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遠藤よ、あんなピッチングじゃぁ味方は点をとってくれないよ。流れは自分で持ってこなきゃ。

Mageちゃんが斬る!
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今日にもセ界記録。広島菊池涼介内野手(30)が敗戦の中で好守を連発した。開幕から連続無失策を続け、同一シーズンの連続無失策記録を428に伸ばした。あと4つに迫… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 広島菊池涼が好守ラッシュ 無失策セ記録まであと4 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

前日、難敵菅野を攻略して幸先いいスタートを切った巨人との3連戦。先発は遠藤と巨人も若い高橋。同じ茨城県出身対決だよな。若い投手同士だから両ベンチとも「行けるところまで」という頭があっただろう。カープベンチとしては遠藤に何とか踏ん張ってもらって早いイニングから点を取りたかった。なんせ巨人の中継ぎ陣に対してカープ打線は手も足も出ない。早めに勝負をつける展開に持ち込みたかったよな。

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左投手相手だと「1番打者」がいなくなる?

西川龍馬が復帰して打線に厚みが出たように思う。誠也、松山、西川のクリーンナップの後、會澤、堂林、菊池と続く。一発の怖さはないけど、繋がりの期待できる打線だよな。個人的には相手先発が右だろうが左だろうが打線は固めた方がいいと思っている。だたカープは暗黒時代から左投手が苦手という負の歴史があってね、どうしても相手先発が左だと打順をいじる傾向にある。そしてその左対策を施しても成功事例はかなり少ない(笑)。失敗してもあえて続ける意味ね、よくわからんよな。

龍馬が復帰して浮いたポジションがレフトだけになった。ここに宇草が座っていたんだけど、今日は左の先発。このゲームは1番に長野が入った。長野は最近調子を上げている。本当ならスタメンで使いたいよな。1番長野はそんなノリだったんだろう。アタクシは1番長野より、宇草の方が相手はイヤなように思う。そして宇草が対左投手に対してどんなもんか?苦手でもなんとか塁に出る姿勢とか「1番打者の適正」を見るうえでも別に引っ込める必要性というのは感じないんだけどね。

むしろ菅野を攻略した打線の流れというものを大事にした方がよかったように思う。

2番広輔が機能しているけど、相手が左で長野を使いたいのならアタクシは1,2番はタナキクでいいと思う。相手が若い投手ならなおさらよ。タナキクの「顔」を使うというのも一つのプレッシャーになるだろう。そして空いた下位打線に長野を入れていく。その方が打線がスッキリするように思うけどな。案外、このゲームはスタメンが決まった時点で結果が見えていたように思う。

相手が左投手だとカープには1番打者がいなくなる(笑)。まぁそうさせているのは紛れもなくベンチの「左右病」なんだけどな。

高橋を打てなかったというよりも、問題は遠藤の投球内容

度重なる遠藤の「油断」で流れが巨人へ

さてゲームを振り返ってみよう。先制したのは巨人だよな。遠藤は毎度おなじみになったボール先行で四球⇒ストライクを取りに行って長打のパターンで失点した。まぁ1死1塁から初回でも長打が出れば点を取られる。この辺遠藤にも油断があったのかもしれない。でも四球のあとね、遠藤はこれまでも手痛い経験をたくさんしている。また繰り返している。そんな印象だったよな。

その直後、カープは會澤の一発で同点に追いついた。この辺、會澤の「顔」で打った一発。高橋を攻略するきっかけになりそうだった。

勝てる投手というのは味方が点を取ったら、その直後はしっかり抑えないと白星なんて転がり込んではくれないもの。しかしまたその裏、今度は投手の高橋にタイムリーヒットを打たれた。打者が投手だから舐めていたのかもしれない。バット持ってるんだから何が起こるかわからないし、外野は前進守備なんだから力でねじ伏せないといかんだろう。それができなかったのはやはり「油断」があったからなんだろうねぇ

アタクシは遠藤を推しメンの一人として応援しているけど、先発に回ってから遠藤の魅力が半減したように思う。リリーフやっていた時はもっとフォームがダイナミックだったように思うし、腕を思い切り振っていた。まぁそれはリリーフだからという側面はあるんだけど、先発に回ってからはこぢんまりしてしまっているように思う。ただ、先発投手には何度かヤマが必ずあるし、その時にギアを上げることも必要だろう。

味方が同点に追いついた直後。何としてでもあのピンチはしのがなきゃいかん場面。打者が投手だろうが関係ない。むしろ相手が投手だから「よかった」なんて思ったのかもしれない。それじゃぁ白星は伸びないよな。

味方の好守でなんとかゲームにはなった前半

そんなフラフラな遠藤が何とか5日まで使い点を許さなかったのは紛れもなく、タナキクの二遊間の守備だろうねぇ。このブログでは何度も書いているけど、この二遊間は最強だと思う。

圧巻だったは3回。遠藤は松原のことが苦手なのかねぇ?初回同様塁に出してしまう。初回は四球、今回はヒット。アウトカウントは違えど、初回失点した時と同じような展開だよな。

ここで坂本は二遊間を抜けそうな痛烈な打球。これを広輔が好捕、しかし2塁菊池へのトスが少し弱かった。弱かった分送球のタイミングがずれたように思う。誰もがセカンドフォースアウトのみと思った瞬間、菊池はクルっと体を回転させて1塁へ。坂本だって決して足が遅いわけではない。それでも1塁アウトでゲッツー。これは遠藤を本当に助けたよな。

