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若手の突き上げ?力不足??野間、薮田など4選手が2軍落ちも逆襲に期待。

愛すべき赤ヘル戦士
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広島が合同練習再開2日目にして4選手が2軍降格となった。1軍での経験十分な野間峻祥外野手、上本崇司内野手、薮田和樹投手に加え、田中法彦投手が荷物をまとめた。野… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 広島野間「打たないと意味がない」4選手が2軍降格 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
昨日、巨人とヤクルトのオープン戦を軽~く見た。菅野がマウンドに上がっていた。まぁ逆算していくと開幕までちょうどあと3週間。逆算していけばこの2,3日で先発で投げる投手が開幕投手候補ということになる。カープでは明日のオープン戦開幕戦は大瀬良が先発。九里も投げるようだねぇ。森下は7日日曜日の登板予定。まぁ天気が心配だけど数少ないオープン戦だからな、順調に消化してもらいたいもんだよな。昨日の記事いよいよ6日に西川龍馬が1軍復帰で気になるカープの「センターライン」と「ベストオーダー」で西川龍馬が1軍合流の話を書いた。上がってくる選手もいれば落ちる選手もいる。今後オープン戦が行われるにしたがって1軍にいる選手たちを開幕に向けて削ぎ落していかなきゃならん。ここからが本当のサバイバルだよな。キャンプで結果を残してきた選手はここからが正念場。ベンチ入りの数は限られているけど、できればみんな頑張って残ってほしい。それが率直なカープファンの気持ちだろうねぇ。ファーム行きを通告されたのが薮田、野間、上本、田中法の4人。今日はこの4選手についての想いを語ってみようと思う。

薮田、改善してほしい「炎上癖」と投球フォーム

まずは投手陣から。紅白戦で屈辱のイニング途中での攻守交代を命ぜられた主演男優、薮田だよな。降板後に「炎上すれば次はない」と佐々岡監督の口から発せられたように、ある意味「予想通り」の2軍行きの通告。まぁ当然と言えば当然だろうねぇ。とにかく薮田という投手は15勝したシーズン以外で印象に残っているのは「大炎上」の記憶しかない。それだけ安定感に欠ける投球を続けている。そういった印象だよな。まずこの「炎上癖」を改善しない限り、今後はどんどん出番が減っていってしまう。そんな感じだよな。同じ炎上をするにしても若手投手の方がまだまだ見込みがある。今季は大卒社会人の即戦力投手が入団したこともあって、中堅どころに差し掛かってきた投手が押し出される形になる。1軍キャンプに呼ばれなかったドラ1の岡田がその典型だし、薮田もその部類に分類されたと言っていいだろう。毎年若手がどんどん入ってくるわけで、結果が出せなければ当然1軍から押し出されてしまう。厳しい世界だよな。ではなぜ薮田はこうも炎上してしまう投手になってしまったのだろうか??
薮田の特徴というかね、生命線はその独特の投球フォームにあると思う。足をあげてテイクバックに入る時から右腕をたたんだまま、内野手のように耳の横から球を投げるような独特のフォーム。このフォームが安定するか否かが大きな影響を及ぼしているように思う。その独特のフォームの割には球種が豊富。真っすぐとフォーク、カットボール、シュート、そしてあのフォームからカーブも繰り出す。亜細亜大学伝統のツーシームはあまり得意ではない印象だよな。17年に15勝した時は同じ軌道から繰り出す真っすぐとフォーク。これは2種あったように思う。カウントを取る小さく落ちるフォークと決め球にもなる大きく落ちるフォーク。速球系の球を投げ分けて打者を翻弄した。とはいっても投球の生命線は何といっても真っすぐでこの時の真っすぐは素晴らしく、何度も痺れさせてもらった。若武者・薮田に痺れてあたしゃ2度目の感電死。このキレ、スピート、走りの3拍子揃った真っすぐと同じ軌道でフォークやシュート、カットと速球系の変化球で打者を翻弄した。まぁ誰でもそうだろうけど、投球の基本はやはり真っすぐだよな。その後不振が続いたのは制球難が原因。よく引っかけてワンバンドやとんでもねぇ高いボール投げたりとね、ここは独特のフォームから繰り出す球のリリースポイントが非常に不安定になった。どこかで狂いが生じると歯車がかみ合わなくなり、コントロール、球の走り共に上手くいかなくなる。こういうことなんだろうと思うんだよな。と、なるとフォームの改善という選択肢も浮かんできそうなもんだけど、そこに着手しないということはフォームへのこだわり、またはこのフォームが一番しっくりいく、そして故障の経験もあるんでそれを防止するために今のフォームになったのか??まぁ定かではないけど、正直、このフォームの改善がないとかなり苦しい。そんなふうに見ているんだよな。フォーム改良ができなければ今のフォームで体全体が連携してスムースに投げられるようにするしかない。まだ、開幕もしていないし、時間もある。また再び痺れるような奪三振ショーを繰り広げる薮田を見られる日が来るのだろうか??頑張ってほしいよな。

