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小園が決めてDeNAに6連勝!!野手も中継ぎも粘って粘って最後は地元大声援が大きな味方に

強いカープがみたい!
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 広島が、延長10回に劇的な逆転サヨナラで開幕から無傷の相手DeNAを下した。最後は今カードから打順8番に降格していた小園海斗内野手が決めた。

情報源: 【広島】小園海斗が決めた!サヨナラ犠飛!延長10回に劇的逆転!坂倉将吾は同点打!DeNA戦6戦全勝

延長10回裏、サヨナラのチャンスで小園が打席に入った時にはもう「勝てる」と確信めいたものがあった。それは小園が「打てる」ということはなく、マツダスタジアムのムードが「勝たせてくれる」そんな印象をもったからなんだよな。やはり地元の応援というのは選手の力になる。ヒーローインタビューではお立ち台に立つ選手がみんな口にするフレーズで「社交辞令」にも聞こえるときもあるんだけど、このサヨナラ劇を見ると納得だよな。

小園が弾けた!!サヨナラ犠飛で打撃も上向き??

今日はサヨナラ劇から時計を戻る形で展開しよう。延長10回裏、4-4の同点から小園がサヨナラ犠牲フライ。もう、3塁ランナーがゆっくり還ってこれるほどの大飛球だったよな。ボールがなかなか前に飛ばない絶不調時が信じられないほど、平常心の打撃ができたように思うねぇ。もうあの場面、満塁なんで一番怖いのは内野ゴロでホームゲッツー。小園の前の広輔のような打球が一番最悪だよな。広輔も初球の低めのスライダーなんかを空振りしていたんで、ちょっとまずいかなぁとは思っていた。案の定、ファーストゴロ。と、なれば低めは捨てて目付は高めということになる。まぁDeNA抑えの三島もこの日はコントロールが荒れていたので目付はやりやすかっただろう。その初球の高めの真っすぐを素直にはじき返した。見事だったよな。サヨナラが決まった瞬間に1塁ベース付近で小園が何度もジャンプして喜びを爆発させた。自身初のサヨナラ打というのもあったろうし、これまで不調に喘ぎながらも首脳陣は起用を続けた。それに対して小園も心苦しかっただろう。ようやく仕事ができた、チームの勝ちに貢献できた。その喜びと安堵の気持ちがあのジャンプだったんじゃないかねぇ??打順も8番に降格してからきれいなヒットではないけど、「H」のランプが灯せるようになった。状態は上向いてきているようだねぇ??

坂倉、さすがの同点タイムリー

延長戦に入って、マウンドに上がった塹江は球自体は非常に良かったと思う。ただ、調子に乗りすぎて??牧に勝ち越しの一発を食らった。個人的にはさほど甘い球とは思わなかったけど、牧の打撃技術というかねぇ??本来は球を呼び込んで打つタイプなんだろうけど、この一発はポイントをやや前においてタイミングを取っていたように思う。技ありの一発。たいしたもんだよな。
これでカープの攻撃は10回裏のみとなった。DeNAのマウンドには抑えの三嶋。これまで今季カープに勝てていないプレッシャーがあったのだろう。2者連続四球を出してくれた。カープにとっては願ってもないチャンスが来たよな。ただ、カープはこういう相手からもらったチャンスというのは活かしきれていない。特に佐々岡監督になってからはそれが目立った。「あと1本が…」という愚痴がでるのもこういう場面で点につなげられないという部分なんだよな。
しかし今季はこういった場面でタイムリーが出るようになった。打点成績でもカープの選手がベスト5に3人、坂倉、龍馬、曾澤が名を連ねている。これが好調の要因の一つだよな。その三銃士??の一人である坂倉が相手からもらったチャンスを活かして見事な同点タイムリー。この時の配球を振り返ると外の真っすぐをずっと待っていたように思う。2ストライク目がインコースのスライダーで微妙な判定だったので、ひょっとしたら勝負球もインコースかな??と素人のアタクシは思っていたけど、最後の最後にきて外角高めの真っすぐが来た。まさに一撃で仕留めるといった力強いスイングはショートの頭を超えていった。素晴らしい打撃だよな。
6回にも同点のきっかけになるタイムリーを打った。こちらも牧のエラーでもらったチャンスを初球から積極的にたたいていった。この日はスタメンマスク、サードをやるときもあれば、前日はファーストの守備にもついた。守備の負担は増えるけど、それでも佐々岡監督が5番起用にこだわるのもうなづける。ポイントゲッターとして頑張ってくれているよな。

龍馬、全打席出塁の猛打賞で打率急上昇!!

この日のゲームは先頭打者として龍馬が打席に立つケースが多かったよな。得点の入ったシーンはすべて龍馬が絡んでいる。小園の不調で3番を打つようになってから少し打率が落ちてきたけど、やはり先頭打者が龍馬には合っているんだろうか??3安打、全打席出塁で勝利に大きく貢献してくれた。打率も.300を切りかけていたけど急上昇で.321でセリーグの5位まで上がってきた。特に4回の一発は見事。大貫のインコース真っすぐを見事に腕をたたんでライトスタンドにぶち込んだ。打った瞬間にそれとわかる打球だったよな。打点も順調に積み重ねてきているし、今季はキャリアハイの成績を残せそうな勢いだよな。

先発・玉村は5回で降板。続投だったら展開が変わっていた??

