情報源: 堂林サード再挑戦 首脳陣に直訴へ「やりたい。正直、今までモヤモヤあった」/デイリースポーツ online
早いもんだよな。堂林、今村が入団して10年目のシーズンを迎えようとしている。
今村はセットアッパーのポジションをある程度確立することができる選手になった。毎シーズン50試合以上投げるポジション。故障もあるだろうし、勤続疲労もあり調子の上がらないシーズンもあるだろう。昨シーズン芳しくなかった分、今シーズンへの期待というか4連覇のキーマンとさえアタクシは思ってるよ。そういう期待を持たせてくれる選手であることには間違いない。さすが、ドラフト1位よ。
その年の2位は堂林。一言でいえば完全に伸び悩んだ選手。もっと切り込んだ言い方をすれば、カープだからまだプロでやれている選手。他球団ならお払い箱になっている選手だよな。
当初はサードでと野村謙二郎前監督が粘り強く起用して全試合出場を果たしたシーズンがキャリアハイ。その後は故障もあったけど、なかなか首脳陣、ファンの期待に応えられなかったよな。
出場機会を求めて外野、そしてファーストのポジションも練習し昨シーズンあたりは守備固め?じゃねぇな、豊富な代打陣で勝負をかけたあとの守りを任されたといった方がいいだろうねぇ、期待された打撃での起用される場面はほとんどなかったよな。
その堂林がサードへの復帰を首脳陣に直訴するそうな。
個人的には今更何を言ってるのか、よくわからん(笑)。堂林が今、やらなきゃならんのはそこじゃねぇだろ!?とできることなら居酒屋に呼び出して説教してぇ気持ちになったよな。
サード復帰する上での目標はなんなのか?サードの定位置争いを安部や小窪、西川らと争うためなのか?もしそういうつもりなら、順番が違うと思うんだよな。
安部にしろ、西川にしろもともとは二遊間を守っていた選手。それがサードのポジションに回ってきたのはさ、まずはまともなサードがいないってことと、最も重要なのは安部や西川の「打撃」をみて首脳陣が「使いたい」と思ったからに他ならんわけよ。
つまり堂林がサードのポジションを、いやレギュラーとして出たいのであれば、こうした選手たちよりも「打撃」を磨くことが先だろう?
別にサードに限らず外野の一角、ファーストのポジションもそう。プロは打ってなんぼ。菊池のように守備でチームに貢献できる選手なら2割3分でもチーム最高年俸になれるけどな、それ以外はみんな「打撃」から入るのよ。どこのポジションを練習しても駄目よ。どうものんびりしてるんだよな。そこが歯がゆいのよ。
堂林に活躍してもらいたい。頑張ってもらいたい。堂林のホームランや勝負所での一打をカープファンは首をなが~くして待ってるのよ。どの選手よりも打てば大声援が迎えてくれるのが堂林なのよ。みんな待ってる。みんなね。
とにかく打撃を磨いて首脳陣にアピールしてほしい。守備なんか後でいい。打てば使ってくれるのよ。もう、プリンスって歳でもねぇんだから、覚醒してほしいもんだよな。
ノムさんが昔言ってたよ。プロで成功するか否かは「コツ」をいかに掴むか?堂林はとにかく打撃の「コツ」ってものをまだつかんでいないよな。
西川は独特のバッティングセンスがある。こう打てばこういう打球が行くっていう「コツ」が身についてる。安部も時間はかかったけど、左投手を打つ「コツ」や長打が打てるようなったのも「コツ」を掴んだに他ならんのよ。
さぁて、プリンスがこのキャンプでその「コツ」を会得できるのか?見守ろうかねぇ。
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