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小園・上本負傷退場も矢野が菊池と異次元二遊間で床田の完封を援護!!10連勝・阪神に勝ち越したんだから2勝1敗は決して悪くない結果だよね??

Mageちゃんの「熱視線」
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「広島東洋カープ6-0阪神タイガース」(17日、マツダスタジアム) 3年目の広島・矢野雅哉内野手が、お立ち台でカープファンを笑いの渦に巻き込んだ。

情報源: 広島・矢野がお立ち台で爆笑さらう「やっとオレの出番がきたかと」「オレに任せろみたいな感じで」ビッグマウスにマツダ沸く

上位チームが失速する大きな要因としてあげられるのが「故障者」だよな。首位を走る阪神も一時は近本の離脱で調子を落としたし、巨人も坂本がいる、いないでは大きいよな。ヤクルトも塩見がいるといないでは全く違う。特に順位を争う8月下旬から9月にかけてはこうした故障者のいるいないでかなり変わってくるだろうねぇ。
その反対に「ラッキーボーイ」といった存在も出現するのがこの時期だろう。故障者の代わりに出た選手が思わぬ活躍をする。これってチームは盛り上がるよな。昨日のゲームでは前半で小園、上本が負傷退場。代わりに出た選手が躍動して阪神に勝ち越し。改めて野球って「名前」でやるもんじゃない。そう感じたねぇ。

床田志願??の完封にみた「エースの自覚」

この勝負の3連戦、新井監督はローテを崩して大瀬良、九里、床田をぶつけてきた。残念ながら大瀬良も九里も序盤に失点して5回を投げ切るのが精いっぱいといった感じで、6回以降はブルペンが総出で戦った。床田としてはブルペンを助ける意味でも1イニングでも長く投げるという強い気持ちを持っていたように思うねぇ。ただ、調子自体はあまりよくなかったように思う。それでも6回までは阪神打線に3塁を踏ませなかった。途中30分以上の中断があってもペースを乱すことなく床田らしく淡々と打者を仕留めていく姿は頼もしいよな。
8回を投げ終わってすでに115球。ここで新井監督とベンチでかなり長い間話し込んでいた。床田自身、結構険しい表情をしていたし、ヒーローインタビューでその件を聞かれても「新井さんに聞いてください」と。まぁアタクシの想像によれば、新井監督は交代を強く要請したけど、床田が首を縦に振らならかった。最後は「完封したいか??」の問いに「行かせてください」で話がついた。新井監督も選手の体調を気にかけるも、床田自身は1人で投げぬく覚悟に最後は押し切られた形になったのだろう。この決断は何も床田が「完封したい」という己の名誉のためだけに志願したのではないだろう。6連戦のど真ん中、すでに勝ちパの投手は連投。投手陣全体のことを考えるとこのゲームは1人で投げぬくのがベストと考えたのだろう。そういうところまで目が届く「余裕」が床田にはある。勝ち星も10勝。巨人・戸郷に並んだ。防御率も再び1点台に戻してトップだ。実力もさることながら、投手陣全体のことを考えてマウンドに上がる。アタクシはこれが「エース」の姿だと思うねぇ。先発左腕の10勝となるとかなり遡って高橋建さん以来なんだってな。まぁ左の先発不足に悩んでいた時期も長かったしな、やはり左で二けた勝てる先発がいるというのはいいよな。これからは森下と左右のエースとして残りゲーム頑張ってほしいよな。

菊地ファインプレーの連続で床田の完封をアシスト

完封劇の裏には必ずと言っていいほどファインプレーが出て投手を助ける。このゲームも後半は床田もランナーを出しながらの投球が続いた。点差はあるんで1点くらいなんてことないんだけど、床田は完封にこだわったし、その気持ちをバックが察してしっかり守ってくれた。そうやって生まれてくるのが「完封劇」なんだろうねぇ。
このゲームでは菊池がビッグプレーの連続で床田を助けた。右へ左へ横っ飛びでヒット性のライナーを好捕。本当に菊池が味方でよかったと思えたゲームだったよな。
特筆すべきは7回。1死から大山の四球、ノイジー、小野寺の連打で1死満塁。ここでとっておきの代打・原口を阪神ベンチは送り出した。この回はボール先行が目立った床田だけど、ギアを入れてきた。簡単に追い込んでの4球目はパームボール。しかしリリースがやや早く高めに抜けてしまった。その球を原口が合わせた打球は投手の頭上を越えていった。誰もがセンター前に抜けるか??と思ったその瞬間に33番が滑り込んで地上スレスレでキャッチ。VTRでも映っていたけどキャッチの瞬間の床田の表情ね、「信じられない」といった驚きの表情から安堵の笑顔、そして首を横に振りながら「スゲぇな」と感心していた。本当に大きなプレーだったよな。

前田さんも「完璧」と唸ったバッティング

床田といえば、もちろん投球にその期待をかけるファンは多いだろうけど、アタクシは結構床田のバッティングも楽しみにしている。この日も打で自身を助けたよな。4回菊池の打球がサードのエラーを誘い3点目。意気消沈のビーズリーの初球を床田が叩いた打球はライトへ強烈なライナー。あっという間にライトの頭上を越えるツーベースで4点目が入った。本当に野手顔負けの打球だったよな。この日解説の前田智徳さんも思わず「完璧…」と唸っていた。床田が勝てる理由の一つはここにもあるのかもしれない。これからも床田の「打席」に目が離せないよな。

