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九里が、ターリーが「四球」から崩れて逆転負け…龍馬復帰も故障者・アクシデント続出で新井カープ正念場の3.5差

2022年シーズン
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「東京ヤクルトスワローズ5-4広島東洋カープ」(8日、神宮球場) 広島が逆転負けで2連敗を喫した。

情報源: 広島が2連敗 西川が復帰即4番で適時打も投手陣踏ん張れず

昨日は午後から自宅の駐車場で子供たちの友達を呼んでバーベキューを楽しんだ。我が家は西日が直接当たってね、その時間帯から火おこししたんで本当に汗だくでかなり体力を消耗した。今朝も起きるのがちょっと辛かったよ。歳かね?

鬼門関係なく負ける野球をやってしまった

バーベキューでゲームは見られないかなぁと思ったけど、夕方から涼をとるために何度か家に入ってクールダウンしている間に結構ゲームは見られた。19時を過ぎると子供たちは勝手に遊んで風呂まで入って帰っていったので後半はガッツリ見ることができた。ただ、この日のカープは「負ける野球」をやっていたように思うねぇ。
序盤は幸先よくヤクルト先発の石川を攻めて初回に2点、3回にも一発で追加点を取った。今季、神宮は苦手な球場の一つだけど、鬼門突破の期待が高まった。しかし九里が打たれてゲームをひっくり返された。一時同点に追いつくもターリーが勝ち越された。やはり鬼門??という声も聞こえてきそうだけど、アタクシは負けるべくして負けたと言っていいと思うねぇ。

九里コントロールに苦しみ一か月以上勝てず

まずは先発の九里。3点リードの2回裏に突如乱れたといった感じだったよな。きっかけは先頭打者のサンタナへの四球だった。ここから九里の変化球がなかなか決まらなくなったよな。コントロールに苦しみ内山に粘られた挙句に長打を食らった。長岡に犠牲フライで1点取られたけど、ここで止めておけばこのゲームは十分勝機があっただろう。しかし続く中村にもコントロールに苦しみ四球。石川が送って塩見が2点タイムリー。塩見のヒットは明らかに九里が1ボールから置きにいったシュートを狙い打たれた感じだったよな。オールスター後から九里は火曜日の先発、6連戦の頭を任されているわけだけど、7月は未勝利、8月に入ってもコントロールに苦しむ投球が続いているよな。
3回には村上に一発食らい、サンタナに四球を与えた。この辺から九里の顔つきが変わってきたよな。自分自身への腹立たしさが感じ取れた。4回以降は立ち直った。一人の打者に対して非常に少ない球数で仕留めるようなってきた。これが九里本来の投球なのだろう。これをきっかけに立ち直ってくれればいいけどな。なんせ6連戦の頭を取れないとなかなか阪神追撃とはいかないだろう。九里の投球も優勝のカギを握りそうだよな。

ターリーも「四球」で勝ち越しを許す

攻撃の方は後で書くけど7回に同点に追いつきカープは勝ちパを繰り出すことになった。その1番手のターリーが勝ち越しを許してしまった。きっかけは先頭打者へのストレートの四球。宮本が送って山田がきっちりタイムリー。この辺の攻撃はさすがセ・リーグ連覇のチームだよな。四球というのは投手が作り出した「ほころび」みたいなものだけど、これがきっかけで大きな穴になったりする。もちろん九里もターリーもそこは十分理解した上で投げているんだけどな、やはり先頭を出すとこうした形で破けてしまう確率も高くなるよな。ただ、九里やターリーを弁護するわけではないけど、この日の球審のストライクゾーンは結構狭かったように感じたことを付け加えておこう。

龍馬復帰して即タイムリー!頼れる男が帰ってきた!!

この遠征から故障離脱していた龍馬が1軍復帰。即、4番レフトでスタメン出場。その第1打席で非常に「龍馬らしい」タイムリーヒット。ベンチも盛り上がったよな。
秋山の長打で1点先制。1死ランナー2塁の場面で石川のシンカーをあえて「引っ掛けて」ライト線へ持って行った。このあえて「引っ掛ける」打撃ね、龍馬ならではといった感じだよな。普通「引っ掛ける」というと外角に逃げる変化球を打者がタイミングがずれてバットのヘッドで引っ掛けて打つようなイメージ。ゲッツーを狙いたいバッテリーが「引っ掛けさせる」イメージで配球してくるんで引っ掛けた打球というのはゴロになりやすい。そして大体右打者ならショートの正面、左打者なセカンドゴロになりやすいのでゲッツーを狙える。
龍馬が打った球も外側の落ちるシンカー。普通の左打者ならこの球に手を出してもセカンドゴロだろう。しかし龍馬はこの球に対してあえて「引っ掛けた」ように見えた。そしてその引っ掛けた打球はゴロではなくライト線にライナーを飛ばした。こういった打撃ができるのが龍馬なんだよな。復帰して即、そのバットコントロールの良さを見せてくれた。故障した箇所は再発しやすいと聞く。何とかシーズン終了までは離脱せずケアをして4番に座っていてほしいよな。

