「オープン戦、広島２－１西武」（６日、マツダスタジアム） 広島の野間峻祥外野手（２７）が「８番・左翼」でフル出場し、決勝打となる２点適時打を放って首脳陣にアピールした。左翼のポジションはベテラン・長野や、三塁を基本線としながらも外野での起用もある新外国人のピレラに加え、高橋大も参戦するし烈な争い。開幕スタメン候補として生き残るべく、結果を求めていく。
情報源: 広島・野間 開幕レフト勝ち取るん打ァ～！長野、ピレラ、高橋大に譲らん！
オープン戦6試合消化で5勝1敗で首位。オープン戦とは言え「勝つ」ということはいいこと。チームの仕上がり具合は順調のようだねぇ。
故障者が何人かいる。ローテ候補の野村祐輔、中継ぎ左腕の中村恭と投手陣にとって重要なピースを欠いているよな。欲を言えば、この二人が休んでいる間に若い選手が出てくれるといいんだけど、まぁ贅沢な悩みかもしれんな。
6試合だけだけど、各部門の成績まで掘り下げてみると、やはり今の位置にいるのは打撃陣の力によるものが大きいだろうねぇ。
チーム打率は.318で唯一の3割越え。それもダントツ。得点も41得点でダントツ。2位は楽天で35、3位が巨人で34だけど、試合数は9試合で3つもカープより多い。
本塁打数は6本と真ん中位。ということは四球を選びながらも打線のつながりという得点の仕方が中心ということだろうねぇ。
投手陣は防御率しか数字を拾えていないんでなんとも言えんけど、3.23。可もなく不可もなくといったところだろうかねぇ。
ただ気になるのは四球の多さ。この辺をシーズン入ってからも引っ張っちまうと厄介だよな。横山投手コーチがどうやって改善に持っていくのか?注目したいところだよな。
一つ気になるのが「盗塁の少なさ」。これまで2個のみ。巨人やDeNAも1個か2個。まぁこのチームはそういった足を使うことをそれほど重要視していないので数字も納得はできる。
でも、「赤ヘル野球」「広島野球」という伝統であるカープが年々盗塁数が減ってきているのが気になるし、物足りないと感じる同志も多いだろう。
個人的には伝統の機動力野球にこだわる必要はないと思うし、そのしがらみで過去苦しんできたのも見ているので別にいいかなとは思う。
ただ、気になるのは「盗塁の出来る選手」が少なくなってきた。そんな気がするんだよな。
それを逆手に取れば、足をアピールする、盗塁ができることをアピールすれば、それはそれで開幕1軍の近道にはならんか?アタクシはそう思うんだよな。
と、なると熾烈なレフトのポジションを争う長野、高橋大、野間、ルーキーの宇草、そしてピレラ、正髄は2軍に行ったけどしっかりアピールしているし、ちっとも腐っていない。チャンスが十分にある。
松ちゃんの復帰で堂林もレフトを狙うだろう。この熾烈なポジション争いで抜けるにはただ「打つ」だけでは決着つかねぇような気がするんだよな。
このメンバーの中で「足」だけを考えれば野間と宇草。両方とも左打者だよな。開幕スタメンは中日の先発が大野雄だろうから先発は右打者。現時点では長野か高橋大が一番近いだろう。外野枠は恐らく4。多くて5だろう。誠也、龍馬は決まり、長野も決まりとすればあとは枠は1か2で残る右打者は高橋広とピレラの争いプラス左の外野手だろう。
野間と宇草は同タイプの選手といってよいだろうねぇ。ただ、守備に関しては野間がリードしているけど、宇草の若さも魅力。正直、どっちでもいいようにも思う（笑）。
ならばこの二人には「盗塁」でアピールしてほしい。野間は昨日の試合で盗塁を試みたけど失敗。宇草も盗塁に関してのアピールは少ないよな。残り試合でアピールできれば、グッと開幕1軍を引き寄せる。そんな気がするんだけどな。
野間も入団して6年目。カープのドラフト補強カレンダーで左の外野手も一回りして昨季のドラフトで宇草を指名した。
その素質を認められながらも、なかなかレギュラーに定着しない野間にとって、宇草の存在というのは非常に大きいだろうねぇ。
外野手は打たなきゃ使ってもらえないってのは理解できる。バットを寝かせてのフォーム修正も手ごたえをつかんでいるようだねぇ。
でも、他の選手にはない「足」という武器を持っているんだから、そこでのアピールもしっかりしてほしいよな。
世の中何でも力が同じなら「若い方」に目が行きがち。宇草を引き離すうえでは、誰もやっていないことをアピールするのも大事だろうねぇ。
野間も大卒で入団して、レギュラーを掴んでもいい年齢になってきた。勝負のシーズンだよな。頑張ってほしいもんだよな。
でも、アタクシは宇草に目が行ってしまう（笑）。
だって、
誕生日がアタクシと同じだからね（笑）
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