程よく温めるとダルさが吹き飛ぶ。そのあとのビールがうまいのなんのってね(笑)。この暑さどこまで続くかわからんけど、カープファン同志の皆様もご自愛ください。

さて、連敗となって迎えた中日3連戦の3戦目。まぁ何とか勝てて再び4位浮上だ。常広が今季初先発で初勝利。前川が先制打をたたき出してと若い力の頑張りで何とか連敗を止めた。まぁ色々言いたいこともあるんでその辺を今日は綴っていこう。

森下抹消・小園欠場

昨日のスタメンを見ると新井監督は中日先発・金丸が左腕ということでズラリと右打者を並べてきた。まぁカープ名物といっていいだろう(笑)。ただ、このオール右打線にはちょっとした背景があるようで、ここまで3番としてリーグ首位打者、得点圏打率トップの小園が足の張りで大事を取って欠場。代打で出場したけど、この辺は心配だよな。8月上旬だっけ??内転筋に張りが出たということで2試合くらい休んだ。この辺がまた痛み出したのだろうか??激しい順位争いが予想される勝負の9月を前にちょっとした不安材料だよな。
この小園の欠場がカープベンチに「右打線」を組ませた大きな理由なのだろうけど、前日4安打の羽月はベンチ。「昨日のヒーロー今日ベンチ」。羽月もスタメン発表時には唇をかんだことだろう。この辺の起用法もカープが今一つノっていけない理由の一つのように思うねぇ。

そして前日敗戦投手となった森下は肩の張りということで登録抹消。個人的には負けが込み始めたあたりで一度リフレッシュさせた方が思っていたけどな、このタイミングというのがちょっと気になる。長引かなければいいけどな。

常広が「片鱗」を見せて5回途中3失点

先週の日曜日に先発登板した遠藤が登録抹消。まぁこの時点でこの日の常広の先発は決まっていたのだろう。何かと話題の多いドラフト1位。今季初先発となった。球は結構荒れているように見えてもここぞというところはズバッと来る。立ち上がりは2死から長打を浴びたけど冷静に切り抜けると5回までは非常にいい投球だったよな。特に外低めに決まるフォークね、キレもいいし、打者は真っすぐとみて振りに行くとボールが消える印象を持つだろう。いい球持っているよな。
ただ、中日のブライト健太だけはタイミングが合っていたようだ。1回にも長打。6回にはスリーランを浴びた。次はやり返して欲しいものだよな。
ベンチはこのスリーラン被弾でスパッと常広を代えた。まぁ連敗中ということもあり、失点したら(交代)と決めていたのだろう。タイミングとしては良かったけど、一発食らって降りるのといい感じを終えるのとでは次回登板までの気持ちというかねぇ??結構変わってくるように思う。連敗中でなければ、6回を投げ切ってということになったと思うけど、仕方ない。次回登板までまたしっかり準備してきて欲しいよな。とにかく今季初登板で白星。記録を残せてよかったよな。

先制打は前川!!勝負強さがキラリ

中日先発・金丸の前に抑えられていたカープ打線だけど、中日の守備の乱れを突き3回に一挙5点を入れた。先頭の石原のサードゴロをチェイビスが悪送球。これで無死2塁とした。常広がバント失敗で1死2塁。ここで中村奨がレフト前でつないだ。
中村奨は前カードのDeNA戦からバットが湿っていた。打ち取られ方もライトフライとショートゴロが多く少し打撃を崩していたようだけど、このゲームは久々のマルチヒット。抜けた出せた印象だよな。

そしてこの日2番「ショート」でスタメンの前川。前回は今までほとんどやったことのないサードスタメンでノーヒットだった。この日も本職ではないショートでのスタメンで打撃への影響が気になったけど、見事にレフト前へのタイムリー。追い込まれてからひざ元に来るスライダーをバットを上手に使ってしぶとく抜いていった。この辺は定評のあるバットコントロールが光ったよな。この前川はチャンスで「何とかしてくれそう」なムードを持っているし、色々な引出を持っている印象だよな。これからの活躍に期待だよな。

