広島が7日、新外国人選手のエレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)と契約を締結したことを発表した。22年にロッキーズでメジャーデビューを果たし、今季も6… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
情報源: 【広島】メジャー通算21発の新外国人獲得を発表 内野手モンテロ、得点力不足解消へ期待 – プロ野球 : 日刊スポーツ
前回更新がドラフト会議の翌日だからだいぶご無沙汰してしまいましたな(笑)。お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが今季の悪夢を振り払うかの如くブログも新装いたしました(笑)
このオフの注目は何と言っても、今季歴史的な大失速の責任とこの大失態の反省をカープ球団はどういった形でファンに示すのか??ずーっとずーっと待っていたんだけど、入ってきたのは新助っ人獲得のニュースのみとは寂しい限りだよな。FA戦線においてはカープでは九里が海外FA宣言。他球団でも色々動きがあるようだし、今日はこのオフのカープ球団の動きについてちょっと文句の一つや二つ、書いておこうと思うよ。
新助っ人はエレフリス・モンテロ
2024年のカープは先発陣が奮闘。ブルペンも鉄壁。しかし打線は助っ人陣が全く使えず、期待の末包も故障が続いた。4番タイプではない小園が頑張りを見せてくれたけど、結局打線の核を失ったまま勝負の9月に突入。ここで屋台骨を支えてきた投手陣が総崩れ。一気に崩れ落ちた。当然、この部分に関しての「反省」と「補強」は絶対に必要と考えるのが普通だろう。しかし、ここまでのカープ球団の動きを見るとまず、「反省」が全くないよな。監督、ヘッドはもちろんのこと貧打から結局打開策を見いだせなかった打撃コーチ解任の話もないし、新たなコーチ陣の招へいも今のところないよな。恐らく現スタッフで来季もということなのだろう。1,2,3軍のシャッフルでお茶を濁しそうなムードがムンムンだよな。個人的には少なくとも打撃コーチは解任するくらいの動きはファンに対してあってしかるべきだとは思うけど、カープファン同志のみなさまはどうお考えですかな??
「反省」がこんなもんだから、「補強」も消極的に見える。ドラフトでは右の強打者タイプの大学生を2名獲得。これで「補強」したつもりのようにも見える。あとは助っ人ということで先日ロッキーズのエレフリス・モンテロ内野手獲得の発表があった。例年なら間髪入れずに2人目、3人目と発表があるんだけど、今季は今のところ「単発」。FA戦線を見てという判断もできるけど、まぁカープの場合はその辺は期待薄だし、2人目、3人目の交渉は結構難航しているような空気も伝わってくる。NPB経験者重視という点では中日を退団したビシエドの動きを伺っているとするならまだしも個人的にはなんとな~く補強がうまく行っていない、そんな目で見ているよ。
さて、新助っ人のモンテロだけど、メジャーでの映像を早速確認してみた。右打者でアメリカでは主にファーストを守っていたということでカープの補強ポイントには合致するよな。打席ではドシッと右足に重心を大きく乗せて結構なスピードでスイングを繰り出してくる。
アメリカの選手にしてはベースよりに立っているにもかかわらずインコースを鋭いスイングで弾き返していた。それも結構ライナー性の打球が多く、その上引っ張った打球もドライブがかからずにそのままスタンドインやレフト線への長打になる。
アウトコースの球には泳がず、球に逆らわない打撃の映像も見かけた。結構日本向きの選手のように見えたねぇ。確か今季加入したレイノルズも大崩れするタイプには見えなかったけど、同じようなイメージだねぇ。タイミングの取り方もグリップを動かしながらも左足でもタイミングを計っているように見える。結構器用な選手かもしれんねぇ。まぁ長距離砲というよりは中距離タイプ。まぁそれでも本来の力が発揮されれば十分戦力になってくれるだろう。まぁなってもらわんと困るというのが本音だけどな。
