会見拒否の理由は怒り?絶望?それとも選手への無言のメッセージ?
- 2019.06.09
- Mageちゃんが斬る!
- クリス ジョンソン, ハピエル バティスタ, 交流戦, 田中広輔, 緒方監督

情報源: 【広島】昨秋の日本シリーズからソフトバンクに6連敗 緒方監督は会見場に姿見せず
昨日は1日外出していたんで試合は見てねぇんだけど、スマホで経過を追っていきながら、感じたのは「ソフトバンクに相当苦手意識があるなぁ」と。カープが勝手に意識してるよな。
戦力的に考えたら、ソフトバンクは柳田をはじめデスパイネ、今宮など欠いている。代わりに入っている若手選手は申し訳ねぇけど名前も知らん選手ばかり。
こっちは松山が欠けているだけでメンバー的には揃っている。
本来ならソフトバンクの方が何とか耐えて活路を見い出し、カープは上から目線で戦えるはずなのにそれができない。
ソフトバンクの交流戦の強さってのは定評がある。パリーグで順位が上がらなくても交流戦で白星を重ねリーグ再開後に上位に上がっている。ある意味交流戦というのはソフトバンクにとって白星を計算できる18試合。交流戦が「鬼門」のセリーグのチームとは全く違うよな。
だから戦いぶりも主力が抜けていても、どこか余裕を感じる。憎たらしいよな(笑)
逆にカープは交流戦の対戦成績、日本シリーズでのやられ方を見ても相当苦手にしているのは明らか。まぁもう試合開始前から「負けている」んだろうねぇ。
試合展開もスコアを追ってるだけもソフトバンクの余裕を感じる。追いつかれてもすぐに勝ち越すし、2点差つけたらどんどん救援陣を送り込みカープの反撃を封じ込める。これがパリーグ同士だと色々躓いたりするんだろうけど、カープ戦を筆頭に交流戦だとうまくいっちまう。
もちろんソフトバンクの投手陣の球ってのは力がある。変化球勝負主体のセリーグとは違い、普段から力と力の勝負に慣れている部分もある。だからセリーグのチームは圧倒されてしまうんだろうねぇ。
交流戦は受け身になっちまった方がやられる。特にセリーグのチームはそうだろうねぇ。どんどん攻め続ける姿勢を試合で相手に見せつけるところからやらんとこの構図ってのはなかなか打破できんだろうねぇ。
それとカープは5月の反動というかねぇ、そういう時期に来ている。その時期にソフトバンクと当たったんでなおさらファンは力の差を感じてしまうのかもしれん。
あれだけ打ちまくっていたバティスタが外角攻めで打撃を狂わされている。連続試合安打記録を続けてきた西川も記録がストップしちまった。菊池も5月の調子ではないよな。
加えて昨日も書いたように、ブルペン陣のピースが一つ足りない。まぁこの辺は戦いながらそろえていくって作業をこれからやっていかなきゃならんわけですぐには答えはだせんだろうねぇ。その辺が落ち着くまでは一進一退、貯金を減らすことにもなるだろうねぇ。
でも、長いペナントレース、山あり谷ありよ。この谷をいち早く駆け抜けまた山へ登るサイクルをたくさん回せたチームが優勝する。ここをどれだけ早く抜けるかってのはベンチの手腕だよな。
なんでも緒方監督が今季2度目の会見拒否。まぁ同志の中では結構批判的な意見が多いんだよな。
緒方監督の性格をみんなよく知ってるからな(笑)きっと頭に血が上っての会見拒否といった印象を持たれているんだろうねぇ。
でも、アタクシは別に話したくねぇから会見拒否しているってのは少し安易な考えだと思うんだよな。
まずはリーグ3連覇している緒方監督の手腕は素直に評価するべきだし、連覇を重ねるごとに評価のハードルは上がっているのは確か。
緒方監督が名監督と言われないのは本人も言っているみてぇだけど「日本一」になっていないから。もうリーグ優勝ではファンもマスコミも満足できなくなってきているんだろうねぇ。
すでにファンの満足感を得るには「日本一」しかない。だけど、昨季のパリーグ1位の西武、そして日本一になったソフトバンクに対して負け越してしまっている。これじゃぁ「日本一」なんてぇ無理だろ?ファンがそういう印象をもってしまうのも仕方ないよな。
当然、緒方監督自身も「日本一」でしか、ファンから合格通知はもらえんというのはよくわかっているだろう。
西武、ソフトバンクに負けたことで、そこを突っ込まれるのイヤだから会見拒否している印象を持たれてしまっている側面はあると思うよ。
試合後の会見というのはファンに対して、選手に対して沢山のメッセージを監督が発する場。もちろんそうだよな。
でも、メッセージというのは言葉だけでしか発信できないのか?目は口ほどにモノを言うというし、監督の表情から選手は何かを感じ取ってくれるはず。無言のメッセージという言葉もある。選手がどれだけ感じてくれるかだろうねぇ。
ファンに対しては広報を通してコメントは出している。まぁいつものように「切り替えてやるだけ」と。
それと口を開けば、場合によっては選手批判になってしまう恐れを緒方監督自身が感じていて拒否したこともアタクシは可能性としてあると思うよ。
試合を見ていないのでどのプレーかというはわからんし、あくまでも想像の範囲だけどな。グッと堪えなきゃならんときもある。昭和の男はそう教わったもんよ。
トップの発言ってのは本当に部下に大きな影響を及ぼす。アタクシも小さい会社ながら30人くらいの人の上に立っていると色々あんのよ(笑)。でも発言には慎重にならんとかんしな、部下を傷つけることも言いかねないくらい腸煮えくりかえることもある。でも、そこはグッと堪えてというのは非常に大事なことだと思うよ。
さぁ 緒方監督じゃねぇけど、切り替えましょうや。
今日勝てばいい印象で終わることもできるし、何としてでも取りたいよな。
今日も満員だろう。選手にはファンに喜んでもらえるよう、精いっぱいプレーしてほしい。そうすれば白星はついてくる。怖がりながら、苦手意識を持ちながら戦ったら同じ結果になるだろう。これを打破するのはファンではなくて選手たちがやらんとな。頑張ってほしいよな。
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