クロンのサードはアリか?ナシか?タナキクの若手に注ぐ眼差しに明るい未来を見た

クロンのサードはアリか?ナシか?タナキクの若手に注ぐ眼差しに明るい未来を見た

 「広島春季キャンプ」(3日、沖縄) 広島のケビン・クロン内野手(27)が3日、キャンプで初めて三塁の守備に就き、三塁挑戦に意欲を示した。投内連係やシートノックで軽快な動きを見せ、「1日目としては非常によくできていたと思う」と話した。

情報源: 広島・新助っ人クロン、三塁挑戦に意欲「1日目としては非常によくできた」
キャンプ3日目。投手のほとんどがブルペンに入り遠藤や床田といったところがフリー打撃に登板。野手も堂林と広輔が河田コーチ相手に特守でユニフォームを泥だらけにしてるなんてぇ話を聞くとキャンプもエンジン全開といった感じでね、早く実戦で選手を見たくなる。いやいや待ち遠しいねぇ。ただ、キャンプも進めば進むほど離脱者のニュースも入ってくる。坂倉が下半身のコンディション不良で離脱。佐々岡監督も非常に期待していただけに、残念だよな。まぁ坂倉本人が一番悔しいだろう。焦らずにじっくり治療に専念してほしいよな。昨日は夜にキャンプの録画中継をチラリと見るとができた。今日はその辺の感想を書いていこうかねぇ。

クロンがサードの守備練習!?サードもアリなのか??

内野の守備練習を見ていたんだけどな、ファーストを守っていたのは背番号がゾロ目の二人。松ちゃんと林だった。「あれ?クロンは??」と探してみるとなんとサードの守備位置に入っていた。カープ名物「複数ポジションでバリエーションを増やす作戦」がクロンにもさく裂した。そんな感じだよな。これに関してはカープファン的には概ね歓迎といったところだろうかねぇ?守備練習を見ていてもグラブさばきは悪くないと思うしスローイングに関して言えば堂林よりも確実性があるかもしれん。まぁ向こうの選手の肩やスナップスローは日本人にはなかなか真似できないところがあるからねぇ。この守備練習を見て「サード クロン」という可能性も出てきたよな。確実に言えることは昨季のピレラのサードに比べればはるかに安心感がある。クロン自身もカープに来る前の2,3年はファーストとサードを両方やっていたそうだし、すんなり入っていけそうだよな。こりゃ昨季覚醒した堂林もウカウカしてられないだろうねぇ。お互いが切磋琢磨して頑張ってほしいよな。ただ個人的にはクロンには打撃に専念してもらいたいという気持ちもある。どちらでもいいとは思うけどファーストならファースト、サードならサードで日本の野球に慣れてくるまでは固定してあげて欲しいなぁとは思うけどな。

広輔とルーキー矢野がショートで並んで守備練習

同じ内野ノックの場面でショートに目を移してみると広輔とルーキーの矢野が並んでいた。まず驚いたのは体格の違い。広輔は決して大きい方ではないけどな、まだプロの体になっていない矢野と比べるとかなりガッチリした体つきだよな。しっかりトレーニングして体を作ってきている。この辺も広輔が今季に賭ける意気込みみたいなものを感じるよな。矢野はまだまだこれからプロのトレーニングや食生活を経験していくうえで体ができてくるだろう。ただ、小園がルーキーで入ってきたときよりも細い印象だよな。小園の1年目は尻周りがガッチリしていてね、下半身をかなり鍛えて来たなぁという印象があった。本来ならここに小園がいなきゃいかん。広輔からポジションを奪い取るオーラを発している小園がいなきゃいかん。ここが寂しいよな。ファームでそのチャンスを狙っているだろう。広輔、小園、矢野と高いレベルでのショート争いを今後も期待したいよな。

菊池・広輔が若手に送る「温かい眼差し」に感じた一体感

この守備練習で際立ったのが菊池や広輔が一緒に練習する若手に対し、1プレーごとに声をかけているシーン。広輔が矢野に惜しみなくアドバイスする姿は非常に熱がこもっていた。菊池も羽月や曽根を見守る眼差しには後輩への愛情を感じた。本来ならポジション争いをするライバル。昔なら口すらきかないだろうし、ライバルのミスを望んでいるくらいギスギスしたものだった。まさに「競争」だよな。佐々岡監督を筆頭に首脳陣からもさかんに「競争」という言葉が出てくるよな。しかし、その反面チーム全体には「一体感」も求めてもいるよな。「競争」とその対岸にある「一体感」。この両輪を上手くかみ合わせて回すのはかなり難しいことのように思う。これを佐々岡監督はやろうと言っているわけだよな。
そうなるとこれは監督・コーチだけではとてもとてもできないだろう。そういう側面から見れば、久々に復活した「キャプテン制」にもそういった狙いが込められているんだろうねぇ。誠也はキャンプで積極的に声を出したり、クロンが早くチームに馴染むようにとコミュニケーションを取ったりしているし、大瀬良も2軍スタートながら若い投手陣にどんどん声をかけている。でもそれだけじゃまだまだこのミッションをクリアするには「人手」が足りないだろう。やはりここは「3連覇」を経験している選手たちが競争相手として若手を突き放すのではなく、自分たちの経験や技術を惜しみなく若手に伝え、そのうえで「俺らを超えてみろ!」というメッセージを込めながら一緒に練習していく。これは出来そうでなかなかできないと思うよな。なんてったって3連覇を経験した選手だって自分の調整に時間を使いたいはず。その中でこうして若手にアドバイスを送りながらというのは本当に意識していないと実行に移すのは難しいよ。それを菊池や広輔が実行しているというのはその先にある「一体感」を何とか作り出していきたいという決意の表れのように思う。決して突き放すことなく温かい眼差しでアドバイスを送る菊池と広輔ね、非常にいいなぁと感じたねぇ。もちろん若手にとってはこの二人は本当に高い壁。この二人の衰えを待つのではなく、元気なうちに追いつけ追い越せで頑張ってほしいよな。

最後になるけど、カープOBである高橋里志さんが亡くなられた。一度は南海をクビになるもカープに入って20勝した投手。波乱万丈の野球人生だったに違いない。その後もパ・リーグを転々としていたけど、カープのある広島に戻りカープOB会の副会長を務められカープを愛してくださったOBだよな。ご冥福をお祈りします。カープもみんなで培ってきた「一体感」で天国の高橋さんに優勝を見せてあげて欲しいよな。

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