あの体制で強い送球を投げられる二塁手は日本人では菊池以外にいないだろう。みな、悪送球を避けて無理しない場面だし、仮に送球したとしても山なりしか投げられないだろう。あれをビシッとファーストが取りやすく強い送球ができるのは体幹だったり、体の強さからくるものだろう。スゴイよな。

菊池は4回にも丸の1,2塁間の痛烈な打球をジャンピングキャッチ。見事なプレーだったよな。打った丸も取られた瞬間、あきらめ顔で1塁に駆け込んできた。

遠藤を盛りたてるために野手陣はしっかり守ってくれたように思う。それなのに遠藤は…

攻守があってもリズムに乗れない、乗らない遠藤

これだけバックが盛りたててくれれば、遠藤も乗ってこなきゃいかん。折角、野手が好プレーという船を用意しても遠藤がそれに乗ることを拒むような投球内容。これがアタクシは敗因のような気がしている。

振り返ってみよう。

まずは高橋に打たれたタイムリーね、これは言語道断。1死1塁から投手に打たれて失点。「なにやってんだよ!?」と言われても仕方ないよな。

4回の菊池のファインプレーの後。これが出たらこのイニングは3人で終わらせると野手もヨッシャ!となる。打順は下位打線。それでも2死から田中俊にツーベースを打たれる。乗れそうで乗れないんだよな。

そして6回。連打を浴びてピンチを作った。ここで若林が送りバントも投手正面で2塁ランナーを封殺。まず1アウトだよな。こうなると攻める側の方にプレッシャーがかかってくる。しかし遠藤はここで巨人打線を助けてしまうし、若林のバント失敗もチャラにしてあげちゃう。そう、続く田中俊に四球を与えてしまう。まぁ守っている方は「なにやってんだよ!?」なんだよな。

遠藤もこの四球ってのは切り替えられなかった。満塁だから当然球を置きに来る。打撃不調の大城にタイムリーを打たれて引き離された。まぁここで野手の方も何かがキレたように思う。

7回にも保っさんが2点失ったけど、もう勝負はこの6回で決まっちゃったよな。

一人で野球やっていたら勝てるものも勝てんよ

スポーツってのはどんな協議でも団体競技は「流れ」というものが本当に大事だよな。野球の場合、この流れを左右するのは紛れもなく投手だと思うし、その流れを変えるきっかけの一つとして守備というものあると思っている。

投手の繰り出す四球が失点につながることは多いよな。味方の好プレーで投手が生き返ることも多い。ただ残念ながらこの日の遠藤は自分から流れを悪くしながらも味方の好プレーで生き返ることすらしない。なんか一人で野球やってる感じがしたんだよな。これじゃぁバックで守る、攻撃する野手だって乗ってこれないと思う。

カープ打線は若い高橋の前に會澤のホームラン1本と内野安打1本に抑えられた。まぁ対戦が少ないという点で的が絞れないというのはあったと思うけど、こっちに流れが来ていれば打ち崩せない投手ではないと思う。遠藤のフラフラした投球内容が相手の高橋を乗せ、味方打線が乗れない状況を作ってしまったように思う。

そして5回の表。2死1,2塁の場面で打順は遠藤。佐々岡監督はここで遠藤をそのまま打席に立たせたよな。遠藤はこのメッセージに何か感じたのだろうか?もし巨人のような中継ぎ陣を持っていれば代打だろう。遠藤がこれまでもずっと先発をしてきてチームの中堅選手なら代えただろう。

佐々岡監督は先発投手の白星にこだわりがある。チャンスがあるのなら白星をつけて上げたい。そういう起用法だよな。それとブルペンの不安。前日の九里が8回も行ったように8回の塹江と九里のこの日の調子を天秤にかけたら九里だったのよ。もし遠藤にここで代打を出せば出てくるのは中村恭か中田廉だろう。それと遠藤を天秤にかけて佐々岡監督は遠藤を選んだのよ。

それに遠藤は打席でどう応えたらいいか?別にタイムリーヒットなんて期待していない。でも、何とか粘ってつなげようとする意志であったり、バントの構えからバスターするぞというのを見せるだけでも相手の守備は慌てる。仮にアウトになっても、6回以降味方打線に同点、逆転してもらうにはそういう何とかしたい、つなげるぞという「気持ち」を打席で出してほしかったし、そこに期待していた。

しかし結果は初球のボール球を打ってショートゴロ。この淡泊さが6回の巨人の攻撃につながったように思うし、6回以降の打線が沈黙したきっかけになったように思う。

この辺が開幕からローテに入りながらも3勝しかしていない理由のようにも思う。

もちろんまだ21歳。未来がある。将来がある。でも、若い時しかできないこともある。

若いから沢山失敗をしてもいい。一生懸命「勝ちたい」という気持ちを、ファイティングポーズをとってくれるならね。でも昨日の遠藤にはそれが感じられなかった。一人で野球やっているように思えた。残念ながらそういう投手を勝たせたいと思う野手はいないだろう。流れを呼び込む、流れを作るのが投手。それをしなければ援護する側も本気になれないのよ。

もちろんそこは「プロ」だから、高橋を攻略できない理由にしてはいけないだろう。でもその流れ傾向は少なからずあったように思う。

遠藤はアタクシの推しメン投手。だからこそ、厳しいことを書かせてもらった。遠藤にはエースになってほしいからな。頑張ってくれよ。

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