広島・野村祐輔投手(29)がプロ最短の1回5失点で降板した。
情報源: 【広島】野村、プロ最短1回5失点KO…近藤への“無駄な四球”命取りに
野村の背信投球でアタクシのイライラはMAX。これで何度目だ?いつも同じ失敗をやらかす。新人ならまだしも最多勝のタイトルを取ったことのある投手のピッチングじゃねぇよな。
この試合ってのは、今後の交流戦を占う意味で非常に重要な意味を持っているとアタクシは思っていた。おそらくだけど、ソフトバンク相手に必死になって接戦をものにした。これってチームの中で、よっしゃ!これからだ!というムードになっていたと思う。
その証が初回の先制点。野手陣は少なくとも色んな意味で前を向いて戦おうという気持ちを先制点という形で表現してくれた。この点をアタクシはものすごく評価していたし、手ごたえを感じた。「今日はいけんるんじゃね?」と。
ところが先発野村が連打の嵐。オマエ、バッティング投手か!?というくらいポコポコやられとる…。
これで3試合連続でビッグイニングを作られて試合を壊しちまった。何やってんだ!?って話だよな。
まぁ野村に関してはアタクシは入団以来イライラさせられっぱなしで、今更いうことはない。過去の記事野村は大量点で気が抜けた?8回の會澤の一発が強さの象徴。何、よそ行きの野球やってんだ!?もっとどっしり構えていれば勝てた試合。を見てもらえればいいかなと。もう言うことはないのよ。
いつまでたってもコントロールとキレで勝負するタイプに固執するあたりに進歩が見えない。野村自身も歳をとる。新たな球種であったり、外一辺倒の配球を見直したり、高低をうまく使うなり、そういう工夫をやっていかんと今後は同じことの繰り返しになる。
それとメンタル面。ちょっとしたことで影響されてしまう。プロで何年飯食ってんだ?と突っ込みたくなる。困ったもんだよな。
野村は確かに球速はない。自身がコントロールとキレで勝負するタイプと「思い込んでいる」。ピンチの場面であっさりと土俵を割るってのは結局「勝負」できていないってこと。「打てるもんなら打ってみろ!」といった開き直りがない。
コントロールに自信があるのならなぜもっと、内角をえぐる球が投げられない?一発が怖いからか?いや違う。その1球を投じる度胸がないだけよ。
話は変わるけど、ソフトバンクとの3戦目かな?両チームに関わりのある達ちゃんが解説の中で「パリーグの打者は対戦の少ないセリーグの投手には決して大振りせずにセンター返しを心掛けている」と言っていた。
確かにカープ投手陣は西武戦で山川に一発打たれまくった試合以外はホームランをあまり打たれていない。
長打を警戒するあまりに四球を出し、センター返しを心掛けたコンパクトな打撃で返される。
猛打のイメージがあるから投手は外中心の配球をセンターから逆方向に打たれる。
パリーグの打者の餌食になった投手ってのは結局、外中心の配球をうまく相手に利用されている感じなんだよな。
野村はまさにその典型よ。コントロールで生きる投手なら、インコースの真っすぐをビシッと決めてみろっての。そこができん限りは野村は同じことを繰り返すだろうねぇ。プロの先発投手として正念場じゃねぇかねぇ?
