カープの課題は「1番打者」と「8回の男」。あなたならどうする??

カープの課題は「1番打者」と「8回の男」。あなたならどうする??

 首位に返り咲いた広島の課題は『八回の男』を誰にするか。今季38試合のイニング別失点は八回の30点がワーストとなっている。 11日・阪神戦ではケムナを抜てきしたが、2四球などで期待した投球を見せることはできなかった。

情報源: 広島・高橋建投手コーチ「みんな勝ちに貢献できる投手」“八回の男”は全員で
4連勝中のカープにとっては昨日の雨天中止は「やりたかった」というのが正直なところだろう。対する阪神はカープ向けローテで西と秋山をぶつけて必勝態勢を作ったけど跳ね返された。打線も下降ということでこの中止は歓迎だろうねぇ。長いペナントレース、やりたい日もあれば、できればやりたくない日もある。大変だよな。
カープはここまで22勝15敗1分で首位。貯金が7つ。3つまで減った時はズルズルと行くかと思ったけど、そこで今季お得意さんにしているDeNA⇒阪神との対戦が続いて4連勝。一気に貯金を増やしたよな。こうしてみるとやはり上位に食い込むためには「お得意様」の存在は絶対だよな。どの球団にも勝ち越せば、優勝というのが見えてくるんだろうけど、カープはこの2チームには圧倒的に強いけど、他の3チームには負け越している。それなのに首位にいるというのは前半戦ならでは。この負け越している3チームに対してどういう戦いをしていくのか??そのためにはまだまだ取り組まなければならない課題は色々あるだろうねぇ。今考えてスッと出てくるのは見出し記事にあるように継投策に入った場合の「8回」。それと小園の不調で3番を外れて、龍馬が3番に入った。それによって空いしまった1番打者ね、今日はこの辺について書いて見ようかと思う。

堂林にとっては大チャンスなのに…

小園の不調による打順の組み替えによって1番打者はいろんな選手が入っている。大盛が1試合、中村健人が2試合、そして堂林が13試合。今季は比較的打撃が好調である堂林が東出コーチ曰く「暫定1番」ということになる。堂林にとっては大チャンスだよな。
堂林は確かに一発も出るようになったし、今季は右方向にいい打球が飛んでいるしな、状態はいいのだろう。しかし5月8日日曜日のゲーム、そして今カードの阪神戦の初戦は中村健に1番打者を奪われた。まぁその中村健が1番打者になったとたん、ヒットが出なくなった。DeNA戦では17得点をとったもののスタメンだった中村健はノーヒットだった。2試合で9打数1安打。17得点取った日は5打席目から代打を送られた。中村健にとってはチャンスを逃した格好になった。そして11日の阪神戦から堂林が1番に復帰。ただ、スタメンを外れた2試合は守備での出場のみ。と、いうことはベンチは現状は「堂林の方がマシ」といった判断で1番に戻した。まぁそんなところだろう思うねぇ。

じゃぁなんで堂林はスタメンを外れたのか??これは打撃の内容が悪くなってきているからなんだろうねぇ。5月6日、7日のDeNA戦では1番スタメンも10打数1安打6三振。この「三振」ね、これが多くなってくると堂林は打撃が下降。そしてこの悪い状態が「長引く」ってのが入団してから堂林がレギュラーを取り切れない要因で、個人的にはかなり残念なんだよな。せっかくの大チャンス。小園の復調とは逆に堂林が不調になってきた。もったいないよな。

悩みがプレーに出てしまう??

