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大技・小技・隙をついての機動力で巨人に大勝&カード勝ち越し!!マクブルームにも待望の一発!!

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島-巨人」(7日、マツダスタジアム) 広島が新外国人、ライアン・マクブルーム内野手(29)の来日初本塁打で同点に追いついた。

情報源: 広島・マクブルームが来日初本塁打で同点 巨人先発堀田から 「しっかり捉えることできた」
カープはこれまで11試合消化した時点でホームランはたったの2本。寂しいよな。このペースで行ったらシーズン本塁打は何本になるんだろう??計算してみるとなんと26本(笑)困ったもんだよな。

マクブルームが待望の来日初HR!!大技で同点に

まぁどう考えてもシーズンチーム本塁打26本ってことはないとは思う。カープに不足している一発ね、それを補う大砲候補であるマクブルームがいよいよの来日初アーチを放った。打った瞬間といった打球だった。やはり助っ人のパワーというかね、この打った瞬間にそれとわかるってのはプロ野球の醍醐味だよな。このマクブルームが一人で26本くらいは打ってくれるとなれば、これはこれで非常に大きいだろう。その1歩を12試合目で踏み出せた。これからもきっと打ってくれるだろう。
マクブルームは昨季のクロンと違って打撃フォームがシンプルでとにかく頭が動かないよな。だから日本の投手の変化球や外の出し入れ、その外の球をより遠くに見せるインコース攻めにもさほど振り回されることはないだろうねぇ。まだまだカードは一回りしていないし、毎試合見たこともない投手との対戦が続くんで神経使っていると思うけどな、やはり1発出ればホッとするし、肩の荷も少し降りただろう。そんな矢先に頭部に死球を受けて退場となった。まぁ歩いてベンチに戻ったんで大丈夫だとは思うけど、これを機に打撃フォームが崩れたり、踏み込めなかったりとなるのが心配だよな。今日のゲームの出場は状況を見てとのことだけど、いい感触のあるうちに打席を重ねたいだろう。無理はしてほしくないけど、早く次の打席を見てみたいよな。とにかくカープ打線には絶対に必要な一発を打てるピースなだけに欠けるとなれば非常に苦しいからねぇ。

このマクブルームの放った一発というのは大きな意味もあったと思う。先発の玉村が立ち上がり乱調で2点を先制された。1点を取るのに苦労した前日のゲームの内容からすれば、先制された2点はかなり重く感じただろう。それを一撃で振り出しに戻したわけだから、改めて一発の力がどれだけ大事なのかってのを再確認できたよな。先発玉村もこの一発で引き締まっただろうし、打線にも1本芯が通ったというかね、このゲーム勝とうという気持ちを強くしたんじゃないかねぇ??マクブルームには今後も期待が広がるよな。

玉村、見事な立ち直りを見せ7回2失点で今季初勝利!!

先発は玉村。まぁ初回の段階で、玉村が7回を2失点で抑えるなんて想像もできなかったくらい立ち上がりは悪かったよな。たった4球で連打を浴びて無死満塁。岡本に2点タイムリーとくれば、この回何点取られるんだ!?となったカープファン同志も多かっただろう。しかしここで開き直って後続を断った。これが大きいと思うし、これが玉村のいいところというかね、切り替えて開き直ってという投球ができる。踏ん張りというよりは切り替えて思い切って投げ込めるところがこの投手の若さであり、良さだと思うんだよな。じゃ、なきゃ高卒2年目の昨シーズンで夏場から最後までローテなんて守れないよな。味方が追いつき、3回のピンチをしのいでから波に乗った。この若さでゲーム中に修正できる投手というのはなかなかいない。個人的には本当に将来が楽しみな投手。今季初勝利も手にしたし、今季はぜひ昨季の勝ち負けを逆転してね7,8勝くらいはしてもらいたいよな。

「最低」の仕事で勝ち越し!!「最悪」じゃなかったのがよかった!?

