打線奮闘も投手陣が力尽きる…カープ投手陣が火だるまになるのはなぜなのか??

打線奮闘も投手陣が力尽きる…カープ投手陣が火だるまになるのはなぜなのか??

 「広島5-12楽天」(4日、マツダスタジアム) 広島は投手陣が踏ん張れず楽天に大敗を喫した。2軍から昇格した先発・中村祐は4回8安打5失点。初回にいきなり4点を失い、五回は2番手・大道が岡島に被弾。八回は中崎が一挙5失点して試合を決められた。

情報源: 広島・中村祐が4回5失点 佐々岡監督「きつい」「下でもう一回やってもらいます」

123456789R
東北楽天イーグルス
4
0
0
1
2
0
0
5
0
12
広島東洋カープ
2
0
0
1
1
1
0
0
0
5

【楽天】 ○涌井(6勝3敗) 酒居 ブセニッツ 内間
【広島】 ●中村祐(0勝3敗) 大道 中田 中崎 菊池保
[本塁打] 黒川1号(楽) 岡島6号(楽) クロン5号(広)

先発ローテ3人を欠いて始まった交流戦。昨日の楽天戦が始まる前までの成績は2勝3敗1分。苦しい割には頑張っているよな。打線も日替わり打線で落ち着いてはいないけど、ある程度点は取れているよな。パ・リーグの投手を全く打てないというわけではない。ただ、やはり投手に関しては勝負できていない投手が多すぎる。なので先制される展開が非常に多いよな。ここまでの先発ローテは床田⇒矢崎⇒玉村⇒ネバラスカス⇒大瀬良⇒野村⇒床田、そして昨日の中村祐という順番だけど、野村以外はみんな先制点を早いイニングで上げてしまっている。まず、こういう展開、いわゆる負けパターンを先発が作らないようにしないと交流戦はかなり厳しいよな。楽天戦の2戦目から森下、高橋昂と復活してくる。昨日の中村祐が踏ん張って勝てば交流戦勝率5割で苦しいローテを切り抜けたことになる。こうなればチームのムードもだいぶ変わってくるように思えたけど、よーいドンでいきなりの4失点。厳しいよな。

中村祐、昨季後半のピッチングはどこへ行った??

中村祐はアタクシの地元の出身で高校はアタクシの弟と同じ。カープの選手の中でも身近に感じる選手だし、ドラフトでカープに指名された時は非常にうれしかった。入団後は「マエケン2世」という異名も出るほど球のキレとカーブ、スライダーを駆使する投手でコントロールも比較的安定してた投手だった。1軍に出るようになっていい投球をすることもあったけど、持続できずにファームへ落ちる。そんな繰り返しだった。昨季の後半大瀬良、野村が離脱して先発にまわった。しっかりゲームを作って3勝を記録した。今季のキャンプ、オープン戦で当然先発ローテに名前が上がってくると思いきやキャンプを1軍でスタートさせるもピリッとしなかった。開幕は2軍で迎えることになった。出てこれそうで出てこれない。昨季もヤクルト戦で先頭打者から3者連続ホームランを打たれたように初回に大量点を取られる傾向がここの所続いているよな。四球で崩れるパターンもあるし、入団当時はコントロールは安定していたように思っていたけど、この辺も不安定だよな。
いい時はハマスタで終盤まで完封ペースで来た者の8回だか9回でピンチを作り交代させられた。周囲にはばからずベンチで悔し涙を流したシーンもよく覚えているけど、あの時の中村祐のピッチングはどこへ行ってしまったのだろうかねぇ。

