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坂倉の劇的逆転サヨナラタイムリーで貯金最多9!!負けていたかも??試合がなかったかも??の試合を取れた意味は大きいぞ!!

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン 広島・坂倉 「みんなで勝った」逆転サヨナラ打!今季初劇勝で貯金最多「9」 「あと1人」で石原13球粘って四球が効いた
「広島4-3ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)

広島が今季初のサヨナラ勝ちで3度目の同一カード3連勝を飾った。1点を追う九回2死一、二塁で坂倉将吾捕手(26)が左翼へ逆転の2点二塁打を放った。直前の2死二塁では石原貴規捕手(26)が13球粘って四球を選び、チャンスを広げた。チームの貯金は今季最多の9。勢いに乗り、28日から東京ドームに移動して巨人3連戦に臨む。

昨日はてっきりゲーム中止だと思い込んでいてね、7時に夕食を取る前にTVをつけると何とゲームが行われている…「マズった」。
結果は劇的な逆転サヨナラ勝ち。選手たちが雨の中の頑張りでヤクルトを3タテ、貯金を最多の9とした。まぁこのゲームはいろんな意味合いがあったゲームだと思うけど、それを逆転サヨナラでモノにするというのは非常に大きいし、チームのムードもよくなってくる。今日からの巨人戦に弾みがついたよな。

ゲームの消化が一番遅いカープ

この日の広島の天気がどうだったかはわからんけど予報は朝から雨だったと記憶している。例えば東京に本拠を置くヤクルトは大体雨予報なら14時頃に中止の発表をしたりする。まぁ早すぎてゲーム開始に雨が上がっていたなんてことも昔はあった(笑)。もちろん早い発表にはファンや当日の来場者への配慮というのもあるだろう。ただ、カープは昔から少々の雨なら大体ゲームはやる方のチーム。最初から中止と決め込んでしまったのはアタクシのミスだねぇ(笑)
まぁ自己弁護するわけではないけど、このゲームは「中止でもいいんじゃない」というのがあったのは確か。すでにカード勝ち越しを決めているし、ヤクルト3連戦の後は東京へ移動して巨人とゲームもある。選手たちの負担を減らすために早々に中止にしてそのまま東京へ移動しちゃおうという手もあっただろう。
球団的にはこのゲームを中止にして秋の予備日に組み込んだ場合にどっちが儲かるか??とソロバンを弾くこともやるだろう。もちろん、カープがこのまま首位を守り続ければ、この日中止にして秋に振り替えた試合が「Xデー」になる可能性はある。それなら売上的には雨模様のゲームよりも稼げることができる。ただ、チケットの販売はすでに全試合販売を済ませているので再びそういったコストがかかるのは確か。そういったものを総合的に判断しての試合決行。結局は雨中のサヨナラ劇になったわけで、最終的には「やってよかった」ということだろう。
もう一つは今季のカープの日程の消化の遅さ。春先には結構中止になったゲームが多いし、他球団と比べてカープは4試合くらい消化が遅れているし、これが秋の予備日に組み込まれると勝負の秋は連戦との戦いともなる。これ以上中止にしたら大変なことになる。これも強行した理由だろうねえ。

