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阪神はすでにCSテスト期間??カープだって短期決戦向けの攻撃で追いつき追い越し逆転勝ち!!DeNA&巨人が勝ってもゲーム差変らず

愛すべき赤ヘル戦士
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広島は前日に優勝を決めた阪神に逆転勝利し、18年以来のシーズン勝ち越しを決めた。シーソーゲームの展開から同点の8回。1死二塁から相手の暴投で1死三塁と好機を広… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】対虎5年ぶりシーズン勝ち越し導いた松山竜平「前に飛ばせば何か起きると」代打で殊勲打 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

リーグ優勝を決めた阪神。恐らく夜遅くまで関西のTV局の取材や出演で大変だったろう。昔だと優勝を決めた翌日のゲームは主力を休ませて…なんてぇのが普通だったけど、昨日のスタメンはバッテリーとショート以外はベストメンバーを組んできた。この辺は昨日のゲームがXデーと見込んでチケットを買って広島に乗り込んできた阪神ファンへの配慮もあったのだろう。ビジパフォ席はいっぱいだったもんな。まぁそれでも阪神的には甲子園で決められてよかっただろう。昨日のマツダスタジアムはカープファン一色だったし、ここで胴上げしても…という感じだったよな。
まぁ勝負の9月は1位阪神と2位カープの戦い方が両極端だったため、あっという間に優勝が決まってしまったけど、それが無ければ首位攻防第2ラウンドのはずだったこのゲーム、チケットは完売だったろう。そういう意味では1点差で点の取り合いのゲーム、現地観戦の方にとっては面白いゲームだったよな。

先発床田気になる「連打癖」

先発はカープはローテ通り床田、阪神は中継ぎテストということで及川。もう阪神はCSに向けて戦力の見極めを始めたようだねぇ。床田にとってみれば、先週の甲子園のリベンジに燃えていたことだろう。ただ、調子自体はよくなかったように見えたねぇ。変化球のコントロールに苦しんでいたようだし、ギアを上げる真っすぐにもキレがなかったように思う。
初回にヒット4本、5回にも4連打と単打を集められて失点。この辺は床田の「連打癖」というかねぇ??打たれだすポポーンとやられる。この辺が出てしまったよな。相手打線を警戒するあまりにボールが揃いすぎるというかね、安易にストライクを取りに行ったところをやられてしまっているよな。夏場以降そういった投球が目立つようになった。防御率も1点打をキープしていたけど、ここに来て2.21。これでも立派な数字だけど、節目の10勝をマークしてから足踏みが続いている。CSに向けて何とか立て直したいところだよな。

四球を絡めて逆転も野間が心配

このゲーム、阪神は中継ぎ投手のテストということで及川が2イニング、高卒ルーキー門別が3イニング、浜地が2イニング、加治屋が1イニングと中継ぎリレー。阪神は中継ぎ投手は豊富だけど恐らくCSで先発が早々に崩れた時の立て直しができる投手、2イニングくらいをしっかり投げられる投手をテストしていたように思う。その中で2番手で出てきた門別にカープ打線が「プロの洗礼」を浴びせた。個人的にはこういう新人投手に対してやられる傾向が強かっただけに、この攻撃は非常に良かったと思うし、仮に門別とCSで対峙する場面になれば、カープ的にもやりやすさというのはあるだろう。
先頭のマクブルームが四球を選んで田村がヒットでつないだ。床田がしっかり送りバントを決めて、野間がタイムリーツーベース。これで同点。2番羽月が倒れるも小園が左対左を感じさせない、コースに逆らわない打撃でレフトへタイムリーヒット。見事な逆転劇だったよな。このゲームは送りバントの采配でしっかり点に結び付けられていた。この辺はCSに向けていい流れになっているように思うねぇ。
ただ気になるのは同点のツーベースを打った野間が2塁への走塁時に足を痛めたようだ。大事を取って交代したけど、箇所が箇所だけに心配だよな。今季は非常にいい働きをしているだけに、ここで離脱となると厳しい。大事に至らないといいんだけどな。

マクブルームが猛打賞!!頼もしい助っ人が戻ってきた!?

