野球情報満載デイリースポーツ/最終戦は黒星 緒方監督「我々の戦いは続く。日本一へ気を引き締める」
情報源: 最終戦は黒星 緒方監督「我々の戦いは続く。日本一へ気を引き締める」/デイリースポーツ online
昨日の最終戦は残念ながら仕事で見ることができなかった。因縁のあるDeNAとの最終戦ってのがミソでね、これを勝つと負けるでは大違いってのは同志の皆様もよくわかっていたと思うよ。
仮にDeNAが勝ち上がってカープと対峙した場合、どちらがメンタル的に優位に立っていけるかどうかの試金石になる試合なだけに注目していたんだけどな、結局はラミレス監督の奇策に今回もまんまと引っかかってしまった感満載の試合だったよな。
個人的には去年のクライマックスで短期決戦を意識したラミレス采配に舌を巻いた一人なんだけどな、今シーズンの戦いぶりを見るとラミレス監督は決して「名将」ではないと思ってる。ペナントレースの成績をみれば一目瞭然。現時点で借金7の監督だよ?その監督が繰り出す一手一手にカープの方が振り回されている。そんな感じなんだよな。
まぁカープというチームの悪い癖でね特定の監督になかなか勝てない。そんな風にアタクシは思っている。古くは星野監督。同期の浩二さんと同時期に監督として対戦したけどな、圧倒的に中日に押されまくっていたよな。星野さんが阪神の監督時代もそう。あの時は暗黒時代真っただ中でね、何点あっても勝てる気がしなかったし、実際負けてたからな(笑)
ノムさんもそう。ヤクルト時代に神宮で17連敗した。全く勝てる気がしなかったよな。ノムさんの阪神時代も楽天時代もなかなか勝てんかったと記憶しているよ。
それと巨人の原監督。今では巨人はお得意様だけどな、原監督の時代は全く勝てる気がしなかった。来期から巨人の指揮を三度取るのが濃厚なだけに苦しめられそうだよな。
この試合に関しては両チームとも143分の1の試合以上に大きな意味とこの試合に勝つ重要性ってのがちりばめられた試合であったこと。カープがここ一番に勝てない試合の典型みたいなシチュエーションだよな。
カープに関してはやはり大瀬良の最多勝がかかっていた。昨日勝っておけば最多勝のタイトル間違いなしの条件。丸のホームランキングもかかっていた。そしてもしかしたらクライマックスで当たるかもしれん「苦手」DeNAに対してその意識を払しょくしてクライマックスに挑みたいってのはチームもファンも同じことを考えていたろうしな、いろんな意味で「消化試合」ではなく、大事な一戦だった思うわけよ。
DeNAに関してはひとつ負けたら終わりという薄氷の上での試合。それでありながらもホームランキング争いをしている筒香とソトで1,2番を組んできた。その意味は明白でこの二人のどちらかにタイトルを取らせたい親心から来るものだろうねぇ。ラミレス監督はこの両方をこの試合で獲りに来た。まぁ考えてみるとスタメンの発表時からカープは後手に回っていたかもしれん。それじゃ ダメなんだよな。
最終的に欲しい果実を、生き残りもホームランキングのタイトルも両方手にできたのはDeNA。カープは結局何も手にすることができなかった。この結果が仮にDeNAがCSに出てきた場合、間違いなく影響してくるだろうねぇ。この試合に限って言えばDeNAにカープが引導を渡すべき試合だったはずなのよ。それが出来なかった意味ってのは小さくねぇと思うわけよ。
ま、日本一を目指すのであれば、毎度毎度ここでつまづいていたんじゃぁダメだよな。勝負の神様はちゃんと見てるわけよ。
確かに今年のカープの戦い方に関して言えば、2位叩きってのはある意味、負けられない試合を勝ってきたと評価できる。でも「ここ一番」にはやはり勝負弱さを露呈してしまう。ここは相変わらずなんだよな。冷静に見ていればラミレス監督の奇策は言い換えれば、無謀な手なわけでね、DeNAファンからもチラホラと批判の声が聞こえているのも事実だし、実際にラミレス監督が繰り出す奇策は空振りの方がはるかに多いわけよ。
阪神はDeNAに非常に強いんだけど、ある阪神ファン曰く、ラミレス監督の奇策は鼻で笑って気にしなきゃいい。どうせ失敗するし。なんて言っている。ある意味カープは、カープファンは冗談を真剣に受け止めてしまう真に受け系なのかもしれん。そうよ、客観的に見ればDeNAは借金を7つ15ゲーム差つけているわけよ。何を怖がってんだ?って話よ。ここで怖がっていて何が日本一だと。普通にやれば問題ない相手なのよ。