ノーヒットで一時は同点!!「広島」らしい攻撃

ゲームは序盤の点の取り合いから一転中盤以降は両チームの投手が踏ん張り膠着状態。こうなると先に点を取った方に流れが行く展開になってきた。先にゲームを動かしたのはカープの方だった。
7回、ヤクルトの投手は木澤。この投手がマウンドに上がった時に「あるかな??」と期待した。そう、それは「四球」。そして期待通りに木澤は先頭の坂倉に対してストレートの四球出してくれた。ここもやはり先頭打者の四球だよな。堂林が送って、九里の代打に松山だ。ここでヤクルトベンチは左の山本大貴にスイッチ。松山も非常に打ちづらそうだったけど、何とが外に逃げる球をレフト線に運んだ。ヒットか!?と思われたけど、レフトの内山がレフト線前寄りを固めていた。それでも打球は落ちるかな?といった感じだったけど、果敢なダイビングキャッチで好捕。この選手は捕手なんだけど、攻めの守備でいいプレーをするよな。続く菊池は粘って四球を選ぶ。このイニング、小園に回れば何か起きそうだとは思っていただけに、期待が高まったよな。小園の打球はバットの先にあたりショートゴロ。しかし打球が変則回転して長岡が予想していた方向とは逆の方向に転がり捕球態勢が崩れた。小園は必死に1塁へ走る。長岡必死の送球も1塁はセーフ。ワイルドピッチで3塁に進塁していた坂倉がホームを踏んだ。この1点はノーヒットでもぎ取った。四球、暴投と相手にミスを突いて見事な同点劇だったよな。いかにも「広島」らしい、イヤらしい点の取り方だったよな。

首位阪神はロード4連勝!!鬼門克服も優勝へのカギか!?

今季カープはこの神宮球場では分が悪い。この日も3点リードを守れず敗れた。鬼門と言われるけど、やはりやっちゃいかんことをやったら負ける。先頭打者への四球ね、これが点につながってしまった。こうなると野手陣にも焦りが出てきてヤクルト先発石川を5回まで引っ張られた。2回にはすでに石川を交代という選択肢がヤクルトベンチにもあっただろう。しかし直前の中村に九里が四球を与えたことで石川はそのまま打席に入って送りバントを決めた。中村の四球が無ければ、石川の続投はなかったと考えるとやはり四球というのはゲームの流れを大きく左右する厄介なものということだよな。ポイントでそういった四球がでるということはやはり負けるべくして負けているということだろう。鬼門のせいにはしてほしくないよな。
鬼門といえば首位・阪神は夏の甲子園の影響でロードに出る。毎年ここで調子を落とすというのが通例で、まさに阪神にとってはこの時期が一番しんどいだろう。しかし最初のカードのDeNA戦はハマスタでの13連敗を止めて3連勝。続く巨人にも勝ってロード4連勝。苦手を克服するのも優勝の条件と考えるのであれば、阪神とカープは非常に対照的だよな。これでゲーム差も広がり3.5差になった。

新井監督が目論む「勝負は8月中旬」からの戦い方は??

今日は8月9日。10連勝時に新井監督が言っていた「勝負は8月中旬から」がそろそろやってくる。いい形で8月中旬を迎えるには今週対戦するヤクルト、中日の下位チームにしっかり勝って行きたいところだよな。今週から龍馬が復帰して臨戦態勢が整った…かに見えたけど、故障者も出ている。1軍昇格を今か今かとファンは首を長くして待っていたマクブルームが右足の肉離れで全治4週間。リハビリなどの調整を考えると出られてポストシーズンといった感じになってきた。野間も首を痛めてこの日はベンチ外。中崎も登板中に打球が右手に当たって負傷交代。ちょっとイヤな感じになってきたよな。新井監督も頭の痛いところだろう。
それでもカープファンの多くは新井監督なら何とかしてくれそうな期待を持っている。「新井マジック」だよな。まぁそれがどんな形になるかは想像できないけどマクブルームが期待できないのであれば、若手にはチャンス。今季のカープの好調の原因はやはりベテラン勢の復活が大きい。だからこそ、若手には奮起して欲しいなぁというのはあるし、新井監督も積極的な起用をしてほしいよな。あとは最近勝てていない九里や大瀬良がこのヤマでどれだけ勝てるか??ポイントになるだろうねぇ。、まずは目先のこのヤクルトのカードは何としてでも勝ち越しで抜けたいよな。取りこぼしは絶対にダメだからな。今晩のゲームはアタクシも神宮に参戦予定。いいゲームが観られることを期待したいねぇ。雨っぽいけど(笑)

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