情報源: 天国から地獄、広島6連敗 延長十回連続被弾でサヨナラ負け 主力離脱に投打チグハグも新井監督「全然つらくない。関係ないから」
カープは先週のヤクルト、中日との6連戦を一つも勝てずに終了。5位6位との対戦でこれまでも「取りこぼしをしない」ということが大事だと言ってはいたんだけど、やはり勝負の世界は厳しいよな。前半のヤクルト戦では投手陣が滅多打ち、後半の中日戦では打線が沈黙。ここに来て野球がチグハグしているようだねぇ??この6連敗にSNSを覗いてみるとかなり荒れている投稿も目立つ。色々な考え方があっていいと思うけど、個人的にはこの戦力で新井監督を筆頭に選手たちも良くやってくれていると思う。まだ貯金が8つもある。まずは連敗を止める。新たなスタートはここからだろうし、まだまだ何が起こるかわからない。全力で戦ってほしい。それに尽きると思うねぇ。
天国から地獄の展開も矢崎で負けたなら仕方ない
日曜日のゲームはほとんど見ていない。ちょうど墓参りに行くところで上のせがれが携帯でカープ戦を見ていてね、堂林の一発が出た時は「ようやく」と胸をなでおろしたのもつかの間、しばらくすると「ヤバっ!!」の声で同点。「あ~あ」でサヨナラ負けを知った。接戦に強いカープのはずがまさかの逆転サヨナラ負け。カープファンにとってはまさに天国から地獄だろう。
あのなかなか一発のでないバンテリンドームで両チーム1イニングで3本のHRが出たわけで、これはこれで特殊なゲームなのだろう。矢崎は責められないよな。今、カープがこの位置にいるのは栗林不調の中、守護神のポジションをしっかりとこなしてくれた矢崎の功績は大きい。どのチームの守護神だって、やられることもある。矢崎はここまで1度も負け投手になっていないのを考えると、本当にここまでよく頑張ってきたと思うし、新井監督じゃないけど、「こういうこともある」。また切り替えて頑張ってほしいよな。
よく矢崎にも疲れがという意見を聞く。1年を通して投げていないから休ませろという声もある。でもね、今は本当に大事な8月の戦い。この大事な戦いに守護神を休ませるって発想は本当に結果しか見ていないというかね、感情的な意見だなぁと思う。一緒に戦っているメンバーは矢崎でやられたのなら仕方ないし、これからも矢崎で勝っていくし、矢崎で優勝できなければ仕方ないと思っているよ。当然、栗林が守護神復帰の選択肢はあるけど、それは総合的な判断が必要だろう。仮にもう2,3試合矢崎で落としたのなら、本人も監督も思うことが出てくるはず。1試合だけでの判断はちょっとないよなぁと思うねぇ。
遠藤、中日に柳に引っ張られて好投 いい経験が出来た
先発は久々の遠藤。ようやく先発のチャンスが巡ってきた。このチャンスをモノにしたいよな。ファームでは黒田さんからツーシームを教わって投球に幅が出てきたようだねぇ??残念ながら投球を見ることができなかったんだけど、速報でイニングがどんどん進むのを見て非常にいい投球をしているんだなぁと。
もう一つ、遠藤の好投を演出したのは相手先発の柳だろう。こちらはカープ打線を9回までノーヒットノーランに抑える好投を見せた。まぁ打線、しっかりしろよって話なんだけど、こと遠藤にとってはこの柳の好投に引っ張られたという感じがしないでもない。柳もテンポよく抑えるんで、そのリズムが遠藤にも伝染してね、投手戦の競演が出来たように思う。これは遠藤にとっても非常に大きな経験になるんじゃなかなぁと思うねぇ。
チーム事情で残念ながら今日、登録抹消になった。若い遠藤、前回好投した玉村も即登録抹消になった。この辺はチーム事情もあるんだろうけど、SNSでは「なぜ??」の声も多い。それだけ遠藤の好投に連敗中のカープファンが光明を見出したということだろう。野村も一度抹消されたけど、この辺はローテ再編の影響だと思う。チャンスはまたすぐ来ると思う。次回も期待したいよな。
