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ジンクスを打ち破る龍馬先頭打者弾!!トリプルスリー相手に真っ向勝負の遠藤は先発向きか?抑え向きか?

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野球情報満載デイリースポーツ/広島 今季3度目の8連勝で巨人に5差 西川先頭弾にバティV弾 床田2カ月ぶり白星

情報源: 広島 今季3度目の8連勝で巨人に5差 西川先頭弾にバティV弾 床田2カ月ぶり白星/デイリースポーツ online

プロ野球ってのは様々な「ジンクス」ってのがある。プロ野球全体で言えるものもあれば、チーム独自のものもある。

有名なのは「代わった選手にボールが飛ぶ」「三振前のバカ当たり」「2年目のジンクス」「首位打者獲得の翌年は不調になる」「阪神が15失点した年は優勝する」とかまぁ色々ある(笑)。

「打線は水物」という言葉は多くの野球ファンが口にするフレーズだけどな、「水物」ってのは思った通りに行かないものという意味で昔は「水商売」なんてぇ言葉もあった。今日はよくても、明日はわからない。予測が立てられない、わかりやすく言えば、固定給か歩合制の違いとでもいうのかねぇ?まぁいわゆる昨日良くても今日も打つとは限らない。そういうことだよな。

木、金曜と二けた得点で打線爆発のカープ。まぁこういう場合は次に出てきた好投手にひねられるジンクスがある。そしてその後打線が低調になる。大型連勝したあとに大型連敗を繰り返すカープにとってはイヤなジンクスだよな。

もちろん、選手はそんなこと気にして野球はやってねぇと思う。でも、心配性のアタクシはすぐこういう迷信めいたものが頭に浮かんでしまう。普段はポジティブだけどカープに関してはネガティブ先行。死ぬまでに治るかね?

そんな不安をいきなり吹き飛ばしてくれたのが、西川龍馬だよな。これで今月3本目の先頭打者ホームラン。

先頭打者ホームランと言えば緒方監督が現役時代の専売特許。通算でも28本で歴代5位。あ、ちなみに我らが高橋慶彦さんは通算34本で歴代3位よ。

緒方監督は選手時代1シーズンで8本の先頭打者ホームランを打った。監督の現役時代を知らない世代の同志の皆様はどんな印象を持ちましたかな?なんか次の背番号9は野間じゃなく西川だったりしてな(笑)

この先頭打者ホームランでアタクシの中で少し気持ちが晴れた。いやいや、まだ野球のジンクスであるのが「スミ1」。得点が初回の1点だけ。スコアボードで1回は隅の方だから「スミ1」。念のためね。

まだまだ分からん。ライアン小川には前回いい投球をされているしな、可能性はあるよな。とネガティブ思考と戦っているさなかに誠也にも一発が出た。

よーしこれで2点か、よしよし…と一瞬ネガは吹き飛んだけど、ちょっと待てよ?スミ1がスミ2に変わっただけじゃねぇか!?と、またネガがやってくる(笑)。結局この回何点入ろうが「スミ」は「スミ」ということにようやく気付いたよ(笑)何やってんだろうねぇ、50にもなってさ。

そうなるとこの試合は床田次第ということになる。まぁやっぱりここの所勝っていない投手だよな。試合序盤で追いつかれてしまう。このままヤクルト打線に捕まって…なんてぇ考えたけど、ここから床田が踏ん張った。

真っすぐの走りは本来のものではなかったよな。ならばと、変化球を散らして的を絞らせなかった。そういう意味では悪いなら悪いなりにの投球がこの若さでできるんだから大したもんよ。

床田の粘りが実ったのは6回のバティスタの一発。泳ぎ気味だけどやっぱり力があるねぇ。このホームランで勝ち越した。「スミ」の呪いが解けた瞬間よ。

ここから追加点を重ねてってのが理想だけど、そうもいかん。やはり打線のつながりが出ない。前日4安打の小園も完全に抑えられたし、2試合連続で先制ホームランを打っている三好もベンチスタート。やはり打線が下降しているのか?まぁヤクルト投手陣が踏ん張ったよな。

