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4連覇のキーマン 佐々岡投手コーチは投手陣を再び戦う集団に蘇らせることができるか!?

4連覇のキーマン
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合同自主トレのブルペンを見守る佐々岡投手コーチ

情報源: 全員全発じゃ 広島佐々岡コーチ底上げへ大胆プラン – 野球写真ニュース : 日刊スポーツ

昔のこの時期ってのはさ、関東ではカープの情報を手に入れることは本当に困難だった。特に自主トレの情報なんてぇのはプロ野球ニュースくらいでようやくゲットできるくらい。

それに引き換えネットの発達した今では誰が何処で誰と自主トレしているのかって情報が入ってくる。ありがたい時代だよな。

年俸の高い選手は自費で温暖なところに行って自主トレできるけどな、若手選手はそうはいかん。よって地元で合同自主トレという形でやってるよな。

自主トレ期間中ってのは協約上、監督コーチは指導はできない。ただやっている内容はキャンプみてぇなもんで、キャンプ初日にはほぼみんな出来上がっている状態。だから合同自主トレを視察にくる首脳陣は多いよな。

そんな中、今シーズンから1軍投手コーチに就任した佐々岡コーチが視察に来たみてぇだねぇ?アタクシは4連覇のキーマンの一人として佐々岡コーチの名をあげたいねェ。それはなぜか?

 昨シーズンのチーム防御率は4.12でリーグ3位。3連覇中ではワーストの防御率。ちなみに2017年シーズンは3.39、2016シーズンは3.20だから1点近く悪くなっているってことだよな。

 もっとひどいのは与四死球の数。こちらはリーグワーストの597。よく優勝できたもんだよな(笑)。つまり昨季に関しては完全に打ち勝ってのリーグ優勝。残念だけど日本一になるにはこれじゃ勝利の女神もそっぽむくわな。

 ちなみに2017年シーズンは505個,2016年シーズンは467個だから、2年前に比べて130個増えている。1試合1個まではいかんけど、そのくらいのペースで増えているという事だよな。

 では、2年前と何が違うのか?

アタクシは投手コーチを中心とした投手陣の方向性や考え方が「劣化」していると思うんだよな。

 2年前は投球術や投手心理を熟知した黒田という生きた教材が目の前にいた。初球のストライクの取り方や打者の動きをみてどの球が有効なのかとか、そういったアドバイスを他の投手たちに惜しみなく伝えてくれた。その賜物だと思うんだよな。

 2016年シーズンで黒田は惜しまれて引退。この教えってのは翌シーズン、カープ投手陣がいい具合に引きついでいってくれた。2016年シーズンほどではないけど、優勝チームに値する投手成績を残せたよな。

 ただ、名監督、名コーチ、名選手の教えってのはさ、その人がチームを離れたら1年くらいで賞味期限切れになる。昨シーズンからは黒田の教えはどこへ行ったんだ!?と目を疑うような配球やメンタル面の弱さを露呈してくれたよな。

 じゃ、誰がこんな投手陣にしたかといえばそれは投手コーチなのよ。畝コーチね。まぁもちろんバッテリー間の責任もあるとは思うけど、投手コーチってのは何もフォームのチェックだけが仕事じゃねぇんだよな。

 投手陣の編成や方針というものも投手コーチの仕事なわけよ。黒田がいたころはみんなが黒田黒田と行っていたから目立たなかっただけでね、昨季の成績の凋落は明らかに投手コーチの責任なのよ。たった2年でダメにしちまったわけよ。当然立て直さんと4連覇は絶対ないと思うよな。

 例えば、カウントが不利になったときにバッテリーはどういう判断をしたらいいのか?ストライクで勝負するのか?臭いところを突いて結果四球でもいいよと常日頃から言っているのかで結果は大きく違ってくるよな。

 黒田がいたころはその場面場面で最良の選択をする風潮があったけど、昨季に関して言えばピンチになれば外一辺倒。結局四球出してピンチを広げる場面が多かった。打たれたら1点で済むものを逃げて結果ビッグイニングを喰らうパターンは負け越した中日戦や苦手DeNA戦で何度も見せられたよな。こういうのってのが投手コーチから発せられる「方針」であったり「指導」から来るもんだと思うんだよな。

 逃げて勝負を先送りする結果が四球の急増であったり、防御率の悪化に繋がったとアタクシは見ているのよ。

 もう一つ面白いデータがある。カープは与死球数は他チームに比べて圧倒的に少ない。もちろん死球ってのは当たった選手も痛いが投手も痛い。ないに越したことはないのよ。でも総四死球がリーグ最多にも関わらず死球だけに絞るとリーグ最少。これは何を意味するかといえばインコースに投げ切れていない、インコースで勝負できていないってことを裏付けるデータでもあるってことだよな。

 この辺も投手コーチの「方針」や「指導」が影響しているのではないか?4連覇するためには投手コーチ陣はこのままでいいのか?そう考えていた同志の方もいらっしゃるだろうねぇ。当然球団も同じように考えたからコーチ陣の入れ替えに舵を切ったわけだよな。

 そこで白羽の矢が立ったのが2軍で若手育成に励んでいた佐々岡コーチの昇格だよな。先発で100勝、抑えで100セーブ。経験値は申し分ねぇよな。数々の修羅場も経験しているし、畝コーチ比べれば実戦経験の差は相当ある。やはり経験者の声ってのは説得力があるってもんよ。

 それともう一つは若手投手で結構伸び悩んでいるのが多いよな。戸田、中村恭、中村祐、加藤課長改め矢崎課長などなど。そういう投手をファームで見てきている。目をかけている若手もいるだろう。そういう投手を積極的に使っていく可能性は大いにあるよな。

 投手陣の顔ぶれを見れば先発は大瀬良とジョンソンは決まり。個人的には九里にも席を与えてもいいかなと思う。あとは空席。勝ちパターンも後ろの中崎は決まりとしてもジャクソン退団、今村は不調。一岡が去年通りの活躍をしてくれれば7回、フランスワが8回。それでも信頼できる中継ぎがもう2枚は絶対に必要だよな。

 もちろん、勝ちパターンの順番もこれいいかといえばまだ工夫が必要かもしれん。中崎は終盤に打ち込まれて防御率を悪化させたし、一岡だってシーズン全うできる実績があるかといえばそうでもない。こっちの「再編」も十分に考えられるよな。

 そういった大胆な再編も含めて佐々岡コーチの手腕ってのは4連覇を狙う上では絶対にカギになってくる。さぁどんなことをやってくるのか楽しみだよな。

 ただ一つ懸念されるのは佐々岡コーチと畝コーチの役割。どちらがベンチでどちらがブルペンか?まだ発表されていないよね??

まぁ緒方監督からすれば畝コーチの方がやりやすいかもしれん。でもこのままでは絶対いかんと思うけどな。

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