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大瀬良今季最高の投球で連敗ストップ!!それでも打線は11安打で3点…やはり長打が欲しいよな

強いカープがみたい!
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 「中日1-3広島」(19日、バンテリンドーム) 先発した広島の大瀬良大地投手が7回5安打無失点と好投し、チームの連敗を4で止めた。大野雄とのエース対決を制した右腕は「緩急も使えたし、全体的に良かったかな」と表情を緩めた。

情報源: 広島・大瀬良 投打で連敗ストップに貢献「後半戦は僕を中心に勝っていけるように」

連敗中の重苦しいムードの中、エース大瀬良が中5日の登板で文字通りエースの投球。点が入らない重苦しい打線の中で、相手のエース大野雄から野間がタイムリー。久々の得点を投手陣が守り切って連敗ストップ。まずは一安心だよな。

大瀬良、体調万全で後半戦連勝!!

恐らく昨日の大瀬良は今季一番の内容だったと思う。7回を投げ切ってくれたけど、球数もいい具合にまとめたしね、「さすがエース」と言っていい内容だったよな。
昨日はバンテリンドームの中継では珍しく達川さんが解説していた。やはりカープの投手をよーく見ているだけあって、大瀬良の状態の見極めをしっかり解説してくれていた。下半身をしっかり使った投球だった。やはり開幕してからふくらはぎを痛めて下半身を使えていなかったようだねぇ。大瀬良にとって五輪休みは大きくプラスに作用した。下半身の心配がなくなったからだろうねぇ。
下半身がしっかりしていれば、上半身に力を入れなくてもいい。この日の大瀬良はリリースの瞬間まで体の力が抜けていて、リリースの瞬間だけに力を集中させて投げることができた。これ、下半身に不安があるとそれを補うべく上半身にも力が入る。腕をより一層振ろうとか、上半身の力で下半身の弱さをカバーしようと体が勝手に反応しちまうんだよな。
世間話の中で、左の足が痛いと右の足がそれをかばって負担がかかり、そっちもおかしくなるなんてぇのはよく聞くよな。それと同じでこれまでの大瀬良の投球のメカニズムもそういった上半身と下半身のバランスが上手くいってなかった。ここにきて体調が万全でまさに「エース」の投球だったよな。

先発投手は中6日が本当にいいのか??人それぞれ違うんじゃないの??

カープは今、「6番目の先発」がいない状態。エキシビジョンマッチで高橋昂、床田、スコットと色々試してみてはみたけど、パッとしない。そんなこんなで後半戦がスタートして昨日がその「6試合目」。マウンドに上がったのは中5日のエース大瀬良。SNSやコメント欄には批判の声が大きかったように思うけど、アタクシは先発がいないなら中5日でエースが投げて当然だという考えなんでね、それほど大きな問題ではないと思っているし、大瀬良がそれを証明してくれたように思うねぇ。
確かに先発が6枚揃えば安心材料ではある。でも先発が6人いても責任を果たせなければ、中継ぎに負担がかかる。それなら6枚無理くりそろえなくても質のいい先発が5人いれば、アタクシは中5日で回してもいいと思う。ただ、ロングリリーフの出来る投手を準備しておくことは必須条件だけどな。
中5日で回すと当然「谷間」が出てくる。でも考えてみれば仮に先発が6枚いたとしても5番手、6番手はどうしても質が落ちる。早い回で降板する投手も多いだろう。そう考えれば、先発を6枚無理くりそろえるよりも谷間のゲームに若手を投げさせたり、オープナーやショートスターターで乗り切るとかね、工夫すれば問題ないように思うねぇ。それよりも何より先発投手が中6日じゃなきゃ無理というのがどんだけいるかってのもある。今の日本のプロ野球の「中6日」が主流になったのはもちろん投手の肩は消耗品という考えがあってのことだと思うけど、6連戦が主流だからな、先発が6人いる方がベンチは楽ってのが本音のような気がしている。誰を先発にするか??考えなくていいんだからねぇ(笑)その枠に投手がはめ込まれて必然的に中6日が主流になった。といった方がいいかもしれんねぇ。
数年前に阪神にメッセンジャーという投手がいたよな。馬力があって負けん気が強くてね、彼は基本メジャーと同じ「中4日」を志願していたという。その方が調子を維持しやすかったんだろうねぇ。そういう投手もいるってことだよな。
それに中6日空けたって故障する投手は故障するしな、調子のいい投手なら「中6日」ってのは空きすぎる。早く投げたいとウズウズするってのもいるだろう。選手の状態や調子、そして個々の調整方法なんかをくみ取りながらローテを組むのは大変だろうけどな、アタクシは選手が最大限のパフォーマンスを発揮するためにはベンチはそこまでやる必要はあると思っている。まぁ言うだけなら簡単だけどな(笑)今日の先発が九里のようだけどこちらも中5日になる。ずっと中5日で回すのかは不明だけど、連敗が続いていたし、ストップさせるために大瀬良の中5日は決して間違えていないと思う。チーム状態が上向けば、どこかで6番目の先発を差し込んでもとに戻すだろう。この辺はベンチが臨機応変に動いてくれたと評価しているし、現に連敗を止められたわけだから、批判には値しないと思うけどねぇ。まぁ負けてたらズタボロに言われるけどな(笑)。そこは大瀬良の頑張りを素直に褒めたたえよう。

