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実現するのか!?長野・ピレラの1、2番と薮田の先発ローテ入り

V奪回のキーマン
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 「オープン戦、ヤクルト-広島」(10日、神宮球場) 降雨のため2回終了ノーゲームとなったが、広島は新1、2番コンビが存在感を発揮した。

情報源: 広島 長野・ピレラの1、2番が存在感 朝山コーチ「“タナキク”と変わることも」

カープはオープン戦で関東入り。こっちで数試合行って、最後は例年通りソフトバンクとの対戦でオープン戦を締めくくって、さぁ開幕となるんだけどな、今季はちょっと勝手が違うよな。

昨日の総理の会見では「あと10日くらい様子を見よう」という趣旨の発言があった。ヨーロッパやアメリカではコロナの拡大が深刻になってきた。お隣の韓国も。どうだろう入国、渡航の制限は引き続きだろうけど、アタクシは3月20日前後で一定のメドが立つように思う。まぁ願望がかなり入っているのが正直なところよ。

開幕を2週間ずらすとして4月上旬の開幕としても、その間の調整というのは難しいよな。これまで順調に来ている大瀬良や森下にとってはもどかしいだろうし、オープン戦で散々だった九里や薮田、フランスワあたりは逆に逆襲のチャンスだよな。

当然、オープン戦の日程が終了して開幕までボケっとしているわけではないだろう。練習試合や紅白戦、いやいや関東ならプロ同士の練習試合だって組める。まぁそうなるとカープは地理的な不利が生じるだろう。ここがちと心配だよな。

もう一人、開幕が伸びたことで安堵している選手がいるかもしれん。そう、新助っ人のピレラだよな。

慣れないサードのポジションで暴投を連発。その影響か打撃でも精彩を欠いていたよな。

とにかく「打ってもらう」ために獲得した選手。以前にも書いたけど守備の失敗には切り替えて打撃に専念してほしいってのはあるけど、根が真面目なだけに引きずっちまう。とにかくサードの守備に少しでも慣れてもらうことがピレラにとって一番いいことなんだろうねぇ。

昨日のヤクルトのオープン戦。雨天コールドにはなったけど、1番長野、2番ピレラの並びで得点できた。マスコミは「新打線」ともてはやしているよな。果たしてこの打順というのは実現するのだろうかねぇ?

個人的には非常に魅力的に映る。以前にも書いたけど、カープは走ることを忘れかけている。広島野球と言われた盗塁や細かい野球ができなくなっている。アタクシはそれはそれでいいと思う。

ただ、できないくせに打順は相変わらず1,2番に足の速い選手を揃えたがる。タナキクマルがいい例で3番までそういう選手を並べたがる伝統があるよな。

アタクシは、機動力野球をやらない、いや、出来ないなら、そんなの辞めちまえと思っているんで、この1,2番というのは公式戦で「見てみたい」と素直に思う。

ただ、これを実現するにはハードルがある。この二人をスタメンに出すというのはピレラがサードを守るという大前提がある。守りの野球をやるなら、投手の目から見ても「不安」を抱えての試合になるよな。果たしてこれがチームにとってプラスになるのかと言えば、現時点では合格点は難しいよな。

いっそのこと、内野3人、外野4人にすっかね(笑)

この1,2番というのは練習試合かオープン戦の最初かは忘れたけど、以前にもあった。その時は長野やピレラに「多く打席に立たせるため」という目的であって、この1,2番を試そうという意図は感じられなかった。

しかし、延期にはなったけど、ぼちぼち開幕、オープン戦の残り試合を考えるとこのタイミングでこの1,2番というのは朝山コーチの「やる気」を感じさせる。個人的には面白いし、この後に龍馬、誠也、松ちゃんとなればこれはこれで相手投手にとっては脅威だろうねぇ。ある意味「顔」で野球ができる。

開幕延期はこの1,2番実現に向けて追い風かもしれん。少しでもピレラにサードの守備の不安を取り除けるといいよな。

オープン戦で結果の出なかった投手にとっても追い風になるかもしれん。昨日先発した薮田はキャンプでの実戦で散々な結果だった。遠藤も千賀フォームで出遅れたけどここに来て信頼を取り戻しつつある。ファームに行った九里にも時間が与えられたよな。

故障中の野村や中村恭にとっても恵みの延期と言えるかもしれん。まぁみんな延期の間に調子や体調を取り戻せればの話だけどな。

薮田は2イニングを無失点。少しは手ごたえを感じたんではないかねぇ?とにかく苦しんだ制球難も克服されてきた。

ただ、気がかりなのは打順が一巡してからの投球だよな。3,4回あたりをどう切り抜けるかが課題だろうねぇ。

この日の投球も落ち着いていたけど、先発投手は長いイニングを投げるわけで、必ず、1,2度のヤマが訪れる。このヤマを乗り切れば勝ち投手の権利を持てるけど、乗り切れなければベンチの信頼は低下する。

勝てる投手というのはこのヤマを乗り切れる武器を持っていると強い。キメ球であったり、ギアを入れるタイミングを心得ていたり、コントロールであったりと武器は様々。

15勝した時の薮田には間違いなくその武器があった。空振りを取れるキレのいい真っすぐとフォーク。しかし今の薮田にはそれはない、力が落ちているといってもいいだろうねぇ。

なぜ、それが影を潜めたかと言えば、近年悩まされている「制球難」だよな。1度四球出すと止まらない。そんな悪癖が薮田を苦しめてきたわけだよな。

その悪癖を封じ込めるために犠牲にしたものが空振りを取れる真っすぐであり、その真っすぐを生かしたフォーク。

この武器がないとさすがに打順が二巡目三巡目となればかなり厳しくなるよな。球を見極められて四球なんてぇ出すと一気に崩れる危険性ははらんでいる。

こういったピンチである意味「ヤケクソ」で渾身の真っすぐが投げられるようになっていれば見通しは明るいだろうねぇ。昨日の登板ではその辺を見てみたいと思ったけどな、天気には勝てん。次の登板でぜひそういったところを見てみたいもんよ。

3連覇の後Bクラスに転落。監督も代わった。バティスタが抜けたけど、後の顔ぶれはそんなに変わっていない。ならば、これまでとは違った何かをやっていくこともV奪回の条件になるだろうねぇ。

長野・ピレラの1,2番や薮田のローテ入り、ルーキー森下のローテ入りや勝ちパターンの再編など、やはり変化が欲しいよな。その辺が現実となれば、新たな競争原理が生まれますますいいチームになっていくだろう。この開幕延期がカープにそういった好循環を生むことになれば、それはそれでうれしいこと。さぁて、延期になった期間にどんな選手が立ち直り、出てくるのか?楽しみだよな。

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