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DeNA怒涛の追い上げも逃げ切り勝ち成功!!嫌な思い出がたくさんあったハマスタでこういう勝ち方ができるのはチームの進歩

Mageちゃんの「熱視線」
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 広島が、サイ・ヤング賞右腕のバウアー攻略に成功し、3カード連続の初戦白星をつかんだ。3日の敵地戦で来日初勝利を献上した右腕に対し、初回4得点で2回も3得点で早々にマウンドから引きずり下ろした。G7広

情報源: 【広島】新井貴浩監督「初戦を取れたのは大きい」長期ロード3カード連続の初戦白星で2位DeNAに0・5差

昨日のTV観戦、いつもはCSのTBSチャンネルで見ていたんだけど、今年からTVK(テレビ神奈川)でハマスタのゲームは見ることにしている。広島の人から見れば、どこのテレビ局じゃ!?となるんだろうけど、名前の通り神奈川県のローカル局。CS放送だとCMもしじ〇とか高麗人参とかセ〇ミンとかね、もう見慣れてしまってつまらない。TVKはローカルなんで地元神奈川県の企業のCMばかりで新鮮。実況もうるさくなくていいのよ。で、この日解説をしていたのが中畑清さん。元DeNAの監督だよな。なんでもこの日はTVKでの初解説だったそうな。DeNA監督時代の思い出を語りながらなかなかいい解説だった。

その中畑監督時代くらいからラミレス監督、そして三浦監督にかけてカープは結構ハマスタで痛い目にあっている。序盤大量リードもジワジワ追い上げられて最後はひっくり返される。そんなゲームがたくさんあったよな。この日もDeNA先発のバウアーを滅多打ちで7-0のリードも床田が少しずつ返され、打線もDeNA中継ぎ陣に沈黙。非常にイヤな展開だったよな。それでも何とか逃げ切って初戦を取れた。ホッと胸をなでおろしたカープファン同志も多かったんじゃないかねぇ??

秋山1500安打達成!!

まずは秋山が1500安打を達成した。この日は4安打の固め打ち。1500本目は内野安打だったけど、1,2塁間のど真ん中だった。先制のツーベースもあったし、地元神奈川で大活躍だったよな。
秋山も2000本安打を視野に長くプレーさせてくれるカープを選んで入団してくれた。マネーゲームでは到底勝てないながらも秋山の人柄、野球人としての姿勢を見込んでカープは手を上げた。鈴木本部長も「ワンチャン」あればといった感じだったろうけどカープを選んでくれたのは本当にうれしかったよな。
昨季は途中入団。メジャー仕様のタイミングの取り方から日本式に戻すのに苦労しただろう。体調面にも課題があった。今季はキャンプからしっかりカープの一員としてチームを引っ張ってきてくれている。同年代の菊池も触発されて今季ここまで非常にいい成績で来ているし、チームにもいい影響をもたらしてくれている。打率も380を超えているけど、DeNA宮崎がとにかく凄すぎて打率はリーグ2位だけど、安打数はダントツの55本で1位。セ・リーグでも最多安打のタイトルを取れそうな勢いだよな。最多安打をとれば、それだけ2000本に近づくことになる。これからもいいバッティングを期待したいよな。

打線がバウアーを攻略!!2回7得点!!

白状するとアタクシは、カープがバウアーを攻略しているシーンは全く見ていない(笑)。ゲームを見始めたのは3回からなのだ。ただ速報で追っていたけど、結構長打、長打で得点を重ねていった。前回やられているだけあってリベンジに成功した格好になった。
この日のバウアーの投球を確認することはできなかったけど、前回の巨人戦でも滅多打ちに合っている。ゲーム後の三浦監督も「何かあるんでしょうね…」と言葉少なかった。まぁもともとコントロールのいい投手だから、いいところに球が集まってしまうとこうした結果にはなりやすい。カープには珍しく残塁も少なかった。龍馬の一発も効いたしな、相手のミスもあった。いい点の取り方だったよな。

