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3番堂林!「打順負け」せず3つのツーベースで勝利に貢献。DJが少しずつ良くなってきた気がする。

V奪回のキーマン
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 「広島9-2ヤクルト」(17日、マツダスタジアム) 広島が、マツダスタジアムに観客を入れた試合で今季初勝利を挙げた。3番に起用された堂林が4安打。松山に1号3ランが出るなど、新打線が破壊力を発揮した。

情報源: 広島が観客有りのマツダで初勝利!今季初3番の堂林が4安打 大瀬良3勝目

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快勝でなんとなく見えてきた「巨人への苦手意識」

巨人に悪夢の3連敗を喫した僕らのカープ。この負けっぷりが今季のカープの本当の実力なのか?見極める意味でも昨日のヤクルトとのゲームに注目していた。

初回先制点を取ると後は着実に追加点を重ね終わってみれば9-2の快勝。カープが唯一勝てる「打ち勝つ」野球ができた。こういう野球ができるのであれば、まだ捨てたもんじゃない。甘いかね?(笑)

選手たちは3連敗の後とは思えないほどいい野球をしていた。そこでふと思ったのはやはりカープには巨人に対しての苦手意識が芽生えているのではないか?いや、巨人というよりは原監督、そして今季から巨人入りした琢朗コーチの存在というのが、どうも気になって仕方ないというかね、やりづらさというのがあるのではないか?そんな気持ちもこみ上げてきたよ。

まぁ今の主力選手のそのほとんどが琢朗さんの教えを受けている。なんか見透かされている気持ちにでもなるかねぇ(笑)

それとここに来て巨人のカープ対策が功を奏し始めているといってもいいだろうねえ。丸という主力打者を引き抜き戦力を削ぎ落し、カープ専属のスコアラー、偵察部門を強化、そしてカープの主力を知り尽くした参謀の入閣とね、そういった巨人の企業努力が実を結んだ部分というのは否定出来ない結果になっているよな。

このまま巨人を「苦手」としていくのであればV奪回など難しい。ちなみに今季V奪回ができずにBクラスなら黄金時代は終わりよ。ブログのタイトル変えなきゃならん。頼みますよ、カープの皆さん(笑)

3番堂林が機能!クリーンナップで8打点!

SNS上では巨人戦での不甲斐なさの中で唯一光っていた、打撃好調の堂林の3番起用論に花が咲いていた。6,7番ではもったいないというご意見はごもっとですなぁ。

ここにきてピレラが調子を落としてる。メンバーは変らなくても打順は色々変えてやってみるのもいいよな。

そして、このゲームで堂林が3番に座った。3番堂林、4番誠也。この並びを開幕前に予想した人っているのかねぇ?本当に堂林に関して言えばうれしい誤算以外の何物でもない。本当に大きいよな。

ただ、心配なのは3番という打順に堂林本人がどんな反応を示すのか?という点だった。いわゆる「打順負け」で自分の打撃を見失ってしまうのでは?堂林3番に喜びと驚きを感じたと同時にそんな「心配」も顔を出した。

ところがいざ試合が始まったら打つわ、打つわの3打席連続2塁打とダメ押しのきっかけとなるヒットを打って4安打。打点はつかなかったけど、自身が塁に出てチャンスを作り、4番、5番が返す理想的な攻撃の原動力になった。9得点の内、8打点がクリーンナップ。理想的だよな。この試合だけで給料300万くらいあがったんじゃねぇかねぇ(笑)。

堂林の頭の中では「打順」なんて考えていないのかもしれない。来る球に集中し自分の打撃だけを心掛けている。相変わらずインコース打ちの技術というのは崩れていないし、外の変化球も見極められている。これがもし打順を意識してなんでも手を出すと打撃が崩れる可能性が高い。堂林の打席を見て、そういった「邪心」が全く感じられない。一心不乱に野球を追い求める姿ってのは堂林らしいと言えば堂林らしい。

ヒーローインタビューを受ける姿も覚醒している自分に戸惑いすら感じているようでね、プロの飯を10年以上食っているわりには謙虚な姿勢がにじみ出ていた。この性格が後輩の誠也から教えを請える要因でもある。今季、これから試合に出続ければ様々なカベにぶち当たるだろう。それこそ秋季キャンプ、春季キャンプのことを思い出してシーズン完走してほしいよな。

堂林、実は守備も華麗なんです

開幕してからメヒアのサードの守備に見慣れたせいか、やけに堂林のサードの守備が華麗に見えるのはアタクシだけじゃないだろう。

昔、失策王を取ったことのある堂林。その失策のほとんどがスローイングによるもの。今季もすでにやらかしているけどな、取る方に関してはこのゲームでも大瀬良を助けるファインプレーをやってのけたよな。

