九里が「志願」の128球完封劇&堂林2連発で3連勝!1アライさんの「残り30勝2敗でいくぞ!!」のゲキで選手がその気になっちゃうかもよ


にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!


にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

「横浜DeNAベイスターズ0-5広島東洋カープ」(22日、横浜スタジアム) 広島は中5日で登板した九里が、今季3度目の完封で7勝目。3連勝で、貯金11とした。

情報源: 広島快勝!九里が圧巻の完封劇で3連勝「行かせて下さい」と続投志願 打線は堂林が2打席連発

アタクシの本業はコンビニなんだけど、毎週売り込む商品を決めたりね、キャンペーンやセールの戦略を各店で練っていきながらというのを繰り返しやっている。その打ち合わせの中で「おでん2000個売れたら凄いよね」とか「カレーパン1日300個売れたら…」なんて「まず不可能だろう」という数字を冗談で言ってみたりする。それがお店の従業員さんに刺さったりすると案外、こういう到底無理だろうという数字をたたき出したりする経験を何度がしている、もちろんその発言だけではなく、天気や気温から始まって従業員さんの売り方の工夫だったり、大口の予約が入ったり様々な要素や偶然が重なって実現することもある。面白いよな。
なんでも新井監督が選手に残りゲームを30勝2敗で行くぞ!!とゲキを飛ばしたそうな(笑)。もちろん無理な話と笑い飛ばしがちだけど、色々な要素が加わって選手たちが「行けるかも!?」という空気になれば、ミラクル、起こるかもしれんよ(笑)

九里、中5日128球完封!

先発はカープが九里、DeNAは今永。先発投手だけ見るとここのところの九里の調子を考えればと追いかける展開になるかなぁという感じがしていた。ところがフタを開けたら打線がいきなり今永から4点を先制。非常にいい形で九里もゲームに入ることができた。立ち上がりから慎重になることなく、持ち球をフルに生かしてDeNA打線を仕留めていったよな。特に追い込んでからのフォークが非常にいい高さから落ちて勝負所で三振を奪えたのが大きかったよな。8回を投げ終えて113球。ここで交代かなぁという感じもしたけど、志願しで9回のマウンドにも上がった。新井監督が「眼が血走っていた」といっていたけど、九里もしっかりゲームに入り込んで疲れとかそういったものを感じていなかったのだろう。もちろんタフな投手でもあるし、新井監督も「行く」という前提で確認したと言っていたし、九里本人もマウンドを降りる気なんかこれっぽっちもなかっただろう。

九里も2か月ぶりの勝利。ただ、今季は3度目の完封劇。それも全試合ビジター。実はカープ、オールスター後はビジターでまだ勝っていなかった。1か月勝っていなかった。本当に見事な内弁慶ぶりなんだけど、この辺も九里の調子が絡んでいたと言っていいだろう。そのビジターに強い九里がこのタイミングで復活の完封劇。非常に心強いよな。

中5日で完封させて心配??

この日の九里は中5日で登板した。まぁこれは新井監督が勝負と見ていた先週の阪神戦ね、この頭を大瀬良で行くと決めて九里と大瀬良の順番を入れ替えた。その影響なんだけど、やはり週の頭は九里で行くと決めていたからもとに戻しただけということなんだろう。ただ、中5日で128球、完投させて今後の影響を心配するカープファン同志もいるだろうねぇ。
アタクシは心配無用だと思う。それはなぜか。
まずは九里の強い体。九里は入団以来肩肘壊したことがない。非常に体の強い投手。それと九里は投げながら調子を上げていくタイプ。球数を投げて抑えていくことで気持ちもハイになっていく。しっかり燃焼させてあげることも大事だと思う。新井監督もどうせ行くというだろうと言っていたけど、そういうタイプの投手は間隔うんぬんよりも投げてもらうことが大事なのよ。DeNAのバウアーなんかもそのタイプ。シーズン途中からローテに入って9勝しているようにそうやって力を発揮させてあげるのもベンチワークだろう。もちろん中6日できっちり投げたい投手はそれによって間隔がズレたりするんで迷惑な話なのかもしれんけどね、九里は本当は中5日くらいで回した方がいいタイプなんだろう。この日の登板が今後に影響してくることはない。むしろスイッチが入ったかもしれんよ(笑)

好投手今永の真っすぐ狙いで4点先制

打線は今永の立上りを攻めた。変化球も多彩な今永だけど、一番いい球はやはり真っすぐ。その真っすぐをカープ打線は狙っていたようだねぇ。菊池がヒット。これまでの傾向だと野間にバントさせるかなぁと思ったけど、ヒッティングでチャンス拡大。ここで3番の小園に送りバント。それをきっちり龍馬が還して2点を先制。見事な攻撃だったよな。先頭の菊池以外は全員今永のストレートを弾き返した。そしてデビッドソンが倒れた後の堂林が逆方向への一発で2点追加。この一発がデカかったよな。これもストレート。ベンチの作戦と最近の堂林の調子の良さがマッチして生まれた一発だと思うねぇ。
確かに今永は立ち上がりに少々だけど難がある。前回だったかな??中日相手に初回4点取られたことがあった。こうして不安な立ち上がりに大量点を取られることが続くと後々響くだろう。Aクラスを狙うDeNAとしては少々頭の痛い結果になったよな。

