7人の左打者もハーラートップの青柳には通じず…四球をうまく使うのも戦い方の一つ

7人の左打者もハーラートップの青柳には通じず…四球をうまく使うのも戦い方の一つ

 「阪神1-0広島」(30日、甲子園球場) 雨で試合開始が45分遅れる中、阪神・青柳、広島・森下の投手戦。0-0の八回、3番手・ターリーが2死無走者で大山に3ボールからの155キロを左翼スタンドに運ばれた。森下は6回無失点の好投も援護なく、自己最多の11勝目はお預けとなった。

情報源: 広島・佐々岡監督 青柳対策の左打者7人は不発「右は厳しいという判断の中で並べた」

雨でゲーム開始が遅れてね、翌日3時起きのアタクシにとってはナイトゲームの開始が遅れるだけで、最後まで観られないと少し不機嫌になる(笑)。それでも昨日のゲームは森下と青柳、セ・リーグの最多勝のタイトル争いに顔を出す投手の投げ合い。両投手とも味方打線が点を取るのに四苦八苦するからな、どちらも先に点はやれないという意地が垣間見えた。まぁカープと阪神の大きな違いはリリーフ投手陣の質。最後はそこが明暗を分けたよな。

青柳対策に「7人の左」

正直、阪神はカープ戦になると西や秋山、左の伊藤将や助っ人投手、をぶつけてくる傾向が強く、青柳との対戦というのは滅多にない。昨季も1試合だけとね、お互いよく知らない者同士といった感じで、佐々岡監督はアンダースローには左打者が有利という教科書通りの打線を組んできた。守備でいいところを見せてきた矢野もスタメンで出場。よかったよな。
しかし残念ながらこの打線は機能せず完全に抑え込まれた。特に3番西川、4番松山が無安打。5番の坂倉も内野安打1本とやはりクリーンアップが打たんと点にはならんよな。

この日は4番に松山。マクブルームの姿はなかったんだけど、恐らく、アメリカにはあまりいないアンダースローだからな、こういう投手に打撃フォームを崩されるのを嫌ったのだろう。アタクシはいい選択だと思う。まぁ代わりに入った松ちゃんが打ってくれれば大正解だったんだけどな。

青柳は普通のアンダースロー投手ではない

まぁアンダースロー対策にまんまとやられるような投手が最多勝争いに食い込んでくるはずがない。やはり青柳はさすがの投球を見せてくれたよな。

特に初回は3者三振の仕留められた。ゲームを通じてほぼ外一辺倒の配球だったけど、真っすぐのスピード、キレね、アンダースローであれだけのものを見せられるとそうは打てないよな。

それとコントロール。外の出し入れだけで打者を翻弄できる。カープバッテリーも外一辺倒の配球をすることがあるけど、やはり「投手の技量」ね、外でしか抑えられない投手と外だけで抑えられる投手、似ているようで全然違う。無四球だしな、素晴らしかったよな。正直、仕方ないといった感想だねぇ。これにシンカーでも覚えられたらまず打てない。そんな投手だよな。

森下も完璧な投球。勝たせてあげたかった

カープの先発は森下。前回はマメの影響で5回で降板。その影響が心配されたけど、それを感じさせないいい投球だったよな。時折ギアをあげて150キロを連発。問題なかったようだねぇ。勝たせてあげたかったよな。

4回には1死1,3塁のピンチを背負った。ここではしっかりギアをあげて大山をファールフライ、ロハスJr.を外野フライで切り抜けた。もうマメの影響はないと言っていいだろう。いい投球だったよな。

5回には先制のチャンスでスクイズ失敗。この辺もアンダースロ―の投手をバントするのもなかなか経験がないだろう。個人的は森下を打たせた方が面白かったように思う。スクイズ失敗してもその後の投球に影響を見せずにしっかりと6回を投げ切ってくれた。さすがだよな。

ターリー痛恨の被弾

さて、ゲームは敗戦のコメントで「あと1本が…」が決まり文句になっているチームの対戦らしく、決め手に欠けて終盤までスコアレス。こうなると後攻めの阪神が有利だし、リリーフ陣の量・質ともにこちらも阪神が有利。こういう展開になるとカープはキツイよな。

森下は6回で降板。7回は松本竜がしっかり抑えて、8回裏にはターリーが登板した。簡単にツーアウトを取ったところで大山を迎えた。大山は当然ここは一発狙ってくるだろう。カープバッテリーは警戒だよな。

警戒しすぎたのだろうか??それとも簡単に2死を取って気が抜けたのだろうか??大山に対して真っすぐ3球が外れてボールスリーととなった。

昔はボールスリーならほとんどの打者が次の球を見逃していたけど、最近は長打のある打者を中心にボールスリーからストライクを取り来る球は結構手を出してくる。場面的にも大山は狙っていたんだろうねぇ。簡単にストライクを取りに来た球を待ってましたとばかり強振。打った瞬間それとわかる打球だったよな。

四球の使い方も上手くならんと…!?

