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床田 昨季の苦い経験を活かして今季は高評価!佐々岡監督、大道・森浦は中継ぎ起用を示唆!!

愛すべき赤ヘル戦士
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 「広島春季キャンプ」(8日、沖縄) 広島の床田寛樹投手(25)が、初のシート打撃に登板した。打者9人に対し、36球を投げ、無安打に抑える好投を見せた。2三振を奪い、四球は1だった。床田は「キャンプ前から真っすぐをしっかりと押していこうと思っていた。直球を低めに制球できたのは自分としてもすごくいいと思う。これを続けていければ」と振り返った。

情報源: 広島・床田がシート打撃で好投 佐々岡監督も評価「いいものを見せてくれている」
ここの所はシート打撃練習で打者・投手ともこれまでの仕上がり具合を首脳陣に披露する展開が続いているよな。好投する者、打撃で結果を出す者もいれば、課題を残す者もいる。もちろんこの段階で浮かれる必要もなければ、うつむく必要もない。また次の出番でしっかり答えを出し続ける。本当にプロの世界は厳しいよな。今季のキャンプに関して言えばす助っ人陣以外は「出遅れた」選手は少ないように思う。やはりこのキャンプで出遅れるとなかなかシーズン序盤に結果を出すことは難しいよな。昨季はコロナで開幕が遅れて目立たなかったけど、昨季のこの時期に佐々岡監督の信頼を損ねた選手が何人かいたように思う。その代表格が先発候補の床田と遠藤だった。最終的にこの二人はローテ投手としてシーズンを終えたけど、床田はファーム落ちを経験したし、遠藤はどちらかというと投げさせてもらった印象でね、同じ失敗を繰り返していた。昨季はこの二人の投手とっては山あり谷ありと様々な経験をしたように思う。その昨季の経験や失敗を踏まえ今キャンプにはかなり準備をして入ってきたことだろうねぇ。

床田 シート打撃で好投!佐々岡監督の評価も上々

遠藤は一昨日のシート打撃で登板。クロンにヒットを浴びるなど、目だった投球ではなかった。まぁ次の登板には答えを出してくれると信じているよ。昨日も3日連続でブルペン入りして頑張っているようだしな。そして昨日は床田が登板。昨季の今頃は真っすぐに力が乗らずに佐々岡監督から「全然ダメ」とダメ出し食らったのをよく覚えているし、床田本人も苦い経験として頭にこびりついているだろうねぇ。恐らくだけど、同じ失敗はしないと胸に誓い充実した自主トレできちんと仕上げてキャンプインしてきた。その成果が出たよな。
どの投手にも言えることだけど、投球の生命線は真っすぐの力。これがあってこその変化球だよな。昨季の床田はこの真っすぐが全然来てなかった。今回のシート打撃では低めの真っすぐが糸を引くように勢いを落とさずに捕手のミットに収まっていた。昨季は打者付近でかなり失速していたように思う。体全体を使って生きた球を投げていた。上々の滑り出しだよな。
今季はジョンソンが抜けて数少ない先発左腕候補となった。何がなんでも先発ローテに入ってもらいたい。そう考えているのはファンだけではなく佐々岡監督もその想いが強いだろう。無論、床田もそこは視野に入っているに違いない。いやいや、やってもらわんと困る投手だよな。しっかりローテを守ってできれば二ケタ勝てる先発になってほしいよな。

森浦は昨季の床田??まずは自分の納得できる真っすぐを

こちらも貴重な左腕として即戦力の期待がかけられ1軍キャンプに抜擢されたドラ2森浦も登板。こちらは色々課題が見つかった。そんな印象だよな。佐々岡監督もコントロールはもちろん真っすぐの強さにまだまだ課題あり。そう見ているようだねぇ?森浦本人も初めてのプロのキャンプ。これまではブルペンでの投球が中心だったけど、今回初めてプロの打者と対戦して感じるものが沢山あっただろう。プロの打者のスイングの速さ、強さ、そして打者の威圧感。マウンド上でそういったものに面食らって自分を出し切れなかったかもしれない。でもプロはそれではダメ。どんな場面でも自分の力を出し切れるメンタルを持たなきゃやっていけないだろうし、森浦もその辺は勉強になったんじゃねぇかねぇ??
森浦はたぶん床田と同じようなタイプの投手なんだろうと思う。今回の森浦の投球を見ていると去年のキャップでの床田とどことなくダブって見えた。真っすぐの力不足で投球全体が落ち着かないというかね、練習になっていない感じがした。もちろんまだまだ森浦のプロ人生は始まったばかりだし、今回の経験で課題も見つかっただろう。いい意味でも悪い意味でも床田という手本が近くにいるわけだから、また色々聞いたりいて次のチャンスには結果を出して欲しいよな。ネット記事では適性は中継ぎか?といった印象だけど佐々岡監督のコメントを見るとそれより先にやらなきゃならん課題が多いように思う。頑張ってほしいよな。

大道は存在感を発揮してアピール成功!!中継ぎに適性??

もう一人のルーキー、ドラ3の大道は持ち前の投げっぷりの良さをアピール。佐々岡監督のハートを鷲掴みにしたようだねぇ。もともと気持ちで投げるタイプだろう。プロの打者との初めての対戦でもいい感じで開き直れる性格のように思う。この辺に中継ぎの適性を感じるよな。三振を取れる球も持っているしな、非常に楽しみな投手だと思う。
対戦相手もカープの中軸を打つであろうクロンと誠也。この辺に対しても物おじせずに腕を振って投げ込む投げっぷりというかねぇ、痺れるよな。
アマチュア時代の映像やドラフトでの自分のアピールの仕方から見ても、ドラフトで指名されてからアタクシの頭の中では中継ぎや抑えで投げるイメージをずっと持っていた投手。そのヴェールを脱いで見せた好投で益々目が離せない。そんな存在になってきたよな。佐々岡監督も先発も視野にいれていたようだけど、どうやらリリーフ器起用に傾いてきた様子。大道の「使い方」も今後の楽しみの一つになってきそうだよな。

ルーキー中心で編成される勝利の方程式が見られるかも!?

もう一人のルーキー栗林も今日(9日)フリー打撃で実戦登板デビューすることだろう。早く見てみたいよな。まぁ色々な意見もあるだろうけど、栗林は個人的には抑えの適性があるように思っている。24歳と社会人も経験し、とにかくルーキーとは思えない落ち着きさえ感じるよな。持ち球も2種類のフォークとまっ直ぐも力がありスピードもある。アタクシが監督なら栗林を抑えに抜擢することを考えるだろう。確かにフランスワの抑えもいいだろう。しかし、コロナの影響で出遅れているし、開幕から「形」を作るにはフランスワに頼るのは少々危険なように思う。昨季もクローザーとしてスコットを抜擢しながらも勝つ形が作れずにつまずいたよな。同じ失敗はしてほしくないし、実績云々よりも「これで勝つ」という形へのこだわりは絶対に持つべきだと思う。その形に調整の遅れているフランスワを入れるよりも若い力で勝利の方程式を形成した方がチームがいい方向に流れていくように思う。まぁ素人の考えだけどな、なんせ昨季はBクラスのチームなんだから、昨季と同じ勝利の方程式で良い訳がないのよ。どんどんイキのいい若手を抜擢して形を作り上げるのもアタクシは「手」だと思う。もしかしたら大道や栗林が中心で勝利の方程式が見られるかもしれん。個人的にはそっちの方がワクワクが止まらない。さて、今季はどんな勝利の方程式で開幕に臨むのか?楽しみだよな。

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