野間が35イニングぶりのタイムリー!!お膳立ては大瀬良の粘りの打撃

さて、連敗が止まったということは「点が入った」ということだよな(笑)。野間がタイムリーヒットを打った。3塁ベンチに向かってガッツポーズ。でもその表情には「よかった~」という安どの表情。ようやく山が動いた。そんな感じだよな。大瀬良、大野雄の両エースの投げ合い。そうは点は取れない。そんな中でカープ打線はゲーム中盤くらいから大野雄の球をとらえ始めてきたように思ったけどな、中日守備陣の好プレーに阻まれてきた。ただ、その打撃は着実に大野雄のスタミナを奪っていたように思う。そして5回に来たチャンスを野間がようやくモノにした。よかったよな。
この得点のお膳立てというかね、野間のタイムリーを生んだのは間違いなく9番の「打者・大瀬良」の打撃だったように思う。振り返ってみよう。打順は6番からの下位打線。先頭の坂倉が倒れた後、林がヒットで出塁。菊池の内野ゴロでランナーが入れ替わって2死1塁で大瀬良。まぁ普通に考えれば、大瀬良で終わって次の回は1番から。どちらかと言えばこの回よりの次の6回に期待といった感じだよな。
ところが大瀬良が粘った。絶対に自分が繋ぐという強い気持ちを持って打席に立っていたように思う。大野の球に食らいつきライト線へのヒットを打った。打撃が本業ではない大瀬良がこれだけ食らいつく打撃を見せたのなら本業は黙っているわけにはいかないよな。この辺、アタクシは不振続きの打線に大瀬良が喝を入れたようにも見えた。エースが投球だけでなく、打撃でもチームを救った。そんなゲームだったよな。

この大瀬良の打席には伏線があったように思う。3回裏の大野雄の打席ね、大瀬良は早々に追い込みながらも大野雄がそこから粘ってフルカウントまで持って行った。8球粘られたものの三振に仕留めたけど、この辺の大野雄の打席での気合と言うかねぇ?気持ちの入った打席を見せつけられた。マウンドだけではなくお互い打者としてもこのエース対決に意地のぶつかり合いが見られたように思う。両投手ともよく頑張ったよな。

坂倉、小園にあたりが戻ってきた

さて前日は松葉の前の1安打の打線だったけど、この日は積極的にバットを出してきた。特に不振だった坂倉や小園にあたりが戻ってきた。そんな印象だよな。
小園は持ち前の積極性を活かして3安打。坂倉も松ちゃんがホームで憤死したけど、いい具合に長打が出た。少し下からバットが出ていたのを修正していたように思う。この調子を維持してほしいよな。

11安打で3点はまだまだ寂しい限り…ポイントはやはり誠也

チームは確かに11安打したけど、得点は3点。ヒット数と得点のバランスがまだまだ悪いよな。まぁこの辺、野球ってのは上手くできていて、主軸が打たんとなかなか点にならん。4番誠也がこの日はノーヒット2三振。打撃をみるとちょっと不調の波に入ってきているかなぁと感じるねぇ。
ひと頃の悪さがまた顔を出してきたように思う。カウントを取りに来る甘めのストライクにバットが出ない。どうも大事に、自分の打撃で結果を出したいという気持ちの強さがかえって消極さを生んでいるように思う。バットがでないから、簡単に追い込まれる。この追い込まれ方がよくないよな。振ってファールでストライクカウントをとられるのと甘い球を見逃してストライクを取られるのとでは気持ちの面で大きく違う。振ってカウントを取ると相手投手は慎重になってくる。いいコースを突かないとやられる。そんな心境からコントロールミスを犯し甘い球も来るんだろうけど、振らないで追い込まれると打者は非常に不利になる。投手の方は誘い球やボール球で打ち取れる可能性が高くなるからな、余裕をもってボール球を投げられる。またそれに誠也が引っかかってしまう。そんな流れになってきているよな。

