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黒田アドバイザー日南に参上!!カープ投手陣に伝えてほしい「勝負の仕方」

2023キャンプ
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情報源: 広島・黒田球団アドバイザー、〝指導者デビュー〟に「疲れましたね」

やはり歳だねぇ。金曜日に少し深酒したら翌日はもうグダグダ。妻からも歳を考えなさいと。まぁ飲み方も考えなきゃいかんけど、懐かしい顔を見るとどうしても酒が進んでしまうし、時間も忘れてしまう。まぁお店の方もアタクシが来ていると常連客に情報を流してくれていたようで、帰ろうとすると懐かしい顔が入ってきて、まぁまぁ一杯とね。いろんな人にビールをおごってもらったよ。おかげで飲んだ割には会計は安かったよ(笑)。

そんな二日酔いでダラーっとキャンプ中継を見ているとスーツ姿が打撃ケージの後ろに現れた。黒田球団アドバイザーだよな。その姿を見ると大瀬良を筆頭にどんどん選手たちがあいさつにやってくる。黒田さんも丁寧に一人一人挨拶をしていた。この辺に黒田さんの人柄というのがにじみ出ているなぁと。なんでもこの日に日南入りするのは新井監督にはナイショだったようで、まぁ監督にドッキリを仕掛けるなんてまずないからな。この辺も新井監督の人柄から来るものだろう。チームのムードも明るいよな。

それなりにしっかりとした答えを出せる

カープファンなら黒田さんがエリート投手ではないことはよく知っているよな。高校は名門上宮高校でも登板したゲームはほとんどなく、大学に進学してから頭角を現した。カープに入団しても当初は打たれまくっていた。栄光よりも挫折が多かったことだろう。

プロに入ってから力だけではなく駆け引きや変化球の使い方なんかも覚えて成績が安定してきた。カープでエースとして白星を重ねてメジャーへ。そのメジャーでも壁には何度もぶつかっただろう。それを乗り越えて活躍してきた。その経験で作られた引き出しというのは相当な数になるだろうねぇ。カープのアドバイザーに就任して初のキャンプ。「それなりにしっかりと答えを出せる」と心強い言葉。ありがたいよな。

聞きたいことを察知する能力

ちょっと話は変わるんだけど、このブログでもアタクシのコンビニオーナーとしての仕事について色々書いてきた。アタクシの立場で言えば自分の仕事の9割以上は「教育」だと思っている。確かにパート・アルバイトさんには初期教育として一通りの仕事は教える。教えるけどアタクシはどんなに優秀な人でも教えたことが全部身についている人はほとんどいないし、教えたことの半分以上は「忘れている」と思って接している。そういうもんだと思っているから同じことを聞かれても「それ、教えたよね!?」とはならない。素直にそうか、じゃもう一度やってみようとなる。

パート・アルバイトさんも「何かわからないことある??」と聞いても大体は「大丈夫です」と答える。しかしいざその場面になると「どうやるんだっけ??」とパニックになる。アタクシはお店に来ても半分くらいの時間は従業員の観察に使っている。あとはお客様の反応、表情ね、ほとんどが観察に使っているんだよな。

お客様から何か注文を受けた時の反応やその後すぐに動けるのか??接客時の表情や作業時の表情なんかをずっと見ている。傍から見たら変なオジさんかもしれんけど、その観察によってこの従業員さんは何ができて何ができないのか??だいたい分かる。あとは何気ない会話の中で「あの受付方法、ひょっとしてあまり自信ない??」「あの作業、ちょっと苦手かな??」なんてボソっと聞く。するとなんでわかるんですか??みたいな驚いた表情で「実は…」とくる。いい当てられた時って人間は案外素直になる(笑)そこでじゃ、もう1回やってみようと。人間、一度痛い目に合わんと覚えないことがたくさんある。それは子供だけじゃなく大人だってそんなものなんだよ。

自分がいい指導者かどうかはわからんけど、自分の所の後輩や従業員がどんなことに困っているのか??聞きたくても聞けない、今更こんなこと聞けない、どんなふうに聞いたら疑問点が伝わるのか??こんなこと聞いて怒られるんじゃないか??人間、色んなことを考えるもの。それを教える側が察知して助け舟やヒントを出すと、お互いいい話ができる。そんなもんだと思うねぇ。

