10試合で平均6.6失点の投手陣を立て直せるかがカギ。
- 2018.06.03
- Mageちゃんが斬る!
- 緒方監督

情報源: 高橋昂、プロ初勝利はお預け 四回途中4失点で降板/デイリースポーツ online
1週間ぶりのご無沙汰ですな。
この1週間、もちろんカープの試合はチェックはしていたんだけどな、実は嫁が入院してしまってねぇ。とは言っても病気じゃなくて親知らずをぬいたんだけど、これが結構な大手術で1本抜くのに50分くらいかかったそうな。それを2本抜いてね、全身麻酔を施して3時間の手術。
まだ小学一年と幼稚園の年少と手のかかる子供たちの面倒を見なきゃならなくなってね、朝起こして子供の弁当作ってさ、上は女の子だから髪の毛セットしたりして、炊事洗濯と家事の全般やらなきゃならん。シングルファーザーを1週間体験したんだけど、そら大変だったよ。夜はクタクタになってね、それでもカープがスカッと勝ってくれりゃ疲れも飛ぶんだけど、しょっぱい試合ばっかりやってるから疲れ倍増。とてもとてもPCの前に座る状態ではなかったのよ。改めて嫁のありがたみが身に染みた1週間だったよ。
昨日の試合云々てのは今日はなし。崩壊しつつある投手陣についてなんだけどな、ちと、打たれすぎだよな。
この10試合で66失点。単純に1試合6点以上取られている。野手は7点取らんと勝てん。それが現状だよな。
それでも4勝6敗と負け越してはいるけど大きな連敗には至っていない。この辺ってのは野手の頑張りとリーグ連覇をしている経験と自信がなんとか大型連敗を食い止めている。そんな感じだよな。
広輔と菊池は調子を落としている感じだけど、丸がスタメンに出るようになって打ちまくっているし、誠也も調子が上がってきた、野間も丸が復帰してもスタメンの座を明け渡さずに頑張っているし、松山、西川もいい。曾澤も好調を維持しているよな。
パリーグに関しては以前ほどの「好投手」がいないせいか、人見知りの激しいカープ打線も今年はすんなりうち解けているというか、持っている力をきちんと発揮できているよな。
ただ、打線は水物。いつ調子を落とすかわからん。調子のいい時に白星を重ねておきたいところだが、投手陣がどうもシャキッとしねぇよな。
もちろん野村、ジョンソンを欠いているから先発の頭数は足りていない。そこは昨日の高橋昴やフランソワあたりを使いながらローテを回している。まぁここはある程度「負け覚悟」での起用だろうからそんなにダメージはない。
問題なのは中村祐と九里がいつもの「カベ」にぶち当たっている真っ最中ってこと。ここがこの「カベ」を乗り越えてくれるかどうかってのが一つのカギになるかなぁと思っているよ。
二人ともポンポンと勝ち星を重ねながらも一つ土がつくとそのまま調子を落としていってしまう傾向にある。この辺が年間でローテを守り切れない要因なんだよな。
この交流戦、この二人の力はどうしても必要になる。なんとかカベを乗り越えてもらって夏場を迎えたいよな。そういう意味では今日の九里のピッチングに注目だよな。
どうしてもビハインドの状況が続くから、継投の判断も難しい。アドゥワの登板過多や一岡の微妙な立ち位置はメンタル面の負担が大きい。「逆転のカープ」といえども試合中盤にはリードして方程式に持ち込む野球ができていない。その辺の形が作れていないから、最近は「逆転負けのカープ」に変身しちまった。やはり先発がどの程度試合を作れるかってのが基本。この形に持っていける先発が何人いるかって話。現状大瀬良と岡田の二人しかおらんわけで、もう一人、出てくればだいぶ変わってくるだろうねぇ。
その期待のかかった薮田が散々なピッチング。まぁ言語道断って声も聞こえてきそうだけど、これが今の薮田。今シーズンは使えない。そういう判断をして期待しない方がいいだろうねぇ。
まぁ交流戦のここまでは幸いといってのかわからんが今年もセリーグのチームが苦しんでいるから、ボロクソに打たれて負けても2位とのゲーム差は4.5をキープしている。大きな連敗をしなければこの辺をキープできるだろうねぇ。
ただ個人的にはセリーグ連覇のチームとしては交流戦最高勝率を争わんといかんと思うし、こんな調子じゃ、仮に日本シリーズに出ても恥をかきにいくようなもの。なんとかここから踏ん張って欲しいもんだよな。
今日は九里の投球、注目すべきはこの1点だろうねぇ。頑張ってほしいよな。さぁ みんなで見よう!
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