…なぁんて威勢のいいこと言っているアタクシもやはり去年の悪夢が再び…!?なんて考えてしまう。別にDeNAが怖いんじゃなくてDeNAを怖がるカープが心配なんだよな。ここなのよ、ここね。
ラスト2試合は内容も不満が残る。まずは中﨑ね。ここまで無敗で来ていながらも最後の最後に巨人戦でサヨナラ負け、最終戦でも勝ち越されて短期間で2敗を喫した。まぁ味方が足を引っ張ったってのもあるが3年連続胴上げ投手やっているわけでね、その辺は粘ってほしいとも思うわな。コントロールが不安定になっている点が気になる。果たしてポストシーズンで調子がどれだけ戻るかってのも注目だよな。
ただね、アタクシは何もシーズン中抑えやっていたからポストシーズンも抑えは中崎ってのもどうかと思うよ。クローザー中﨑が「自分たちの野球」の象徴だと思っているなら、なかなか短期決戦は勝てないだろうねぇ。フランスワと入れ替えるとか、調子のいいものにやらせるってのもいいよ。気持ちで投げる九里も面白いかもしれん。そういう発想ってのもさ、いい加減3回目なんだから(笑)少しはやってみて欲しいよな。
クリーンナップも調子は今一つだよな。この辺は替えるってのは難しいけどな、アタクシは短期決戦やここぞの場面で力を発揮する選手の見極めってのも重要だと思うわけよ。だから3番丸、4番誠也ってのにもこだわらんでいいと思うよ。松山を3,4番で起用するのもいいんじゃねぇかねぇ?
まぁ次はファイナルステージ初戦まで試合がないわけだから、実践感覚はもちろんのこと選手の調子の見極めが難しいわけでね、その辺は監督を筆頭にベンチがどうするのか?お手並み拝見といきたよな。
まぁ レギュラーシーズン、今年も色々あったけどなカープの場合は日本一を目指しているのなら、まだスタートラインに立ったばかり。これからが勝負。とにかく相手に合わせずクライマックスは一気に寄り切って「横綱相撲」で突破してほしいもんだよな。
コメント
今晩はお久しぶりです。いつも思うのが、ワンパターンな負け方が多いということです。2割前後の低打率のバッターに打たれて負けるなど。DeNAでいえば、倉本もそんなに打率は高くないのにカープのピッチャーは本当によく打たれていますね。融通がきかないこと、勝ちに拘りが薄いのが心配です。どんな方法でも勝とう、という気持ちの差がDeNAとの差ではないでしょうか。
さきさま。久しぶりです!すいません。ずっとブログ放置していたので返答が遅くなりました。
おっしゃるように、伏兵にやられるパターンが多いですよね。嶺井あたりにも結構打たれてますもんね。
強打のクリーンナップで疲れちゃうんですかねぇ?(笑)
DeNAが勝ち上がってこなかったんで、この話は笑い話にできそうですが来期以降もラミレス監督にはやられそうです。困ったもんですなぁ。
コメント、ありがとうございました。
以前より楽しくブログ拝見しております。
いつも私の意見を代弁してくれているのではと思う程に共感出来る内容、なんと言いますか複雑な気持ちでございます。
そうなんですよね、カープはチームやファンのみならず中継の解説者ですらDeNAに対する苦手意識を隠しもしません。
CSに来られたら怖いだのなんだのと本当に情けない。
10/7の敗戦で本拠地マツダで対DeNA3連敗。対戦成績ではカープに分がありますが、ホームでは唯一負け越した相手となってしまいました。
圧倒的なゲーム差でリーグ3連覇した絶対王者としてもっと堂々としていなければいけないと思います。
来年はチームを支えてきた新井もいないんだぞ、しっかりしないと足元掬われるぞカープ!と声を大にして言いたい。
赤い心さま。いつも読んでいただいてありがとうございます。
マツダでは圧倒的な強さを誇っていましたが、シーズン終盤でDeNA戦に限らず負け試合が多くなってきました。この辺もCSに向けて不安材料ですね。
おっしゃる様にこの3連覇は圧倒的な強さで勝っているわけですからもっともっと自信を持った戦いざまを見せて欲しいのですが、その辺がまだ身についていないように思いますね。やはり長きに渡っての低迷がカープも広島も今一つ自信を持っていけない何かを引きずっているのかもしれませんね。
とはいえ、3連覇しているわけですから、個人的には一つも負けずに日本シリーズに行くくらいの気持ちで臨んで欲しいですね。
これからも宜しくお願いいたします。
コメント、ありがとうございました。