それとゴロを取ってっからスローイングに移るステップの踏み方ね、たまにバタバタすることはあるんだけど(笑)、ハマった時の動きは「華麗」そのもの。三塁手の見せ場だよな。

かつて長嶋茂雄さんが野球ファンを虜にしたのは勝負強いバッティングもさることながら、その華麗な守備。子供の時、長嶋さんのマネと言えばバッティングフォームより守備をマネする子が多かった。打撃は一本足打法の王さんが圧倒的だった。そのくらい長嶋さんは守備にこだわりがあった。

特にゴロを裁くのが大好きで「ここが見せ場」とばかりにゴロならセカンドゴロまで取りに行ったそうな(笑)。逆に見せ場の無いフライ処理は消極的で、フライは全部ショートの広岡さんに任せたなんてぇ笑い話もある。

話がそれた。堂林のゴロを取ってからスローイングの流れってのはその長嶋さんとかぶる。最近は捕球してからすぐ投げる三塁手が多いし、ステップもワンステップ位の選手がほとんど。

堂林の場合は3ステップ位踏んで投げる。このステップもあまりバタバタ感がない。投げた球がどこへ行くのかは別にしてこの辺の流れってのは見ていてプロらしい。今後もサードに定着するのであれば、この辺をマネするチビッ子が増えるんじゃねぇかねぇ。

大瀬良、粘りの投球で3勝目

連敗ストップのミッションを受けマウンドに上がった大瀬良。正直真っすぐの走りが悪く、コントロールもよくなかった。だけど6回を2失点でまとめたあたりはエースの自覚をうかがわせるよな。

特に最後の6回は結果次第ではヤクルトに流れが行きそうなところを「踏ん張れた」。昨日の記事巨人に「予想通り」の3連敗で最下位転落。「監督無能」を叫ぶより投手陣に培ってほしい「勝負勘」でも書いたように投手の粘りってのでチームを勝利に導くってのは優勝する上では大事な要素。それを身をもって体現してくれた。そら、白星が転がり込むのも当然だよな。

ピンチも菊池の絶妙な守備位置取りでセカンドライナー、堂林のファインプレーで踏ん張れた。6回だけではなく毎回ランナーを出しながらも踏ん張る姿を見せていれば、野手も助けてくれる。クリス君、わかったかい?

DJジョンソン、少しずつ良くなってきた感じしませんか?

7回からは継投に入った。一岡は球の勢いが戻ってきたね。真っすぐで空振りが取れていた。好印象だよな。

少し見直したのがDJジョンソン。まぁこれまで登板すれば失点していて「ダメ助っ人」の烙印を押されかかっている。まぁ今季はコロナの影響で新たな助っ人を引っ張ってくることができない。ベンチとしてもDJやスコットにはポジションは別にしてある程度使える投手になってほしいという思いはあるだろうねぇ。

巨人との初戦は失点はしたけど自責は0。一昨日はヒットを許したけど無失点。そして昨日はヒットは打たれたけどアウトは全部三振。ポジションは違えど、開幕前にDJに期待したピッチングがようやくできるようになった。

もちろん、昨日がたまたまだったかもしれん。でも内容は非常によかった。

以前にも書いたけど、全体的にDJの球は「高い」のよ。真っすぐもナックルカーブもみんな高めのストライクゾーンに来てしまう。これでは打たれるのは当たり前。全体的に高いのでストライクとボールの見極めも容易。

しかしこの日は真っすぐも打者のベルトより下にコントロールされていた。低め低めを意識していたように思う。そうなるとある程度、スピードのあるナックルカーブが効いてくる。

この日のナックルカーブは低めのストライクゾーンからガクンと打者の手前でワンバンする感じ。これをヤクルトの各打者が振ってしまっている。本来はこういう投手なんだと思う。

これなら、球種が2つでも1イニングくらいなら何とかなる。これにチェンジアップを織り交ぜれば右打者は厄介。少し光が見えてきたような内容だったよな。

あの風貌でうちの子供たちもすっかりDJを覚えてしまった。「今日はDJ投げないの?」と聞いてくるくらい。今後も出番が増えれば人気も出てくるだろうねぇ。

ベンチに戻った後、澤崎コーチから一言、二言アドバイスをもらった後に、DJがペコリとお辞儀していたのが映し出された。謙虚に日本野球に取り組んでくれている姿勢がにじみ出ていた。なんとか日本で成功してほしい。まぁカープの助っ人陣にはみんなそういう想いで見ているけど、DJには情が移ってしまいそうだよ。(笑)頑張ってほしいよな。

さて、連敗は止まった。ここから巻き返したいよな。今日から土日もナイトゲーム。じっくり見られそうだよ。ただお酒の量は増えそうだ。気をつけないとな(笑)

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