ただの連敗ではなく9月の大失速では!?と思えてならない3つのワケ。
- 2018.09.12
- Mageちゃんが斬る!
- クリス ジョンソン, 田中広輔, 緒方監督, 菊池涼介

情報源: 広島が3年ぶりの6連敗 ジョンソンが7回5失点 新井が代打タイムリーも1点届かず/デイリースポーツ online
頼みのジョンソンも踏ん張れずに6連敗。これは3年ぶりのことらしいねぇ。昨夜あたりやけ酒や布団の中で大きなため息をついた同志も多い事でしょうなぁ。
長いシーズン、当然大きな連勝もあれば、連敗もある。マジック点灯してから怒涛の7連勝のあとの6連敗だからな、貯金がもとに戻っただけのこと。2位以下はいまだに貯金を作れていないわけでね、どうってことねぇのよ。
それに負けながらもマジックは着実に減っているわけで星勘定からすれば優勝は間違いねぇんだけどな、どうも喉に小骨が刺さっているような違和感をこの連敗中に感じてしまうのはアタクシだけだろうか?
連敗を止めるポイントはいくつかあったよな。ナゴドでのエース大瀬良の先発の試合、それに昨日のジョンソンの先発の試合。いずれも先制を許し追いかける展開になっちまった。
通常は2,3点差追いかけるくらいならどうってことねぇカープ打線も連敗中となれば、それがいつも以上に重く感じる。どの試合も打線が追いかけるもあと一歩及ばず。相手からしたら「ナイスゲーム」で勝たれているって感じだよな。
連敗の要因は色々ある。先発の踏ん張りが足りなかったり、西川だったり西川だったり西川を筆頭に守りのミスが失点につながったり、菊池、広輔のあたりが止まっていたりな、焦りからかせっかくのおぜん立てにクリーンナップがク〇にもならん三振や打ちあげてチャンスをつぶしたりな、まぁ、そら、連敗するわな(笑)
チームの波ってのは絶対にあるし、今が引き潮の時期なのかもしれん。ただ、アタクシが懸念しているのは、この連敗が単なる連敗ではなく「9月の大失速」につながり、それをCSまで引きずってしまうのではないか?喉に刺さった小骨ってのはこのことでね、なんとな~くイヤな予感がする同志も多いんじゃねぇかねぇ。
9月の大失速ってのはかつて阪神が巨人にメイクミラクルをやられたのが記憶に新しい。阪神は毎年9月に弱いといわれるきっかけになったシーズンだったよな。
カープもメイクドラマやられてから低迷の暗黒時代に突入した。そういう意味では9月の大失速で優勝を逃した代償ってのは後々まで続くってがやっかいだよな。
最近では2016年に独走していたソフトバンクが9月に故障者もあり大失速。日ハムに最後はまくられたこともあったよな。
まぁ2位のヤクルトが元気かといえばそうでもねぇし、優勝を逃すってことはねぇけど、その先もあるわけで、そっちの方が心配だよな。
9月の大失速→CS敗退のシナリオね、アタクシはこれが今のカープを見ていると相当現実的になるような気がしてならん。このモヤモヤをね、いっそのこと吐き出して楽になりたい(笑)ってことでこのシナリオを描いた理由は何か?ちょっと書いてみようと思うのでお付き合いを。
まず一つ目はカープの中心である「タナキク」の深刻な打撃不振だよな。まぁ特に昨日の広輔っては目も当てられんような内容だったよな。もう1番を外れてからかなり時間がたっている。後釜の野間の活躍も気になるところだよな。
菊池にしても2割3分台に低迷している。確かに2番打者ってのは下手すりゃ4,5打席立つ試合でもすべてチームバッティングをしなきゃならん時もあるから非常に難しい打順だよな。それでもかつては最多安打を打った選手。腐るにはまだ若すぎる。膝の故障と付き合いながらの出場だけどな、客観的に見たら打者として菊池は厳しいよな。
それでもこの二人を外せないのは二遊間を任せる守備の柱だからに他ならんのよ。好調時は手が付けられん位躍動するが不調だとチーム全体が勢いを削いでしまう。起用法としては緒方監督も頭の痛いところだよな。
この二人が盤石であるから、控えが育っていないという新たな問題も露呈してきたよな。広輔の場合は連続フルイニング出場ってのもあるし、菊池の守備は代えがたい。この二人を脅かす存在がいれば話も変わってくるんだろうけど、それがいねぇ。ってことはこのタナキクをどんなに不調でも使い続けなきゃならん。調子を取り戻してくれればいいけど、そのままポストシーズンに入ったときにはチームの足を引っ張る存在になる可能性もある。なんとか調子を取り戻してほしいよな。
反対意見もあろうかとは思うけど、またタナキクマルの打順を組むことで広輔が1番に戻ることで「出塁」するという気持ちが湧いて本来の広輔の打撃やスタイルを取り戻すきっかけになるかもしれん。まぁバクチ的な発想だけど優勝は間違いない。ポストシーズンを睨んでの選手の調子を取り戻すこともベンチの仕事になるんじゃねぇかねぇ?
