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雨天中止を味方につけよう

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情報源: 広島対巨人 降雨で試合中止 発表された4番は広島が鈴木、巨人は阿部/デイリースポーツ online

それにしても、本当に苦しい遠征でしたなぁ。甲子園→神宮とね1勝5敗で貯金を4減らした。まぁその前の中日戦の3タテしておいたお陰で、まだ貯金が5つある。これを吐き出す前になんとか調子を取り戻してほしいよな。今は順位うんぬんよりも貯金5くらいをキープしていれば夏場以降の戦いに期待が持てる。それでいいんだけどね。ただ、今のカープの戦いぶりを見るとさ、あっという間に借金生活になっちまいそうな負の勢いを心配する同志も多いことでしょうな。

以前にも書いた事があるけどさ、確かに去年優勝はしたんだけどね、そこにたどり着くプロセスってのは長くプロ野球を見ているけど比較的あっさりとね、マジック点灯してから2位のチームが猛烈に勝ち続けてプレッシャーかけられたり、大きな連敗をしちまったりね、そういう産みの苦しみってのをほとんど味わってこなかった。

ヤベェなぁと思ったのは7月の巨人戦ね、巨人が連勝、カープが連敗で始まった3連戦。巨人が勢いそのままに連勝、3戦目も敗戦濃厚か?と思われたが菊池が起死回生の同点ホームラン、アライさんのサヨナラヒットで首が繋がった試合ね。これを機にカープが失いかけていた流れと勢いを取り戻しそのまんま行っちまった。ファンとしては安心してみてられたろうけどね、優勝を勝ち取る上で通らなきゃいけねぇ道ってのがある。泥んこの道、デコボコ道、時には大きく迂回しなければならない道。そういうのを乗り越えて優勝することで、チームに、選手に力がついてくる。

子供の頃や思春期に様々な経験やつまずきなんかの経験の有無ってのはさ、社会に出ると結構違いがわかっちゃう。失敗しても対応できる力、前を向ける力、修正する力などなど。様々な経験をすることでまた成長できる。負の経験を吹っ飛ばすことができる。50年近く生きてきて実感しますな。

カープも優勝するまでに様々な負の遺産があり、それがいろんな意味で今の選手にも受け継がれているように思うんだよな。その典型が今の投手陣。まず黒田が抜けて投手陣を引っ張る選手がいねぇよな。キャプテンは福井だっけ?もう自分のことで手一杯。昨日の投球を見ればわかるよな。とても投手陣をまとめる余裕なんてねぇよな。そしてどいつもこいつも同じやられ方ってのも目立つよな。これなんかは自分の投球に確固たる自信が身についてねぇ証拠。加藤課長や床田以外はみんな優勝を経験しているんだからさ、本来ならその誇りと自信を持って投げれば結末も変わるだろうに、前日の投手のようなピッチングだけはしなようにとね、気にしすぎて自分を見失ってるきらいがあるよな。初球から慎重に行き過ぎたり、打たれる事を怖がっていて勝負になってねぇ。カウントを悪くして慌てて置きにいったストライクを打たれるパターンね。みんな同じことやらかしてるよな。

その辺ってのが優勝を勝ち取った過程でね、色んな経験ができなかった。その辺が今の投手陣に「強さ」「逞しさ」が感じられない原因のような気がするんだよな。気持ちの整理がつくまで時間がほしい。立て直すにもまた明日試合がある。プロ野球ってのは大変だよな。

そういう意味では今日の雨天中止は非常に意味のある恵みの雨だったんじゃねぇかねぇ?連投・移動の両方、特に今日は東京から広島に当日移動での試合。アタクシなんざぁ、広島に来ただけでも疲れるのに、その後野球の試合をやるんだからな。結構辛いよな。もともとカープは移動して即試合ってのは分が悪いみたいだね。まぁ移動の多い地方球団の宿命なんだろうけどな。

またこういうこと書くと叱られるかも知れんけど、カープは屋外球場を本拠地にしているわけだから、「雨天中止」を上手く使ってもっと味方につけたほうがいいと思うんだよな。

