接戦の弱さがモロに出た!?九里も塹江も勝ちに結び付けられない投球で逆転負け。坂倉の「変化球勝負」が球数を増やしている??

接戦の弱さがモロに出た!?九里も塹江も勝ちに結び付けられない投球で逆転負け。坂倉の「変化球勝負」が球数を増やしている??

広島先発の九里亜蓮投手(30)は3点先制した直後の6回に3失点し、勝機を逃した。6回に安打と四球で無死一、二塁とし、巨人岡本和真内野手(25)に同点3ランを許… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 【広島】九里亜蓮、3点先制直後に岡本和真に同点弾許す「ツーシームが動きもせず、真ん中に」 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
昨日も外出先からスマホで途中経過を見ながらといった感じで、映像で観られたのは黒原がマウンドに上がったところ。残念ながら、ダメ押し点を取られたところからとなったんだけど、投手陣は総じてポイント、ポイントで踏ん張れないよな。いい形で3点先制もあっという間に追いつかれてね、ここからブルペンの踏ん張り合いに持ち込んでホームゲームの利を生かす戦いをしていかなきゃいかんのに、塹江があっさりと勝ち越されると一気に引き離された。この辺は野手というよりは投手の粘りというかね、質の問題もあるのかなぁと。困ったもんだよな。

九里、粘りの投球も3点リードを一気に吐き出す

まずは先発の九里だよな。スコアを見れば5回まで無失点。しかし内容は良くなかったみたいだねぇ??外野の強肩に助けられたのが3回あった。本当ならもっと点を取られていた内容だったようで。先制したのが5回裏。マツダスタジアムは6回表に入る前にインターバルがある。ここで崩れるカープの投手は多いよな。九里も3点をもらって慎重になったのだろうか??配球表を見るとかなり変化球が多かったように思う。まぁあとで書くけどこの辺は坂倉のリードの傾向も影響しているように思うねぇ。それと今季の九里は抑えてはいるものの四球が多いよな。この日に限らず立ち上がりや先頭打者を四球で出す場面が多い。この辺、自分を苦しめているように思う。もっと真っすぐを使ってカウントを稼いでから変化球で仕留める投球をしてほしいよな。
6回は先頭打者を出したところでちょっとヤバイと思ったのだろう。ポランコの四球がその表れだったと思うし、岡本にボール3からストライクを取りに行った球を狙われた。まぁねらって打てる岡本はやはり大したもんだと思うよ。それにしても昨季の最多勝投手にしては、残念な投球だったよな。

塹江があっさりと勝ち越される…

3-3のスコアで迎えた7回表。塹江がマウンドに上がった。ゲーム展開としてはラスト3イニングは本当にしっかり押さえていかなきゃいかんだったしな、7回、8回としっかり押さえていけば、ホームなんで自然とカープに流れが来る。逆にここで勝ち越し点を取られるチームというのは黒星を重ねる傾向にある。これすらできないチームは間違いなく最下位の野球をやっているということになる。
さて、その塹江だけど、あっさりと先頭打者に出塁を許してしまった。それも四球で。先頭を出すとかなりの確率で塹江は失点する。それは塹江本人が一番わかっているだろう(笑)この日の巨人の得点を見るともらった四球をきちんと点に結び付けている。7回はヒット1本で勝ち越し点を取っているし、8回も黒原が2死1塁から四球を出してスリーベースとね、この辺、カープとの野球の質の違いを感じるよな。

6回から継投でもよかったけど、中継ぎが…

以前にも書いたけど、無失点で来ている先発を交代させるという判断ね、難しいと思う。特に投手出身の監督はどうしても引っ張ってしまう傾向にある。このゲームでもアタクシはそれが出てしまったように感じるねぇ。
確かに九里は5回まで無失点で5回裏に3点取っているわけだから勝ち投手の権利はあるのよ。3,4,5回と味方外野守備のおかげで防げているけど、3点以上取られていてもおかしくない内容だった。このゲームを取るのであれば、アタクシはお役御免でもよかったように思う。結局は3点返されてなおもピンチで森浦に後退してるわけで、この3点は投手を代えていれば、防げていた3点だったように思うねぇ。
もちろん佐々岡監督、高橋コーチの中で「交代」の選択肢はゼロではなかったと思う。ただ、中崎を筆頭に塹江も登板すれば失点をしているし、中継ぎの枚数と質が絶対的に足りていないんだよな。この辺の材料も九里続投に舵を切った要因だったんだろうねぇ。5月頭からすでに「戦力不足」を感じるよな。