確かに3試合連続完封負けの責任を感じているのだろう。守備でも打撃不振を振り払うかのような思い切ったプレーを披露してくれた。そうよ、打てなくても守備で十分大瀬良を助けた。打つだけじゃなく守備や持ち前の明るさや野球小僧的キャラで十分貢献できる。もっともっと打席を楽しめばいい。誠也に今足りないのはその「遊び」の部分なような気がするねぇ。その力、実績で十分相手はビビってくれているのよ。だからもっと楽な気持ちでね、打席に立ってくれれば結果がついてくるように思うねぇ。誠也が打てばチームはいい方向に向かう。良くも悪くもこのチームは「誠也のチーム」なんだからな。

さて、これでようやく連敗は止まった。今日から地元に戻って3位ヤクルトを迎え打つことになる。このヤクルト打線は中日打線のようにはいかないだろう。主砲の村上が絶好調だし、山田も安定している。青木もこの休みで息を吹き返してきた。恐らく打ち合いになったら分が悪いだろうねぇ。今日の先発は九里だよな。こちらも中5日での登板。大瀬良にはこの中5日が吉とでた。さて九里はどうなるかな??

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コメント

  1. MAX より:

    正直「誠也のチーム」みたいなのは嫌いです。
    日ハムが良くも悪くも中田翔のチームでしたけど、結局あのざまでトレード放出。(個人的には中田を出しておしまいみたいなトレードをしたことには疑問がありますが。)
    三連覇の頃は日替わりヒーローみたいな選手もいましたし、その頃みたいに誰もが活躍できる雰囲気が欲しいですね。
    正直内野が聖域になっているので田中は意地でも二軍に落ちないならもうチームからいなくなってくれた方が将来のためだと思いますし、誠也の好不調でチームがジェットコースター化するなら誠也でさえも正直どうなんだろう?って思います。

    後、中5日を強要するのはどうかと思います。
    野村が二軍から上がってきてどこかで登板するみたいですけど、正直野村は2回から投げてもらって薮田あたりにオープナーしてもらった方がマシです。
    監督は先発も抑えもしたことあるのにオープナーのこと頭にないのかな?と疑問しかありません。
    6人揃えれないならオープナーするのはMLBだと今や金満球団ですら故障者出て5人のローテを揃えれない時などにやってますし。

    • MAXさま
      アタクシはさかんに今のカープのことを「誠也のチーム」と書いていますが決して好意的な意味ではありません。
      これまで戦力補強を怠り、MAXさまのおっしゃる通り力の落ちた選手をいつまでも1軍に置いておいたりすれば、自ずと頼れる選手が少なくなります。
      今、いろんな意味で頼れるのが誠也しかいないんですよ。誠也もそれを十分にわかっているからプレッシャーを感じているんだと思います。おっしゃる様に誠也のチームではカープはいかんのです。

      中5日を「強要」しているとおっしゃっていますが、何かそれを匂わせる記事か何かあったのでしょうか??

      中5日に反対の方は結構いらっしゃるんですけど、残りシーズンずっと中5日で行くとは思えませんし、応急処置ではないでしょうか??それに先発が苦しいのであればエースが中5日でも4日でも行くのは当然でしょう。それだけのサラリーをもらっているはずですから。。MAXさんのおっしゃる様にオープナーにしても佐々岡監督はリリーフの登板過多を防ぐために3連投を禁止しているくらいですし、ブルペンが弱いとオープナーにはゲーム終盤に怖さがあるんじゃないでしょうか??あとはオープナーは日本ではなじみが浅いですよね。恐らく佐々岡監督の頭の中にはオープナーのオの字もないと思います(笑)
      まぁいずれにしても今の佐々岡監督の頭の中ではこの先発投手の駒不足は中5日で回すということでしょう。それが吉と出るか凶とでるかは見守りたいと思います。
      コメント ありがとうございました

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