情報源: 広島が来季のコーチ陣を発表 全コーチが留任 現役引退の野村祐輔氏が3軍投手兼アナリスト
連日行われた野球の国際大会「プレミア12」が閉幕。決勝に勝ち残った侍JAPANは台湾に完敗。残念ながら準優勝に終わった。最後にたった一つ負けただけで3敗した台湾に優勝をさらわれた。まぁこうしたリーグ戦形式というのはこういう結果になることはよくある。台湾チームはこの大会で時には負けることがあっても戦いながらチーム力が上がっていったというかねぇ??高校野球でも戦いながら強くなっていくチームがあるけど、台湾チームはまさにそんな感じで勢いに乗ったんだろうし、日本がそれを跳ね返せなかったということ。やはり栄冠は最後に勝ったものに輝くのだろう。ペナントレースも勝負の9月に勝ったものが制する…なんてイヤミの一つでも言いたくなるわな(笑)
もっと参加チーム多ければサッカーのワールドカップのように最後はトーナメント形式にした方がすっきりはするのだろう。この辺は世界の野球人口や野球に力を入れている国をいかに増やすか??なんだろう。今後の運営に課題が残ったようにも見えるよな。
このプレミア12の最終日に合わせるかのようにカープの来季のコーチングスタッフの発表があった。結局はコーチングスタッフ全員残留。カープ経営陣も辞める人はいないから今季の9月の大失速の責任は誰も取らないということになる。この発表で憤慨しているカープファン同志もたくさんいらっしゃるだろう。
梵氏招聘の予感はあったけど…
コーチングスタッフの発表がここまでズレ込んでいた本当のところの理由はよくわからん。どうせ変わらんのだからファン感のタイミングでいいだろうと簡単に考えていた説も十分カープの事だから考えられる(笑)
ただアタクシの中で唯一の観測的希望があったとすれば、侍ジャパン・外野守備コーチの任にいたカープOBの梵氏の存在。中島監督退任に合わせる形でオリックスを退団しているよな。そこでカープが声をかけてみるとプレミア12の最中ということで態度を保留。ある程度終わりが見えてきたところで意思表明という流れなら、このタイミングもなんとなく理解はできる。まぁ本当にこの流れでいったとなれば、カープは梵氏に断られたことになる(笑)。この辺は色々とまた勘ぐってしまうよな(笑)
1,2軍の入れ替えもなし
まぁだいたいBクラスに終わったチームというのは監督が責任を取らなきゃヘッドだったり、敗因を探ったうえで低迷の理由が投手なら投手コーチ、打撃なら打撃コーチなりが辞任を申し出たり、球団が交代させるというのがアタクシはファンに対しての「礼儀」だとさえ思っている。
今季のBクラスの原因は明らかに「打撃」であると思うし、その要因は助っ人陣が全く使えずに打線を組むのにも一苦労した現場の疲弊なのだろう。ならばやはり打撃コーチを解任、ヘッドコーチを解任といった行動を起こすのはどの球団だってあるだろう。まぁ「カープだから」と百歩譲ったとしてもせめて1,2軍の入れ替えや配置転換はあってもいいと思う。動きがあったのは2軍にもヘッドコーチを置くこと。ここには福地コーチが打撃と走塁を兼務しながらということだそうな。この辺、人件費を削っているのか??という風にも見える。
また、3軍投手コーチ兼アナリストとして今季現役引退した野村祐輔氏が就任。これで来季は変化を遂げて優勝します!!と言われて、ゾクゾクするカープファンは皆無だろう。今回のコーチ人事に失望しているカープファン同志は多いだろうし、ファンがカープに対しての「見方」が変わるきっかけになるような気がしている。この「見方」とカープ球団の「行動」のギャップが広がれば広がるほど現オーナーを筆頭とした球団経営に「NO」を突き付ける機運が高まってくるだろう。度胸のある在広マスコミが一つ風穴を開ければ一気にという流れもできそうだし、個人的にはそういった形でも球団の姿勢が「勝つ」という方向に向かってくれるのなら大歓迎だと思っている。やはりプロは勝ってなんぼだからねぇ。
新井監督の判断ということも!?
今季、助っ人野手の不調で球団はさらなる助っ人補強を新井監督に打診も断られたというような話、ウソかホントかわからんけど、若い選手に出番を与えるためという大義名分のもと補強は行われなかったと聞いている。まぁこれで若い選手が次々出てくるのか!?と思いきや1軍には出番の少ないベテラン選手が枠を埋めて1,2軍の入れ替えも活発ではなかった。個人的にはとても「有言不実行」のイメージが残っている。
仮に今回のコーチ陣の据え置きも新井監督の考えを尊重した結果ということも十分あり得る。そうなると来季は3年目。新井監督もそろそろ答えを出さなきゃいかんだろうねぇ。来季のカープが今季のような戦いぶりで「変化」を感じることができない結果に終わったとすれば、編成に関しては球団主導に切り替えるなり、コーチ陣を総入れ替え、または新井監督の責任問題になってくるだろう。球団は新井監督には最低5年は任せるのが既定路線だから、コーチ陣の入れ替えはマストになるだろうし、ならなきゃおかしいだろ!?という話になってくる。色々な意味で「勝負のシーズン」になるだろう。少なくとも我々ファンはそういった厳しい目で新井カープをいかなきゃならんだろうねぇ。
今のところ新井監督から「変化」を感じ取ることができない。秋季キャンプは相当練習したようだけど、その結果は春の1軍キャンプの顔ぶれやキャンプの過ごし方から感じ取ることができるだろう。新井監督は来季に向けてどんな「変化」を準備しているのか??しっかり見させていただきましょう。ぜひとも頑張ってほしいよな。
Mageさん、来シーズンのコーチングスタッフのことですが、私は、(かなりひねくれていますが)ヤフコメや野球ブログなどの意見に対する球団側の意地のように感じているんです。
なぜ変わらないのか、変えないのか、変えようがないのか?いろいろ考えられるのですが、カープという球団の意地でしかないように感じられて、途方にくれてしまいます。
新井監督自ら打撃指導をするも私からすると何か受け入れ難く。
新井監督はシーズン締めくくりの挨拶で何がいいたかったんだろうか?
よく分からないままです。