堂林が防御率0.00のライデル打ちで存在感
バンテリンドームに来てからは打線が湿り勝ち。と、いうよりはベンチも打線を決めかねているというかね、迷いを感じるスタメンだなぁという印象を持っている。この日も3番上本、5番菊池といったところに戸惑いを感じたカープファン同志も多いことだろう。この辺は3番をずっと打ってきた秋山が抜けた影響だろうねぇ。開幕してからずっと3番は秋山だったわけで、どうしても「秋山の代わり」探しになってしまいがちなんだけど、カープベンチは新しい打線を模索している、そんな印象を持ったねぇ。この8月にそれをやらなきゃいかんというのは本当に難しい。戦力が豊富なチームならどうってことないんだけど、この辺に「戦力不足」を感じざるを得ないよな。
そんな中、ここの所スタメン出場が多い堂林がこの日、一時は値千金の一発を披露した。左中間スタンドの深いところまで持って行った。初戦でもいい一発があったし、非常に好調のように思うねぇ。それも今季まだ失点していない防御率0.00のライデル・マルチネスからの一発だからな、素晴らしいよな。
今はスイングに迷いがないというか、素直にバットが出ているのがいい。あまり考えすぎず打席に立てているんだろうねぇ。
こうなったら、堂林を4番に据えるというのもいいかもしれない。そうなれば龍馬が3番で秋山の穴が埋まるような気がするねぇ。1番小園、2番上本、3番龍馬、4番堂林となればジグザグ打線も組める。案外面白いかもな。
阪神が10連勝。15日も自力優勝が消滅
しかし、まさかまさかの1週間だった。カープは下位チームとの6連戦で1勝もできずに6連敗。首位阪神は死のロードで10連勝。一気に差が開いた。ゲーム差8だ。まだカープは阪神戦を10試合残しているけど、明日負けたら直接対決の残りは9試合でゲーム差9。つまり優勝マジックが点灯することになる。1週間前に誰が想像しただろうか??本当にこの時期の連勝、連敗は優勝の行方を左右するよな。
ただ、ポイントはカープと阪神、それぞれの連敗と連勝がいつ止まるのか??明日からは直接対決だから、カープが勝てばそれが両方止まる。カープも10連勝してから調子を崩したし、阪神だってその可能性はある。もし、初戦でカープが連敗を止める、マジック点灯を阻止するとなれば、様相は変わってくる可能性はある。このまま阪神を走らせてはいけない。意地を見せてほしいよな。初戦が全てのように思うねぇ。
「全然つらくない。関係ないから」の真意は??
まさかのサヨナラ負けを喫し、怒りに満ち溢れているカープファン同志も多いことだろう。ゲーム後の新井監督のコメントでさらに怒りに拍車がかかったファンもいるとかいないとか…個人的には新井監督らしいというか、新井監督のコメントの真意ね、ここにも「カープは家族」という想いが表現されているのかなぁと思うねぇ。
この連敗、故障者も出たし、投手も打ち込まれた。中日とのカードでは打線が沈黙。そして最後のゲームでは逆転サヨナラ負け。選手たちの中から「申し訳ない…」というムードが漂っていたんじゃないかなぁと。その想いは色々な人たちに向いているのだろうと思うのよ。その中の一人として新井監督に申し訳ないという空気ね、これを新井監督が感じ取ったんじゃないかと。だからこそ、記者にチームがチグハグになっているのではないか??という質問に対して新井監督は「全然辛くない。関係ないから。何でもドンと来いという感じ。」という言葉を発したんじゃないかなぁと。どうしても監督のインタビューというのはファンに向けてというフェーズで話が進むけど、あのコメントだけはファンではなくて選手たちへのメッセージのように聞こえた。ただ、カープの勝利を求めるファンからすれば、「強がり」にしか聞こえなかったかもしれん。中には「何言ってんだ??」と感じたカープファン同志もいたかもしれん。こっちは負けて辛いんだよ!!というファンもいただろう。
