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今季のカープは一味違うぞっ!!点をもぎ取る野球と先発全員安打で開幕戦快勝!!勝因はプラス思考の末包と佐々岡監督の非情采配??

愛すべき赤ヘル戦士
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広島のドラフト6位末包昇大外野手(25=大阪ガス)が先制打を含む3安打1打点を記録。先発全員安打で2桁得点をマークし、投打ががっちりかみ合った白星発進となった… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】佐々岡監督白星発進「雰囲気も上がった」ドラ6末包ら先発全員安打2ケタ得点/一問一答 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

まずはカープファン同志の皆様、開幕戦快勝!!おめでとうございます。いや~めでたい、めでたい。SNSでも喜びの声があちこちから上がっていた。この喜びね、アタクシは単に勝っただけの喜びと少し違うような気がしている。この日のカープ打線の点の取り方、誠也が抜けて不安しかない打線にニューヒーローが出現、そして佐々岡監督に見られた采配の変化ね、この辺が織り交ざって何とも言えない喜びに変化していったように思うねぇ。

積極打法の1~3番が機能し11得点!!

DeNAの開幕投手は東。ヒジの手術から復活の開幕マウンド。アタクシの上の息子に顔がそっくりでどうしても身内目線で見てしまう投手なんだけど、本人も相当な努力をしてこのマウンドに上がったことだろう。その復活劇に関しては素直に拍手を送りたい。まぁまたアクシデントでマウンドを降りることになったのは残念だったよな。
カープの初回の攻撃ね、東はたった6球で片付けた。これは東が好投というよりは積極的にバットを出すカープの1~3番ね、これによるものだと思うねぇ。なので東も「今日は調子がいい」という感触ではなく、「カープ打線、振ってくるな」という印象を持ったんだじゃないかねぇ??この積極的な1~3番が初回こそは3凡だったけど、得点シーンではその積極的な打撃が得点に絡んだよな。アタクシはこれでいいと思う。当面はこの1~3番でいいように思うねぇ。
打線はアクシデントでマウンドを降りた東の後に出てきたDeNAリリーフ陣を打ち崩した。もちろんじっくり行くのはいいんんだけど、こう、間髪入れずにポンポンとつながるとチームのムードもよくなるよな。誠也がいなくなってようやく各選手自覚が出てきたのか(笑)、非常にたくましく見えたよな。

チャンスがピンチに…を救った末包プロ初打席初ヒット初打点

打線にそんなムードを持ってこれたのも、2回の3点ね、これが非常に大きかったように思う。そのきっかけを作ったのはルーキーの末包だよな。オープン戦はチャンスをもらい続けるも打率は1割台に低迷。それでも佐々岡監督は開幕スタメンに起用した。末包本人も使ってもらっている感謝を胸に、打席ごとにしっかり「切り替え」をして臨んでいるように思う。東出コーチが飲み込みや成長が速いと言っていたそうだけど、案外、末包は実戦タイプで、近いうちカープの4番を打つような選手になるかもしれんよな。
さて、ではその2回を振り返ってみよう。先頭の松ちゃんがこれも積極的にバットを出してDeNA・知野の不味いプレーもあって無死2塁。坂倉が続いて無死1,3塁の場面を作った。まぁカープの場合はここからが課題で、選手もそれはよーわかっていて妙に硬くなる。続く曾澤にもその硬さが感じられる打席だったよな。まずは先制点。考え方はそれでいいと思うし、曾澤も最低でも外野フライという意識…??いや、アタクシには明らかに外野フライを打とうという意図が打席から感じられた。その意図が打撃を丁寧にというかね、いつもの曾澤とは違う打撃になっているように感じたねぇ。結果は浅いライトフライ。松ちゃんの足だと微妙な飛距離だったよな。無死だし、ここで自重するのは正解だったろうねぇ。
こうなるとこれまでのカープには重苦しい空気が漂い始める。打席はルーキーの末包。プルヒッターだから6-4-3、5-4-3のゲッツーでチャンスをつぶす可能性が高い打者だよな。ところがこの末包が非常にいい打撃を見せてくれた。追い込まれてからの4球目ね、これはおそらくシンカー系の球、外角に外れながら落ちていく球、バッテリーの意図はひっかけさせてゲッツーといった配球だった。これ、普通に振ったら術中にハマるところをうまく合わせてショートの頭上へはじき返した。見事なタイムリーヒット。プロ初打席初ヒット初打点のオマケがついた。これで開幕戦の重苦しさが一気に吹き飛んだよな。打線に活気をもらたしてくれた一打だよな。これで気をよくした打線はつながった。大瀬良も自身を助けるタイムリー、龍馬が積極打法で犠牲フライ。無死1,3塁のチャンスで1点で終わらなかったのもよかったよな。これも末包のタイムリーが大きく影響しているように思うねぇ。