堂林、勝利を引き込む貴重な2本目

初回4失点した今永は2回からは変化球中心の配球に切り替えてきた。明らかにカープ打線に戸惑いがあったように思うねぇ。両軍無得点のままゲームは中盤。こうなると先に点を取った方が流れが傾く、こうなるとホームのDeNAに点が入ると4点差も危うくなる。どうしても先に点を取りたい展開になってきた。ただ、調子を取り戻した今永からヒットをつなげて点を取るのは難しい。こういう展開に欲しいのが「一発」なんだよな。その一発が絶好調の堂林のバットから生まれた。インコースの真っすぐを今度はレフトスタンドへ。貴重な追加点。いい仕事をしたよな。この一発でDeNAサイドもガックリ来た。大きな大きな一発だったよな。

阪神は延長戦を制してこちらも3連勝

カープはこれで3連勝。いい感じだよな。しかし首位を行く阪神も延長戦を制して3連勝。なかなかゲーム差が縮まらなくてストレスを感じるカープファン同志も多いかもしれん。でも、阪神サイドから見ると3連勝してもゲーム差が広がらなというストレスね、こっちの方が大きいかもしれん。そのうち、カープはどうせ勝つだろうから、負けられないというプレッシャーを感じるようになれば儲けもの。そんな風に考えるのもいいだろうねぇ。これが追う者の強みということだろう。カープは目の前のゲームに集中して勝って行く。この1点でいいだろうねぇ。両チームとも連勝だけど、先に阪神の連勝が止まると面白くなりそうだよ。

30勝2敗、アライさんが言うならできるかも??

今のカープのチームのムードはいい。それを伺わせるシーンがあった。堂林の2本目のアーチが生まれベースを1周しベンチで選手たちがハイタッチで出迎える。どこのチームでもあるシーンだよな。アタクシがいいなと思ったのはハイタッチの終盤に選手たちが堂林を取り囲んで祝福していた。ベテランも若手も関係なく輪になって堂林を祝福した。あまり表情を崩さない堂林も非常にいい笑顔で応えていたよな。すごくいいムードになってきているように思うねぇ。
冒頭の新井監督の30勝2敗発言。オフレコのつもりだったのだろうけど、マスコミ各紙取り上げた。もちろんそんな発言、「監督」として不適切だろとシャレのわからん人が騒ぎそうだけど、アタクシはこの発言ね、選手たちは「新井監督」というよりは「アライさん」の発言として受け止めているように思う。仮に阪神の岡田監督なら「そんなん無理やろ」と口することもないだろうし、中日の立浪監督なら嫌味にしか聞こえないかもしれん(笑)。当然2位に位置する監督の発言なら選手たちには妙なプレッシャーになるし、「無理」とチームの輪から外れる選手も出てくるかもしれん。でもみんなが慕う「アライさん」の言葉ならやってやろうという気になる。選手が「その気」になるような気もしている。もちろん、無理な数字かもしれん。でも選手たちがプレッシャーではなく「その気」になったら、それに近い数字を残す可能性はゼロではないと思っている。もしカープが逆転優勝という奇跡を起こしたら間違いなくこの発言は伝説になるだろう。そういう楽しみ方があってもいいと思う。楽しみだよな。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

Mageちゃん

magechan.com

 東京生まれの東京育ち。なぜか広島東洋カープに魅せられファン歴もうすぐ50年のカープ応援ブログ「Mageちゃんの鯉恋日記」を運営しています。「強いカープが見たい!!」をコンセプトにゲームの感想、勝てば大絶賛、負ければ…それはお楽しみということでぜひ足を運んでみてください!!

九里が「志願」の128球完封劇&堂林2連発で3連勝!1アライさんの「残り30勝2敗でいくぞ!!」のゲキで選手がその気になっちゃうかもよ」への1件のフィードバック

  1. おはようございます。
    コンビニの戦略を練るというお話、興味津津でした。ちょっとした景品がお店によって違うので、そーだったんかーと納得。

    さて、昨日はヒーローインタビューまでバッチリ見ました。九里投手の表情が良かったなあ。
    Mageさん、大瀬良投手は変わりましたか?どう思います?
    人としての魂が抜けて仏になったのか?(いいのか?悪いのか?
    しかし、闘志を感じられないあの立居振舞そして表情)
    投球もそうですが、表情もなんか!
    (達観しているのか、達観しているふりなのか?アンチを作ってるような気がしますが)
    いろんな情報やコメントがありすぎて、新井監督の思いがよく理解できなくなっています。
    新井監督の思いは、戦力として復活してもらうことかなあ?
    そう思いたいのに、特別扱いじゃあと思ってしまう。
    ファン歴が短く、知識不足のためですが、九里と大瀬良は違う(当たり前)から、九里のようにはできなくても、大瀬良らしくやってほしんだけど。期待に叶うほどはできんのでしょうか?
    心身ともにできんときはできんのだし、どうなんでしょうか?

    お仕事で忙しい中、記事のアップ、ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です