まだ年齢も26歳ということで「伸びしろ」にも期待が出来る。走塁も積極的なように見えるし、1塁の守備も守備範囲には疑問があるけどその分打ってくれれば文句はないだろう。
アメリカでは調子の持続に難ありという評価もあるようだしな、まぁ助っ人は来てみないと何とも言えないというのがカープではここ数年続いているし、働いてくれたらラッキーくらいに思っておいた方が身のためかもしれんねぇ(笑)
その他の助っ人陣はレイノルズ、シャイナーは退団。投手陣ではハーンが残留を決めてくれた。これは大きいよな。ハッチは退団と今季の助っ人の成功率は25%。もう少し何とかして欲しいものだよな。
九里が海外FA宣言
日本シリーズが終わり明日13日がFA宣言の期限。今日あたりFA選手の動きもだいぶ固まってきたようだねぇ。その中で九里が海外FA権を行使。34歳で海外の挑戦となった。本人も言うように最初で最後のチャンス。カープ球団も背中を押したようで気持ちよく九里も新しいステージに向かって羽ばたくことができた。戦力的なダメージはあるけど、個人的にはよかったかなぁと。頑張ってほしいよな。
ただ、今回のFAは海外だけではなく、国内球団との交渉もできる。アメリカでの話がまとまらなかった場合にどうするのか??ファンとしてはちょっと気になるところだろうねぇ。鈴木本部長は「そうなってから考える」というコメントを残している。まぁそうだよな。仮定の話を記者はぶつけてくるけど、そんなこと、いちいち考えているわけがない。ましてや九里を送り出したばかりだしな。野暮なこと聞きなさんなと。
ただ、仮にそうなったときに九里が他球団のユニフォームを着るということに拒絶反応を起こすカープファン同志も多いだろう。まずは海外での交渉を見守るしかないんだろうし、早く決まるといいよな。
カープ球団としては先発が1枚いなくなることに対応をしていかなきゃいかんだろう。仮にこの補強がうまく行かず、九里が戻ってくるとなればそれはそれでいいことだけど、九里の穴が埋める投手が沢山いたら逆に困ることにもなる。個人的にはカープは九里をリリースする方向で動くはず…とは思っている。まぁ九里の穴は補強ではなく常広や滝田、高、そして今季ドラフトで獲得した佐藤柳之介といった若い投手でと考えているだろうし、ここでの「補強」はないと言っていいだろうねぇ。
DeNA・佐野は残留 阪神・原口はFA宣言
他球団のFAの状況だけどカープも参戦するのでは??と噂されていたDeNA・佐野は4年の複数年契約で残留が決まった。日本一にもなったので宣言するかなぁと思っていたけどねぇ。
阪神もFA対象の選手が多く糸原は残留。右の代打の切り札・原口がFA宣言。個人的にはこの選手は面白いと思っている。巨人の大城は残留。中日・木下は宣言。ソフトバンクの甲斐も宣言。今季は捕手のFA宣言が目立つよな。そのほかには楽天の茂木もFA宣言。あとは阪神の大山がどうするのか??といった感じだよな。いずれにしても今季のFAは野手が中心といった感じだし、今後も投手はメジャー指向が強くなりそうだよな。
カープの助っ人補強もこの辺のFAの動向を見極めてからという見方もある。佐野が残留となれば左の強打者の補強もあるかもしれん。今後が見ものだよな。
カープらしく、若手が出てきてほしい
こうした攻撃力の低下ね、もちろん「補強」も大事なんだけど一番は「若手の伸び悩み」のような気もしている。近年のドラフトでは誠也が抜けてからは右の強打者タイプを獲得するようにはなったけど、この辺はなんとなく「付け焼刃」といった感じが否めず、この辺の育成を怠ってきたツケが来ているようにも見える。カープらしく元気な若手の台頭も待たれるよな。
現在行われている秋季キャンプでは異例の紅白戦が行われた。中軸を期待されている内田がノーステップ打法を習得して3安打。中村奨も常広から豪快な一発を見せてくれた。まぁこの辺の高卒選手たちの活躍に関しては待ってました!!という気持ちを持っているカープファン同志も多いだろう。
