ソフトバンクの「競争」を見せられて気づいたこと。カープの「競争」は甘っちょろいのかもしれない

ソフトバンクの「競争」を見せられて気づいたこと。カープの「競争」は甘っちょろいのかもしれない

ソフトバンク育成右腕の藤井皓哉投手(25=四国IL・高知)が、古巣斬りで支配下登録を猛アピールした。##head##–【ニッカン式スコア】ソフトバンクー広島… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: ソフトバンク育成藤井皓哉1回無失点「いつも以上に力が入って」古巣広島斬りで支配下猛アピール – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

昨日は今季初めてのナイトゲームでのオープン戦。ビール片手に野球を観るというのはやはりいいねぇ。1週間後の開幕に合わせて両チームとも開幕投手の投げ合いになった。大瀬良も4失点したけど、いい球は来ていたように思うしな、ソフトバンク千賀のフォークはやはりえげつなかった(笑)。あれは初見の打者は打てないよな。カープ打線も真っすぐに照準を合わせてヒットはでるもののやはり千賀から連打を奪うのは難しかったねぇ。黒原はいい投球をしたし、小園も好調を維持しながら開幕を迎えそうだよな。

大量の育成選手の中から藤井皓が這い上がってきた

このゲームにかつてカープに在籍した藤井皓がソフトバンクのユニホームで登場。3ケタの背番号を背負って登板した。一度独立リーグでプレーし、ソフトバンクとの育成契約を勝ち取った。何か得たものがあったのだろう。カープに在籍した時には四球から崩れるパターンを繰り返していた。この日の登板も四球を出すもののそこから崩れずに踏ん張った。オープン戦のこの時期に登板させてもらえるというのは「支配下に近いよ」という意味もあるだろう。よくここまで這い上がってきたよな。ぜひ、支配下登録を勝ち取ってもらいたいよな。

その藤井の背番号は150番台。巨人と並んで育成選手をたくさん囲ってその中から競争させて這い上がらせる。厳しい世界だよな。この日のソフトバンクのバッテリー千賀と甲斐もこの激しい支配下枠の競争を勝ち残って今がある。この辺、何かカープの選手にはない逞しさ、強さを感じるよな。甲斐も打率はさほどではないけど、勝負強い打撃をしてくるし、ソフトバンクの選手たちには総じて力強さを感じるし、常に競争にさらされている緊張感みたいなものを感じた。キャンプインの時、菊池以外は白紙と競争を促してきた佐々岡カープだけど、なんとな~く「緩さ」みたいなものを感じる時がある。この違いはいったい何なんだ??ビールからチューハイに変えたあたりからその辺を強く感じたんだよな。

今宮、牧原、上林が控え…??

アタクシは基本カープしか見ていないのでソフトバンクのことは知らない。誰がレギュラーで、誰が期待の選手なのかも知らんし、個々の選手の状態なども知る由もない。年に2度、毎年恒例の開幕直前のオープン戦と交流戦ね、この時くらいしかソフトバンクを見る機会はほとんどないから、その時に印象に残った選手がアタクシの中で勝手にレギュラーになっているのかもしれん。このオープン戦では今宮の守備が見られると期待していた。しかしショートには新助っ人の選手が出ていた。なんでもこの日が初のオープン戦出場なんだそうな。ひょっとして故障しているのか??と思いきや今宮はベンチで厳しい表情で座っていた。この日は新助っ人を試す日、だったのかもしれんけど、今宮というショートがいながらも助っ人で補強する。厳しいなぁと。
大瀬良が三森に一発食らった。確か昨季、オープン戦か、交流戦か忘れたけどこの選手に一発打たれた記憶がある。実況を聞いていると昨季はレギュラーだった牧原とポジション争いをしているそうな。レベルが高いなぁと。強打者のイメージがある上林が8回かな??代走で出てきた。代打じゃなくて代走。その上林が追加点のきっかけになる盗塁を決めた。この盗塁成功でワンヒットで点が入った。上林の表情に鬼気迫るものがあった。あれ??これが本当の競争??…だよね??と。このソフトバンクの選手たちの必死さ、厳しさね、カープと全然違うなぁと。これじゃ、カープはパリーグのチームに圧倒されるわけだ。なんとなく答えが見つかった気持ちになったねぇ。