こうなると1点差でカープのブルペン陣が持ちこたえられるのか?そういうネガがまたやってくる。これを吹き飛ばしてくれたのが遠藤のピッチングだよな。

とにかく真っ向勝負。本当にいい度胸をしている。特に最後、ミスタートリプルスリー・山田を三振に仕留めた場面。

まぁ最後の球はボールと言われても仕方ねぇけどフルカウントからどんどん山田に対してど真ん中の真っすぐで勝負してきた。普通、ビビるよ(笑)

恐らく山田も真っすぐ狙い、それ以外はごめんなさいの場面だったろう。そのど真ん中を仕留められない。遠藤の球威が素晴らしいっていう何よりの証拠だよな。

最後はボールと判断して見逃したがストライク。いやいや、山田さん、あれはボールでした。

その後も村上にも似たようなコースをストライクと言っていたし、球審が今日ストライクと言えばストライク。それをうまく利用できたよな。

それにしても遠藤の今後が非常に楽しみになってきた。高校生で入って一年体を作り、実質今年が1年目みてぇなもんだよな。とにかく度胸がいい。そして三振を取れる球を持っている。

球団はどうだろう?将来先発にという話だけど、連投が効くし、三振を取れるボールを持っている。アタクシは抑え候補として育てた方がいいような気するんだけどねぇ?どうだろうか?

そんな話を書いているうちに、遠藤に「2年目のジンクス」が来るかもなんてぇネガが飛んできた。どうしようもねぇオッサンだよな。まぁカープが可愛いから心配事が尽きねぇんだよ。わかるかい?この気持ちさ(笑)

まぁカープとDeNAが連勝を伸ばし、巨人がちょっと状態が悪い。カープがあれよあれと離された時と同じように、あれよあれよとゲーム差が縮まった。まぁそれでも5.5差。勝負はまだまだよ。

カープとDeNAが連勝止まってどうなのか?巨人が連敗が止まってどうなのか?この辺を見てみねぇとなんとも言えん。この後は一進一退でなかなかゲーム差が縮まらず、逃げ切られる可能性だって十分ある。

そういう意味では火曜からの巨人3連戦というのがペナントの行方を占う最初の大一番になるかもしれん。

どちらかが3タテというのは考えにくい。カープは3タテ喰らえば、脱落するだろうし、3タテすれば巨人はかなりヤバい。星を潰しあっている間にDeNAが連勝していればますます上位3チームの差が縮まり、夏場の戦いとなる。

注目はこの時期に2位から10ゲーム以上離したチームがズルズル落ちるのはなかなか歯止めが効かないと思う。それを原監督がどう立て直すかってのが注目だろうし、夏場に強いDeNAの勢いも脅威だよな。

カープがこの局面で優位性があるのは「経験」。確かに3連覇はみんなぶっちぎりだけど、去年あたりは2位とのチームの直接対決の勝率は驚異的なものだった。これがあったから引き離せた。「優勝するために勝たなきゃいかん試合を勝つ」経験はカープの選手が一枚も二枚も上。その代わりきちんと「自分たちの野球」をやること。ここにたどり着くことになる。

カープがDeNAをなんとなく苦手にしているのは、このチームに対して自分たちの野球ではなく相手のペースで試合をやっちまうってところ。そういうのを気にし始めると一気に餌食にされる。ここがポイントだろうねぇ。

まぁとは言ってもまだ5.5ゲーム差ある。ここからの差はなかなか縮まらない。縮めるなら一気にいかんと難しい。そういう意味でも火曜から直接対決ってのは本当に見ものだよな。

そんな3連戦のチケット。火曜日と水曜日にチケットあるけどいかが?って誘いがあったんだよ。ムチャクチャ行きたかったけどね、でも断った。それは月曜日に東京ドームでサントリードリームマッチを観戦するのよ。プロ野球OBが集まってやる試合ね。それが先に決まっていてね、それも渋々女房からお許しが出た。だから、さすがに3日連続ってか2日連続でも女房を説得するのは難しい(笑)。涙をのんでご辞退申し上げたってわけよ(笑)。なので、いい子でテレビ観戦よ(泣)トホホ…

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