就任して3年目になる新井監督はレギュラーは横一線と選手に言っているようだけど、新井監督がこれを貫けるか!?というのも大きなポイントになるだろう。レギュラーシーズン最終戦では内田や仲田のスタメン。投手でも滝田が初勝利をあげた。こうした思い切った起用が本当にできるのだろうか??という疑問は今季の選手起用を見ていると心配ではある。一番変わらなきゃいかんのは新井監督なのかもしれんねぇ。
カープ球団は日本一から一番遠ざかっているカープファンに何をしてくれるのだろうか
まぁ色々と書いたけど、今季の大失速でBクラスに終わったわけだからカープ球団には色々動いてもらわんといかんだろう。新井監督も選手がかわいいのはわかるけどファンも「新井さん、そろそろ結果を…」と態度も変わってくるシーズンになるだろう。個人的には色々動くいいタイミングだと思っている。
これからはここまで書いたような九里の動向、他球団のFA選手の動向を見極めながらと考えていて動きが取れないという言い訳もできなくなった。そろそろ「本気」出して欲しいと思うねぇ。
打線強化のためにはもちろん若い選手が出てきてほしいというのはあるけど、球団や現場が「コイツを育てる」というムードが今のところ感じられないし、ここに期待するのは遠回りだろう。と、なると助っ人陣となるわけだけど、この辺はモンテロ獲得で止まったまま。ビシエドや他のNPB経験者の触手を伸ばしているのであればまだしもそんな浮いた噂さえ聞こえてこない。まぁさほど積極的には動いていない、そんな感じもするし、なんとなくカープ球団の「熱量」がね、弱い気がしている。気が付けば松田オーナーも73歳。鈴木本部長も70歳になった。カープの最後の日本一は1984年。松田元オーナーがオーナー代行に就任したのが1985年。つまりこの人がオーナー職になってから1度も日本一になっていない。カープ以外のオーナーは親会社から出向といったパターンが多いし、結果が出なければ交代というのはよくある話。しかし40年も結果が出ていないオーナーが一族経営だからと言ってしがみついているのをもう見過ごすことはないと思う。もちろん、広島の人の中にはこの人がいたからカープが広島にあるんだいう声もあるのは承知している。でも、40年、12球団で日本一になっていないというのはプロ球団のオーナーとしての手腕に疑問を持たざるを得ない。せめて選手の補強やコーチ陣の人選は「編成」に任せるくらいのことをやらないと「成長」できないと思っている。そんな経営陣は来季、カープファンにいったい何をしてくれるのだろうか??ファンが望むは「強いカープ」であってそれを実感するためには「リーグ優勝」や「日本一」の称号は絶対に必要だし、それを取り行くんだという姿勢を感じ取ることが今の段階ではファンが一番望んでいることなんだろう。それが今のところはじぇんじぇんない。このオフにそういった姿勢を見せてくれなければアタクシは来シーズンずっとずっとこの辺をチクチクやっていこうと思っているよ(笑)。是非ともカープファン同志の皆さんも現場や選手をチヤホヤするだけではなく、強いカープを追求していく「厳しさ」ももってカープに接して欲しいなぁと。カープを甘やかしているのは案外「ファン」なのかもしれんし「広島」という土地なのかもしれん。何か変化やそれに向けての「うねり」みたいなものが起きるといいだけどねぇ。
Mageさんこんにちは。
どうしたら、カープは変わるのでしょうか。
先週、日南キャンプ見学してきました。
午後から西武との練習試合だったので、少しだけ見学しました。
新井監督自ら打撃コーチしていました。
黒田さんはピッチングの方をチェックしていました。
記事の中にあったように、新井監督が変わらなくてはいけないと私は、思います。
さまざまな場面でコメントや挨拶をするのも監督の役目ですが、私からすると「その言葉はなくてよかったかな?」という感じがすることがあるんです。
一体大きな痛みとは何だったんでしょうか??
Mageさんは、どう思われますか?