その典型は将来の主軸候補・林の使い方

昨日の記事ロッテ2連戦あれこれ。マクブルームは意外にアベレージヒッター!?気になる林の使い方でも書いたんだけどね、昨季ブレイクした林と小園ね、この二人のオープン戦で使い方は両極端な気がしている。小園はほぼ全試合出場しているし、フルイニング出ている印象がある。しかし林に関しては打席すら少ししか見ていないし、出ても8番とかね、途中出場で1打席だけとかね、周りは将来の主軸と期待してるのとは正反対でいい方は悪いけど、冷や飯食わされれている印象がある。本当に林という逸材を将来の中軸に据える気が佐々岡監督を筆頭に首脳陣にあるのか??疑問に感じる使い方だよな。
昨季打率リーグ2位の坂倉。上半身のコンディション不良で出遅れたけど、1軍に上がってきてからはさすがのバッティングを披露している。ポジションはサード。ファーストもやるから林と思いきりポジションかぶっているよな。林の出番がないのはここが原因だろう。ここに助っ人のマクブルームもファーストだからかぶる(笑)。困ったもんだよな。本来、坂倉は捕手。ひょっとしたら故障が原因で捕手ができないのかもしれん。それと、佐々岡監督の構想では正捕手は曾澤で行くというのがあるようだよな。それはそれでいいんだけど、坂倉も使いたいのであれば、アタクシは曾澤と坂倉を競争させるべきなんだと思うんだよな。首脳陣がそれを避けている。そんな気がしている。林はとんだとばっちりだよな。

カープには贔屓起用という悪しき伝統がある??

アタクシはこのブログをはじめて10年以上になる。その前はRCCさんのインターネットスタジアムの掲示板を見て楽しんでいた。それを始めたのはかれこれ20年くらい前だ。第二次山本政権で最下位になった時にはこの掲示板も荒れに荒れていた(笑)。その時代からカープファンの間にはこれという選手の起用や調子が悪くても2軍に行かせない選手を見て「贔屓起用」というニュアンスの意見があふれていた。今も当ブログにコメント入れていただいている方、直接メールをいただく方からも同じようなご意見をうかがう。アタクシは基本的には肯定も否定もしないけど、その傾向はあるのかなぁと思う。本来はフラットに選手たちを見て、チーム構想を練るのが首脳陣の仕事なんだけどな、必ずしもそれだけでチーム編成が決まっているかといえば、カープの場合はそうではないとは思っている。

純粋な競争原理にちょっかいを出す昭和的球団経営

アタクシが少年時代の話だけど、「スランプ」という言葉がよくテレビやラジオから聞こえてきた。最近のプロ野球ファンは「スランプ」なんて口にしないよな。なぜなら「スランプ」=打てなくることだから、今は打てないくなったら使わない。別の選手にチャンスを与える。これが今のプロ野球では主流で純粋な競争原理でチーム編成をしているからに他ならない。昔のプロ野球は人気商売的な側面も強く、打てなくなっても試合に出せと球団から「圧力」があった。巨人の王さんや阪神の田淵さん、カープでも衣笠さんなんかも深刻な「スランプ」を経験して気の毒だなぁと思ったのをよく覚えているよ。打てなくて自信を失っても背広組から試合に出せと言われる。人気商売的な発想から監督人事もかつてのチームのスターだったOBが監督としての能力を度外視してその椅子に座らせる傾向もあった。もう、その辺は最近なくなったけどな。

今時、そんな上が選手の起用に口を出す球団なんてあるの??金は出すけど口は出さないソフトバンクの孫オーナーのような人ばかりじゃないの??なんて声が聞こえてきそうだけどな、未だにその傾向と臭いを感じさせるのがカープなんだよな。なんせ、ドラフトで口出すオーナーなんていないよな(笑)。これだけ見ても松田オーナーが現場に口出しをしているというのがよくわかる。カープファンの口から洩れる「贔屓起用」ね、火のないところに煙は立たないというけど、松田オーナーのこの立ち位置がね、現場に大きな影を落としている。これは否定できないと思うねぇ。

監督・コーチ人事にも影響が??