6連戦の初戦。先発投手を初回で代えるってのは本当に判断が難しい。それをベンチはサクッと交代させた。まぁ「懲罰」的な意味合いの濃い交代だよな。これに関しては野村には同情の余地はない。もう一回、自分の投球スタイルを最初から作り直すくらいの気持ちでこれからの時間を使ってほしいよな。
そのあとを引き継いだ島内、菊池保、遠藤は本当によく投げてくれた。即戦力ルーキーの期待を背負う者、サヨナラ打を打たれて悔しい思いをした者、1軍アピールに必死な者、みんな背負うものは違うけど必死に0でつないでくれた。この必死さが野村には感じられない。野村がだらしない分、後を継いだ投手たちが頼もしく見えたよ(笑)。
その中でも遠藤のマウンド度胸というかねぇ、必死に「勝負」に向き合っている姿に将来のクローザーの片鱗を見た気がする。
場面は遠藤2イニング目の7回ウラ。先頭の太田にツーベースを打たれた。カープサイドとすればもう1点も取られたくないよな。
1アウト3塁の場面で打者は初回満塁の場面でしっかり仕事をした中田。さすがにビビるよな(笑)。
カウントは2-2。ここでボールとなれば苦しい展開。とは言え外野まで飛ばす力は十分の打者。何を投げるか!?ここで遠藤は磯村のサインに首を振りまくった。
普通1軍経験のない投手というのはある意味、配球は捕手におまかせってのが多い。磯村だってそれなりプロの経験を積んでいる捕手。にもかかわらず首を振りまくった。勝負に集中している証拠だよな。まぁ少ない確率だけど「首を振れ」のサインが出ていたかもしれんけど。
一度間をおいても最初のサインに首を振った。まぁね、こういう時ってのは大体真っすぐが来るんだけどな、やはり遠藤は渾身のストレートを投げ込んだ。
中田も読んでいたんだろう。少し泳ぎながらもサードへ痛烈な当たりを放つ。
サードの安部がセカンド寄りに1歩動いたところで好捕。これではサードランナーは動けない。ナイスピッチとナイスキャッチだよな。
あの打球、もし安部の正面だったらトンネルか弾いていたかもしれん。横に少し動くことで速い打球に対応できた。紙一重だよな。
でも、その紙一重を自分の方にプラスの結果をもたらすのはやはり「気持ち」の部分が大きい。
そういう意味では遠藤が渾身の真っすぐを投げるべく、捕手のサインに首を振り続けた「気持ち」が勝ったと感じたな。
確かにその前に3球真っすぐを続けてタイミングが合い始めてことを磯村は気にしていたんだと思う。でも遠藤は自分の真っすぐを信じ突破した。こういう姿を野村が見せてくれてことが過去にあっただろうかねぇ?
もう一人、懲罰交代があった。野間だよな。
恐らく前回の試合での見事なまでのチャンスの潰し方で今日のゲームがラストチャンスだったんだろう。それを野間が感じていたかどうかは本人に聞いて見ねぇとわからんけど、ベンチは2打席で長野に代えた。まぁベンチが答えを出したということだよな。
その長野が遠藤の炎の投球で流れを呼び寄せた直後にツーベース。バティスタのツーランの呼び水となった。
東出コーチは長野の1番はありともコメントしている。まぁアタクシは額面通りには受け取らん。おそらく今日も野間はスタメン1番だと思うけど、この交代を野間がどうとらえるか?
今季は西川に1番を譲る試合があって、代打で登場しスリーベースを放って1日で定位置を取り戻した。さて、今回はどう転ぶかねぇ?
懲罰交代には手厳しいカープファンもどうやらこの二人に同情の余地なしといったところか、あまり批判的な声は聞こえてこない。まぁ野間は緒方監督のお気に入りで贔屓されているなんてぇ話もあったけど、そんな単純な話ではないと思うけどな。
アタクシは懲罰交代は全然肯定派なのよ。プロだし競争だしな。ただ交代させた意味をベンチと選手がきちんと共有しておくことはやらなきゃいかんと思う。それをやらなければ信頼関係は崩れてしまうからな。
それなら広輔はなんで使い続けるんだって話に戻りそうだけど、それは過去に記事を読んでいたければ緒方監督が田中広輔を使い続ける理由はたぶんこうだろう。アタクシの考えはご理解いただけるかと。
ただ1番長野というのは得点力が落ちているカープにとってはいいかもしれん。
とにかく下位打線が作ったチャンスを野間がことごとくフイにしてきたからな、勝負強いし「カオが効く」長野はパリーグ相手には十分脅威に感じるだろうねぇ。
さて、今日は大瀬良の先発。対するはルーキーの吉田だよな。おそらくマスコミの注目が集まるだろう。
カープには吉田に思いきり「プロの洗礼」を浴びせてほしい。なんのことはない、真っすぐをセンター中心に打ち返せば、そんなに難しくはねぇだろう。昨日の試合の逆をお見舞いさせてあげればいいのよ。
野間だけじゃなく、會澤や安部も打撃が下降しているしよな。會澤はDHやりづらそうだし、やはり守って打ってというのがいいんじゃねぇかねぇ?安部はボール球振りすぎ。開幕してからの疲れもあるだろう。でも条件はみんな同じよ。とにかく交流戦、今日から盛り返してほしいもんだよな。
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