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森下、ピンチでギア全開の完封劇!!大技+機動力で少ない点差で勝つのが今季のカープ流!?

Mageちゃんの「熱視線」
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 「ヤクルト0-2広島」(6日、神宮球場) 広島がヤクルトに完勝し、貯金を再び3とした。チームは3カード連続で初戦勝利となった。

情報源: 広島・森下 九回続投は志願だった 佐々岡監督が明かす「最高の勝ち方だった」
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”広島東洋カープ” tm2=”東京ヤクルトスワローズ” scr1=”0/0/0/0/0/1/1/0/0″ scr2=”0/0/0/0/0/0/0/0/0″]
【広島】 ○森下(2勝0敗)
【ヤクルト】 ●スアレス(0勝1敗) 大下 今野 梅野
[本塁打] 西川3号(広)

昨日は下の坊主の小学校の入学式。前夜は「少しドキドキしてきた」と不安そうに言っていたけど、昨日仕事から戻って様子を聞くと嬉しそうに学校のことを話してくれた。今日からきょうだいで登校。これでママも少し楽になるだろうねぇ。この春、新しい生活が始まる人も多いだろう。初めてのことに、初めて会う人に戸惑いや、驚き、ときめきと色々な感情が起こるだろう。新しい生活を楽しく感じる人もいれば、絶望する人もいるだろう。大事なことは「世の中こんなもの」と割り切れるかどうかのように思う。それぞれの春。多くの人が前を向ける春になるといいよな。

ミスター火曜日・森下の完封で今週もいいスタート

開幕して10日が過ぎた。今週で各球団とのファーストコンタクトが終わるよな。今週はヤクルト⇒巨人との6連戦だ。やはりスタートの火曜日ね、ここをどう戦えるかというのがシーズンを通して大きなカギになるような気がする。今季の火曜日の男は森下に白羽の矢が立った。個人的には非常にいい人選のように思う。この辺は佐々岡監督、昨季の反省と成功が生きているように思う。
昨季の火曜日の男はシーズンを通して九里が担っていた。シーズン前半はこの九里が打ち込まれてなかなか勝てなかったし、カードの最初を落とすと大瀬良や野村が離脱したあたりからどんどん苦しくなってきたよな。連敗が続き借金がみるみると増えていった。しかしシーズン後半となると九里が何かをつかんで非常にいい投球をするようになった。シーズン後半で大きな連勝をして一気に借金返済が見えてきた。やはり週の頭の火曜日、初戦を取ると色んな意味でチームが活気づくし、いい方法へ向かう。この辺の経験から佐々岡監督も「火曜日の重要性」というのが身に染みたのだろう。今季はこの火曜日の登板を森下に任せることにした。非常にいい人選のように思うよな。
今季初登板の阪神戦。ヤクルトを3タテして広島に乗り込んできた阪神打線を抑え込んだ。これは非常に大きかったように思うし、阪神戦を2勝1敗で通過できた大きな要因だったように思う。昨日のヤクルト戦も日曜日の敗戦で連敗はしたくない大事なゲームだった。ここをしっかり勝てるというのは非常に大きいよな。大瀬良と森下をカード頭に配置することで大きな連敗をしない安心感をチームに与えているように思う。監督というのはなかなか褒められるというのは少ないだろうけど、このローテーションは絶妙だと言えるだろうねぇ。

立ち上がりの不安もアクセル全開で切り抜ける。ギアが入ったら飛んでもない球を投げる

さて、その森下の投球を振り返ってみよう。これは個人的な感想だけど立ち上がりはあまりよくなかったように思う。先頭の山崎に真っすぐを2球続けてヒットを打たれた。この真っすぐは力があるように見えたけど、少しシュート回転して左打者のインコースを突くところが真ん中よりに入って来ていた。3回くらいまで真っすぐはこんな傾向がみられたように思う。それと変化球ね、とくにカーブのコントロールに苦しんだように思う。これまでカモにしてきた村上に四球を与えたりしていたのもその辺の影響だろうねぇ。この苦しい初回をカットボールを上手く使って切り抜けていたように思う。3回くらいからカーブが決まりだし、真っすぐのシュート回転も修正してきたのはさすがだよな。
いい投手というのはキアの入れどころを間違えないし、入れどころでしっかりトップギアに入って最高のパフォーマンスを発揮できる。まさに森下はそれを体現できる投手。素晴らしいよな。この日のヤクルト打線を見ると肝は4番村上と5番塩見の二人をしっかりおさえれば大怪我しない。そんなふうに森下が考えているのではないか??と感じさせてくれた。初回の2死1,2塁のピンチに塩見を真っすぐで空振りの三振に仕留めたり、6回の2死2,3塁で村上を高めの真っすぐで空振り三振に仕留めたりと、ここでギア全開とみるや素晴らしい球を投げ込んでくる。この辺はさすがだなぁと感心したよ。
9回はどうやら志願してマウンドに上がったようだねぇ。この辺も6連戦の頭に投げる投手の責任感のようなものを感じた。栗林を出さずに初戦を取れる意味というのは非常に大きいよな。いきなりツーベースを浴びて栗林が投球練習を始めた。それが森下の目に入ったかどうかは定かではないけど、ここで最後のギアチェンジをしたように思う。無死2塁からポイントである村上、塩見と並ぶ打順。村上を真っすぐで押すと思いきや変化球でタイミングを外してファーストゴロ。塩見には真っすぐで押して押して空振り三振に仕留めたあたりね、本当に森下が味方で良かったとしみじみ思ったねぇ。最後の打者も仕留めてゲームセット。セ・リーグ完封一番乗りは素晴らしいよな。最終回はアウトを一つずつ取っていくことを優先して1点は仕方なしという考えも十分ありな場面。ここをホームを踏ませないあたりに静かな凄みを感じるよな。今週も頭を取れた。乗っていけそうだよな。