課題の追加点の取り方もGOOD!!

4回に1点を返されて3-1でゲーム中盤。よく言う「先に点を入れた方に流れが行く」展開になってきた。昨季までのカープはこの流れをつかむ1点の取り方がヘタクソだった。
5回。8番の上本が四球を選んだ。先頭打者の四球は結構点に絡むことが多いよな。ここで東がアクシデントで降板した。これもカープにとってはチャンス。それでも点が取れないのも「カープ」だったよな。
しかしこのチャンスをしっかりモノにしてビッグイニングにつなげたのは大きいだろう。大瀬良送りバント、龍馬が内野安打で1死1,3塁。ここで菊池がセーフティスクイズ。打球は微妙だったけど、3塁ランナー上本が判断よく、ホームベースを滑り抜けたよな。DeNA守備陣の不味さもあって、菊池もランナーとして残った。ここからは小園が追い込まれても積極打法の長打で点を重ねた。小技、大技を織り交ぜての見事なビッグイニングだったよな。このね、1,3塁の場面で打線がつながり、点を重ねるというのは3連覇時代に見せた攻撃そのものだった。非常にいい点の取り方を見せてくれたよな。

何気にうれしい上本の開幕スタメン

さて、話を開幕戦前に巻き戻してみよう。オープン戦終盤におぼろげながらも開幕オーダーが見えてきた。その中で未知数だったのはセンターのポジションだったように思う。センター候補である野間や宇草が極度の不振。個人的には大盛が開幕スタメンの座を取ると思っていた。しかし開幕前夜にDeNAの先発が左の東ということで上本に白羽の矢が立った。その上本が8番に入り3打数1安打2つの四球で出塁した。8番打者としては十分な合格点だよな。
思い起こせば上本は内野の控え、守備・代走要員だった。小園が入団したあたりから危機感を持って外野の守備にも取り組んだ。まぁもともと器用なんだろう。外野でもゲームに出ることが増えた。この日の開幕スタメンを見ると「やっておいてよかった」ということだろう。
それと同時に打撃向上にも努めた。今季のオープン戦では目が飛び出るほどの強烈な打球でサヨナラホームランを打った。目立たないし、もう年齢も三十路だけど、「伸びている」と感じさせる上本がアタクシは気になっていた。何とかスタメンで出る機会が増えないか??そんな願いが叶ったのがこの日の開幕スタメン。本当にうれしかったねぇ。
ゲーム終盤はセンターからセカンドの守備に。ここでも思わず実況アナが「菊池!!」と見間違えるほどの素晴らしいプレーを見せてくれた。上本、ノッてるよ、今季は。この上本がスタメンに名を連ねるようになるとアタクシは2番上本、8番菊池の方が面白いような気がしている。今季は相手先発が左の時は上本のスタメン、増えそうだよな。頑張ってほしいよな。

開幕投手・大瀬良は電池切れか??7回途中で降板

カープの開幕投手は4年連続で大瀬良。これまでも開幕戦では結果を出し続けているので、当然の開幕投手だろう。それに恥じない投球を前半は見せてくれたよな。特にカットボールね、この球のキレ、コントロール共に素晴らしくDeNA打線をほんろうしていたよな。ただ、初回から飛ばしていたのだろう、5回あたりからカットボールの落ち、キレがなくなっていったのが手に取るように分かった。5回、6回は四球のランナーを背負いながらもなんとかしのいだのはさすがと言っていいだろうねぇ。
大瀬良本人も中盤から出力が落ちたといっていたように、ちょっとバテてしまったよな。それでも踏ん張れたというのは大きいよな。今季はとにかくエースとしてね、最低でも二けた勝たなきゃいかん。反省もあるけど、いい滑り出しだったよな。

佐々岡監督の恩情采配に変化??