アドゥワ好投も未知の7回につかまる

カープの先発はローテ通りアドゥワ。春先はポポーンと白星を重ねてきたけど6月は未勝利。今月最後の登板で勝っておきたいというのはあっただろう。そのアドゥワ、初回は「いつも通り」に失点するも(笑)、その後はヤクルト打線を封じ込んだ。微妙に動くアドゥワの真っすぐにヤクルト打線が相当手こずっていた。とらえたはずの球がタイミングをズラされて凡打なってしまう。非常に打ちづらかったように見えたよな。
菊池の一発でチームは勝ち越した。6回を投げ終えて1失点。まぁここで勝ちパにつなげてもよかったといえばよかったんだけど、ハーンが登録抹消、矢崎の調子も今一つ。であれば、もう1イニング行っちゃう??となったのだろう。その7回、世にも珍しい菊池のトンネル失策をきっかけに逆転を許してしまった。
個人的にはブルペンの事情もあったけど、新井監督はアドゥワの「さらなる成長」を念頭に7回もマウンドに送り込んだように思っている。これまでは今季最長が6回。7回の登板は2019年以来というから実に5年ぶり。先発ローテ投手として7回に上がるのは当然初めてと言ってもいいだろう。アドゥワだってこのシーズンを機に先発投手としてやっていきたいというのはあるだろうし、先発やるからにはこのカード初戦の森下のように「完投・完封」だってやってみたいという欲があって当然、ない方がウソだと思う。このカードは勝ち越しも決まっているし、もともと雨で流れるかもしれなかったゲーム。そんな中自軍はリードしているし、アドゥワには7回を投げ切って6勝目を手にすれば、それは相当大きな自信につながる。そんな想いで新井監督は7回も託したと勝手に想像している。

しかし7回のアドゥワは非常に不安定だった。名手菊池のトンネルからピンチを作ると逆球が非常に目立った。石原の構えとは逆に逆に行くようになった。危険な兆候だった。案の定連打を浴びて追いつかれた。白星がなくなった時点で新井監督は塹江にスイッチしたあたりを見ると新井監督も「7回を投げ切って勝ち投手を」というプランを持っていたのがわかるよな。最後はサヨナラ勝ちで菊池のトンネルもアドゥワチャレンジ失敗もチャラになった。これも案外大きいし、アドゥワも前を向けるだろう。先発投手として7回を投げ切るというのは一つの目標だと思うしな、これからも頑張ってほしいよな。

石原粘りに粘ってサヨナラを呼ぶ

7回に逆転された時点で「今日はしょうがないかな」と感じたカープファン同志も多かったように思う。それだけカード勝ち越しというのはファンにとって「精神安定剤」になるし、優勝するには何も派手な連勝なんかいらなくてカード勝ち越しを積み重ねていけば自ずとその勲章は手に入る。連勝よりもこうしてカード勝ち越しを積み重ねることは3連戦の中で「取りにいく」ゲームが必ず出てくる。これを勝ち切ることで「勝ち方」を身に着けていく。非常に大事だと思うねぇ。
1点ビハンドのまま9回裏。ヤクルトは守護神の田口を送り込んだ。まぁこの田口が他球団の守護神とは違って力よりも投球術で1イニングをしっかり抑える。監督の高津さんもそうだったけど「安定感」という部分ではこういうタイプの方が安心かもしれんよな。
その田口は先頭の上本にヒットを許す。上本は前日も活躍。いい仕事をしてくれるよな。4番小園が難なく送りバントを決めて1死2塁。まずは同点だ。続く堂林は田口のインコース攻めに対して粘るも最後は空振り三振。ひざ元へのスライダーかな??堂林には一瞬ボールが消えたような錯覚さえ起こすいいキレをしていたよな。堂林は残念ながら2塁走者を進めることができなかった。続くは一発の期待もある石原だ。石原もこのチャンスで初球からバットを積極的に出した。まずはオレが同点にするという気持ちのこもったスイングだった。しかし早々に追い込まれてしまい打撃を切り替えるしかなかった。そしてここからの石原の粘りね、素晴らしかったよな。6連続ファールを含む13球中9つのファールを打って最後は田口が白旗をあげる格好になった。執念の四球ね、素晴らしかったし、次打者の坂倉も「何とかしなきゃ」という気持ちになっただろう。石原の粘る姿にベンチもファンも一つになった。そんなムードも作ってくれたように思う。石原、凄かったよな。

坂倉が逆転サヨナラ打!!