これで1死1,2塁。ここでファビアンは三振に倒れるも4番・モンテロがレフトオーバーのタイムリー2ベース。1塁走者も生還して3-0とした。このモンテロのタイムリーはまさに4番の仕事といっていいだろう。1-0と3-0では大違いだからな。
このモンテロのヒットで火がついたのか5番に入った末包がひざ元に来たスライダーかチェンジアップだと思うけど、見事にすくい上げてレフトスタンド一直線の特大2ラン。この回一挙5点の猛攻の仕上げを担当した。これで調子が上向くといいよな。

「アイツが打つならオレも」のライバル関係

この日は小園欠場からオール右打線を組んで実現した4番モンテロ・5番末包。これが機能した格好になった。4番打者としての心構えを自身のコメントを通して末包に伝えた新井監督はてっきり末包を4番として使い続けるのか!?アタクシを含めてそう考えたカープファン同志も多かっただろう。

新井監督がそう考えるのなら、見守りましょう「4番・末包」を


しかしこの新井監督のコメントをプレッシャーとして受け止めてしまったのか末包のバットはそこから湿り始め、スタメンから外れた。そこから4番に座ったモンテロがHRを量産し、今の位置にいる。今後はモンテロが4番で末包はベンチを温めるのか??そんな流れになるのかなぁと思っていた矢先に棚ぼたで実現した4番モンテロ・5番末包。これを見た時に打線の破壊力はもちろん末包が4番打者として経験を積んでいくためにはこのモンテロと競わせるという手もありなのかなぁと。あえてこの二人を並べることで「ライバル意識」を芽生えさせて競わせていく。
どうしてもチーム内の競争というのはポジション争い、レギュラー争いの色が濃くなりがちだけど、打撃成績を競い合うようなチーム内の争いというのはチームを成長させるメリットがある。古い話だけど浩二さんと衣さんの関係がそうだったよな。アイツが打つなオレもとお互いを「ライバル」として切磋琢磨した。結果二人とも2000本安打を打っているし、昭和のカープ黄金期を築いた。浩二さん、衣さんが打つならオレもと先日亡くなった水谷さんだって豪快な一発を何度も見せてくれた。チームに活気がでるだろうねぇ。
末包も何も4番にこだわる必要はないのかもしれない。チーム内にライバルを見つけ(現状、モンテロが最適)、ソイツを上回る成績を残すことを一つの目標に掲げていく。結果を求めるのではなく、アイツよりは打つという気持ちを優先させていくことで4番打者のプレッシャーや責任を跳ね返せる打者になるのではないか??ものすごーく勝手な発想だけど、「オマエ、4番な」というよりはチームにも活気が出てくるし、モンテロVS末包だけではなく、色々なところでチーム内でバチバチやれば、それはそれで強いチームに成長していくような気がする。

新井監督の性格やキャラ、「カープは家族」というキャッチフレーズでカープは非常に緩いチームになっている。そう感じているカープファン同志も非常に多いだろう。カープの野球がつまらないと感じる大きな要因でもあるだろう。キャンプでも競争競争といっているけど、結局、まんべんなくスタメンのチャンスを与えてあげているように見えるし、それだからこその「バチバチ感」や「緊張感」が見られない。もちろん監督がオマエとオマエ、ライバルな。と指名する必要はないけど、それぞれの選手が「アイツには絶対に負けない」というライバルを作りながらプレーすることは非常に大事なことのように思う。中村奨も大盛や野間ではなく、同じく外野でプレーするファビアンよりも打つぞ!とかね、そういったチーム内のライバル関係を築くことで若い選手も大きく成長するのではないか??昨日のスタメンには賛否あるかもしれないけど、末包のためにもチームのためにはモンテロとのバチバチね、これをやってほしいなぁとふと、思ったねぇ。まぁ思い付きだけどな(笑)

さて、先週の6連戦も3勝3敗で相変わらず借金10。抜け出せないよな。DeNAが連敗していたので3位との差はさほど開いていないけど、やはりどこかで連勝して抜け出したいよな。
今週は巨人、ヤクルトとの6連戦だ。2位巨人を叩いて勢いをつけたいというのはある。巨人も岡本が戻ってきているだけに、打線が強力になってきているだろう。まだまだ厳しい戦いは序の口だ。頑張ってほしいよな。

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