石原の豪快なサヨナラHRでふん詰まりゲームに終止符!!巨人7連勝もピタリ1差のカープは不気味でしょ??


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情報源:デイリースポーツオンライン 広島が今季2度目のサヨナラ勝ち 石原が劇的V弾 新井監督も大興奮 マツダでのヤクルト戦7戦全勝

7月に入ってからカープも連敗があったりな、元気ないよな。アタクシも体調を崩したり、忙しかったりで記事の更新も久しぶり。なのでこれまでのカープの戦いぶりも交えて昨日のゲームを振り返るとしよう。

苦手投手に抑え込まれて首位陥落も「今はそれでいい」

6月最後の東京ドームでの負け越しから4カード連続の負け越し。まぁ打線はもともと弱い中、投手力で勝ってきたチームだけに頼みの4本柱で勝てないとなると当然こういう結果になるよな。逆に巨人は大勢、中川といったリリーフ陣が戻ってきたのをきっかけに調子を上げきた。阪神もやはりカープ戦でサトテルに一発がでるようになってから、得点力が上がってきた。DeNAは下位チームにはしっかり勝つ(カープはこれができない)がこれで勢いがつくかなぁというところで上位チームに負け越し。まだまだ勢いづいているといった感じではない。状4チームの中でチーム状態から言えば、カープが今一番状態が良くないということだろう。その中で首位陥落したといっても首位巨人とは1ゲーム差の2位。正直これだけ負けていてもこの位置にいるんだから個人的には「今はそれでいい」と思う。こういった苦しい中で地元でヤクルトを迎えて2連勝。貯金も5に戻した。一つ峠は越えた感じはするよな。まだまだ大丈夫。

2試合連続「一発」で決めたのは大きいのでは??

それにしてもカープは打てない。先頭打者を長打で出しても犠牲フライで1点を取るのがやっと。つながりという部分でも点の取り方も本当に言い方悪いけど野球がヘタ〇ソだよな。昨日のゲームのように再三先頭を出しても点につながらない。もちろん連敗中もそんな野球をやっていたし、まぁそら、負けるよな。選手たちもチャンスになると日に日に硬さもうかがえるようになっている。まぁこういったカープ打線というのは今に始まったわけではなく、3連覇逃してからは一発打てる選手がどんどんいなくなっても球団は補強しないから選手たちもどんどん「小粒」になってきているし、力でねじ伏せられないから、気がつきゃどんどん苦手投手が増えている(笑)。困ったもんだよな。
もちろんどのチームだって打線が湿る時期は必ずある。あるけどシーズン中ずっとそうかといえばそうでもない。必ず転換するタイミングが出てくる。そのタイミングが連敗中なら「白星」だし、その「白星」を「一発」で決めるとなれば、いつの間にか打てずに点が入らなかったことが頭からなくなっていく。そんなもんよ。まぁカープは得点力不足は開幕からだし、一発の期待をかけていた助っ人陣もパッとしないしな、今季はこの戦力で戦っていくしかないわけで打って勝つというのは正直、今季はあきらめている(笑)。
あきらめてはいるけど、このヤクルトとの2試合はそれぞれ「一発」でゲームを決めた。初戦は秋山の勝ち越しの一発を投手陣が守り抜いた。いい勝ち方だよな。昨日はフン詰まりの展開が続く中、田口が出てきてドローと思いきや石原が豪快にレフトスタンドに叩き込んでのサヨナラ勝ち。2試合連続で一発が勝利打点というのは調べていないけど今季は初めてのような気がしないでもない。やはりプロ野球「一発」というのは「華」でもある。こういう勝ち方が積み重なると打線もつながっていくんじゃないだろうかねぇ??

若い力が新しいカープを切り開く兆し??

今季のカープ、開幕オーダーとはだいぶ顔ぶれが違っているよな。まぁ助っ人陣はさておいて開幕4番の堂林はこのゲームでもチャンスに回ってきたけど三振でチャンスをつぶした。追い込まれると完全に相手バッテリーの術中にはまってしまうのは相変わらずだし、若い二俣や大盛の方が粘って何とかしようという姿勢を見せてくれている。不振もあるとは思うけど、やはり物足りなさは感じるよな。菊池もチャンスに凡打の山を繰り返している。まぁ菊池は守備での貢献度は相変わらず高いけど、これまでも何度かあったけど、チャンスで菊池の場面で代打というのは増えてくるだろう。
若手同士の争いもある。開幕ショートの小園は矢野にポジションを取られる格好になった。それでも小園は腐らずに矢野にはない「打」でチームを引っ張っていってくれている。個人的には小園は今季ものすごく成長していると思う。
捕手も坂倉が打撃不振からスタメンマスクを曾澤や石原に譲りファーストを守るケースも増えてきた。ファースト起用もスタメンが減ったのは打撃不振だけど、首脳陣は相変わらず坂倉の打撃をあてにしている側面があるというのがわかる。もちろん新井監督は坂倉に対してゲームに出ながら不振を脱してほしいという試練を与えているのも十分伝わってくる。
その坂倉に代わってスタメンマスクが増えた石原。このゲームは途中出場だったけど豪快な一発でゲームを決めた。これでベンチももっと石原を使いたくなってくるだろう。プロは厳しいよな。
小園と矢野、坂倉と石原といった若い選手同士のポジション争いというのは他球団にはなかなかない構図だろう。だいたいベテランを若手が蹴落とすのも首脳陣が能力のある若手を使ってみたくなるからチャンスを与えるのであって、その背景にはどことなく「既定路線」みたいなものが見え隠れしている。でも今、カープでポジション争いしているのは若手対若手でこれはこれでチームにとって大きなプラスをもたらすように思う。こうしたポジション争いをする若い力が新しいカープを切り開く。石原の一発なんかをみるとそんな気持ちになるねぇ。坂倉はなんとしてでも盛り返してほしいし、こういった経験を経てポジションをガッチリとればそればそれでいずれ「カープの顔」になる選手になるだろう。頑張ってほしいよな。

島内抹消…これからは左カルテットが栗林につなぐ??