先発は玉村。久々の登板だよな。ちょっと苦しいピッチングになるかと思っていたけど、合格点の投球だったと思う。大田のツーランは不用意というかね、佐々岡監督も言っていたけど追い込んでから甘くなる癖が気になっているようで、5回で降板もその辺を考慮してのことだろう。ただ、6回にマウンドに上がった黒原が追加点を許してね、仮に玉村が6回もマウンドに上がっていたらどうだっただろう??というのはある。交代も5回裏の攻撃ね、広輔の四球と小園のバスターエンドランが内野安打になった。無死1,2塁で打順は9番にまわってきた。ここで代打の宇草に送りバントを命じるも失敗してしまった。個人的にはバントで行くのなら、ひょっとしたら玉村の方がうまいのではないかと思っていたし、代打を出さなくてもいい場面だっただけに、この辺のはどうな代打で送りバントというのはどうなのかなぁというはあった。まぁ佐々岡監督の頭の中では展開上、そして次の日がゲームがないということも考えて継投でなんとかということだったんだろう。5回で降板は既定路線だったようだねぇ。それでも玉村は久々ながらもいい投球を見せてくれた。ファームでは新助っ人のアンダーソンが結果を出しているようで、虎視眈々と1軍昇格を狙っているだろう。玉村、遠藤はまだまだ安泰の立場ではないだけに1試合1試合結果を積み重ねていかないとすぐにファームに行かされてしまう。次回登板も粘ってね、いい投球をしてほしいよな。

今季は3タテが多い??対DeNA戦の白星がそのまま貯金に

これでDeNA戦は2度目の3タテで6連勝。現在の貯金が6だから、阪神戦の白星で巨人、中日の借金を相殺して、DeNA戦で貯金を稼いでいる形になっている。まぁ今季は阪神の不調で各チーム3タテが多いけど、DeNAと阪神に対してまだ負けていない。巨人と中日に負け越しているけど、その分を勝てる相手からしっかり勝つことで貯金を維持している。長いペナントレース、こういう「お得意さん」を作っていくことは非常に大事だよな。逆にカープは3タテ食らっている巨人と中日に何とか食い下がっていかなきゃいかん。その頑張り度合いが順位に反映してくるだろう。
今週末はその中日戦、それも前回3タテされたバンテリンドームでの対戦が組まれている。今季の中日は現在カープについで3位。課題の打撃も若手の抜擢で改善されつつある。非常にいい野球をやっているよな。昨日も巨人を大逆転で破っているだけに手ごわい相手になってくるだろうねぇ。昔からカープにとって名古屋は「鬼門」になっている。これを崩した年はいい成績を残しているだけに、3タテされた悪夢を早めに払しょくしたいよな。
先週は最初のカードの巨人戦で3タテされ、地元に戻って3連勝で貯金を戻した。いい野球を地元ではできているよな。今週末の中日戦ね、アタクシは一つのヤマだと思う。大瀬良、森下がいい投球をしてくれれば勝負になる。頑張ってほしいよな。

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コメント

  1. 透明人間 より:

    こんにちは!
    この試合を見てかんじました
    ここ数年のカープとは違うなと
    正直佐々岡監督の悪い采配が出始めて、落ちていくような気がしていたのですが、成功とはいえないかも知れませんがこの試合の継投、堂林や田中の起用など、選手たちの頑張りも勿論ですが、崩れそうで崩れないバランスを保てているような感覚が違うなと感じる要因ですね
    さらにMega ちゃんもいっている満員のお客さんの後押しも本当にカープにはなくてはならないものだったんだなあと感じます
    ここから大事なのはやはり選手起用ではないかと思いますよ
    ここまでは、調子の良い選手悪い選手、ベテランと若手などの起用がうまく入れ替えられていて、佐々岡監督の力量なのか偶然なのか、そこがわからないので何ともいえませんが、そこがうまく出来ればこのまま行けるのかもと思いますね
    その一番の山場が交流戦になると思います
    今年は正直期待してなかったので今は勝っても負けてもなんか穏やかに見てられる毎日です
    しかしこのままの調子を維持するなら徐々にテンションは上がっていくと思います
    出来れば私に熱い夏を過ごさせて下さい

  2. 一禅小和尚92 より:

    記事のアップありがとうございます。文面からも球場の熱狂ぶりが伝わってきますね。mageさんの愛情を感じます。
    さて、まずまずのスタートダッシュということですが、これからのポイントとなるゲームはどうなりますか?
    上本選手も疲れが出てきているのでしょう。坂倉選手をはじめ、複数の守備をこなしている選手が多いカープはこのまま持ちこたえられるでしょうか?
    持ちこたえてほしいのですが、やはりほころびが出ますかね?
    跳び跳ねて喜んでいる小園選手に手放しで喜んでいる私ですが、「なんとかなった」では甘いんですよね。
    高津監督、原監督、虎視眈々と狙ってますよね。クールでスマート、やっぱ差があるんかなあ?

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