松本竜に逆質問「ボール2で変化球投げるなら何を投げる??」

引用の記事ではないけど、別の記事にブルペンで投げ込む松本竜に黒田さんは逆質問したそうな。「ボール2から変化球限定で投げるのなら何を投げるか??」野球をご存じの方ならお分かりになると思うけど、松本竜はリリーフ投手。栗林の前を投げるセットアッパーとして期待されている2年目だよな。アタクシも栗林に万一のことがあれば、後釜はこの松本竜が一番適任ではないか??そんな風に思っている。

リリーフ投手がボール2となれば、当然「四球」が頭をよぎる。カープ投手陣の課題でもあるよな。特にゲーム終盤の四球は失点につながる可能性が高い。もちろんアウトカウント次第というのもあるんだけど、無死なら絶対に四球を出しちゃいかん場面だよな。

そういった場面を想定して黒田さんは松本竜に逆質問をしたのだろう。松本竜は即座に応えられなかったようだけど、黒田さんはそういった場面になった時にどうするのかを考えておく「準備」の大切さを説いたかったんだろうねぇ。このカウントならどうしてもストライクを一つ取りたい。ボール3には絶対にできないよな。そうなると打者が想定していない球種でストライクやファールが取れる球種を持っているといいよな。

ここで黒田さんは松本竜に3種類のフォークを伝授した。もちろん全部覚えろということではないだろう。松本竜にフィットするものがあり、それが使えるとなれば松本竜の投球の幅も広がる。困ったときにカウントを取れる球を持っているといないとでは大違い。黒田さんが若い投手に伝えたいことはそのための準備の大切さといかに普段から実戦の場面を想定しながら投げているのか??という心構えと練習方法ね、野手にも言えることなんだろうけど、こうしたことを教えられるというのは素晴らしいと思うねぇ。

ルーキーの益田にもツーシームを伝授したそうな。カットとフォークの使い手だけど、同じ球速で逆方向に曲がる球があれば、投球の幅が広がるし、打者も打ち損じが出てくる。打たせて取る投球もできるし、カウントも稼げるというわけだ。

黒田さんは本当に実戦派の理論を前面に押し出してくる。もっとシンプルに言えば打者との「勝負の仕方」を押してくれているように思うねぇ。実戦での投球はもちろん考え方であったり、メンタルの持って行き方だったりね、さすが経験豊富なレジェンド。大変だろうけど、若い選手たちにそのたくさんの引き出しから金言をどんどん出してもらって自信をつけさせて欲しいよな。

さてキャンプも第1クールが終わって今日から第2クールだ。ここまで故障者なく順調に来ているし、新監督である新井カラーを前面に押し出したいいキャンプをおくれているように思う。

助っ人選手たちは日本独特の風習である節分の豆まき体験。これはお決まりだよな。キャンプの休日初日はルーキーたちがキャンプ地の名産や名所を回るツアー??に参加してアタクシ達に野球以外の素顔を見せてくれる。今年はなんでもウナギつかみに挑戦しておいしいウナギを堪能したらしいねぇ。うらやましいねぇ。今年のルーキーツアーは「あたり」だったかな??(笑)

キャンプはとにかく第1、第2クールが厳しいと言われるし、ここで離脱する選手も多いし、ここで故障すると当然開幕に間に合わないという選手が出てくるし、中には今季は厳しいといった故障が発生するデリケートな時期だよな。とはいえ、このキャンプでの練習がシーズンへの体力の貯金にもなる。しっかりやらんといかんよな。これから実戦練習も増えてくるだろう。どんな選手が出てくるのか?楽しみだよな、

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コメント

  1. セブン より:

    今年のキャンプは2018年以降で1番期待出来るメンツと指導者でワクワクさせられますね!
    主さんも取り上げておられましたが、2ボールからの配球、空振りよりも詰まらせる事の意義。カープでは全然表に出て来なかったお話し。どんな仕事でも問題が起きる前、起きた後に冷静に対処する、対処する引き出しの量が多い人が優秀です。答えは1つでは無いのでどんな場面かで選択肢が直ぐに出て組み立てる事が出来れば冷静を保てます。これを故野村克也さんはミーティング、試合中でも指摘してたんです。これをカープのバッテリーコーチを含めた投手ミーティングでもやってて欲しい。
    故障明けの床田、森下も順調みたいで何よりですね。

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