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ファームで元気な若鯉たちの抜擢を。助っ人枠は撤廃し若手・純血で活路を見い出そう!

愛すべき赤ヘル戦士
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 「広島1-8中日」(11日、マツダスタジアム) 広島の島内颯太郎投手(23)が、完璧投球で中日打線をねじ伏せた。六回から登板し、2回無安打無失点。5奪三振の快投だった。

情報源: 広島 敗戦も島内は圧巻の2回5K 佐々岡監督の評価も上昇中

真夏の9連戦。5勝4敗と勝ち越しはしたものの、最後を連敗で締めくくる結果になった。昨夜は久々にイライラしない平和な夜を過ごすことができたよ(笑)。

ここまで45試合を消化。18勝23敗4分、借金5で首位とのゲーム差は8。一時は6ゲームまで縮まったけどな、やはり「連勝」をしないとなかなか首位の尻尾を掴むことはできないよな。

昨季は開幕からつまづいたものの「大型連勝」で借金を一気に完済したりもした。ポテンシャルはあるんだろうけど、その力を上手に発揮できない。

佐々岡監督の采配というのが話題にはなっているものの、3連覇の経験をした選手がほとんどなわけで、ある意味選手の力で監督を引っ張っていくくらいの気概が欲しい。なんせ、カープベンチは「指導」の経験はあれど、「勝負」の経験に乏しい。このブログでは再三指摘しているけど、連覇を経験している高ヘッドがもっと前面に出て選手を鼓舞していかないといかんような気がするんだけど、どうも「監督の腰ぎんちゃく」の域を出ない。困ったもんだよな。

シーズンは残り75試合。ここら一旦、カープの戦力とベンチの采配をおさらいしてみよう。

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助っ人陣の不振。これが結構デカい

ここの所、スタメンを見てみると1番から9番まで漢字が並ぶ日が増えてきたよな。野手の助っ人ピレラが開幕当初に比べると調子を落としている。まぁ調子を落としているというよりは他球団に研究されているという結果だろうねぇ。

超積極的に振ってくるピレラ。攻撃的1番打者、2番打者、そして下位打線の核として期待していたし、非常に面白い存在だった。

ただ、開幕1か月くらいしてからはなかなか快音が聞かれないよな。これはどの助っ人も必ず通る道で日本人投手の「インコース攻め」にやられてしまっている。助っ人が活躍できない「定番コース」、いわゆる「A定食」みたいなものよ(笑)。

この「A定食」。特にピレラのように右肩の入りが早くて深いスイングの打者はインハイはバットに「当たらない」。そこを突かれると痛い。だからインコースを打てるように少しベースから離れて立ったり工夫はする。

そのインコースの印象が強いがゆえにアウトコースの球の反応が鈍る。インコースに目付しているからボール球で手を出しカウントを稼がれて、アウトコースよりの真っすぐを見逃して三振なんてぇ場面が増えてきたのも、その影響だろうねぇ。

いかにピレラの頭の中でインコースを消すことができるかってのがポイントなんだろうけどな、この辺、打撃フォームも少し崩しているだけあって、打率3割ってのは相当難しいと思う。使い続けても率は.250くらいといったところだろうねぇ。

ちなみに「B定食」はアウトコースの出し入れにパニくってしまうパターン。よく、外のボール球に手を出す助っ人ね、これ完全に「B定食」にハマったパターンなんだよな。

いずれにしても数少ない野手の助っ人がこれでは厳しいよな。

スコットは自信喪失、DJは引き出しの少なさで1軍では使えない

中崎が昨年手術、フランスワも調子を落とし、開幕前のブルペンの中心を期待されたスコット、DJがともに期待に応えられていない。まぁこの辺の不調?で、開幕までに勝利の方程式が定まらなかったのが、出遅れの最大の原因だろうねぇ。

スコットは完全に「自信喪失」といった感じだねぇ。恐らく今季1軍に上がってくることはないだろう。個人的には日本向きかと思ったんだけどな、再び光を浴びるには心のリハビリも必要だろう。

DJは得意のナックルカーブと真っすぐ中心。真っすぐは速いんだけど、コントロールが甘いのととても球は素直というかねぇ、「打ちやすい」。もう少しクセのある真っすぐだとナックルカーブが効いてくるんだけど、こっちの方もコントロールが不安定。まぁ日本の試合球がもしかしたらアメリカと違うっていう影響もあるかもしれんけど、やはり勝負どころでの起用は難しい。結局はビハインドの場面や「敗戦処理」で使う以外、使い道はないように思う。

今季これまでのカープの不振というのは、この辺の不出来というのがかなりウェイトを占めているように思うんだよな。

ファームには「使ってみたい」選手が沢山いる!

これまで1軍登録の枠の中で、この助っ人枠ってが「聖域」みてぇになっているよな。使えないのが揃っているにもかかわらず、折角助っ人枠があるからと、ご丁寧にこの狭い枠の中で入れ替えが行われている。今季は新たな助っ人も呼べないわけで、この辺、そろそろこの「聖域」を取っ払ってもいいんじゃねぇかねぇ?と、いうか、この閉塞的なムードの中に若い血を入れた方が活性化するようにも思える。

この9連戦、ファーム首位打者の大盛と羽月が1軍に登録され、それぞれ持ち味を出しているよな。羽月のデビュー戦は羽月で勝ったようなもの。まぁこのムードを大事にしていくような采配をベンチが取れば9連戦の結果も変わっていたかもしれんけど、今一つベンチが「使いこなせていない」。でも彼らが入ることで間違いなく前向きなムードになることは間違いないよな。

大盛、羽月以外にもファームで頑張っている選手は沢山いる。もう、助っ人枠なんてすっ飛ばして、若い選手を積極的に使って活路を見い出していく。そういうのも悪くないんじゃねぇかねぇ?