床田が5回に集中打を浴びて再び逆転を許したカープ。6回から阪神のマウンドには浜地が登板。その代わり端を先頭の坂倉がツーベースで出塁。非常にいい角度で鋭い打球だったよな。続くマクブルームがセンター前にタイムリーヒット。すぐに同点に追いついた。この日のマクブルームは3安打の猛打賞。4度の打席ですべて出塁した。すべて単打だったけど、しっかり前でしっかり腕が伸びるところでインパクトしているので力強い打球を打てるようになった。このセンター前ヒットも非常に強い打球だったよな。こういう強い打球が打てるようになると後は打球が上に上がるようになれば一発も増えてくるだろう。この時期に「ようやく」だけどマクブルームの調子が上がってきたように思う。CSに向けて頼もしい助っ人が帰ってきたよな。

送りバントで1点をもぎ取る攻撃は短期決戦では大きな武器に

同点に追いつくもつかの間、矢崎が1点を失って再び勝ち越された。しかしカープ打線はひと頃の1点しか取れなかったのがウソのように積極的にバットを出してチャンスを作る。7回は先頭の野間の代わりに出場している大盛が久しぶりのヒットで出塁。2番羽月が送って小園がこれもしぶとく三遊間を破り追いついた。勝ち越しを決めたのが8回。マクブルームがこの3本目のヒットで出塁。矢野が代走に送られた。続く代打磯村がしっかりバントを決めた。この磯村も短期決戦でこういった出番が増えてくるかもしれんよな。そしてとっておきの代打松山が前進守備の内野をしぶとく抜けるタイムリー。これで勝ち越しに成功した。いずれも送りバントを絡めて1点をもぎ取る見事な攻撃だったよな。

新井監督は開幕からどうだろう??オールスターくらいまではあまり送りバントのサインを出さなかった。新井監督本人も「まったくやらないわけではない」と言っていたように、勝負どころではしっかり送りバントをやってくるようになった。
佐々岡前監督時代には初回からでも送りバントをやってきた。アタクシは早い回から送りバントは相手にアウトを一つ上げるようなものなので苦言を呈していたし、現にこの送りバントが得点になったかといえば、なかなかタイムリーが出なかった。あと一本が出ないという印象を植え付けてしまった要因だったと思っている。
しかしここに来て送ったランナーを打者がしぶとく返せるような「勝負強さ」がカープの選手たちに身についてきたように見える。こうなると短期決戦で競ったゲームになるとこの送りバントを絡めた攻撃ができることが「強み」になってくる。小園にしても松山にしても決してきれいなヒットではないけど、相手の守備陣形をよく見ながら抜けるところに打っているし、やはり送りバントの作戦も後に打つ打者がどういう打撃をするのか??チームでしっかり決めておかないと本当にただ一つアウトを上げるだけの作戦になってしまうわけで、この辺の考え方のすり合わせというかねぇ??そういうものがしっかりできていることをうかがわせるよな。果たして短期決戦でもこういった得点シーンが見られるのか??楽しみだよな。

島内、栗林がピンチを背負うも点を許さず

7回裏に追いつき、8回裏に勝ち越した。こうなると勝ちパの投手の出番だよな。8回には島内が登板。いきなりデビッドソンのエラーで無死2塁のピンチを背負った。デビッドソンはこの日はノーヒットでエラーやらかして散々だった(笑)。
しかし島内が動じなかった。送りバントで1死三塁。こうなるとなんとしてでも三振が欲しい場面だよな。代打ミエセスにはインコースを攻めてカウントを稼ぐと最後はチェンジアップで料理。続く中野に対してはチェンジアップを見せて見せて最後はズバッと真っすぐで見逃し三振。見事な投球だったよな。
9回。栗林が出てきた。この日、最初はあまりリズムに乗れなかったように見えた。先頭の森下に四球を出した。続く大山につながれて無死1,3塁の大ピンチ。ただ、ここで栗林はスイッチが入ったように見えた。続くサトテルを3球三振。高めの釣り球に見事に引っかかってくれたよな。続く小野寺の2球目に1塁ランナーの大山がスチール。これを坂倉が刺してツーアウト。最後は栗林渾身のフォークに小野寺のバットが空を切った。もう最高のボールだったと思うねぇ。これでピンチを切り抜けて見事な勝利を飾った。みんなで勝ち取った勝利。これで阪神の連勝も止まった。風向きが変わる予感も同時に感じたねぇ。

