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神様になった松ちゃんが勝負を決めた!!全員で勝ち取った3連勝&貯金1!!この勢いで鬼門・関東遠征を勝ち抜けろ!!

愛すべき赤ヘル戦士
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「中日2-3広島」(11日、バンテリンドーム) 広島が延長十一回に及んだ熱戦を制し、同一カード3連勝を飾った。貯金を1とした。

情報源: 広島が中日を3タテ!延長11回に代打松山が勝ち越し適時二塁打 貯金1に

うちの息子は小学3年生。1年生から柔道場に通っているんだけど体も小さく、優しい性格でこれまで公式戦で勝ったことがない。来月公式戦の予定が入っているんだけど、夕食時にママから「早く1勝しないとね!! 」とハッパをかけられていた。息子は自信なさそうに「相手が強いと勝てない」と景気のいい返事は返ってこなかった。アタクシは「自分の得意な形で得意な技をかけることだけを考えなさい。相手は関係ないよ」と。ちなみに息子の得意技は内股なんだそうな。そんなアドバイスを送ったけど、息子は納得いかない顔をしていたよ(笑)。もう少しアタクシも上手に「暗示」をかけられるといいんだけど、難しいよな。

そういう面から考えると新井監督は選手たちに「暗示」をかけるのが上手いのかもしれん。開幕4連敗の時も「まだ始まったばかり」「選手たちの力はこんなものじゃない」とマスコミを通じて「まだ大丈夫」というメッセージを発して暗示をかけていたような気がしている。結果は見事に連勝して一気に借金返済。貯金を3つまで伸ばした。

先週首位と2位のチームに負け越して借金が2となり、苦手な??2週間の遠征に出る前には「僕は気にしていない」とマスコミの意地悪な質問も笑い飛ばしていた。案外、この発言が選手たちの雑念を振り払いゲームに集中できたのかもしれん。敵地での中日との3連戦を見事に3連勝で貯金1とした。新井監督の「暗示」が効いたような気がしている。

アタクシのような昭和世代は練習、練習、練習はウソをつかんとか、気持ちで負けるななんてぇ根性論で育ったけど、最近の若い子といったら怒られるかもしれんけど、今の子たちには案外この「暗示」というのが効果があるような気がしている。ヤクルトの高津監督も「絶対大丈夫」というフレーズで選手たちの気持ちを落ち着かせたように思うし、監督ではないけどWBCで大谷が決勝のアメリカ戦の直前に「今日だけは憧れるのはやめましょう」とフワフワした選手たちの気持ちをやんわりと引き締めたエピーソードなんかを聞くとこうした「フレーズ」による「暗示」で気持ちが落ち着いたり集中できる効果があるのかなぁと思ったりもする。まぁ考えすぎかね(笑)

まぁアタクシ達カープファンもこの遠征に出る前はかなり不安を感じていたけど、見事に3連勝でいいスタートを切れたよな。

「神様」松山が勝ち越しタイムリー!!

実はアタクシは風呂に入っていて見逃したんだけど、延長11回表に代打松山が1死3塁からタイムリーツーベースで勝ち越した。頼りになるよな。よく「代打の神様」なんていうけど、アタクシはあれは阪神の専売特許だと思っているのでカープ的に言えば「神ってる」だろう。代打での打率が.417とくればそりゃ「神」扱いしたくもなるよな。では、今季の松山の代打での好調ぶりはどこから来るのだろうか??

松山は若い時から代打での活躍というのはあったから、もともと高い集中力と勝負強さはあったのだろう。ただ、歴代の首脳陣から松山に求められていたのは「長打」だったような気がする。もちろん松山本人もそれを求められているのがわかっていたから「長打」を追求していただろう。しかし、残念ながら4番に座ることもあったけど、なかなか「一発」というのが出なかった。シーズン14本というのが最高だからな、物足りなさは否めなかったよな。しかしバットコントロールは素晴らしいし、真っすぐにも強い。ヒットゾーンに打つのはもともとうまかった。それと左打者の泣き所であるひざ元への低めの変化球ね、これは松山の大好物。ここを打てるという強みがこの年齢までプレーできている要因だと思う。代打という稼業でここをさらに極められるというかね、ヒットを打つことだけに専念できるというのが松山にとって非常に「働きやすい」職場になっているような気がしているんだよな。

この日のタイムリーもとにかく外野へ飛ばせる球を選んでいたように思う。田島の逆球になった高めのストレートをボールスリーから積極的に打っていったよな。結果はフェンスまで届いたけど、「外野フライでもよし」といった打撃だったように見えた。チーム最年長が2塁ベース上で両手を上げてガッツポーズ。そりゃ盛り上がるよな。

先発投手に白星の願いは今回も届かず…

このゲームの先発は好投をしながらも未だ白星がついていないコルニエルと柳だった。今回も残念ながら白星がつかなかった。まぁ個人的に柳はもう1イニングいってもという感じではあった。確かに100球は超えていたけど、まだ投げられそうだったし、柳を続投させることでチーム内に「柳を何とか勝たせよう」というムードを生むためにもアリだったかなぁとは思ったねぇ。まぁ2点リードを5回に追いつかれてしまった時点で厳しかったよな。コルニエルも6回2失点だから、十分な内容だったと思う。残念だったよな。

