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8ゲーム差で「なぜか強い広島」と「強い阪神」の直接対決は首位攻防戦じゃなくなったけど、何かを残したい、残して欲しい3連戦に

強いカープがみたい!
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広島は苦手のDeNA東克樹投手を打ち崩せなかった。3回に末包のソロで同点とするも、その後は走者を出しながら追加点を奪えず、今季5戦3敗(0勝)となった。阪神の… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】苦手のDeNA東克樹また打てず手痛い敗戦 阪神の試合がない日に限れば5連敗 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

2連勝で迎えたDeNAとのカード3戦目は残念ながらDeNA先発東の前に末包の一発以外は沈黙。今日からの甲子園での阪神3連戦に弾みをつけることができなかった。勝負の9月、もう苦手克服とかそんな話じゃなくてね、とにかく勝ち続けなきゃいかん中で痛い1敗となったよな。この日は阪神がゲームがなく半歩詰める可能性があっただけに、もったいなさも残る。何でも阪神がゲームがない日は5連敗だそうで、ここを全部勝っておけば単純計算で5.5差。3連戦の結果次第では??という展開に持ち込めただろう。「強いカープ」になるためには一つの課題が見えた格好になった気がしている。

遠藤好投も1発に泣くも4回の粘りは圧巻

軽くゲームを振り返ってみよう。カープの先発は遠藤。久々の登板だった。7回2失点と普通なら合格ラインといったところだけどな、勝負の9月、負けられない戦いの中で、何とか失点せずに粘ってほしかったというのはあるよな。
7回を115球3失点4安打2四球だから内容は良かったと思う。恐らくだけど、今季1軍での登板、特に先発としては最後になるかもしれんけど、1軍で投げられることは証明できたと思う。特筆すべきは4回、先頭の佐野を2ベースで出してしまった。牧、宮崎、ソトと続くDeNA打線。失点は免れないと思ったカープファン同志も多かっただろう。しかし遠藤はここで踏ん張った。牧を三振、宮崎はタイミングを崩してファーストフライ、最後はソトをショートゴロに打ち取りランナーの進塁すら許さなかった。見事だったよな。こういう投球ができるなら個人的には登録抹消せずに1軍に置いておきたくなる。リリーフとして、特にロングリリーフとしての役割が期待できる。この辺は新井監督の考え次第だけど、案外面白い存在になるような気がするけどねぇ。

末包一時は同点となる一発!!

ゲームは2回に先制されるも3回裏に末包の一発で同点となった。この打席に入る前、末包は左右の脇をストレッチするように伸ばしてその部分をナデナデする仕草を見せていた。脇腹でも痛いのかな??と思ったけど、その初球を捉えてのホームランだった。これに味をしめたのか次の打席もナデナデやっていた(笑)新しい打てるおまじないなのかねぇ??(笑)
末包も一発期待されて1軍に上がってきたけど、何とか定着したよな。スタメンで出る機会も増えた。まぁ秋山や龍馬がいないということが大きな理由なんだろうけど、この辺が戻ってくると出場機会が減ってくる。何とかアピールしたいところだよな。そんな中で出た一発ね、よかったよな。
新井監督は「つかんだ」と言って末包を持ち上げているけど、アタクシもこの1軍での出場で末包は「つかんだ」と思う。ホームランになる確率というかねぇ??「これだ!!」というのはまだハッキリしていないんだけど、おぼろげながら打てるコツというか、こう打てば打球が上がり、スタンドまで届くというのを会得してきたような気がする。一発はカープにとってどうしても欲しい武器。今後の活躍が楽しみだよな。

東に完投を許す…

しかしDeNA東は今季非常にいいよな。これで13勝2敗でしょ??この投手で貯金11個だからな、こちらも何かつかんだのだろう。特にコントロールね、東は荒々しく体全体を使って投げるイメージがあったけど、この日も低めにいい真っすぐ決まっていたし、右打者へのインコースの変化球も絶妙でしっかりカウントが取れた。最後は外の真っすぐを低目にズバッと決めてね、あれは右打者は非常に遠く見えてボールと判断してしまったり、手が出なかったりする。カープ打線もお手上げだったと思うねぇ。
ゲーム展開上、あわよくばDeNAベンチが東を代えてくれればチャンスがありそうだったけど、リリーフ陣がカープ打線に打ち込まれているだけに三浦監督もこのゲームに限っては東完投が一番の安全策と考えたのだろう、この判断が当たったよな。2点差ならワンチャンス。抑えの森原あたりが出てくると面白かったんだけどな。