大瀬良の内容を見ると誰もが「6回まで」と感じただろう。点差もあるし、開幕戦だから疲れている中継ぎもいない。交代を迷う場面ではなかった。しかし7回裏のマウンドにも背番号14が上がった。これにはSNS上で疑問の声が上がっていた。大瀬良もどうだろう一旦6回を投げ切って気持ちを切らしたような気もしていた。その中で7回もマウンドに上がったわけだから難しかっただろう。では、なぜ佐々岡監督は大瀬良をマウンドに送ったのか??この7回を投げ切ると大瀬良は1000イニング登板を達成することになっていたらしい。だからマウンドに送る。この辺は佐々岡監督に見られる恩情采配だよな。若い投手に経験させるためにも代え時を無視して何とかこの回と試練とチャンスを与える。それが裏目にでて引っ張りすぎてひっくり返されたり、白星が消えたりというのがこれまでも目立った。点差はあるけど、ここはハマスタ。何が起こるかわからんよな。
現に大瀬良は攻め込まれて2点を失った。まぁこれまでの佐々岡監督なら、これまでの展開を無視して「同点まで」なんてことをやっていた。まぁ今回はイニング登板なのでそこまでは引っ張りはしなかった。2点を失った時点で大瀬良の1000イニング登板をあきらめた。まぁあとアウト一つだったからな、我慢してやるのも恩情だろうけど、この日は大瀬良の記録よりも勝ちを優先した格好になった。佐々岡監督にしては「非情」な交代だったかもしれんよな(笑)。まぁ1000イニング登板なんて大瀬良には通過点に過ぎないし、ローテ張っていれば、いずれは到達するもの。そんなに焦らんでも…とは思う。佐々岡監督はこういうアニバーサリーが好きなんだろうねぇ(笑)。まぁここで交代させてゲームが壊れずに済んだわけだから、よかったよな。

誠也のチームから全員野球へ

終わってみれば11-3の快勝。いいスタートを切れたよな。相手のミスに付け込んでチャンスを作り、ゲーム中盤でもなりふり構わなずセーフティスクイズを敢行したりね、新戦力が大暴れしてくれたりと、誠也の穴を感じさせないゲームを見せてくれた。非常にいいよな。もちろん、まだ始まったばかりだし、今後も誠也がいれば…と感じさせるシーンはあるとは思うけど、アタクシは誠也のチームだったカープが必死に全員野球のチームに変わっていこうという意思をこのゲームで感じ取ることができた。下馬評はダントツの最下位候補だけどな、誠也のチームから脱却できなければ、その可能性は高いだろう。しかし今回は丸が抜けたときのように丸の穴を誰かが埋めようとして苦しんだ姿は感じられなかった。今いるメンバーで新しいカープを作ろう!そんな気持ちを感じさせてくれたゲームだったように思う。そういう戦い方ができれば、アタクシは未来は少し明るいと思うねぇ。まずは開幕戦をいい形でとれた。この勢いで森下で一気に勝ち越しと行きたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは。
    相手のファーストのミスが大きいかなとは思いました。
    他のチームでエラーを誘えるか、エラーがなくても点が取れるか、そこかなとも思いました。
    そもそも監督に限らずチーム自体が温情采配したり、1イニングは抑えろみたいな感じで来てるのでそのせいで負けているのだと思っているので、ちょっとダメそうならさっさと変えるなりは中継ぎの連投がないならやってもいいかもしれませんね。
    末包はとりあえずはもう少し見てみたいなとは思いました。

    • MAXさま
      佐々岡監督の恩情采配は人柄がにじみ出ています。ただ勝負の世界では時にはそれが足かせになりますよね。やるならもう少し勝ち方を覚えてからにしてほしいというは感じます。末包もなんやかんやヒットは出ています。早く一発が見たいものです。
      コメント、ありがとうございました。

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