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打線爆発19点大勝!こんな試合だからあえて投手に目を向けてみた

V奪回のキーマン
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 「中日-広島」(11日、ナゴヤドーム) 広島先発の床田寛樹投手(25)が114球を投げ、6回8安打3失点。今季初勝利の権利を持って降板した。

情報源: 広島・床田が6回3失点 粘りの114球で初勝利の権利

土曜はいつも試合が観られないケースが多いんだけど、猛打爆発で18時前くらいまで試合をやってくれたからな、1イニング9得点のシーンは見逃したけど試合後半はじっくり見れた。6回の床田のピッチングくらいからね。

恐らく多くの同志の皆様方は猛打爆発に狂喜乱舞だっただろうねぇ。あまり打ちすぎて今日以降打てないのでは?と心配の声も聞こえる(笑)打線は水物というからねぇ、相手投手次第ってのもあるからな。

ただ、評価できるのは中日の若手売り出し中の勝野や橋本といった投手をケチョンケチョンにしたこと。こういうのが大事よ。中日ベンチも勝野をカープ戦で投げさせるのは今後ためらうだろうしな、橋本は今後も中継ぎで出てくるだろうし、起用のタイミングというのが難しくなる。そうやって若い投手を潰していくことで相手の継投策に影響を与えることもあるからな、大事なことよ。

打線に関しては他のブロガーさんに任せるとして、アタクシはこんな試合だからこそあえて投手に目を向けてみた。今後のブルペン陣をどうするのか?佐々岡監督が色々試してみようという意図がうかがえる継投だったのでその辺を書こうかと思うんだよな。

まずは先発床田。以前同じナゴドで3回持たずに降板した経験がある。ある意味、リベンジのマウンドだよな。

ピレラの先頭打者ホームランで1点貰ってのマウンド。平田に一発食らってすぐに追いつかれた。この辺、この先どうなるのか?という立ち上がりだった。

3回に猛打爆発で9点差のリード。この点差なら最悪でも7回投げ切らんといかんのだけど、直後にも2点返される。取ったら取られるってのはよくねぇよな。いつかひっくり返されるのでは?という怖さが付きまとう内容だったよな。

試合中盤には一度落ち着きを見せた。この先、先に点を取った方に流れが傾く。カープは先に点を取ればそのまま大勝。中日に点が入れば、一気に追い上げを食らう。そんな感じになったよな。

ポイントは6回裏。一死満塁の場面。ここで阿部をゲッツーに退けた。これが大きかった。ここで失点すると中日に流れが一気に傾く。ここをしのげたのが7回表の3点につながった。流れを渡さない投球ができたというのは評価したいな。

ただ、この時点で床田はいっぱいいっぱい(笑)。本人も悔しがっていたけど、もう1,2イング投げんといかん。まぁ今季初白星をゲットして気分も変わるだろう。このツケは次回以降に払ってもらうこととしよう。

13-3という大量リードの中、床田の後を受けた投手ね、薮田、島内、DJが投げたよな。この辺、今後のブルペン陣をどう編成していくのかというテストの意味合いの強い継投策に感じた。このメンバーから勝利の方程式を担える投手がいるかどうか?そんな狙いがあるように見えた。

まずは薮田。球速は140km後半ながらも球に力を感じた。真っすぐで押せる力があったように思う。そう感じたの先頭の遠藤に対しての内容。真っすぐで押してフォーク。フォークでカウントをとって真っすぐで押す。これ、15勝したシーズンの薮田の投球パターンなんだけど、このパターンで最後はフォークで三振を取った。この内容なら勝ちゲームや同点、ロングリリーフにも対応できるかなぁと感じたな。

続く大島に対しては真っすぐで押していった。逆に平田に対しては変化球でタイミングを崩してセカンドゴロ。薮田は球数が多いという印象があるけど、この日の登板はボール先行することなく打者を「料理」した印象がある。一歩前進を感じたマウンドだったよな。

8回は島内。今季初登板は磨きをかけた真っすぐをアウトは全て三振でとった。まぁ四球を二つ出したのは課題だよな。

この時点ですでに15点差。点差を気にしなくていいし、自分のアピールの場としてこのマウンドは使っていい。シーズン中はなかなかないシチュエーションだよな。

圧巻だったのがA.マルチネスを三振に取った場面。150km台の真っすぐを連発。最後はマルチネスも真っすぐが来るとわかって強振するもバットが空を切った。154キロ真ん中のストレート。素晴らしい球だったよな。

解説の鈴木孝正さんも絶賛していた。これで島内も勝ちパターンに組み入れたくなる存在になってきたよな。

そして9回はDJジョンソン。こちらはやや厳しいなぁと感じた。ファーストゴロをファールと判定された不運や、ランナーはノーマークといったハンデはあったにせよ、投球内容はちょっとどうなのかなぁと。

持ち球は真っすぐとナックルカーブ。そしてチェンジアップかな?まずは真っすぐのコントロール。ストライクとボールがはっきりしている。すぐそれとわかるボールか、ストライクはほぼ真ん中に来る。まぁもともとコースを投げ分ける投手ではないんだろうけど、ストライクに来る真っすぐはほとんどが甘いんだよな。

カーブは比較的落ち着いている。低めに集められている。なので、カーブを捨てて真っすぐ狙いとなると苦しくなる。

球速は150km超えるんだけど、島内のような力は感じられない。タイミングが合えばはじき返される「軽さ」を感じた。あの図体なら重い真っすぐ投げそうだけどな、人は見かけによらないもんだねぇ(笑)

課題は真っすぐの質とコントロールをもう少し落ち着かせたい。そんな印象だよな。スコットがモタモタしている分、チャンスだよな。頑張ってほしいもんよ。

普段はカープしか見てねぇけど、周りを見渡せばどのチームも抑えに苦労しているようだねぇ。巨人もデラロサが故障、阪神は藤川球児が打ち込まれている。DeNAの山崎康も例年とは明らかに違う。中日も岡田が抑えだけど、そこまでつなぐ投手が今一つといったところ。ある意味実績のある石山が守護神に君臨しているヤクルトが調子がいいのもなんとなく説得力があるよな。

なのでカープだってまだまだチャンスはあるし、盛り返していける要素は沢山ある。

他球団がモタモタしている間にブルペンを整備すれば抜け出せるチャンスは沢山あるだろう。

この日登板した島内や薮田といった投手たちが結果を重ねて勝ちパターンを構成することになれば、それはそれで大きな力になるだろう。

もう、「3連覇の栄光」から頭を切り替えられるかどうか?カープベンチそうだけど、カープファンもね。今季の成績はそこにかかっているようにも思える。

3連覇中のブルペン陣はもう見る影もない。中崎は仕方ないにせよ、今村、一岡あたりをいつまでもあてにしているようでは難しい。「使える投手」を見極め抜擢と失敗の繰り返しをしながら形を模索していく。佐々岡監督の投手起用にそんな狙いがあるように思えた。アタクシはそれでいいと思うし、今後がちと楽しみだなぁという気持ちにもなれたよ。

…えっ?

考えすぎだって!?(笑)

いいの、いいの(笑)それもプロ野球の楽しみ方だからねぇ。

さて、大勝しても1勝は1勝。今日のゲームが大事よ。次のカードは首位の巨人だからな、勢いつけたいよな。

遠藤にも今季初白星を早くつけてあげたいよな。

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