負けて辛くないわけはないと思う。監督という立ち位置からすれば、なおさらだろう。敗戦の責任は監督が負うわけだから。新井監督からすれば、それはオレの責任。だから選手たちはしっかり準備して次の阪神とのカードを戦い抜いてくれと。俺のことを気になんかしなくていい。俺は大丈夫だから、全然辛くないから。(俺のことなど)関係ないから。とね、アタクシには選手へのメッセージのように感じた。まぁ感じ方は人それぞれだから、本当のところはわからんけど、昨年までこうやって連敗を重ねてしまう姿を新井監督はネット裏から何年も見てきた。見てきた中で、カープの選手たちにかけているもの、それはアタクシの口からは言えないけど、新井監督の中で大事だと思うポイントがあるのだろう。それがとうとう顔を出してきた。それじゃダメだ。責任はオレが取るから、そんなの気にしないで思いきりプレーしてくれ!!と。上手く言い表せないけど、新井監督なりのチームへの叱咤激励とアタクシは受け止めている。
新井監督がFAでカープを出るときに「辛いです」というコメントを残した。これを今回の新井監督の「辛くないから」のコメントに引っ掛けて揶揄する投稿も見かけたけど、まぁそうやって連敗のはけ口に使うのも勝手だと思うけど、ちょっと残念には思う。秋季キャンプから「好き嫌いで起用はしない」と選手たちに語り掛けたのはカープファンんの脳裏に残っているけど、これに対しても今の起用法に対して、「話が違うのでは??」という意見もある。いや、それは新井監督の好き嫌いではなくアンタの好き嫌いだろ!?と突っ込みたくもなるが(笑)、アタクシは選手のレベルアップ、特にこうした逆境に直面したの時の弱さね、これを新井監督は感じていたのだと思う。そんな選手たちを鼓舞するために、オレは大丈夫。次に向けてしっかり準備をしよう!!アタクシはそんな風に聞こえたんだよねぇ。まぁ感じ方は人それぞれだけど、こんな風に受け止めているファンも少数かもしれんけどいるんだよと、ご理解いただければそれでいいとは思うけどな。
さぁ明日から泣いても笑っても首位阪神との直接対決だ。先発は大瀬良。相手はどうでもいい。この日の大瀬良の先発は新井監督は前々から決めていたそうな。勝負は8月中旬と明言してたあたりから、恐らく決めていたのだろう。大瀬良もその気持ちをしっかり受け止めて投げてもらいたいよな。明日のゲームでカープが優勝目指すのか??順位狙いなのか??決まってしまうと言っても過言じゃないと思う。チーム一丸となってまずは1勝。勝ち取りたいよな。
Mageちゃんさんこんばんは、いーちゃんです。
阪神戦を観戦中です。
新井監督のコメントの真意は?
私の感じ方は「強がって」でした。
13日の試合直後から、新井監督のコメントに対するいろいろなコメントを読んでいました。ファンに向けてのコメントとしては?誰に向けていってるの?自分の思いをコメントにするのは?
ですので、今日の記事はとても興味深かったです。
阪神の初回の攻撃を見ていると、「こうやって得点を取っていくんだな」とド素人ながら納得するというか、目からウロコ状態です。ホームランが期待できないカープがしたいのはこのような野球ではないのか?と自問自答しています。
選手層のレベルや監督の経験の違いがあるとは思いますが、
ベンチがそういう指示を出さないのか?、出していても選手ができないのか?(選手の問題)指示を出さずに、のびのびと打たせているのか?(采配力の問題)
新井監督が選手に思い切ってやって欲しいのはわかるんですが、そこには新井監督の信念(できれば理論的な裏付けもほしいのですが)があるのかな?と自分勝手に想像しています。