この石原の四球でマツダスタジアムは大盛り上がり。そして打席には前日に一発を打っている坂倉だ。4球目の真っすぐを叩くと打球はレフト方向へ。長打警戒で深い守備位置だった山崎が猛ダッシュ、ダイビングを試みるも打球を後逸。この間に1塁走者の代走・大盛が一気にホームを駆け抜けた。劇的な逆転サヨナラ勝ち。大盛のホームインを見届けたナインが一気にグランドに流れ込む。秋山や松山といったベテラン勢が我先にと坂倉に飛びついた。おそらく苦労していた坂倉をこの二人はずっと見守ってきてくれていたのだろう。自分の事のような喜びっぷりだったよな。新井監督は喜びすぎて咳き込んでいたし、藤井ヘッドも少年のようなはしゃぎっぷりだった。これがカープ。非常にいい光景だったよな。

やはり守備のミスが勝敗を分けた

昨日の記事でも書いたけど3番タカシさん&坂倉復活弾で末包ショックを吹き飛ばす!!このゲームの勝因は何といっても「守備力の差」接戦になると勝敗を分けるのは「ミス」。特に守備のミスは本当に怖い。だから少年野球からキャッチボールから始まって守備の練習を重ねる。この日の守備のミスはカープがやらかした。ヤクルトの先制点はマツダでは難しいレフト、ショート、サードの中間に上がった内野フライ。これを小園が取れずに先制を許したし、一時勝ち越されたのも菊池のトンネルがきっかけだった。しかし最後の最後はヤクルトの外野守備。山崎の打球の処理が逆転の要因となった。SNSを覗くとやはりヤクルトファンからはあの山崎の守備について疑問を投げかける投稿が目立っていた。

確かにあの場面、ヤクルトの外野守備陣形は長打警戒。2塁走者はかえしてもまだ同点。逆転サヨナラを防ぐために1塁走者のホームインは許さない。そんなポジショニングだった。ならばあの場面は山崎はダイビングなどせずにワンバウンドさせて勝ち越しを阻止する守備をしなければならない。なのに飛び込んでしまい後逸。ヤクルトファンの憤慨は仕方ないだろうねぇ。ただ、やはりチーム状態ね、この辺の悪さが山崎の判断を鈍らせたというか、一か八かに走ってしまった感じはする。どのチームの選手もチームのために一生懸命やっている。時には冷静な判断ができないこともある。山崎も悔しい夜を過ごしたことだろう。敵ながらこれからの健闘を祈るばかりよ。

末包ショックなんかなかった!?これもチームの成長

このカードが始まる前は末包の登録抹消、レイノルズの手術のニュースと個人的には貧打にあえいだ開幕1か月間のカープに戻るのではないか??そんな心配をしていたけど、このカード3連勝で切り抜けた、確かに点は相変わらず取れないけど、代役の上本が活躍してくれたし、坂倉が復調してきた。秋山・菊池の調子も上向きだ。そして4番に入っている小園もなんやかんや繋ぎの4番を楽しんでいるかのようにノビノビやってくれている。こうした面々たちが本当に力を合わせて勝っていく姿ね、新井監督じゃないけどチームの成長を感じるよな。

このカードの3戦目はいろんな意味で想定外の勝利だったように思う。天気から始まって、アドゥワの7回チャレンジ、守備の乱れといったことを考えれば、そもそもこのゲームはなかった可能性もあったし、負けた可能性もあった。それを「白」に最後の最後にひっくり返した。不調の矢崎にも白星がついたし、もともとなかったものが失っていたものが手に入った。日常の生活でこういうことが起こっても悪い気持ちにはならないし、カープにとってもこの勝ちというのは本当に大きいと思う。何か「勢い」がつくきっかけになるゲームになるような予感がするねぇ。これからの戦いも楽しみだよな。

さて、今日から東京に移動して巨人との3連戦だ。東京は朝から雨。アタクシの商売はあがったりだけど野球はドームだから中止の心配はないよな。今日の先発は床田と戸郷。どちらも落としたくないゲームだろう。カープがこの日の勝利の勢いそのままに巨人を粉砕するのか??それとも勢いの火がきえてしまうのか??見どころ満載のゲームになりそうだよな。

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