田中法は1軍キャンプ初参戦でいい経験に

もう一人の投手は田中法だよな。昨季はウエスタンのセーブ王。将来が楽しみな投手だよな。そこを見込まれての1軍キャンプ抜擢だっただろう。しかし残念ながらやはり若手投手といった域を出なかった。自分の力不足、足りない部分がたくさん見えた1軍キャンプだったに違いない。課題をたくさん見つけられたんじゃねぇかねぇ?ずば抜けて球が早いわけでない。まぁまだプロ3年目だからね、これからもっと球速は出るんだろうけど、それを補うコントロールも今一つ。これといった特徴がない。そんな印象を持った。それとやはり1軍の雰囲気にのまれているような印象もあった。まだまだ勉強しなきゃいかんと事は沢山ある。そんな感じだよな。いい経験をしたと思う。まだまだ可能性のある若者。どんどん吸収して近い将来1軍のマウンドで活躍する日を楽しみしているよ。

上本の2軍落ちは残念。でもきっとまた這い上がってくる

昨季のこの時期、守備走塁だけでなく打撃に力を入れて開幕1軍の座をつかんだ上本。ムードメーカーとしても欠かせない存在だったし、菊池の休養日にはスタメンに名を連ねた。スタメンで出てその大変さや難しさも味わったことだろう。そして涙のサヨナラヒットも強烈に印象に残っている。しかし今季1軍キャンプで羽月が猛烈なアピール。そしてルーキーの矢野も非常に面白い存在になってきた。そうった若手の台頭に押し出された。まぁ力が同じなら若手にというのはどこの世界でも一緒だよな。確かにこのキャンプはあまりアピールできなかったというのもある。悔しい思いをしているだろう。それでも河田ヘッドからはこのキャンプで様々な注文を受けて捕手の練習にも取り組んで来た。決して不要な戦力ということではない。ファームでまた泥臭く、キャンプでやってきたことを磨いてね、絶対に上本が必要という時が来るからしっかり準備をしておいて欲しいよな。

激戦の外野手争いから野間が脱落

河田ヘッドが復帰となって、一番変わるのは野間ではないか??そんな声もあったけど、このキャンプで野間が目立ったという印象は薄かったよな。大盛の台頭もある。松山が外野手に挑戦、正髄がキャンプで長打力をアピールした。様々な要因で野間がはじき出された。残念ながらこのキャンプを見る限り妥当な選択だろうねぇ。
野間本人は外野手は打たなきゃダメと言っている。確かにそうだろう。外野手のポジションは打ったもん勝ちの要素が濃いよな。でも野間にはそれ以外の武器もある。足や守備だよな。その辺のアピールもマイナスポイントの方が多かったように思う。盗塁でアピールすることもできなかった。試みても全部アウト。正直、野間より足は遅いけど、堂林の方が盗塁のセンスを感じるよな。実戦形式で牽制死もあった。この辺は相変わらずといった感じだよな。緒方監督1年目のドラフト1位だから今季で7年目か??そろそろ身体能力と馬力だけではいかんだろうねぇ。特に走塁での駆け引きね、投手の牽制の癖や投手の持ち球や配球の読み、捕手の肩などの情報をもとに盗塁を仕掛けていくといった「頭」の部分の成長も要求されてくるだろうねぇ。野間が1軍に戻るためには個人的にはここでいかに首脳陣の信頼を取り戻すか??確かに打撃も大事だしレギュラーを取るためには必要な要素だろう。でもまずその前に野間には払しょくしていかなきゃならんイメージというかねぇ??特に走塁の大事な部分で野間を使ってよかったと思わせるプレーをやっていかなきゃいかん様に思う。ストレートに言えば「チョンボを無くせ」ということかねぇ。ゼロコロナなんて言われるけど、「ゼロチョンボ」を目指してやってほしいよな。そして、代走で起用されれば盗塁を100%成功させるようなね、そういう「戦力」になるためにファームで課題に取り組んでほしいよな。
野間のような選手が1番に座ると本当に面白い野球が展開できると思う。田中広輔や西川とは全く違う1番像ね。出れば必ず走る。足を絡めた小技もある。何をやってくるかわからない。野間の身体能力をもってすれば、そういう打者になれば本当に脅威になると思う。誰もが認めるその身体能力を生かすも殺すも野間次第。このファーム落ちをきっかけに一皮むけた選手になってほしいよな。

こうして開幕までに一人、また一人と脱落していくだろう。逆に上がってくる選手もいる。今キャンプは1,2軍の入れ替えがなかっただけに見ておきたい選手は何人かいるかもしれん。教育リーグでもバンバンアピールしていけば声がかかりやすい環境かもしれんよな。昨日記事でいよいよ6日に西川龍馬が1軍復帰で気になるカープの「センターライン」と「ベストオーダー」今考えられるオーダーを書いてみたんだけど、基本これまでと一緒といった感じになる。しかし開幕メンバーとシーズン終盤ではガラリとオーダーが変わる可能性がある。いや、変わらなきゃ優勝なんて狙えないと思う。変わるということは新たな戦力の台頭を意味するわけで戦いながらチームが成長している証でもある。ファーム落ちを命ぜられた選手、故障でファームにいる選手、そして沖縄に呼ばれなかった選手もまだまだチャンスは沢山ある。一人一人の頑張りが優勝につながるわけでね、選手一人ひとり課題克服に頑張ってほしいよな。

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