先発床田好投もジワジワと失点

先発の床田。序盤から大量リードをもらって少し調子が狂ったかな?(笑)そんな序盤の投球だった。それでもランナーを貯めずに失点は内野ゴロの間に1点、ソトに一発食らって1点。ただ、4回くらいから本来の床田の投球を見せてくれたよな。真っすぐが走り出してDeNA打線を封じ込めた。7回に山本に一発食らった。甘く入ったシンカーだったけど、結構飛ばされた。この辺からハマスタのムードが変わってきたよな。7回を投げて3失点。8安打は少し多いかなと思うけど、粘れたよな。
それにしても床田は開幕から本当に安定した投球をしてくれている。カード頭を任せられてしっかり結果を出してくれているところも頼もしいよな。

8回裏は本当にヤバかった??島内が見事な火消し!!

7回裏に飛び出した山本の一発でハマスタのムードがガラリと変わった。大量リードを何度もひっくり返されているカープにとっては非常にイヤな一発だったと思うし、現に8回裏のDeNAの攻撃はそれを予感させるような展開になった。
この回からマウンドにはケムナ。点差は4点あったからな、勝ちパをわざわざ出す点差ではないとの判断だろう。ただ、正直不安はあったねぇ。その不安が的中した。ケムナは先頭に宮崎にストレートの四球。巨人戦でもひっくり返されたきっかけはストレートの四球だった。気持ち悪いよな。
続く牧に対してもボール2。7球目にしてようやくストライクが入った。この辺からハマスタのボルテージが上がってきた。DeNAファンも何かの予感を感じ取っている雰囲気になったよな。牧には粘られてセンター前ヒットでつながれた。
続く桑原は強烈な打球がレフトへ。行かれたと思ったけど、打球にドライブがかかって失速。龍馬がフェンス手前で好捕した。アウトにはしたけど、やはりDeNAの勢いを感じたよな。
6番関根は初球を打ってくれてファーストゴロ。これで2死。あと一歩だけどここで曲者・大和の登場だ。チャンスでの勝負強さは折り紙付きだよな。この大和がしぶとくライト前に落として4点目。ハマスタの盛り上がりが最高潮になってきた。
ここで新井監督はケムナを諦めて島内をマウンドに送った。今季の島内はこうした場面での起用が増えている。持ち前の剛速球を活かして新井監督も「ストッパー」としての起用をしているようだねぇ。
8番山本。前の打席で一発を打っているだけに要注意だよな。その山本の打球は島内の剛速球に押される形でどん詰まりのショートゴロ。ただ、非常に球の回転が変則のように見えた。この打球をショート・矢野が取り損ねてエラー。3塁ランナーがホームを駆け抜けた。これで2点差だ。一発出れば逆転の展開。ますますヤバくなってきたよな。

島内も心配だった。これまでの島内だとこういうエラーや微妙な判定なんかで崩れるケースが多かっただけに、このエラーは非常にイヤな感じになった。それでも続く代打・楠本を投ゴロ。しっかり捕球、しっかり送球で見事にピンチを切り抜けた。見事な火消だったし、島内の「成長」も感じ取ることができた。よかったよな。

ピンチのも涼しい顔の藤井ヘッド

この8回。ハラハラドキドキしたカープファン同志はかなり多かっただろう。とにかくこのハマスタではこういう展開を何度もひっくり返されてきただけに、「またやられるのか!?」となるのも仕方ないよな。もちろんカープの選手たちもそれを経験しているだけに追い上げムードになると硬くなってしまうのも理解できる。
そんな中、カープベンチが映し出された。印象に残ったのは新井監督と藤井ヘッドの「表情」。新井監督は「大丈夫、大丈夫」といった感じだった。そして藤井ヘッドはピンチにもかかわらず非常に落ち着いた、穏やかな表情だったのが印象的だった。「え、何バタバタしてるの??こんなの平気、平気」といった感じでね、「まだ全然勝ってるやん」とでも言いたげな表情に見えた。この辺は「外部の血」というかね、カープ育ち特有のコンプレックスみたいなものが全くない(笑)。とてもとても大事というかね、こういう些細なことなのかもしれんけど、選手に勇気と気持ちを落ち着かせる何かを持っているよな。こういう頼もしさを持ったコーチがベンチにいてくれると本当にいいよな。
新井監督も落ち着いていたように見える。このベンチの安心感ね、今の快進撃を支えている要因なんじゃないだろうかねぇ??