とうとうゲーム差が8 阪神は甲子園で引導を渡したいはず

この敗戦でゲーム差が8となった。直接対決が7試合あるとはいえ、残りゲームを考えるとかなり難しい差にはなったよな。まぁそれでも昨日の記事でも書いたけど、カープサイドから「あきらめない」というフレーズが出てこない。本当に目の前の一戦一戦に集中しているのだろう。この辺は新井イズムがチームに浸透していると感心する。
阪神サイドはゲームがなかった日に半歩広がったわけだから、今日からの3連戦は余裕で戦えるだろう。先発も村上、大竹、伊藤将とこのカードに標準を絞ってきたのがわかるローテだよな。岡田監督が言うように3連敗だけはしなければいい。そんなゲーム差になっちまったよな。可能であればこのカードを勝ち越して引導を渡したいだろう。

なぜか強い広島と強い阪神の差は??

今季のカープの成績を予想した人はかなり少ないだろう。現在貯金が14ある。逆は考えられても貯金14は本当によく頑張っていると思う。それも栗林の不調から始まり、主力野手の離脱も多かった。その中で勝ってきているわけで「なぜか強い広島」と言われるようになった。これは間違いなく新井監督の手腕によるものだろう。
阪神は先の中日戦を見ても打って勝てる、守って勝てる。そして勝ち方に「余裕」がある。カープは2夜連続のサヨナラ勝ちはしているけど、接戦が多く、選手の消耗も激しい。そして阪神がゲームがない日になぜか勝てない。これまで逆のシチュエーションはないんで何とも言えないけど、恐らくカープがゲームがない日に阪神は勝ってくるだろう。この辺にね「なぜか強い広島」と「強い阪神」の差があるような気がするねぇ。いわゆる「勝ち方」と「負け方」に差があるんだと思うんだよな。なのでこの甲子園3連戦はカープが阪神に食らいつく最後のチャンス。阪神の野球をさせないで自分たちのペースにどれだけ引き込めるか??アウェーで甲子園の大歓声もあるし、至難の業だと思うけど、最後のチャンスと見て食らいついていってほしいよな。
ただ、これはあくまでペナントレースでの話。案外短期決戦となると接戦に慣れているカープの方が展開次第では強さを発揮すると思う。なので個人的にはポストシーズンの方が楽しみなんだよな。

秋山、龍馬、菊池もスタメンに復帰!?

新井監督は間違いなくこの3連戦に照準を絞ってきた戦いをこれまでしてきた。ローテも床田、森下、九里と計算できる投手を先発させるし、体調面で不安のある龍馬や菊池をスタメンから外して回復に務めているし。ファームでは秋山がゲームに出て結果を残し今日から1軍復帰とのこと。マクブルームも1軍に上がってきている。この3連戦でズラリと役者がそろうのも偶然ではないだろう。ただ、秋山にしても龍馬にしてもポッと出てきて打てるほど甘いものではない。それでもようやくベストに近い形で戦えるというのはメンタル面でプラスに作用するだろう。
やはり流れをこっちに向けるには初戦だろう。この初戦は絶対に勝たなければいかんし、できれば阪神の野球を彷彿とさせる形で勝ちたい。初戦を落とすとそれだけで阪神の余裕が大きくなるし、一気にカープは追い詰められるムードになり2戦目、3戦目とズルズル行ってしまう可能性は非常に高い。今日のゲームはまさに今季のペナントで絶対に「負けられない1戦」となるだろう。仮に初戦をいい野球で制すればポストシーズンでの対戦にも影響があるだろうし、もちろんペナントの行方にも影響するかもしれん。とにかく初戦、何がなんでも勝ちに行きたいよな。

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