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敵地での首位攻防は2敗1分…やはり阪神は強いけどこのムードを経験できたのはファンにも選手にも新井監督にもいい経験

強いカープがみたい!
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情報源: カープ苦戦の甲子園 大瀬良も悔しさ募る決勝被弾「中に入ってしまい、見逃してくれなかった」 敗戦の責任を痛感

10連勝で乗り込んだ甲子園。残念ながらカープは返り討ちに合う形になった。2敗1分という結果をカープファン同志の皆様はどう感じたのか??そして選手たち、新井監督がどう感じたか??相手の阪神がこの戦いをどう感じたか??ここが一番のキモのような気がするねぇ。8月戦線、そして勝負の9月にね、この3連戦が後々様々な影響を及ぼすような気がするねぇ。

大瀬良、またも援護なく一発に沈む…

カープの先発は大瀬良。今季は負けが先行していたけど、前回登板で久々の白星。立ち上がりの投球を見ると調子はよさそうだったよな。特に今、乗りに乗っている阪神森下を3球三振、それも最後は見逃しで奪った。この球を見ると「今日やってくれるかな??」という印象を持ったカープファン同志も多かっただろう。ところが2回にいきなり大山に四球を与えた。この辺から打者を追い込んでも決め球に困る印象があったよな。いい球を来るんだけど、時折甘い球やコントロールを乱す場面もあり、不安定だったよな。3回も先頭の小幡を出して伊藤将が送り、近本がヒットでつなぎ中野の内野ゴロで先制点を許した。この辺はいとも簡単に点を取られた印象だったよな。

6回には一発病が出た。初回に見事に3球三振に仕留めた森下に手痛い一発を食らってしまった。投げた瞬間に甘いと感じた球を森下が見逃さなかった。調子の良さを感じるしパンチ力のあるいい選手だよな。カープにとってこのイニングはかなり重要だったと思う。味方が追いついた直後だし、阪神の攻撃は1番の近本からだった。近本が出塁しての失点ね、このパターンでこの3連戦はカープは点を取られている。「エース」と呼ばれている大瀬良には踏ん張ってほしかったイニングだったよな。
この1発で意気消沈したのか、佐藤輝にスリーベース、ノイジーの内野安打で追加点を許した。この1点で勝負がついた。そんな感じになってしまったよな。

菊池がスタメンに復帰!!2死から得点は見事

このゲームで菊地がスタメンに復帰した。小園な好調なのでいつもの1番ではなく2番でのスタメン。個人的にはスタメンで出すなら1番が今季のカープの形になっているだけに少し違和感はあった。体調のこともあって2番という打順なんだろうけど、今後の菊池の打順というのも注目だよな。
この小園、菊池の1,2番コンビで一時同点になる見事な攻撃があった。6回2死から小園がヒットで出塁、盗塁を決めて菊池がタイムリー。こういう攻撃見ると菊池2番でも悪くないなぁとも思う(笑)。
ゲーム後の体調も問題なかったようだし、菊池が完全復活となるとカープにとっては8月戦線、心強いよな。

8回に勝負をかけるも阪神の継投にかわされる

昨季までのカープだったら、大瀬良の3失点で終わっていただろう。その後も追加点を許しワンサイドの結果になっていたように思う。今季のカープはそういったゲームが少なくなったよな。中継ぎ陣が踏ん張って最後まであきらめない野球をすることができる。こういった姿勢は今後順位を争う阪神にかなりイヤな印象を残せたように思うねぇ。ただ、今回は阪神ベンチの継投策にかわされてしまった。中村奨・末包の連打でチャンスを作り、代打・曾澤がタイムリー。この3連打は伊藤将に強い印象を与えられたような気がしている。なおも無死1,2塁でこの3連戦好調の小園を迎えた。ここで新井監督は勝負に出る。2塁ランナーに大盛、1塁ランナーを野間と代走2枚代え。そして小園には送りバントを命じて成功。1死2,3塁で菊地、秋山に託す形になった。このバント策、賛否両論あるようだねぇ??ゲーム後の岡田監督もあそこは小園強硬策の方が怖かったといっていた。まぁだからと言って悪い作戦ではなかったと思う。

ここで阪神ベンチも伊藤将から右の加治屋にスイッチ。初球ムチャクチャ甘い球だったけど菊池が打ち損じで内野フライ。続く秋山に対しては左の島本をぶつけてきた。秋山の打球は内野の頭を超えるかな!?という打球もショートフライ。阪神の見事な継投策により同点とはならなかった。この継投策、さすがといった印象だったよな。

