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今季のベストゲーム!!栗林不在で投手陣が一丸に!!坂倉が攻守で「攻め」の活躍で首位DeNAを止めた!!

愛すべき赤ヘル戦士
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広島が9回に秋山の内野安打と坂倉の満塁弾で一挙5点を奪い、DeNAの本拠地での連勝を止めた。先発床田は7回途中まで1失点。7回1死二塁から登板した島内からター… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】新井監督「耐えていたから最後の集中打につながった」栗林不在の投手陣奮投/一問一答 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

万年Bクラスにあえいでた頃のカープだと、例えば四番が、エースが、守護神が故障離脱となると本当にもろかった。ガタガタっとチームが崩れていく様を何度となく見せつけられた。守護神・栗林の離脱によってまたそんな姿を見せられるのかと危惧していたけど、このゲームを見せられたら「やれる!!」と思わざるを得ない。そんなゲームだった。みんなが耐えて攻めてね、最後は勝ち切った。個人的には今季これまでのベストゲームだと思うねぇ。

床田がガマン、ガマンで6回1/3を1失点

この3連戦は床田、九里、そして森下とね、カープ先発陣の看板が投げる。この辺は大瀬良の離脱や森下の昇格といった要素で偶然だとは思うけど、新井監督の中にはひょっとしたら首位を走るDeNAに対してストップをかけるという気持ちも作用したのではないか??勝手にそんな風に思っている。もちろん首位を叩かないと上には上がれない。そんな気持ちのこもったローテーションのように思うねぇ。

その1番手である床田。正直かなりコントロールに苦しんだように見えた。特に右打者への変化球のコントロールね、これがうまく行かなったよな。出した四球はすべて右打者だったもんな。それでもDeNAのバントミスなどに助けられて6回まで無失点。同点にされ、7回途中でマウンドを降りた。この辺は栗林がいない分、リリーフの負担を考えて粘りに粘ってくれたといった印象だよな。
7回途中で島内をマウンドに譲った。球数を考えると恐らく3番宮崎の所で交代は予定通りだったと思うけど、ランナーを残しての交代で床田自身、自分への怒りもあったのだろう、少し悔しさもにじませていた。この辺も少しでも長く投げてリリーフの負担を減らしたいという気持ちを感じ取ることができた。次はスカッと締めたいよな。

島内、微妙な判定にもひるまず見事な火消し

DeNA打線+ハマスタの怖いところはちょっとしたことで怒涛のように点が入る。7回表は打ち取ったあたりがヒットになった。床田も悔しそうだったよな。西巻が送って1死2塁。DeNA勝ち越しのチャンスで新井監督は床田から島内にスイッチした。この日の島内は真っすぐに力があった。もともと球の力はあるんだけど、ちょっとしたことであっという間に崩れる悪い癖がある。それがちょっと顔を出したけど、何とか粘ってくれたよな。
その瞬間は宮崎に対しての6球目。カウント2-2からズバッと低めに155㌔の真っすぐが決まったかに見えたけど、判定はボール。島内もガックリしていた。案外島内はこういった微妙な判定があると崩れだす。案の定宮崎を歩かせてしまった。ちょっとイヤな空気が漂ったよな。
しかし続く牧、代打の楠本を連続三振。2つとも空振り三振、それも真っすぐでガンガン押して最後はチェンジアップで仕留めるという素晴らしい内容だったよな。
島内はこれまでもちょっとしたことで崩れてきた。暴投や微妙な判定、牽制悪送球といったトラブルに対して免疫がないというかね、本人もその辺はわかっているからなおさら意識してしまうのかもしれん。そういったことがあると変化球で逃げたり、真っすぐも細かいコントロールを気にして自分の持ち味を消してしまう傾向にあったよな。この日のTV解説は大魔神佐々木さんだったけど、佐々木さんは島内の投球を見るたびにスゴイ真っすぐと毎回絶賛してくれている。そのくらいスゴイ真っすぐを持っているんだから、ガンガン行ったらいいんだよな。この日はピンチを背負いながらもそういった姿勢が垣間見れたように思う。これを機にこれからも自慢の剛速球でじゃんじゃん火消しして欲しいものだよな。

ターリーも粘って2勝目!!「栗林が戻るまでは…」

1-1の同点でゲームは終盤に差し掛かってきた。ハマスタというステージを考えると一発で決まる可能性もあるし、ちょっとしたミスで点が入る可能性が高いよな。8回にはターリーがマウンドに上がった。
先頭の絶好調・関根にヒットを打たれ、続く大和には11球粘られ、根負けする形で四球を出した。無死1,2塁。大ピンチだよな。ここでDeNAベンチは伊藤光に送りバントのサイン。これターリーは150㌔越えの真っすぐ連発で送りバントを阻止した。アウト一つとれた。ランナーの進塁を許さずにアウトが一つとれたことでだいぶ気が楽になったのだろう、続く上里をスライダーで翻弄して三振。続く佐野の所で暴投をやらかし進塁させるも最後はズバッと真っすぐ勝負で三振に仕留めた。ターリーも真っすぐでガンガン押して攻め続けることでピンチをしのいだ。直後に味方が勝ち越して2勝目をゲットした。