旧市民球場時代、弱かった時代はそれほど客も入ってなかったからなんだろうけど結構雨天中止が多くてね、カープとヤクルトあたりが結構秋が深まる頃まで野球やってた。さらに昔はその影響でダブルヘッダーなんてのあったよな。

今の時代は交流戦があり、ポストシーズンも長くなってね、開幕を早めてゆったりと日程をとってるし、ダブルヘッダーなんてのはほとんどなくなったけどな。そのダブルヘッダーが秋の優勝争いで伝説になったロッテ対近鉄戦というドラマを演出してくれることもある。面白いねぇプロ野球は。

ご存知の方も多いでしょうけど、雨天中止を決めるのは誰かと言えばそれは主催チームが決められる。プレーボールがかかっちゃったら審判団に判断をゆだねることになる。

カープの場合、雨でも結構試合やってるよな。まぁ大体そういう試合に限って文字通り泥仕合でね、負ける試合が多いような気がするし、ケガをする選手もいる。なんでそんな無理してやるんだろうなぁと疑問に思うんだけど、それはいい言い方をすれば球場に来てくれたファンのため試合をみせたい、悪く言えばチケット完売で中止にしたら、売り上げに響くってことなんだよな。土日の満員の試合を中止にしたところで追加日程で秋にやる場合、平日に振り替えられたらそれだけも売り上げ失うよな。仮に優勝争いから脱落していたら、満員になる保証はないし、払い戻しの労力も金もかかる。その辺が惜しいってのが本音だと思うよ。この球団は。

はっきり言って悪天候の中でやる選手は大変なんだよな。さっきも書いたけどケガする可能性が高くなる。ベストなパフォーマンスが出せなくなる。だから泥試合が多くなる。雨が激しくなって中断したりね、それが本当にファンサービスになるかって言えばアタクシは違うような気がするんだよな。

横道にそれたから戻しますな。アタクシも過去に14時ごろ早々に雨天中止の発表したら、プレーボールの時間には雨が上がっていたなんてのを結構経験してる。もっと判断を遅らせればいいのになんて思ったもんだよな。神宮なんかはそういうのが多い。

でも実情は球団的にも今日はできるなら試合をしたくないって本音も絡んでの早めの発表ってのもある。例えば今日のカープのように長距離移動即試合とか、ローテーションの谷間で投げるのがいねぇとかね、もちろんチームが連敗してるからっても絡んできたりする。営業面だけでなく戦略として中止にする場合も結構あるんだよな。

今日の広島の空模様は昼からどんなんだったかはわからんけど、早々に中止にしても良かったと思う。まぁ今日は海上自衛隊PRデーだったみたいでね、君が代の演奏も素晴らしかったし、色々準備もあっただろう。その辺のイベントの絡みもあって中止に二の足を踏んだかも知れんけどな、お客入れてビールや弁当、グッズ買わせてといて開始直前に「ハイ、中止」ってのもさ、結構残酷なことやるよな(笑)寸止め、消化不良で雨の中を帰るファンが気の毒だったよ。

そういう部分も含めてね、今のカープにとっては雨天中止を決める権限があるんだから、そういうのを上手く使っていくってのも立派な戦略だと思うわけよ。ピッチャーの谷間、チームの調子、中継ぎの登板過多、翌日が移動即試合とかね、長いシーズンそういう問題に直面することもあるわけよ。ドーム球場本拠地じゃ、そのカードは使えないわけである意味屋外球場を本拠地にしているチームだけがもてるカードなんだよな。うまく使うべきだと思うよ。やっていたら負けゲームが中止にすることで代替試合にジョンソンが投げることになれば白星が増える確立も高くなる。無理してやる必要はないのよ。

その日しかこれないファンもいる、お客をバカにしているなんて声も聞こえてきそうですが(汗)。それは正論かもしれない。でもカープにとっては「戦い」なわけでね、最初から不利とわかっている試合、チームの流れが悪くなっている試合、負ける確立が高い試合それを雨振ってる中で見せるってのがファンサービスだとは思わんけどな。皆さんはどうお考えですかな?

今日の雨天中止を味方につけて、長い遠征から帰ってきたんだから、選手達には家族と過ごしたり、食事にいったりしてリフレッシュしてね、明日からまた仕切りなおして頑張ってほしいよな

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