2死ランナーなしからの失点が目立つカープ投手陣

交流戦に限らず野球ってのは「やっちゃいけないこと」をやらかすと間違いなく負ける。例えば普段打席に立たない投手に対して四球や打たれたりというのは絶対にダメだよな。これはセ・リーグ同士でやっても同じ。パリーグ相手何ら投手は基本「カモ」なわけでこれに四球出すと守っているバックは「何やってんだ!?」となる。
せっかく2死を取ったにもかかわらず、そこからランナーを出して盗塁、ワンヒットで失点するパターンもカープ投手陣は多いように思う。その典型が4回表だよな。カープ打線は初回4点取られながらもすぐに2点返した。まだまだ勝つチャンスはあった。しかし涌井が2,3回と立ち直った。こうなると中村祐も負けていられない。先に点を取った方が流れが行く展開ってのは野球やっている人間なら誰だってわかるはずよ。4回表楽天の攻撃は8番から。まぁ0に抑えて当然というか、抑えられる確率が高い打順だよな。8,9と打ち取って1番小深田の打球は不運な当たりの内野安打。あれは仕方ない。あれを悔やんでも仕方ない打球よ。それを中村祐が切り替えられなかった。この辺もパ・リーグ相手の中村祐が追い詰められながら投げていたのがよくわかる。それを引きずって2番鈴木には四球。1塁ランナー小深田のスチールを気にするあまりカウントを悪くした格好だよな。でもさ、ツーアウトよ。ツーアウトランナー1塁だよ??打者を打ち取ればベンチに帰れる。なのになんであんなにバタバタするのか??この辺ね、アタクシはカープの投手陣がパ・リーグを怖がっているといると前回も書いたけど、その典型のような場面だと思う。警戒しても小深田のリードを見れば走る気はなかったように思うし、ここは鈴木への勝負に集中する場面だったように思う。結局あるかして得点圏にランナーを進めて浅村にタイムリー。これもこうやったら負けるよという典型的な点の取られ方だったよな。もっと勝負に集中しないといかんだろうねぇ。

不用意な1球からペースを乱した大道

当然だろうけど、4回で中村祐降板。やっちゃいかんことをやったんだから仕方ないよな。5回からはここの所2イニングを任されている大道。この大道が5,6回を踏ん張っている間に涌井をとらえて追いつこう。そんなベンチの腹積もりだったろう。大道は絶対に点をやってはいけない役割を担うことになった。ところが先頭の岡島に初球一発を食らった。「あ~あ」と天を仰いだカープファン同志も多かっただろう。折角4回の失点のあと、味方がすぐに1点取り返してくれた。打線はこのゲーム行けるぞとなっていた矢先の被弾だけあって、ダメージは大きいよな。
楽天だって大道は初めて対戦する投手。投げっぷりがよく真っすぐに力とキレがあるよ、スライダーに気をつけろ、その程度の情報しかないだろう。ならば打者は真っすぐのタイミング「1,2、の3」で振ってくるに決まってるのよ。捕手磯村の要求は外へのボール球の要求だったように思った。磯村だって楽天の打者が真っすぐに標準を絞っていることくらい想像がつく。その想像が当たっているか、どうか??岡島の様子を伺うための初球外真っすぐのサインだったように思う。その真っすぐが真ん中。ど真ん中。そら岡島じゃなくても「1,2、の3」で打つわな。打たれて当然の球を投げた。
ここで大事なことは大道が磯村の思惑を理解して投げたかってことなんだと思う。この外の真っすぐ要求の「意味」を理解していたかってこと。理解していれば外に意識的に投げたんだろうと思う。非常に不用意な1球だったよな。
大道もプロ入りして一発打たれたのは初めての経験。その後もバタバタしてバッテリーエラーでもう1点失った。これももったいない、防げた2点だったように思うねぇ。