上本が、小園が負傷退場も救世主現る

このゲームは雨の影響で開催が危ぶまれたけど、なんとかプレーボールに漕ぎ着けた。ただ、ゲーム中も雨が降っていてコンディション良くなかったよな。こうなると選手の思わぬ怪我が心配だよな。
悪い予感は当たるもので上本が走塁中に足を痛めて退場。どうやら左の太ももをやったようだねえ。そして3番に入っていた小園に代打が告げられ大盛が登場。どうやら自打球を当てて大事を取っての交代のようだった。いや~厳しいなぁ…そうつぶやいたカープファン同志も多かったことだろう。
しかし、救世主が現れた。3回、上本のタイムリーで先制、なおも1死1,3塁の場面、ここで3番小園…のはずが代打を告げられて出てきたのが矢野だ。ヒーローインタビューでとうとうオレの出番と笑わしていたけど、あの場面、打撃は苦手だけどやってやるという気持ちが強かったのだろう。ボール2からストライクを取りに来た球を素直にセンター返し。これが犠牲フライとなり2点目となった。4回には上本の代わりに1番に入った大盛もタイムリー。代わりの選手がしっかり結果を出してくれたよな。こういう流れになることは本当にいいことで阪神にマジックがついたけど、まだまだ!!という気持ちになる。よかったよな。
幸い小園は大丈夫とインスタに上げていたし、上本も自分の中では軽傷と出場をアピール。もう痛いのなんのって言ってられない。みんな必死。アタクシ達ファンは見守るしかない。頑張ってほしいよな。

菊地・矢野の異次元二遊間で十分金が取れる

その小園の後にショートに入った矢野。その後の2打席ではしぶとく四球を選んで出塁。得意の守備ではその強肩ぶりを披露してスタンドを沸かせた。ノイジーの打球は三遊間の一番深いところ。ここで矢野がキャッチすると送球はノーバンでファーストミットのストライク送球。すげぇよな。まぁ入団時から守備と肩には自信があると言っていたし、矢野は本当に自分の持ち味をゲームで出すことが上手だなぁと思うねぇ。菊池との異次元の二遊間。これは絶対に生で見てみたいと思うよな。お金の取れる異次元二遊間。小園も上本もうかうかしてられないよな。
矢野にしてもチャンスを絶対に逃がさずにポジション狙って行ってほしいよな。

10連勝の阪神に勝ち越してるんだから前進あるのみ

この3連戦。阪神にマジックが点灯したんでなんとなくやられている感があるんだけど、終わってみれば2勝1敗で勝ち越した。阪神の勢いを止めたという事実はプラスに受け止めた方がいいだろう。阪神岡田監督もちょっと負けたくらいどうってことないという余裕をアタクシは「あえて」見せているような気がしている。一度はカープに9ゲーム差をひっくり返されているし、メイクレジェンドをやられた張本人。仮に首位阪神を脅かすとなれば、アタクシは今季に限ってはカープが一番可能性があると思っている。どのチームも目の前のゲームを勝ちに行くことには変わりはないけど、カープが勝ち続けていけば阪神はやがて下を気にするようになる。こうなると案外、何やってもうまく行かないという流れになる可能性は大いにある。それと阪神は9月に失速する傾向があり、カープは案外9月は強い。マジックはついているけど、まだまだ決して追いつけないわけではないからね、食い下がっていってほしいねぇ。

カープは今日から巨人との対戦。巨人はマツダを鬼門にしているけど、そんなアドバンテージをあてにしているとやられるよ。先発は前回ヤクルトに滅多打ちにあった森。立ち上がりがポイントだろうねぇ。それと先発は現在ハーラートップの戸郷だ。とにかく球数投げさせるなどの工夫で早めにマウンドを下ろす展開にもっていきたいよな。
首位阪神は広島から横浜に移動。DeNAとの3連戦だ。阪神の10連勝は13連敗していたハマスタで3連勝して勢いがついた。再びハマスタで火が付くのか??それともDeNAが意地を見せるのか?こちらも楽しみだよな。
カープも故障者が続出して厳しいけど、何とか食い下がってね、ポストシーズンに向けて阪神にイヤな印象を与え続けられることが出来れば、面白い秋になるかもしれんよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは。
    点差もありましたし、完封すれば本人にとっても成長になるでしょうから、失点いていればどうかなとも思いましたが完封できたのでいいでしょう。
    2桁勝った日本人左腕も高橋健コーチ以来で、三連覇の頃みたいにサウスポーいないなあみたいな時代はありましたけど、床田は結果出せてますし一応期待の左腕みたいな感じですローテ回ってる選手もいますから、ある程度は左腕も出てきたかなと言う感じですね。

    床田のバッティングは得点の中で1番良かったかもしれませんね。
    床田や森下にも当てはまりますけど、投手でありながらバッティングでもある程度期待できるのはDHのないセ・リーグだとアドバンテージになりますからね。

    投打でここまで活躍できるならもうエースですよ。
    実力でエースしてるので、首脳陣の庇護とメディアからのエースゴリ押しでエースしてる人とは違います。

    菊池と矢野には痺れました。
    矢野もどんな形であれ出塁したり打撃面で期待できるようになればスタメンも増えていくでしょうね。

    負傷からの交代があったりしましたけど、すぐにヒーローが出てくるのは三連覇の時がそうでしたから、控えの選手の活躍に期待したいですね。

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