勝ち越したのは2回。先頭の長野が四球。末包のヒットはどん詰まりが功を奏し無死1,3塁の形を作った。打順は好調の上本。ただ、ここのところスイングに力みが感じられるよな。次は玉村だから上本のところで何とか点が入る形にしたかった。もちろんタイムリーが出れば一番いいんだけど、仮に歩いて無死満塁のケースを作って玉村の方が難しくなる。仮に上本が何も生まない三振や内野フライだとせっかくのチャンスもスコアボードに「0」が入る可能性も出てくる。そうなると流れが巨人に行ってしまうだろう。ここでも上本に求められるのは「最低でも…」という仕事。決して「最悪」な形を作らないようにしてほしいというのがベンチの考えだろう。ここで上本はショートゴロゲッツー。無死で内野は下がっていたからホームには投げなかった。このゲッツーの間に長野がホームインで勝ち越した。「最低でもゲッツー」で勝ち越した。アタクシはこの「最低な仕事」でも勝ち越せた。これが一番大きかったように思うねぇ。これがもし「最悪」の三振や内野フライだと玉村が倒れて2死となるとかなり点を取るのが難しかったと思う。早い段階でスコアボードに1を刻めた。大きかったと思うねぇ。

ベテラン長野がスタメンで3打点の活躍!!

昨季のカープだとせっかく勝ち越したにもかかわらず追加点が取れずに終盤にひっくり返されるパターンを繰り返していたよな。前日のゲームでも序盤に取った1点を守り切れなかった。いくら投手がいいとはいっても1点で終盤は今の野球ではリードでもなんでもない。点を積み重ねて少しでも点差を広げておくのが勝利への近道だよな。そういう意味では4回に長野のツーベースで4点目が入った。これも大きかったよな。7回にはとどめの2点タイムリーでスタメン起用に応えた。この日のヒロインは当然長野かと思ったけど出てこなかった(笑)。若い玉村に譲った形になったけど、長さんらしいといえば長さんらしいよな。守備でもスライディングキャッチを見せて巨人の反撃の芽を摘んだ。まだまだ元気だよな。この日のスタメン起用の意図は今一つわからなかったけど、野間を筆頭に若手の外野手が今一つピりっとしない。今後もスタメンで出るケースは増えるかもしれんよな。

小技と隙をつく走塁で引き離す!!

2点差で7回。玉村は7回を投げ切った。ここでお役御免。打席には代打の堂林。ここのところアピールができていない中で途中出場で2本の長打。いずれも得点に絡んでくれたよな。このチャンスで巨人の内野陣にミスが出た。龍馬のファーストゴロをベースカバーに入った廣岡が捕球できずチャンスが広がった。無死1,3塁だよな。ここで菊池は見事にスクイズ成功。たぶんセーフティスクイズだったと思うし、これはランナーが堂林だったから成功したようなスクイズに見えた。この場面1,3塁だからファーストはベースについている。高梨は左投手だから投げた後のバント処理は3塁方向に動くのでスクイズをするのであれば、ファースト方向だよな。ただバッテリーも警戒しているから堂林もリードを大きく取れない。菊池のバントがゴロになったのを確認してからのスタートだったのでこの辺は菊池と堂林の呼吸というかねぇ??そういったものが成功した要因だったように思う。
続いて3番小園。チャンス拡大のために送りバント。まぁバッティングの調子が悪いからな、3番でも当然のサインだろうねぇ。送りバントは成功。捕球した捕手・小林がファーストへ悪送球。「やっちゃったなぁ~」なんて反省しているスキを突いて龍馬がホームを陥れた。この点も大きかったよな。この辺の堂林の走塁、龍馬の走塁、それから4回の長野のタイムリーは3塁線を破るあたりで走者が坂倉、まだ無死ということであれば、本当は3塁ストップなんだろう。それをスキがあるとみて一気にホームを駆け抜けた。この辺はやはり今季から「定位置」の3塁のコーチャーボックスにいる河田ヘッドの力を感じるよな。河田ヘッドもベンチにいるよりはこちらの方がいいのだろう(笑)いい仕事をしてくれているよな。