林や宇草昇格で中堅野手に火をつけろ

将来の中軸を期待されている林。ウエスタンでもいい成績を残しているようだねぇ。そろそろデビューさせてもいいころなんじゃぁないかねぇ?

ウエスタンでは主にファーストをやっているようだねぇ?実は1軍はファーストの人材難。上手いファーストがいないんだよな。松ちゃんも堂林の送球を結構ポロポロやっているしな、それなら若い選手を使ってもいいように思う。

堂林にも火をつける可能性はある。打撃が当初よりも下降しているのが明らかだけど、守備位置で争う選手もパッとしない。なんとなく堂林周辺が「無風状態」になっているよな。そういう意味でも若手投入で危機感を感じてもらうのも堂林にとってはプラスに作用するんじゃねぇかねぇ?

宇草投入で野間あたりを刺激したい。ここの所、出番の減っている野間。主に代走守備要因だよな。この少ない出場のチャンスにもかかわらず、「無難」なプレーに終始しているようにも映る。

本来なら自分が代走に出たら100%走るくらいの鼻息を感じさせてほしいところなんだけど、それも感じられない。現状に甘んじているようにも思う。1軍ベンチというのは居心地のいい場所ではあってはならないよな。

タイプが似ている宇草を入れることでこの辺の選手たちを慌てさせるのもいいだろう。宇草自身もウエスタンでいい成績を収めている。近いうち外野の一角を占めるであろう期待の若手を1軍で見てみたいよな。

投手は2.5軍卒業生に期待

カープは今季から畝コーチを中心とした2.5軍を創設。主に伸び悩んでいる若手投手陣の「虎の穴」的役割を担っている。

その第一期の卒業生、島内が先日の中日戦で5者連続三振と持ち前の速球でその存在感が増してきたよな。コンスタントに150キロ以上を投げ、なおかつ、その真っすぐで「空振り」が取れる。球速もさることながら空振りが取れるということはキレのある証拠だよな。今カープは塹江、フランスワと左投手が勝利の方程式を担っている。ここに右を1枚かませたいんだよな。一岡が下に行くことになったし、島内がその候補1番手に躍り出たといってもいいだろうねぇ。

気になるの「ハート」。今は負けているケースが多いからある意味、打者よりも自分中心で投げている。それがリードの場面となれば「打者」も目に入ってくるし、、「抑えなきゃ」というプレッシャーも襲ってくる。この辺と戦える「ハート」が島内に備わっているか?大きなポイントだろうねぇ。

「ハート」だけ考えたのであれば、ケムナのほうが頼もしいかもしれん。角度のある真っすぐと変化球。見た目は大胆に見えるだけにハッタリが効くかもな(笑)。

若いからしょうがないと言えばしょうがないけど、時折「名前負け」するような投球をする。先日の中日戦でもいい投球を見せながらもいきなりビシエドにストレートの四球出したりね(笑)。これもツーアウトからビシエドにビビって四球、高橋の長打で2,3塁。そしてワイルドピッチで失点とね、こういう「スキ」があるのは確か。この二人が場数を踏んで勝ちパターンに入って来てくれると面白いよな。

そしてファームでは矢崎課長が2.5軍でフォームを修正して奪三振の山を築いているようだねぇ。

1軍デビューはあわやノーヒットノーランか?という快投をみせながらも、その後は制球難に苦しんだ。投げる時に体が1塁方向に傾きすぎるために、本来の力が球に伝わらず、おまけにコントロールがつかない原因になっていた。そこを修正してきていきなりの好投。期待が膨らむよな。もともと馬力のある投手。本来の馬力が球に伝わるとなれば、打つのは難しいだろう。こうした「立ち直り組」の活躍の場を設ける方が無駄な助っ人を使うより有意義なように思う。早く1軍で見てみたいよな。

試合に出ること、勝つことに飢えた選手が今のカープには必要

同志の皆様はどうだろうか?3連覇時代に比べて、我々ファンもどことなく「あ、今日は負ける」とさとってしまうことはないだろうか?

3連覇中はまだまだあきらめない、まだわからないよ、この試合って感じで胸躍った記憶はないだろうか?今、そういう「ときめき」を感じることが少なくなったように思わないかねぇ?なんか倦怠期のカップルや夫婦の話みてぇだけどな、明らかに今季はそういう「ときめき」がない。

カープのメンバーもあの時と大きく変わっていないよな。増えたのは「年齢」だけよ。ファンも選手もな。

なので、お互いなんとなく「着地点」が見えてしまう。この辺はお互い見慣れた間柄だからなんだろうねぇ。

このメンバーならこんな感じ。そんな感じで試合を淡々とこなしているようにも思える。いい意味でも悪い意味でもサプライズや感動がないんだよな。まさに倦怠期よ(笑)。

このムードならシーズン中もこんな感じで終わる。特にクライマックスが今季はないので優勝マジックがついたら、それこそファンも若手の起用に着眼点を切り替えるだろう。それは新しい何かを求めたいという気持ちになるから。

でも、これだけ助っ人が使えないとなれば、早めに切り替えてもいいと思う。どうせ、みんな来季はいないんだろうからな。

順位が決定した時点での若手の起用は「来季を見据えて」という目的が多い。その結果を踏まえて秋季キャンプで鍛えて来季を迎える。そういうパターン。

でも今から若手を起用することで来季ではなく、今季を戦ううえで起爆剤になる可能性はあると思う。もう、この状態ではどうやったって5位だよ(笑)。ここから残り75試合、ファンの期待を膨らませる意味でも若手の積極的活用は面白いと思うよ。ぜひ、そうった入れ替えを積極的にやってほしいよな。

まぁ 佐々岡監督の腰の重さがネックだけどな(笑)

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