2試合スタメンを外れて迎えた11日の阪神戦は1番でスタメン。堂林らしい右中間へのツーベースを打った。いい形だったように思う。ただ、その後4打席は凡退に終わった。凡打の内容もよかったように思うけど、最後の最後で不味いプレーをやってしまった。9回、阪神は必勝を期して負けていながらも守護神岩崎をマウンドへ。先頭の広輔がツーベース。上本が進塁打で1死3塁。ここで堂林だよな。1点差ゲームだし、9回裏には栗林が上がる。1点よりも2点差つけたほうが勝利をグッと引き寄せるに決まっているよな。ボールカウントは2ボール1ストライク。まぁスクイズを仕掛けるのであれば、このカウントの確率は高い。カープベンチはスクイズのサイン。ここで岩崎が投じたのはアウトコース低めのストレート。まぁ1塁側にバントするのであれば、やりやすい球だったように思う。ところが堂林は何を思ったのかバントの構えに入ると大きく腰を引いた。これでバランスを崩してかろうじて当てた打球はホームベース前にボトリ。全く転がらずに捕手がキャッチし、広輔が挟殺プレーで粘るもタッチアウト。いわゆる「スクイズ失敗」だよな。これ、阪神バッテリーがスクイズを読んで外したわけでもなく、堂林が打席内で勝手に慌てた印象をだったよな。岩崎は球持ちのいい投手なので一瞬こっちに向かってくるように感じたのだろうか??で、なければあの腰の引き方を納得しろと言っても難しいよな。まぁこの辺、もしかしたら岩崎の投球フォームに対して苦手意識があるのかもしれん。もし、そうだとしたらそうした心理がプレーに出てしまうというのもどうなのかなぁと思うねぇ。もうプロで10年以上メシ食っているわけだから、ずる賢さやテクニックも身に着けておかなきゃいかんとは思うんだけど、あまりに正直というかね、まぁそれが堂林なんだけど、ちょっと寂しいよな。

結局は開幕オーダーに戻るのかな??

堂林の1番というアイデアは悪くない。ただし、それは堂林の打撃の状態が良ければの話。4三振を喫したゲームなんかを見るといとも簡単に三振してしまう傾向がある。1番打者の仕事は初回に関しては先頭打者として出塁すればチームに勢いがでるし、仮に状態が悪くてもファールで逃げて球数を投げさせて相手先発の状態を探る役目も求められる。その点に関して堂林はファールで粘るテクニックを持ち合わせていない。ここがネックなんだろうねぇ。もったいないよな。
小園の状態が上がってきたし、近いうち小園を上位に戻すことは首脳陣の頭の中にあるだろう。その小園を1番にするのか3番にするのか??その辺は時間の問題というような気がしているねぇ。
それとこのチャンスに若手が出てこないというのはちょっと寂しいよな。左の大盛、宇草、中村奨といった選手が名乗りを上げてもいいんだろうけど、中村健に白羽の矢がたったのを見ると、もったいないなぁと感じるねぇ。まだまだ1番は流動的なんだろうけど、みんな1番に入ると結果が出ない(笑)。困ったもんだよな。

「8回の男」は「みんなで」

もう一つの懸念は勝ちパターンの形成ね、これがうまくいっていないよな。中崎から島内、島内からケムナと役割を与えながらもその投手たちがなかなか答えを出してくれない。佐々岡監督もファンもヤキモキしているだろうねぇ。先日の阪神戦は1点差でケムナが登板も連続四球でピンチを作った。ここで右打者が得意な森浦にスイッチ。ロハスジュニア、梅野を抑えた。その前の7回は九里が四球と連打で満塁。佐藤輝を迎えたところでターリーにスイッチ。持ち前の剛球で追い込み最後はスライダーで三振。ピンチを切り抜けた。ターリーという投手はこういう場面で気持ちを前面に出して「戦える」投手。いいピースだと思うねぇ。それでもこのターリーに8回を任すとなるとちょっと怖い。四球で崩れるタイプであることは間違いないんで、こうした「力対力」「左対左」のように起用法は限定的だよな。ただ、こうやって8回を2人、3人使って乗り切る方法は今のカープブルペン陣を見ると誰か一人に任せるよりは現実的なように思うねぇ。
高橋コーチもそれなら中継ぎ陣みんなで繋いでいこうと。高橋コーチが適材適所を見極めて起用していく方針のようだねぇ。アタクシは今のところはそれでいいと思う。さてカープファン同志の皆さまはいかがお考えでしょうかねぇ??