勝負の9月に向けて貴重な経験をした3連戦

さて、この3連戦は2敗1分という結果になったわけだけど、まずは10連勝の勢いを阪神が食い止めたという形になった。改めて阪神の強さというのを感じたカープファン同志は多かっただろう。この相手とこれからしのぎを削っていくわけだ。夏場の戦いは削り合いの戦い。体力はもちろんメンタルも削りながらの戦いになっていくだろう。
確かにこの3連戦では打線の強さ、弱さがクッキリ出たように思う。カープは龍馬や両助っ人がいないのでどうしても迫力不足は否めなかった。阪神の大山やサトテルが打席に立った時の威圧感というのはカープにはないよな。それでも少ないチャンスをモノにしたり、2死ランナーなしから同点にしたりと「しぶとさ」は残せたように思う。
そして何よりも一番はこの甲子園という独特の雰囲気の中で「首位攻防戦」を経験できた。アタクシはカープにとってこれは非常に大きいんじゃないかなぁと思っている。
カープと阪神が首位争いを演じるというシュチエーションはアタクシの記憶が確かなら80年代に遡る(ちがっていたらごめんなさい)バース・掛布・岡田の強力打線にカープの協力投手陣が挑む構図。あの時も甲子園の声援というのは脅威だった。その中で北別府さん、大野さん、川口さんといったレジェンドが100%アウェイの甲子園でh真っ向勝負で阪神打線を封じ込めた。あの当時から本当に甲子園のムードというのは相手チームにとって脅威だったのよ。
その中で今のカープの選手たちが勝てなかったけど、このムードを経験できたのは非常に大きいと思っている。7月に経験出来てよかったとさえ思っている。今季甲子園でのこのカードはあと1回。9月8日~10日。カープと阪神がこのままの順位で行けば、まさに勝負の9月の首位攻防となる。ここでこの経験を活かしてね、この3連戦のお返しが出来れば最高だろう。勝負はまだ先。本当の勝負所はここだろう。その前にこの甲子園の雰囲気を経験しておくことは大きなプラスだと思うねぇ。

新井監督もいい経験をしたのでは??

そしてカープ首脳陣、とりわけ新井監督もこの甲子園の3連戦は非常にいい経験をしたし、考えることが多かったんじゃないかなぁと思うねぇ。相手は百戦錬磨の岡田監督。こちらはコーチ経験すらない青年監督。この結果は何も監督の経験の差だとは思わんけど、阪神の戦い方を見て新井監督が得るものもあったかなぁと。特に8回の一挙同点のチャンスの場面ね、新井監督なりに仕掛けたんだろうけど、実を結ばなかった。強攻していたら??菊池への代打で相手の継投策を塞ぐ手立てはなかっただろうか??大瀬良の代え時などなど、3戦目だけでも勝負の分かれ目は沢山あったように思う。そして2敗1分という結果を踏まえてこの「首位攻防」の戦い方ね、色々勉強になったんじゃないかねぇ??新井監督が言うように「勝負はまだ先」。だけど、その時のためにこの3連戦は非常にいい経験をしたと思う。その経験を8月の戦いでどうやって活かすのか??この辺も見ていきたいよな。

明日から8月。ここで落ちたら意味がない

いよいよ明日から8月。各チーム真夏の削り合いが始まる。気になるのは巨人が坂本が戻ってきてから調子がいいよな。そして阪神は明日から死のロードだ。こちらの戦い方次第では阪神が突っ走る可能性もあれば、脱落する可能性もある。もちろんカープだって、この調子を維持できるのかは未知数だよな。森下のマメも気になるし、大瀬良の調子も今一つ。それとやはり打線の弱さを阪神戦で露呈した。カープナインが俺たちはこんなもの。粘りづよく点を取っていくと割り切れればいいけど、阪神との打力の差をこの3連戦で負い目と感じてしまったのであれば、今の位置だって危うくなる。この2敗1分を選手たちがどうとらえるのかで結果も変わってくるように思うねぇ。
カープは明日から地元にDeNA、巨人を迎えての6連戦だ。DeNAは5連敗の後中日に勝ち越すも前カードのヤクルトには負け越してしまった。この3連戦も今永とバウアーをぶつけてくる。決して楽な相手ではないよな。その後は調子が上がってきた巨人と対戦。こちらにも注目だよな。
残念ながら10連勝した勢いはカープから消えた。また一進一退が続くだろう。とにかく連敗をしないように戦って行くのがこの8月だろう。当然阪神など順位争いしているチームの動向も見ながらということだけど、とにかくカープの場合は勝負の9月までこれまで通りガムシャラにプレーしていくのが一番いい結果を生むような気がしている。いよいよ削り合いの8月がやってくる。頑張ってほしいよな。

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