カープが連敗中、接戦で島内が打たれて負けるゲームがいくつかあった。これで6敗くらいしているのかな??昨季の栗林がそうだった。島内に対しては「疲労」といった声も大きいし、ここで抹消は個人的にはプラスだと考えている。栗林も昨季リフレッシュして後半から抑えに戻った。島内も同じような道を辿ってくれれば、「今」は我慢できるだろう。

もちろんそう思えるのは今のカープの中継ぎ陣のたくましさね、これがあるからなんだろうと。島内抹消の後は7回ハーン、8回は塹江&森浦、そして黒原と左の中継ぎ4人がしっかりカバーしてくれそうだからに他ならない。昨日のゲーム、4人ともいい投球を披露してくれた。島内が元気になるまでこのカルテット(古い?)で何とか栗林につなげる形ができそうだよな。
そして島内が元気になって戻ってきたその暁には…!?想像するだけで鼻血が出そうだよな。
特筆すべきは黒原。自信を感じさせる投球ができるようになってきたよな。そう思わせる場面が昨日もあった。まずは先頭の西川の場面。結果は3球三振に仕留めたわけだけど、最後のカーブね、非常にブレーキのかかったいい球だったよな。この日投げたカーブはこの1球だけだったけど、これからも「使える」感じがするねぇ。西川の立場から見れば追い込まれているわけだから、臭い球には手を出していかなきゃいかん。黒原には真っすぐのほかにカットもあるけど、しっかり腕を振っているから西川から見ると「カットかな」という印象だった思う。ところが来た球はブレーキのかかった大きく曲がるカーブ。西川は「あっ」と思ったけどバットが止まらなかった。これからも黒原には「カーブあるよ」と思わせるだけで非常に左打者に対しては邪魔になる球になるだろう。非常にいい三振の取り方だった。
もう1シーンは村上を真っすぐで空振り三振に仕留めた。これも素晴らしかったよな。前の打者を失策で出塁を許しての場面。こういう場面は得てして一発が出るケースが多い。やはり投手も四球や失策の後はストライクを揃えてくるケースが多いのでそこをやられるシーンをこれまでも何度も見てきただけに、黒原の投球は見事といっていいだろう。この日の村上はここまで4三振。この打席は何としてでもと力も入っていたように見えた。とはいっても打席の感じでは外寄りのカットボールを待っていたように見えた。そんな中、黒原は最後は意表を突くようにほぼど真ん中と言っていいだろう、渾身の真っすぐで村上から空振り三振を取った。この辺の度胸というかねぇ??黒原はこれまでも色々あったけどメンタル面がすごく強くなった感じがするよな。もちろん狙って真ん中投げたわけではないんだろうけど、球に気持ちがこもっていた。こういう球はなかなか打てない。素晴らしかったよな。

この黒原を筆頭に4人の中継ぎ左腕がそれぞれ持ち味を存分に発揮してブルペンを支えてくれている。島内休養の間はこの4人が栗林にしっかりつないでくれそうだよな。

巨人7連勝でも抜け出せない気持ち悪さ

7月に入ってからのカープと首位・巨人の「勢い」を比べるとこの7連勝で巨人が抜け出せてもおかしくないだろう。しかしカープが得意のヤクルト戦を連勝。巨人が連勝を伸ばしてもカープがしぶとくついてくる2日間。巨人はちょっと気持ち悪いかもしれん。とはいえ巨人は「眼下の敵」であるDeNAに連勝だから勢いがつく要素が十分ある。日程を見ると巨人はこの後東京ドームでやはり「眼下の敵」である阪神との対戦。カープはDeNAと久々にぶつかる。仮に巨人が今日のDeNA戦で勝ち、阪神戦でも勝ち越すようなことになると巨人が混戦を1歩抜け出す、6月下旬首位だったカープのような立ち位置になる可能性はあるし、そこに立つと巨人は強いというのは長い歴史が物語る。一気に抜けてくる可能性はあると思う。
ただ、仮に巨人が勝っていてもカープが1ゲーム差くらいでピタリとついてきたとすれば結構気持ち悪いだろう。対戦成績もこれまではほぼ五分だし、チームとしてもここ数年はずっとカープに負け越している。巨人としてはあまりついてきてほしくない相手がカープだろう。こうなると面白い展開になるかなぁと思うねぇ。

カープは今、まだ万全ではないだろう。末包もいないし、助っ人シャイナーも1軍に上がってきたけど活躍するのであればこれからだろう。島内もいないしな、今はまだ抜け出すよりは「貯金の維持」をしていく方が平常心で戦えるだろう。その貯金も5に戻したし、7月はまだこの辺をウロウロしていければ後半十分に優勝を狙える位置にいられるだろう。まだ勝負すら始まっていない。そんな感じでいればいい。確かに打線は相変わらず苦しいけど、この2試合はめったに出ない「1発」でゲームを決めた。チームのムードもだいぶ良くなっているだろう。ここからさらに粘ってセリーグをもっともっと面白くしてほしいよな。

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Mageちゃん

magechan.com

 東京生まれの東京育ち。なぜか広島東洋カープに魅せられファン歴もうすぐ50年のカープ応援ブログ「Mageちゃんの鯉恋日記」を運営しています。「強いカープが見たい!!」をコンセプトにゲームの感想、勝てば大絶賛、負ければ…それはお楽しみということでぜひ足を運んでみてください!!

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