中崎劇場で閉幕。何かが足りないんだよな

2点差で終盤まで来たスコアは5-7。まだまだワンチャンあればわからんよ、という展開で8回表のマウンドにはかつての守護神中崎がマウンドに上がった。6連戦の真ん中。勝ちパターンを出すのにはやはりベンチは躊躇したのだろう。苦しい人選だったように思う。
この日の中崎は球の走りは良かったように思う。ただ、それだけでは今の中崎は抑えられない。恐らくだけど、捕手の磯村は中崎の球を受けて感じることがあったんだろうねぇ。それとピンチの作り方も悪かった打ち取った打球も不運やエラーが絡んでのもの。こうなると中崎の球威と3連覇時代に比べてコントロールが甘い傾向を考えるとインコースも行けないし、高めも怖い。結局真ん中から外低めに球を集めるしかない。
カープファンの間でもなぜカープの捕手は外ばかり要求するのか??と嘆きの声をよく聞くんだけど、これは捕手の「傾向」ではなく、投手の「出来」と「場面」が絡んでくるの大きな要因になってくる。今の中崎でこうしたピンチを迎えたら、こうなるのはある意味仕方ない。むしろベンチが早々に中崎を諦めなきゃいかん場面だったように思う。まぁここの所先発が早々に降板して中崎に踏ん張ってもらうしかないというベンチの選択だったのだろう。8点目を取られた時点でベンチは今日は「負け」と判断したのだろう。そのままズルズルと5失点。もちろんピンチを背負った時点で森浦あたりを出していたら変わっていたのだろうけどな、この辺色々事情がありそうな感じだよな。
とは言え、打線が粘って引き離されず終盤まで来たわけだから当然、ベンチはこのゲーム取るぞという意思表示をしなきゃいかんと思う。カープ首脳陣に足りないのはここのような気がするんだよな。行かなきゃいかんところでなぜかブレーキをかけてしまう。佐々岡監督あるあるだよな。

打線には粘り。クロンも久々の場外弾で上り調子??

情けない投手陣とは対照的に打線は非常に粘ってゲームを8回まで壊さなかった。これまでの主力に若手、助っ人がそれぞれ得点に絡んだ。林のタイムリーは見事だし、龍馬のタイムリーもさすがといった感じ。クロンの一発も打った瞬間の場外弾。これで負けるってのも訳がわからんよな(笑)。
クロンの一発は球審にも助けられたけど、涌井の外の誘い球に我慢できた。野球ってのは4球ボール出せば1塁に行かれる。外の誘い球を見送ることができれば、いつまでもそれを投げるわけにはいかんのよ。それに手を出してしまうと最終的にクロンが追い込まれて自分の打撃ができなくなる。それと解説の達川さんも言っていたけど、変化球に対応しよう、変化球を打とうとしすぎてタイミングの取り方がおかしくなっているようにも思う。クロンが打撃で成績を残すためには変化球を打つことではなくて、外の誘い球、インコースへの見せ球をいかに「手を出さないか」。これが一番の早道のように思う。これにバットを出すからカウントを取られるけど、これを見送れば相手はストライクを投げるしかない。この打席の一発はそれができたから生まれたように思う。この1発がきっかけになってくれるといいよな。

森下とマーくんの投げ合い。非常に大事なゲームになる

さて、終わったことを嘆いていも仕方ない。今日のゲームからローテ投手が続々復帰してくるだろう。今日の先発は森下。まぁ間が空いているし、待期期間は満足のいく練習もできなかったことを考えると9回を投げ切ることは難しいだろう。80球から100球をメドといった感じになるかねぇ??対するは田中のマーくん。今日のチケット持っている人がうらやましいよな。ただ、相手はバリバリのメジャーリーガー。カープ打線が圧倒されている絵がすでに頭の中に浮かんでしまう。でも、今日は何が何でも勝たなきゃいかんし、今日負けると交流戦「1人負け」の展開になっていく可能性が非常に高くなる。大事な一戦だよな。とにかく打線は田中を引きずりおろすためにチームで束になって襲い掛からんといかんだろう。今日のスタメンも恐らく左打者を並べる形になるだろう。野間も調子が良さそうなので菊池が3番の打順は継続といった感じかねぇ??とにかく苦しい状態からようやく役者がそろい始めてきた。これもきっかけにしたいよな。主力が戻ってきても勝てないとなるとチームのムードは悪くなる。やはり主力が帰ってくれば十分やれるという「感触」を得るためにはどうしても欲しい白星だろう。気後れせずに頑張ってほしいよな。

(Visited 753 times, 1 visits today)
にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