どんな形でも点を取ってペースを握る野球

カープのこれまでのチーム打撃成績を見るとチーム打率はダントツのトップ。安打数もトップ。でも本塁打数は3本でダントツ最下位。見事な「鉄砲隊」ぶりだよな。得点は今のところリーグ2位だけどこれは開幕カードで稼いだもので、昨日の記事でも書いたけど、あれは夢みたいなものよ。現実は前カードの中日戦や巨人との初戦、2戦目ね、これが本当のカープ打線の姿だと思う。
でも点の取り方ね、これは何もホームランやタイムリーヒットだけじゃないよな。この日のゲームのようにゲッツーの間に勝ち越したり、スクイズ、そして走塁でもぎ取った点もあった。そこにマクブルームの一発や長野のヒットが絡んで9得点。割合は半々くらいだろう。この日のようにイニングにとらわれずにチャンスがあれば何が何でも点をもぎ取ってくる姿勢ね、アタクシは非常に大事なように思う。この日の巨人打線もかき回されて攻撃に集中できないようだったし、今後もマツダでやるカープ戦は「なんかイヤだな」というイメージを植え付けられたと思うし、これは今後の対戦でも生きてくるだろう。こうしてどんな形でも点をもぎ取ってペースを握る野球を続けていけるのであれば、アタクシは自然と長打がでるようになったり、タイムリーが出るようになると思う。これまではあまりにも「打って」点を入れなきゃというイメージがチーム内で強かったように思う。それがプレッシャーとなって「あと1本が…」といったムードになってしまうんだろう。この日のような点の取り方は今のカープにとって理想だと思うし、これなら十分戦えると思うんだよな。
さて、今日から舞台を甲子園に移しての阪神戦。前回は3タテできたけど、阪神もようやく白星をゲット。その後はまたイヤな負け方をしているけど、前回のようにはいかないだろう。気を引き締めてしっかり戦ってほしいよな。まずは首位の巨人に勝ち越せたのは自信になる。この自信もどんどん積み重ねていけば大きな力になる。戦いながらいろんなものを積み重ねて強くなる。そういうシーズンになるといいよな。

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コメント

  1. セブン より:

    誠也が抜けた後に皆んなが心配してるホームラン。
    マクブルームがまだ未知数な状態で開幕のスタメンで菊池が2番⁉️しかも1回から送りバント?緒方時代から変わらないなぁ…。丸、バディスタが抜けた後に誠也の次にホームランを打ってるのは菊池なのに相変わらず1点しか取りに行かない指揮官というかカープ首脳陣。
    投手が1番不安な初回に1アウトを献上する元投手の監督。プロの方々はご承知なんですが年間450〜500打席で250、270、300の打率で年間安打数を計算すると、これだけしか変わらないの⁉︎と思う差しかない。そこから長打を打てる人がどれだけ貴重かをもっと重要視して欲しい。チーム防御率が年間で0.32を超えないなら今の打線でも上に行けるだろうけど、ヒットが続かない時の長打の重要差と相手投手に与えるプレッシャーの為に打順の変更しないとね!

    • セブンさま
      確かに菊池は毎年2ケタ以上のホームランを打っていますね。ただ、ホームランを菊池に期待するというのは個人的にはそう打線をイメージすることができません。現状、アウト一つを犠牲にしてでも相手投手にプレッシャーを与える作戦は「今のところは」うまく言っていますがシーズン通しては難しいでしょうねぇ。
      長打がないのは初めからわかっているのに野手助っ人が一人だけという部分がアタクシは疑問に思います。あとは末包や中村健が早くプロになれて2ケタ打てると変わってくると思います。
      コメント、ありがとうございました。

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