こうやって現場に口をはさむオーナーがいると現場を預かる監督・コーチはやりづらいよな。この流れは監督人事に影響している。とアタクシは思うしそう感じているカープファン同志も多いだろう。松田オーナーも好き嫌いが激しいのだろう。カープと距離を置かざるを得ないOBも多いよな。開幕前の地元財界の集まりに参加したくないといった高橋慶彦さんがトレードに出されたり、若き日の前田智徳さんに記者を通じて先輩に挨拶くらいしろといさめた「マメ」こと長嶋清幸さんもトレードに出された。そしてこうしたOB達は他球団でコーチとして活躍している。カープで努力して身に着けた技術や経験という財産を生かせていないといういこと。大きな財産の流出につながっているよな。だから監督人事も非常に狭い範囲の中から選出されている。3連覇の時代にファンになった若いファンは黒田監督、新井監督を心待ちにしているだろうけど、アタクシは「ない」と思うし、FAで出ていった選手のコーチとしてのカープ復帰も「ない」と思う。またかつての主力選手たち、例えば今解説をしている前田智さんなんかの現場復帰も「ない」し、昨季オリックスに移籍した水本コーチや梵コーチのカープ復帰も「ない」だろう。なので結局人選に上がるのは「イエスマン」ばかりになる。非常に狭い世界の中で首脳陣を決めているわけだから、そら、時代遅れというかね、時代の流れについていくのも難しいよな。

昭和的な球団経営が健全な競争を阻害していないか??

こういったカープ球団の背景があるから、アタクシは選手たちも健全な競争ができていない。ソフトバンクの選手たちを見てなんか確信めいたものを感じたんだよな。いや、そうではないというカープファン同志もいるかもしれないけど、やはりそう考えると全て腑に落ちるのよ。
緒方前監督がその才能にほれ込んでドラフト1位指名した野間。このころから野間の贔屓起用はあちこちから聞かれる。もちろん身体能力は素晴らしいし、活躍してほしい選手ではある。しかし今季もオープン戦でヒットは1本しか打っていない。本来なら開幕の外野手争いから脱落してもおかしくない。それでもこの時期にまだ1軍にいるよな。成績を残しているけど、小園はずっと出ずっぱりだよな。これも競争とはいいながらももうショートは小園で決まっているのだろう。ライバルである広輔は1軍に上がってきたけどサード、セカンドの起用が目立つ。ショートで小園と戦わせてくれていない。その広輔も不調でも使い続ける首脳陣、それでもタナキクと発言したコーチもいる。この辺もわからんけど、上からの声が影響していると勘ぐる意見も多いよな。
ファームに目を落とすと1軍に声すらかからない白濱。それでも球団は大事にしている印象がある。おそらく将来のコーチ候補として見ているのだろう。これは別の角度から見れば「なぜ」という疑問も上がる。上がるけど、それがまかり通りのがカープなんだろうねぇ。
そういう疑惑とまではいわんけど、疑問がチーム内に漂う限りは純粋な競争原理というのは生まれないと思うんだよな。もちろんアタクシはソフトバンクのソの字も知らん。知らんからチーム方針や選手個々の状態はわからない。本当に昨日のゲームで競争に晒されるソフトバンクの選手たちの目やベンチで味方選手のプレーを見つめるまなざしね、これがカープの選手とは全然違う。そんな風に感じたからそこ記事にしてみた。カープ首脳陣が言う「競争」とは何なのか??ソフトバンクの競争に比べると非常に甘っちょろい。その違いが昨日のゲームの結果に表れたような気がするねぇ。
坂倉の使い方、曾澤の使い方、林の使い方、外野争いとね、難しい宿題を残して開幕するような気がしている。さて、佐々岡監督がこの状態をいかに勝利への力に変えていくのか??強いチームに変えていくのか??「ワシは投手だから攻撃はわからん」なんてね、もう3年目なんだからそんなこと言っちゃいかんと思うよ。監督、しっかりしてね。

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