気になる坂倉の変化球勝負

曾澤が下半身のコンディション不良で坂倉がスタメンマスクが続いている。そこでアタクシが非常に気になっているのは追い込んでからの球数が多い印象がある。早めに追い込んでもフルカウントになるケースが目立つんだよな。この日の塹江や黒原に対してのサインね、塹江の場合はボール先行も並行カウントに戻すと決まって要求はスライダー。んで、これが外れてフルカウント。四球は出したくないんで、甘目の真っすぐを中島に痛打された。
黒原の時も廣岡に打たれたカウントは2ストライクからフォークを要求。これが中途半端な高さになってちょこんと当てられた。矢崎の時も松原を1ボール2ストライクと追い込んでからフォークが外れてフルカウントまで行った。まぁ投手が投げ切れていないのがそもそもの原因だろうけど、坂倉は追い込んでからの変化球要求が非常に多いように思うねぇ。これが決まればいいんだけど、カープ中継ぎ陣がうまくコントロールできていないし、甘く来る傾向がある。恐らくだけど相手チームも坂倉のリードの傾向はわかっているだろう。素人のアタクシでもわかるんだからな(笑)こうした接戦になると中継ぎ投手がポポンとリズムよく抑えてくれると流れが来る。佐々岡監督もこの中継ぎにパワーピッチャーを好むのはこういうメリットがあるからなんだろう。ならば早い勝負をどんどん仕掛けていくことも大事だと思う。球に力があるんだから1発なんて早々打たれない。もっと自信をもって投げてほしいし、坂倉も自信をもって早い勝負をどんどん仕掛けてほしいよな。

上本は牽制死を引きずったか??

1点を追う7回裏。先頭の上本がヒットで出塁。龍馬がランナーを進められずに1死1塁の場面で牽制死。何かサインが出ていたのだろうか??まぁ打者がマクブルームということで仕掛けはなかったと思うけど、痛い牽制死だったよな。そして8回表1死1塁で大城の打球はセカンドへのハーフライナーの打球。これ、うまいセカンドならダイレクトキャッチと見せかけてショートバウンドで捕球し、先にファーストへ送球してベースタッチ。1塁ランナーはスタートできないからそれからセカンドに送球して挟んでタッチアウト、ゲッツーを狙うにはおあつらえ向きの打球だった。しかし上本はそうしたしぐさをせず1歩下がって打球が落ちるのを待った。これではゲッツーは取れないよな。このプレーね、アタクシは黒原が引きずったというか、「ゲッツーにできたのでは??」と感じたような気がする。それが次打者の湯浅にボールスリーというカウントにしてしまった。その後廣岡に打たれたからな、なおさらもったいなさを感じたねぇ。

何点あっても勝てない野球をしてしまっている

この日のゲームは「勝てるゲーム」だったように思うねぇ。九里の代え時、中継ぎ陣の質の低下、そして肝心なところでのミスね、これは勝てないチームの典型だろう。もう、大瀬良のように先発が完封しないと勝てない。接戦や序盤に先制されるともう勝てない。そんな野球をしているよな。この辺は監督の勝負勘の部分が大きいよな。九里を6回投げさせたのも背景には中継ぎの不安があったからだろうし、打線も曾澤、菊池とレギュラーが欠場。非常に苦しい。前日は12点取ったけど、巨人のミスにも助けられている。大事なところでしっかり点を取る野球、この日の巨人のように取りたいところで点が取れる野球ね、これをカープが簡単に許してしまっている点が非常に問題だと思うねぇ。こういう野球をやっていると投手は何点あっても不安を感じながらのマウンドになるし、野手も簡単に取れる点を難しくしてしまう傾向にある。早く、この流れを断ち切りたいよな。まぁそれにしても巨人・岡本の一発ね、やはりデカいよな。こういう4番がいると楽というか、ビハインドでも応援のしがいがある。逆に3点差つけられるとカープは苦しいよな。やはり戦力不足は否めない。そんな流れになりそうだよな。何とか今日、しっかり勝って流れを戻してほしいよな。先発は初登板のアンダーソンとメルセデス。アンダーソンがどんな投球をするか??楽しみだよな。

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