カープが上位に行くために「ベンチワーク」は絶対必要

開幕前に佐々岡監督は勝利の方程式を島内⇒中崎⇒栗林でと考えていた。しかしどうだろう??栗林は健在だけど、すでに前を投げる投手は不在というか、その職を解かれている形になっている。これってアタクシは予想できたし、同じように不安を感じていたカープファン同志は多かったと思う。確かに中崎には経験があるし、この投手が勝ちパターンにハマってもらうのが佐々岡監督の「理想」だったんだと思う。しかしファンは客観的に見て中崎が8回を全うできる力と技を持ち合わせているのかの部分にはどうしても?マークがつきまとっていただろう。
カープOBの達川さんもその辺を察知していたようでね、誠也の離脱も含め、この勝ちパターンの形成に関しても今季のカープはベンチワークが重要だとオープン戦の時期に熱弁していた。これはアタクシも激しく同意だった。
3連覇の時代の勝ちパターンは今村、一岡、ヘーゲンズ、からジャクソン、中崎とね、一人1イニングの仕事をみんな全うできた。できたから3連覇できた。ここにベンチワークというのは全くないと思う。連覇が止まったシーズンも勝ちパは一人1イニング。打たれて点を取られたらもうダメだった。アタクシは3連覇時代の野球をやろうとしすぎていると何度も批判したけど、成績が落ちても強かったころを忘れられずにその形を追い求め続けたからこそ3連覇の後の3年連続Bクラスにつながっているんだと思う。同じことをしていたら落ちるだけなのよ。

そういう意味では今季の佐々岡監督継投策ね、昨季に比べると一歩先手を打ち始めているように思う。ここには高橋コーチの進言も影響しているように思うねぇ。
例えばケムナが連続四球だして、続投して逆転を許したとすれば、ケムナが次、もう使えないのよ。ズタボロになる前に森浦に代えた。そして森浦が抑えたら、ケムナにも「次」があるのよ。もうすでに中崎、島内とつぶしちゃっているわけで、同じような起用をしていればそれこそ中継ぎ崩壊につながるだろう。投手一人に責任を負わせるのではなく、ベンチも一緒に考えてみんなで鬼門の8回を乗り越えていく。現状の中継ぎ陣のメンバーから見て、それが現状ではベターなのように思うねぇ。あとはベンチワーク。1番打者もそうだけど、この鬼門の8回もベンチワークでひとつづつ勝ちを拾っていけば、自然と8回を任せられる、1番打者を任せられる選手が出てくるはず。無理に固定する必要はない。ただ、「昨日のヒーロー、今日ベンチ」のように結果を出したのであれば使い続ける。状態が悪くなったら、その時点で元気のいい選手を1軍だけじゃなく2軍でも元気のいい選手がいれば抜擢する。誰もが納得する起用で勝ちがつけば勢いが生まれるってもんなのよ。そういう意味ではコーチ陣が佐々岡監督にどんどん進言できるような風通しのよさをつくるのもベンチワークだしな、後は決断するのは佐々岡監督。今季は「使った監督の責任」といった発言が目立つけど、裏を返せばそれだけコーチ陣から進言があって佐々岡監督が決断するという形ができているからなんだと思う。これまでは佐々岡監督が「いい」と思って送り出しても結果が伴わないとその選手に対して批判めいたコメントを残していたように思うし、それがなくなっただけでも大きな進歩なんだと思うねぇ。

とにかく今は首位にいるけど、これから交流戦、夏場の戦いとカープファンもこのまま首位を突っ走ると思っていない(笑)。ただ、今季のカープは戦いながら強くなっていくような「風」を感じる。とにかく毎試合いい戦いをみせてね、戦いながらチームが強くなっていく。そんなカープを今季は見せてほしいよな。

(Visited 699 times, 18 visits today)
にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