二つ目は「先入観」で相手と戦っていること。まだ2位以下はわからんし、仮に3タテやられて負け越しが決定した中日や去年やられたベイスターズが上がってきたら、それを跳ね返す力が本当にカープにあるのか!?この部分に関してはどう贔屓目にみてもクエスチョンマークをつけざるを得ない。
まぁCSをナゴドやることはないんだろうけど、先の中日戦なんてぇのは今シーズン苦しめられているってのを象徴するような内容だったよな。森監督は完全に3位滑り込みを狙って、これまでカープ戦にぶつけてきたガルシアなんかは外して若手の先発陣で挑んできた。
その前のカードでは神宮で大逆転負けを2試合喰らって意気消沈のはずの相手に苦しめられたってのは、やはり今年の中日はやりづらいっていう「先入観」で戦っちまっているってことなのよ。
昨日のベイスターズ相手もそう。去年の今頃のベイスターズってのは打ちまくっていたし、CSではコテンパンにやられたよな。
でも今年のベイスターズはどうよ?散々苦しめられた左の先発は軒並み不調。打線も去年ほどの迫力はない。でもベイスターズは強打という先入観が先にきてカープ投手陣は恐る恐る投げている印象が強いよな。
本来なら絶対に打たせねぇ!位の意気込みで筒香やロペスのインコースを思い切り突いたり、打者を惑わすような投球も必要なのに逃げまくっている。中日の助っ人打者に対してもそうだけど、この辺の根性ってのがどうも気に入らんのよ。
こんな先入観で試合に入って逃げまくってたら、一発勝負のCS突破なんざぁ夢のまた夢。この2チームが上がってこないことを祈るしかねぇよな。
3つ目は気になるデータ。ここの所マツダスタジアムで直近の3カードと昨日の試合を含めてこの10試合の星は4勝6敗。これまでマツダスタジアムで圧倒的な勝率を誇っていた神話に綻びがでてきた。これはちょっと気になるんだよな。
特に防御率がひどい。同じ直近の10試合で失点は73点。つまり1試合7点以上取られとる。いくらカープ打線といえど、毎試合8点以上取るってのはしんどいというよりは「無理」だよな。この辺が地元での勝敗に影響しているよな。
これまでもロードで連敗してもマツダに帰ってくればなんとかなった。だからこの3年大きな連敗をしてこなかったし、それが優勝につながっていたのは間違いない。
CSはマツダ戦うわけでこの辺のデータってのが非常に気になるところだよな。この防御率のままで戦うとしたらCSは1勝4敗で敗退なんてぇこともあり得るわけよ。投手陣の踏ん張りってのが今後の立て直しの課題だろうねぇ。
そういう意味でも、連敗を止めるには投手陣の頑張り、それ以外にはないと思うよ。とにかくカープの投手はおとなしいのが多いからな、時には狼になって相手を噛み殺すくらいの気持ちが必要。そういう意味では今日の先発は九里だからな、いつも以上に強い気持ちをもって粘り強く投げてほしいよな。連敗が止まれば風向きも変わる。今日の記事も取り越し苦労に終わるのが一番いい。優勝への生みの苦しみなんていう人もいるだろうけど、アタクシは「日本一」への生みの苦しみはもう始まっている。そう言いたいですな。
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