イケイケのハマスタにもマイペースの矢崎

もう一人。涼しい顔で最終回を締めてくれた男がいた。矢崎だよな。持ち前の独特な風貌で逆転を期待するハマスタのムードもなんのその。実に「マイペース」でこのゲームを締めくくってくれた。先頭の佐野に粘られたけど、根負けせずにセカンドゴロに仕留め、ソトも打ち取った。宮崎には四球を出すも慌てず騒がず牧をファールフライに打ち取った。まさに淡々と自分の仕事をこなしてきたといった感じでね、いい意味でマイペースでDeNAの反撃を断ち切った。こちらも頼もしい限りだよな。
昨季から非常に安定した投球が続いているよな。コントロールが定まらず、自滅するケースが多かった時代とは雲泥の差。矢崎本人も試行錯誤をしながら今のスタイルに落ち着いたのだろう。独特の哲学を持っているのでは??とさえ思わせる落ち着きだよな。栗林不在の中、ブルペンでは欠かせない投手になっている。これからも頑張ってほしいよな。

この逃げ切り勝ちはいろんな意味で財産になる

DeNAの追い上げをかわして逃げ切った。守護神栗林を欠き、先週は延長3連戦で中継ぎ陣にも負担がかなり来ている。それでも逃げ切った。勝ち切った。個人的には非常に大きい勝ちだと思っている。正直、今季も佐々岡監督ならやられていたような展開だった。それを勝ち切れたのは新井監督、藤井ヘッドの存在が大きいのかなぁと感じたし、矢崎のような、周りどうこうよりも自分を信じて投げ込むタイプの選手の存在も大きいとも感じた。
人間、どうしても経験から物事を判断してしまったり、先を読んでしまったりすることがある。このハマスタでの前半大量リードは逆にカープにとってはあまりいい展開ではないと頭と体が勝手に判断してしまったカープファン同志もいただろうし、選手、コーチの中にもあったかもしれん。追加点が取れなかったり、ジワジワと点を返される展開に「ひょっとしたら」という不安が大きくなってきたのもこれまでの「経験」からくるものなんだろう。そうやって何度もこのハマスタではひっくり返されてきたし、このゲームもやられるのでは??というムードになっていたのは確かだよな。
今回はそれをやられずに勝ち切った。イヤな予感を振り払った。これは非常に大きいと思うし、今後の戦いに大きな影響を与えるのではないか??そんな風に思うねぇ。

今季のカープはこうした痺れるゲームを勝てているというのも大きい。3連覇時代は圧倒的な打力でリーグ優勝も独走状態。こうしたゲームをあまり経験してこなかったし、こういうゲームは3連覇時代も勝てなかった。こういう勝ち方は選手を成長させる。こういう勝ち方は今後の順位争いやポストシーズンでの戦いで絶対に力を発揮する。非常にいい戦いができているよな。長期ロードも折り返した。この勢いで何とか沢山貯金をつくって 広島に帰りたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは。
    昨日は8回が不安でしたがなんとか勝ててよかったですよね。
    当時とは選手も変わってますし、いい意味で変われたのかもしれません。

    ただ8回に投げた人は4点差あったとは言え別に誰か選手いなかったのか?とも思いましたけどね。
    巨人戦12回に投げた人と同等かそれ以下のひどさでしたから。

    秋山は見た感じは調子がいいですよね。
    3番よりも1番の方がいいような気もしますけど、意外と3番でアジャストしてるのは対応力の高さといったところでしょうか。
    韮沢もショートでちょっとずつ出場しているので、このチャンスを掴んでもらいたいですね。

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