ただ、コルニエルは先発転向でよかったよな。勝負所でギアを上げられるところがいい。持ち前の剛速球でピンチを切り抜けられるという「武器」を持っている。リリーフだとどうしても力で押す形になるから、打者も剛速球にタイミングを合わせやすいけど、先発だと普通の真っすぐは150㌔前後。ギアが上がると6,7㌔速くなるからな、普通の真っすぐとは別の「球種」になるよな。これが大きな武器になっているのだろう。さらに変化球もスライダー、ツーシーム、落ちるスプリットとあるからな、こうして変化球を混ぜていくとそう簡単には打てないだろう。もともと先発でその力を見出された投手だしな、早く「1勝」すればもっともっと良くなるような気がするねぇ。次の登板では打線の援護が欲しいよな。

最終回は塹江ワンポイント+松本竜が締める

延長戦となると先攻・後攻でリリーフ投手の使い方が変わってくる。後攻の場合はサヨナラ勝ちがあるから、いいリリーフ投手から使っていくのが鉄則。なので9回に守護神・マルチネスを送った。
カープは先攻だからリードを奪ったその裏で守護神が登板となる。ただ、守護神栗林がいない、10回に矢崎を使ってしまっている。さて、リードを奪った11回裏ね、どんな投手が出てくるか??ブルペンで残っているのは戸根、大道、塹江、松本竜。まぁ素直に松本竜かな??と思ったけどマウンドに上がったのは塹江だった。まぁこの塹江がマウンドに上がって時点で「ワンポイント」だと思ったし、最後は松本竜でという継投策で最終回を乗り切るのが分かったよな。

ただ、塹江というのはこうしたワンポイントの起用で四球出したりというのが悪い癖だし、1軍に定着できない要因でもあったので多少の不安はあったよな。しかしその心配をよそに高橋周を2球で内野ゴロに仕留めお役御免。いい仕事をしてくれたよな。
続く松本竜もここの所一発食らう場面が目立っていたけど、臆せず投げ込んでくれた。売り出し中の福永を内野ゴロ、最後は鵜飼を3球三振に仕留め、見事にゲームを締めてくれた。栗林不在の最終回を見事に継投で切り抜け3連勝をゲット。見事だったよな。

総力戦、みんなで勝ち取った3連勝&貯金1

延長になったから、両軍とも選手を使い切るくらいの総力戦になった。この展開で勝てたのは大きいし、何しろこれでカード3タテ、そしてチームは貯金1となった。ベンチに残っていたのは野手では捕手の二人、曾澤と磯村、投手では大道と戸根だけだったから文字通りの総力戦で勝っての貯金だからな、チーム内は「充実感」が漂っていたことだろう。盛り上がらないはずはないよな。
ゲーム後の新井監督の会見でもそこを非常に強調していた。目指している「全員野球」で勝ったと。この辺にも会見でのコメントを通して選手に語り掛けているようにも見えた。そして「疲れたか?? 」の質問には「全然、私は疲れてないですよ!選手は疲れてますけどね」と一言。この辺にも選手へのメッセージが込められているように感じた。みんな大変だろうけど、俺たちはこうやって勝って行くんだぞ!」と新たな「暗示」をかけたような気もしている(笑)。一時は一気に連敗を重ねてBクラスに転落するかと思いきや、見事な踏ん張りで再び貯金ができた。非常に大きいよな。これも全員で勝っていくことを強調するうえで不調な選手、ミスをした選手に対しても「仲間意識」が芽生えるし、「次はなんとか」という気持ちになる。いいムードになってきたよな。

今日から苦手な関東遠征

長いロードのスタートを3タテという最高の形でスタートできた。接戦をモノにできたし、何よりも投手力の安定ね、先発陣の頑張りが栗林不在の不安を吹き飛ばしてくれている。いずれは栗林不在の影響を感じることになるとは思うけど、誤魔化しながら戦って行くことも大事だからな、今は栗林が完全な形で戻ってくるまでは全員で連敗しないようにといった戦いになるだろう。
そして今日からは東京ドーム、そして横浜と分の悪い関東遠征が始まる。ここも一つのヤマになるだろう。まずは巨人が首位のDeNAに連勝してカープを迎え撃つ形になった。ちょっと手ごわそうだよな。そしてその後は首位のDeNAとの対戦だ。ここでも大きな負け越しは何としてでも避けたいよな。いずれにしてもカードの初戦は取っていきたいよな。
予告先発ではカープは大瀬良が復帰登板となる。これがどう出るか見ものだよな。それと巨人の先発は横川。前回の対戦ではリリーフで出てきてカープ打線を封じ込めた。決して楽な相手ではないよな。打線も坂本が調子を上げているし、東京ドームという舞台だから打ち合いになると巨人に分があるだろう。大瀬良の踏ん張りに期待だよな。まだまだ長いロードだけど、ぜひとも「貯金」というお土産をもって広島に帰ってこれるよう、頑張ってほしいよな。

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