カープのCSはすでに始まっている!?

優勝を決めた阪神。恐らく睡眠不足、二日酔いの選手もいたかもしれん(笑)。そら、このためにやってきたわけだから気持ちはわかるし、この日くらいはいいだろう。それを見越して阪神ベンチも投手は中継ぎテスト、捕手は若い捕手に出場機会を与えた。阪神がこう出ると相手をするカープには当然「やるづらさ」はあったと思うし、得てしてカープはこういうゲームを結構落としてきた過去がある。しかしそういったシチュエーションのゲームを逆転でモノにしたというのはね、アタクシはかなりプラスにとらえている。

9回、栗林絶体絶命の場面で1塁ランナー大山がスチールを仕掛けてきた。あれは大山の暴走ではなく阪神ベンチからサインだったそうな。この場面でカープはどういう守りをしてくるのか??岡田監督が試したかったらいしいねぇ。坂倉が2塁へ送球してアウトにしたけど、こういう場面で坂倉が2塁に投げるんだと、これは大収穫と岡田監督はコメントしていた。
でも、アタクシはホントのところは違うんじゃないかなぁと思っている。あれ、走者のどちらかがサインの見落としがあったんじゃないかなぁと。大山の勘違いなのか??森下が坂倉が2塁に送球したらスタートするダブルスチールだったか??そのチョンボを隠すために岡田監督があえて「大収穫」と目線をそらすようなコメントをしたような気がしている。まぁこれはアタクシの勝手な見立てだけどな。なぜ、そういったことをやるかといえば、もうCSは始まっているからなんだと思う。変なミスでチームの流れを悪くしたくないからと岡田監督が助け舟を出したように思うし、大収穫ということで、今後同じ場面でカープバッテリーが色々なことを考えさせることもできるしな、その辺、煙幕張り始めたというのはあるだろうねぇ。

カープもすでに優勝は無くなって地元CS目指してとチームもファンも標準を合わせている。この日は先にDeNAと巨人が勝利。カープが負ければDeNAとは2差になる。ちょっと嫌な差だし、こうなるとカープは受け身、DeNAはイケイケになるだろう。しかしカープは逆転で勝利。ゲーム差は変わらずとなった。こうなると逆にDeNAは勝ったのにゲーム差が縮まらないともどかしさや焦りが出てくるだろう。もうね、CS争いというよりは優勝が決まった時点ですでにCSは始まっているのよ。カープは2位で逃げる立場のように見えるけど、この先も一つも負けられない短期決戦のような戦いをして勝って勝って2位をもぎ取らなきゃいかん。3位が頑張っても追いつかん。こうやってペナントのゴールテープを切れば、ファーストステージもその流れで戦えるだろう。カープも勝って勝ってゴールテープを切りファーストステージを突破すればそれなりの勢いをもって阪神と対峙できる。こういう流れを作っていきたいよな。そういう意味でも昨日の勝ちは非常に大きかったと思うねぇ。

さて今日も阪神と戦うわけだけど、予告先発は先週と同じ顔合わせ、森下と大竹だよな。カープとしてはこの大竹を何とかしておきたいというのはある。結構CSでカギになる対戦だと思っている。大竹を打っておくだけで阪神もCSでの先発をどうするか??考える事にもなるだろう。もうね、カープのCSは始まっている。なんとしてでもいい形で突破していきたいよな。

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