栗林がいない中で「抑え」の役割も回ってくる可能性があるターリーも非常に集中しているように見えた。栗林が戻るまでは協力して…というコメントが印象的だった。頼りになる助っ人だよな。

同点で守護神登板の難しさ

このターリーの粘りの投球で打線が奮起した。9回DeNA守護神の山崎康から一挙5点を奪う猛攻でゲームを決めた。先頭の菊池がレフトライン際のツーベース。この打球はファールグランドに落ちたのでファールと思いきや3塁塁審は「フェア」。このツーベースを皮切りに秋山の内野ゴロで勝ち越した。前進守備を敷く中で菊地が良く走ったよな。
これに気落ちしたのか山崎康はランナーを貯めて満塁に。そして坂倉のグランドスラムが飛び出した。あの山崎康が5失点とはDeNA三浦監督も誤算だったろうねぇ。

栗林もこの同点の場面で登板して結構失点していたよな。やはり「守護神」にとっては同点というシュチュエーションでの登板ね、いろんな面で難しいのかなぁと感じたねぇ。モチベーションの問題なのか??同点ではアドレナリンの分泌が少ないのか?(笑)わからんけど、ホームゲームの場合は9回に守護神登板が普通なんだけどな、なかなかうまく行かないよな。

坂倉が攻守に攻めの姿勢

今季は新井監督が「正捕手」として起用を続けている坂倉なんだけど、目下勉強中ということでリード面でだいぶ苦労しているようだねぇ??やはりそっちの方に頭が行ってしまって打撃の方はちょっとさえないよな。個人的には8番でいいと思っている。その坂倉がこのゲームでは先制の犠牲フライ、勝利を決定づける満塁ホームランと大活躍。ハマスタとの相性の良さも手伝ってか非常にいい活躍だったよな。
耐えに耐えた投手陣のリードも光ったと思う。その投手の一番いいボールを中心に打者を攻めることができたと思うし、打者に的を絞らせなかった。真っすぐ中心のリードもよかったよな。
打撃の方も何かつかんだようですぐに満塁ホームランという形で結果が出た。坂倉が本来の打撃を取り戻してくれれば得点力も上がりそうだよな。

7連勝中のDeNAを止めた!!

今季のここまでのDeNAは首位を走っている。このゲームの前までは7連勝中、ハマスタでは9連勝中だった。守護神を欠いたカープにとってはまさに「難敵」だった。ただ戦ってみて今季のDeNAは打線に怖さがない。ソトやオースティンといった大物打ちがいないし、1番に佐野を置いているのでクリーンアップに今一つ迫力がないなぁという印象だよな。ただ、つながりという部分に関しては相変わらず怖さがあるし、これまでになく足のある選手を使っているのも首位にいる理由だろう。それと投手陣、特に中継ぎ陣の充実は目を見張るものがある。首位を走っているのもうなづけるよな。
そんなDeNAに対してカープは投手陣が耐えて耐えて、そして打線が少ないチャンスを得点に結びつけることができた。このゲーム、DeNAは4回送りバントを仕掛けてきたけど、成功したのは1回だけ。DeNA側から見れば「ミス」だけど、カープサイドから見ればDeNAの作戦を封じたということになる。この辺は守り勝ちという側面もあるだろう。
カープの内野陣には助っ人が2人いる。マクブルームも送球には難があるけど、一生懸命体を張って守っているし、デビッドソンも他の内野手と声を掛け合って複雑な日本の守備シフトに対応してくれている。頑張ってくれているよな。栗林の欠場を気にチームが一丸となって首位DeNAを止めた。痛快だよな。

新井監督も言っていたように「いい勝ち方」だった。冒頭に書いたようにこれまでのカープなら主力の欠場で一気にしぼんでしまっていたのが嘘のように選手が前を向いてくれている。この辺は新井監督の影響が大きいだろうねぇ。
栗林の診断は「右内転筋の筋挫傷」。軽傷ではあるけど、ほっておくと大きな故障につながる。しっかりなおるまでは時間がかかるだろう。10日で戻ってくるのは難しいし、栗林にも焦ってほしくないのでしばらくは栗林抜きのブルペンが続くだろう。だからと言って下を向くのではなく、栗林が戻るまでは何としてでも踏みとどまるという気持ちが非常出ていたゲームだと思う。そういう意味では首位のチームを止めたし、展開も含めて今季のベストゲームだろう。これから粘って粘って勝ち星をつかんで欲しいよな。

この勝利でまた貯金ができた。借金1となった時はズルズルいくかと思ったけど、みんなで踏みとどまった。これも大きいよな。ひょっとしたら勢いすらつきそうな勝ち方だったし期待したいよな。今日の先発は九里。勝ち星に恵まれていないけど防御率は0点台。ゲームをしっかり作ってくれるだろう。対するは初先発のバウアー。バリバリのメジャーだけど、久々の登板らしいし、チャンスは全然あると思う。大谷のWBCじゃないけどバウアーがメジャーリーガーだろうが「憧れ」を捨てて襲い掛かってほしいよな。本当にこのゲームはナイスゲームだった。これを機に勢いをつけたいよな。

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