このターリーの不用意な被弾に佐々岡監督もおかんむりの様子だよな。まぁ一か八か勝負に出た大山にとっては最高の結果になったと割り切れと言っても難しいだろうねぇ。

別にターリーをかばうわけではないけど、この被弾は日ごろ首脳陣が投手陣、バッテリーへの教育というかね、四球に関しては口酸っぱく言ってきた経緯も影響しているように思うねぇ。もちろん四球はイカンのだけど、状況によっては四球もOKという考えや残りのアウトをどうやってとっていくのか??申告敬遠は立派な作戦だし、無理に勝負に行かないという選択肢を選手たちが考えられればもちろんいいんだけど、この辺はベンチからの指示というのも必要かなぁと感じたねぇ。

大山の一発の流れはテンポよくツーアウトを取った、大山にはボールスリーになっちゃった。四球はイカン、とりあえずストライクを投げた。それを打たれた。四球という結果を防ぐというその「1点」のみを考えた結果やられたように思う。

強いチームってね、こんな簡単にホームラン打たれないのよ。細心の注意を払いながらゲームを進めていくというのも強さなんだと思う。

首脳陣が日ごろから常にそういった注意を払って選手に指示を出していれば、自ずと選手も同じような場面で考えてくれるんだと思う。
カープの場合は「四球を出さない」ということがチームとしてよく言われていることなんだろうなぁと。だからあそこで不用意にストライクを投げちゃうんだと思うわけよ。本当に象徴的な場面だと思うねぇ。

まぁ結果論になっちゃうんであまり言いたくはないけど、一発のある打者はボールスリー、ボールツーもそうだけど狙ってくるよということを常に投手に、バッテリーに言っているのか??あの大山の場面も四球覚悟できわどいところを狙っていくような教育を常にやっているのかいないかで結構結果は変わってくるように思う。

あえてきわどいところを狙って外れた。外れてもともとで出した四球と、ストライクを取りに行って打たれたり、ストライクを取りに行ってもボールになって四球出すのとは全然四球の意味が違ってくる。前者は四球出しても次の打者でという余裕と切り替えが生まれる四球、後者は四球を出しちゃった、どうしようという追い詰められる四球だよな。この出し方によって後続の打者に対しての攻め方や対応の仕方は全然違うんだと思うんだよな。

あの場面、ベンチから指示を出して四球でもいいから際どいところを攻めろとなれば、あの一発は絶対に防げただろう。もちろん不用意に投げたターリーはイカンし、佐々岡監督も苦言を呈したくなるんだろうけど、これってある意味、3年間の佐々岡カープの姿を思いきり映し出しているようにも見える。そのくらい残念な被弾だったように思うねぇ。

何も四球全てが悪いわけではない。勝負を避ける四球もあれば、戦略的な四球もある。四球の出し方も出さないように気を付けながらも出した四球と出してもいいよという四球では出した投手の印象も全然違うだろう。上手な四球の出し方、使い方ね、アタクシは強くなるためには必要だと思うねぇ。

このカード、勝ち越さんと話にならん

団子状態の3位争い。このカードは3位4位の直接対決なだけになんとか最低でも勝ち越しを目論んでいただろうからな、この負けはやはり痛いよな。
この日は秋山も1軍昇格。これでメンバー的にはベストに戻ったわけで、ここからしっかり勝って行ってほしいもんだよな。
幸いと言っては何だけど、昨日は下位の巨人、中日が負けているだけに、やはり勝ち続けて阪神とのマッチレースに持ち込みたい。DeNAが落ちてきて第2集団を形成できればなおいいよな。

ただ、昨日のような野球をやっていたんではなかなか勢いも生まないだろう。

対する阪神も決して打線が好調なわけではないし、守護神・岩崎が不調で外れているしな、付け入るスキはたくさんあると思うし、粘り強く戦ってほしいよな。

今日の先発は九里。そして阪神は伊藤将。現在連敗中の左腕の先発だよな。まさか、今日は右打者をズラッと並べるわけはないだろう(笑)けど、やりそうで怖いよな。とにかく残り少ないんだから、今のメンバーでベストな布陣で臨んでほしいよな。とにかく九里は先制点をやらずに粘り強く投げてほしいよな。

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