森下、送りバントも天下一品!!も不調の広輔が還せず。打率も急降下の1割台

さて、打線の方はヤクルト先発スアレスを打ちあぐねた。初回いきなり広輔が四球で歩いた時は早めに崩せそうかなぁと思ったけど、この日のスアレスはセットポジションで投げた方が制球も球の威力もあったように思う。なかなか打ち崩せなかったよな。そんな中でも堂林を起点にチャンスを作り、森下が送りバントをきっちり決める場面が2度ほどあった。2回とも非常にいいバントだったよな。この辺、やはり勝てる投手というのはこういうのもきっちりできるんだなぁと感心したよ。このバントを絡めて点が取れるとなおいいんだろうけどな、1番の広輔が当たっていないので点に結びつかなかった。ちょっと広輔の打率が気になりだしてきた、そんな同志も増えていることだろうねぇ。この日もノーヒットで打率が.184まで降下した。2番菊池、3番龍馬が好調なだけになんとかならんかなぁと考える同志も多いだろうねぇ。この辺、今はチームの調子がいいからアレだけど、負けが込んでくるとタナキクの1,2番に関して色々な声が出てくるだろう。そうなった時にこの1,2番をどこまで引っ張るか??ペナントの行方を左右しそうな決断をベンチは迫られることになるだろう。そうなる前に広輔には何とか調子を取り戻して欲しいよな。

大技と機動力で森下をアシスト。スアレスはあれを打たれたらしょうがない??

ゲームは5回を終わって0-0。投手戦だよな。そうなると案外1発でゲームが動き出すってのがこういう展開は多い。どちらに先に一発が出るか??といった感じになった。カープ打線で一発を期待できる選手は誠也くらいなんだけど、その誠也も打撃が上向いていない。と言ってもヤクルトにも大砲らしいのは村上だけ。こうしてみると森下が村上に対してギアをあげていた理由がわかるような気がするよな。
その待望の一発は西川龍馬のバットから飛び出した。低めの球をバットに上手く乗せてスタンドまで運ぶような打撃。素晴らしいよな。投げたスアレスもアレがホームランになるのか??と驚きと龍馬の打撃に対して脱帽といった表情を浮かべていた。天才龍馬の本領発揮といったところだろう。非常に大きな一発になったよな。誠也が不調の中、2番菊池と3番龍馬、そして5番の松ちゃんが打線を支えているのが現状だよな。それと8番にいる堂林が久々のマルチヒット。守備でもファールフライを2度好捕したし、ファインプレーのファーストゴロの処理もあった。不調で8番に座り捕手が6番あたりを打つ打線となると今一つ「線」にならんよな。これをきっかけに堂林が復調して「8番」を卒業してくれるともう少し得点力が上がるかもな。
その堂林は7回に貴重な2点目のタイムリーを打った。1死から安部が四球、代走の曽根がチーム初の盗塁を成功させた。この盗塁は堂林のタイムリーにより、非常に大きな盗塁になったよな。これまでカープは足のある選手がそこそこいたし、盗塁を試みるケースは多かったけど失敗が非常に多かったよな。盗塁は成功してなんぼ。失敗すれば「何やってんの??」となる(笑)。盗塁は成功させると破壊力と脅威に変わるけど、失敗すると相手に流れをあげてしまうリスクもある。そういう意味では盗塁を試みるケースが少なくなっても、やった時には必ず成功させるという「成功率」が大事なことに様に思う。そして曽根の盗塁成功が点に結びつくとなれば、試みる回数は減っても相手にとっては脅威になる。こういう機動力、盗塁の使い方は非常にいいよな。堂林も第一打席で右方向に堂林らしいヒットを打った。これがきっかけだったように思う。四球⇒盗塁⇒タイムリーという流れの攻撃の成功率が上がってくると、相手にとっては厄介だと思う。今後もこういった「意味のある」盗塁をバンバン決めて欲しいよな。

巨人と阪神が潰し合っている間は連勝したい

先発投手が踏ん張って、攻撃陣が少ないチャンスをモノにし、それを鉄壁のブルペンが守り切る。恐らく今季のカープの勝ち方はこういった形になるだろう。いみじくも就任当初佐々岡監督が目指していた「投手を中心とした守りの野球」に近づいてきているように思う。欲を言えば、中軸の誠也や松ちゃんにもっと「凄み」が出るようになると、黄金期の中日のようなチームになりそうだよな。まぁ野球はつまらなくなるけど、型にハマったら非常に強いチームになるだろう。今後が楽しみになってきたよな。
今週は週末に巨人と今季初めてぶつかる。その巨人は先週終わって2位。首位の阪神と昨日から対戦して阪神が先勝した。阪神が3タテする可能性も否定できないけど、この巨人と阪神が潰し合っている間はカープは勝っておきたいよな。そういう意味でも今日のゲームも勝っておきたい。先発は床田。ヤクルトは高梨だよな。高梨も乗ってくると手が付けられなくなる。打線は出鼻をくじきたいよな。床田は前回登板で白星をゲットしている。これまではシーズン初登板は勝てなかったけど、今季は違った心境で2戦目のマウンドに上がれるだろう。今日も勝って早々にカード勝ち越しを決めたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    森下が出る試合は調子悪くてもそれなりにまとめてくれますよね。
    9回の塩見に投げた球はあれ打てって無理だと思います。
    最後1失点は仕方ないかなとも思いましたが、よく完封してくれたと思います。

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